スーパーマン(人物)

登録日:2011/01/02 Sun 09:45:10
更新日:2024/01/29 Mon 20:57:51
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「空を見ろ!」


「鳥だ!」


「飛行機だ!」


「いや、スーパーマンだ!!」



スーパーマン

『スーパーマン(Superman)』はDCコミックスのキャラクターで1938年に初登場したスーパーヒーロー。
初登場は『Action Comics Vol.1』#1。
青いスーツに赤いマントを身に着け、黄色で囲まれたSマークを胸に掲げた元祖「スーパーヒーロー」。
ライバルのバットマンと共に、DCコミックスのみならず、アメコミを代表するヒーローの中のヒーローと呼べる存在である。






【概要】

コミック黎明期、様々なジャンルで展開されていたコミック業界だったがジャンルを象徴するキャラクターを必要としていた。
そんな中、コミックに爆発的繁栄をもたらす起爆剤となったのがスーパーマンだった。
それ以前にもパルプ・マガジン等で探偵やスパイ、冒険家が活躍するヒーロー物は存在していたが、
明るい色で表現されたコミックに登場した「超人」の姿は、瞬く間に多くの大衆の支持を集める事になった。
瞬く間に人気を獲得したスーパーマンは「スーパーヒーロー」というジャンルを生み出し、彼に倣い多くのキャラクターが生み出された。
『Action Comics Vol.1』のデビュー直後からロイス・レーンやレックス・ルーサーといったお馴染みのキャラクターが登場し、
多くの支持を獲得したラジオドラマと共に現在のスーパーマンの世界観を築いていった。
50年代のヒーローコミック冬の時代も大人気となった実写ドラマと共に乗り越え、
60年代はスーパーガールなどが登場しロイスやジミー・オルセンが個人誌を獲得して世界観を広げていった。
70年代からはヒーローとしての在り方を問うストーリーが展開、そして80年代の映画が世界的にヒットを記録すると、
よりリアルな世界観とスーパーマンが示している人間の価値「真実」「正義」「人間の理想」を表現するようになった。

現在スーパーマンは世界的アイコン・概念に成長し、辞書に載るほどの存在となった。
ここまでの存在になったのはコミックや映画によって多くの人に知られただけでなく、
超人的な力を持ち脅威に立ち向かう姿や例えその力を無くしても誰かの力になろうとする思いが多くの人を魅了しているからである。



【人物】

本名…クラーク・ケント(Clark Kent)/カル=エル(Kal-El)

地球から遠く離れた惑星クリプトン出身。生まれて間もなくしてクリプトンは崩壊の危機に直面し、
カル=エルは科学者である父ジョー=エルと母ララ・ロー=ヴァンの手でロケットにより脱出させられた。
ロケットはカンザス州のスモールビルに墜落、偶然通りかかったジョナサン、マーサ・ケント夫妻に拾われ地球人として育てられた。
成長するに従いクリプトン人由来のパワーを発揮するようになると、その力との向き合い方を考え始める。
そして成人後、大都市メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットの記者となったクラークは、
Sマークの付いた青いスーツに赤いマントをはためかせスーパーマンとして人助けをするようになった。

星条旗をイメージさせる配色のコスチュームは様々な由来(クリプトン製、マーサお手製、スーパーマン製)がある。
マーサお手製の時代はただの布な為、防御力は皆無でスーパーマン自身がバリアを作り保っている。
胸のSマークはSuperやネイティブ・アメリカンのシンボルを意味していたが、現在はエル家の紋章で「希望」の意だとされた。

様々な超能力はクリプトン人固有のもので、地球の様な黄色太陽の光を受け細胞にエネルギーを蓄えることで発揮される。
鋼鉄の肉体に加え、怪力、飛行能力、超スピード、透視能力、ヒートビジョン(熱光線)等があり、耐久力は昏倒することこそあれど不死身と言える。
そのパワー設定は数あるスーパーヒーローの中でも最高レベルで、寧ろ後代のヒーローはスーパーマンを基準にしていると言って良い。
後にはリアリティのある設定やスーパーパワーがあっても弱点のあるヒーローが多く生まれ、
スーパーマン自身も弱体化が図られたがそれも「無敵」だったスーパーマンの存在があればこそである。

強力なパワーと同時に弱点も存在し、クリプトン人に有害な物質『クリプトナイト』や物理法則を無視して影響する魔法、
クリプトン人からパワーを奪うことになる暗闇や赤い太陽、その善性や根は平凡ということもあって洗脳を受け易いなどがある。
また鉛は透視できない一方、『クリプトナイト』の放射線を防ぐ効果がある。

