シビルドン

登録日:2010/11/07(日) 01:34:08
更新日:2024/03/24 Sun 12:30:17
所要時間:約 8 分で読めます


タグ一覧
602 603 604 BW UMA おはよウナギ かみなりのいし しびる丼 しびビール しび白砂 ←食いもんばっかだな でんき ふゆう めざパ判定が面倒 ウナギ カミツレ ギギネブラ クダリ ゲーチス シビシラス シビビール シビルドン シラスウナギ シロナ トンデモ進化 フルフル ポケモン ポケモン最終進化形 ポケモン解説項目 マイナー ミモザ ヴォルティール・ビブリーオ 何故か「ふていけい」 初心者ホイホイ 剣盾リストラ組 器用貧乏 弱点なし ←かたやぶり 浮遊 特性「ふゆう」←どう見ても浮いていない 第五世代 育てるのは地味に大変 色々届きそうで届かない 電気ウナギ 電気タイプの割に技は豊富 電気魚



シビルドンとはポケットモンスターシリーズにブラック・ホワイトから登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.604
分類:でんきうおポケモン
英語名:Eelektross
高さ:2.1m
重さ:80.5kg
タマゴグループ:不定形
性別比率:♂50♀50

タイプ:でんき
特性:ふゆう(じめんタイプの技と「まきびし」「どくびし」「ねばねばネット」「特性:ありじごく」「各種フィールド」が無効)

HP:85
攻撃:115
防御:80
特攻:105
特防:80
素早さ:50
合計:515

努力値:攻撃+3

シビシラスがレベル39でシビビールに進化
シビビールに「かみなりのいし」を使うとシビルドンに進化する。

弱点:なし(特性の効果)
半減:でんき/ひこう/はがね
無効:じめん(特性の効果)


■概要


ヒレが腕のようになったデンキウナギの怪獣のようなポケモン。
とても食欲旺盛なポケモンで、その発達した腕を使って突如海から這い上がり、地上の獲物をその電気を浴びた牙で仕止めて捕食する。


ちなみに第一形態のシビシラスのモチーフはウナギの幼態である「レプトケファルス」なのだが、実は現実世界ではデンキウナギと普通のウナギは全くの別種である。
そういう意味では結構なトンデモ進化だが、魚がタコになったりするポケモンの世界ではあまり深く考えないほうがいいのかもしれない。


また見た目しっかりしたウナギの形状を持っているにもかかわらず、こいつのグループはあのベトベトンマタドガスと同じ「ふていけい」である。
もちろんサーナイトと卵も作れる

・・・なんなんだろうコイツ・・・


高さは2.1mと、2.2mのカイリューとは10cm差。
ただしシビルドンの計測個所は全長のようなのでそこまで大きくはない。
具体的にはアーボより少し長いくらい。


ちなみに、『XY』から3D化したのに伴い、グラフィックが刷新されたのだが……


まさかの鯉のぼり化

『BW』ではポーズが良かったのか、どっしりとした怪獣を思わせる感じだったのが、ここに来て遊泳しているかのようなポーズと動きに変更。
あとやたらちっちゃい。とても2mあるようには見えない。
「ふゆう」しているのは分かりやすくなったものの、旧作からイメージがだいぶ変わっているので多くの旧作プレーヤーが驚いた。
浮いているのはスカイバトルの導入に合わせた結果でもあると考えられる。
残念ながら第9世代においても戦闘中は相変わらず鯉のぼりであった*1

■ゲームでのシビルドン


進化前のシビシラスは「電気石の洞穴」にて超低確率で出現するレアポケ。

前作までのコイキング的な存在なのか、シビシラスの状態では異常に能力が低く技マシンも使えないと戦力としては絶望的。
とはいえ初期技自体は「はねる」オンリーでなく(てかはねる覚えない)最低限は戦えるようにはなってるので、
寧ろ使い勝手はクルミルフシデよりもよほどイモ虫してるだろう。

シビビールに進化出来ればそれも一気に改善されるが、進化レベルは39となかなか高め…
しかも最終形態のシビルドンに進化するには貴重品である「かみなりのいし」を使用しないといけない等、
とにかく手間がかかるためストーリーでは結構使いづらい。
『BW2』ではシビビールが「海辺の洞穴」に出現するようになった。

意外なことに初代以来となる「かみなりのいし」で進化するポケモンである。


トレーナーではプラズマ団7賢人の一人であり、ラスボスゲーチスが使用する。
強いには強いが三つ首竜サザンドラの影に隠れがちなのかあまり目立たない。

また『BW』クリア後に戦えるシロナの新たなる手持ちでもある。
ポジション的に多分「ぽわぉぐちょ」ことトリトドンの後釜。
シロナ様はヌメヌメが好きなのだろうか?


■対戦でのシビルドン


でんきタイプには珍しく鈍足で攻撃特攻に優れる二刀流の能力を持つ。

また最大の特徴としてでんきタイプと特性「ふゆう」の組み合わせによりなんとコイツには弱点が無い
どう見ても浮いてるように見えないがコイツ「ふゆう」なのだ・・・
多分初見で特性を見抜けた人はいないだろう。
(前述の通り『XY』以降はわかりやすくなったが)。


またでんきタイプの癖にコイツ、異様に器用。
メインウェポンの「10まんボルト」「ワイルドボルト」に始まり、

ウナギの癖に「かえんほうしゃ」で火を吹き、

アクロバット」で華麗に宙を舞い、


とぐろをまく」わ、「でんじは」をばら撒くわ、

両手で器用に「かわらわり」や「くさむすび」を披露するわ、持ち物を「はたきおとす」わ、

他にも「ドラゴンクロー」「ばかぢから」「アクアテール
いわなだれ」「いかりのまえば」「ギガドレイン」「アシッドボム」等々・・・



本当になんなんだコイツ


とにかく技が豊富で二刀流向けの能力も合わせて攻撃範囲はとても広い。
なにかとめざパ頼りのでんきタイプでは異例である。
単純な安定感ではでんきタイプトップクラス。

かつてのミカルゲヤミラミに次ぐ弱点無しポケモン。
もっとも、彼らの場合は後に唯一弱点を突けるフェアリータイプが登場してしまったが。
彼らの例に漏れずやっぱり初心者に異様なまでに評価されるポケモン。

しかし弱点こそ無いものの耐久面の数値そのものは並程度。
かつ半減も少ないためその耐久力に過信は禁物であり、HP振り程度なら強力な等倍技で普通に押しきられる事も。
素早さの低さも手伝って等倍での殴り合いは不得手である。
また弱点なしといっても「かたやぶり」や「じゅうりょく」下では普通にじめん技に弱くなるのも注意。

また対ドラゴン用に「ドラゴンクロー」こそあるものの威力不足なため、
めざめるパワー()」が欲しくなるが前述の通り第一形態のシビシラスには技マシンが一切使えず、
進化レベルも高いため判定人が調べてくれずめざパの判定もかなり困難。
めざパのタイプ判定にはいちいち手動で調べる手間を強いられる。

また「かえんほうしゃ」はあっても「だいもんじ」は覚えなかったり、
これだけ技が豊富にもかかわらず「じしん」や「ストーンエッジ」を習得してくれなかったりと地味に痒い所に手が届かない。


これらの欠点のためか、過去のミカルゲやヤミラミ同様初心者ホイホイと言われる存在である。
上記2匹に比べても変化技ありきではなく、攻撃範囲も広いという意味ではより初心者向けだが。
それでもやはり欠点は多いので運用の際はそれらをしっかり理解して扱いたい。


■シビビール


全国図鑑No.603
分類:でんきうおポケモン
英語名:Eelektrik
高さ:1.2m
重さ:22.0kg

  • 種族値
HP:65
攻撃:85
防御:70
特攻:75
特防:70
素早さ:40
合計:405

努力値:攻撃+2


シビシラスがレベル39で進化。


ヤツメウナギの姿をしたポケモン。目の後ろに並ぶ黄色い丸が発電器官。
食欲旺盛。獲物に体を巻きつけながら発電器を押し当て、電気で痺れさせてから丸齧りする。

進化前としては耐久力が高く「しんかのきせき」と相性が良いが、実は特化しても「オボンのみ」持ちシビルドンとほぼ変わらない耐久力。
鈍足故に麻痺させた相手にも後攻「ボルトチェンジ」を決めやすい点や「ねむる」+「ねごと」搭載による回復等で差別化を図りたい所か。
「いかりのまえば」による削りや「はたきおとす」「でんじは」「アシッドボム」による妨害、ダブルなら「いえき」で味方の補助も可能。

■シビシラス


全国図鑑No.602
分類:でんきうおポケモン
英語名:Tynamo
高さ:0.2m
重さ:0.3kg

■アニメでのシビルドン一族


シビシラスはカミツレサトシとのジム戦の切り札として使った。
しかし覚えている技ェ…かなりグダグダなジム戦が展開されたのだった。

…悪いのはシビシラスでもましてやカミツレでもない、うん。


シビビールはやられ役でワンカットに映っただけ。まともな出番さえもらえないまま再登場もしてないので、ある意味ポリゴン以上の不遇。


シビルドンはサブウェイマスター・クダリの手持ちとして登場。
トロッコのスピードアップのためにずっと「ほうでん」を繰り出し続けたり、サトシたちとのタッグバトルでは止めの一撃を放つなど、地味に頑張っていた。
鳴き声は「ズボボボ」「ズボー」。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • ポケモン解説項目
  • ポケモン最終進化形
  • 第五世代
  • BW
  • でんき
  • 電気魚
  • 電気ウナギ
  • ウナギ
  • ギギネブラ
  • しびる丼
  • しびビール
  • しび白砂 ←食いもんばっかだな
  • 弱点なし ←かたやぶり
  • 浮遊
  • 特性「ふゆう」←どう見ても浮いていない
  • 育てるのは地味に大変
  • UMA
  • フルフル
  • 色々届きそうで届かない
  • めざパ判定が面倒
  • 何故か「ふていけい」
  • ヴォルティール・ビブリーオ
  • おはよウナギ
  • 電気タイプの割に技は豊富
  • トンデモ進化
  • 初心者ホイホイ
  • 器用貧乏
  • マイナー
  • ふゆう
  • かみなりのいし
  • シビシラス
  • シビビール
  • シビルドン
  • カミツレ
  • ゲーチス
  • シロナ
  • クダリ
  • 剣盾リストラ組
  • ミモザ
  • シラスウナギ
  • 604
  • 603
  • 602

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月24日 12:30

*1 一応、サイズに関しては指摘があったのか2.1mらしいサイズには巨大化している