そのパワーもあって犯罪者には例え凶悪なヴィランであっても説得から行う。
戦いになっても相手に応じて手加減を行い、本気を出すのはドゥームズデイのような完全な怪物の時のみ。
そのため隙を突かれて弱点を突かれることも少なくない。

新聞記者としては地味だが骨太な記事を書く社会派中堅記者として活躍している。
基本的にはデイリー・プラネットで働いているが、一時はニュースキャスターやフリーのジャーナリストになったこともあった。
記者としての仕事は人間クラーク・ケントとしての大事な一部であり誇りに思っている。
スーパーマンとして1人になりたい時や調査を行うときは、主に北極にある『孤独の要塞』という秘密基地で行う。

クラーク・ケントとスーパーマンの関係は幾度も彼を苦しめており、
普通の人間として生きる=ヒーローとして生きるまでの過程は、近年のスーパーマンでは特に大事にされている部分でもある。
ちなみに正体が見た目でばれない理由としては、彼の演技力と周囲が勝手に解釈するところが大きい。
かつてはマヌケを演じたり、眼鏡から微弱な電波を発し類似性を悟られないようにするなどしていたが、
現在は一人前の男性として当たり前の振る舞いをして自然にスーパーマンとのギャップを生み出している。

クラーク・ケントにとってもスーパーマンにとっても、もっとも大事な部分はその精神であるとされる。
スーパーマンとして他のヒーローより優れた能力でどんな劣勢にあっても諦めないのはもちろんのこと、
地球人としてもクリプトン人としても平凡でありながらその善性で多くの人に正しい道を示し続けていく。



【主な活躍】

【ゴールデンエイジ】

1938年の『Action Comics Vol.1』#1で初登場。当初は悪人をそのパワーで脅しつけることも多かった。また世界恐慌と大戦の影響も多く見られた。
ルーサーやウルトラ・ヒューマナイトといったヴィランが登場すると、スーパーマンの能力も強化され物語にSF要素も多くなっていった。
ヒロインであるロイスは『Action Comics Vol.1』#1で早くも登場。ジミーやペリー・ホワイトといったサブキャラクターや
『クリプトナイト』といった各種設定、記事冒頭の名言などは人気を博していたラジオドラマから逆輸入で登場した。
1945年の『More Fun Comics』#101からは少年時代のスーパーマン、スーパーボーイが登場し少年目線の物語が描かれた。
またヒーローチーム『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ/JSA』にも参加した。

シルバーエイジではこの時代のクラークはマルチバースの1つ『Earth-Two』の人物として登場。
ロイスと結婚し務めている新聞社デイリー・スターの編集長に就任、従姉妹であるパワーガールと再会するなど幸せな人生を歩んでいた。
『Earth-One』のスーパーマンとの差別化で白髪が生え、名前がカル=ェル(Kal-L)に変更されている。
長年ヒーローの手本として活動していたが『クライシス』でアンチモニターの野望を打ち砕き姿を消した。
その後『インフィニット・クライシス』でまさかの再登場。世界に良き時代を取り戻すため、現代のヒーローに戦いを挑んだ。
途中で過ちに気づくと現代のヒーローと共闘、息子同然だったスーパーボーイ・プライムに挑み命を落とした。
後に『ブラッケスト・ナイト』でブラックランタンとして復活し、スーパーマンとスーパーボーイに挑むも敗れている。


【シルバーエイジ】

50年代は表現規制の影響で暴力は無くスーパーマンの正体を巡る話や戦いはあっても『クリプトナイト』による攻撃が多かった。
またジョージ・リーヴス主演によるドラマが人気を博し、コミックと互いに影響しあった。
1958年にドラマが終了すると再びおおらかなSFに移行し『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』やキャンダー、スーパーガールが登場した。
世界観の拡張が行われるとともにストーリーも明るくユーモアのあるものから悲劇性を持つものに変化していった。
また新たなヒーローチーム『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ/JLA』の中心メンバーとしても活躍していく。
70年代からは世界観・ストーリーともにリアルなものへと変化していき、ヒーローとしての在り方やクリプトンの過去、クラークの私生活も描かれた。
また強化される一方だったパワーも一時制限され、職業はロイスともども新聞記者からニュースキャスターに転職した。
1978年のクリストファー・リーヴ主演の映画が大ヒットを記録すると、より高いレベルでスーパーマンという存在の掘り下げが行われるようになった。


【ポストクライシス

『クライシス』によって歴史が変更されたことに伴いスーパーマンの設定も大きく変更された。
クリプトン唯一の生き残りとなり、スーパーボーイの活躍は無く、ケント夫妻は健在、『JLA』には参加せず、パワーは大幅に減退、
そしてクラーク・ケントは一人前の男性として描かれるようになった。
コスチュームは母マーサのお手製で、Sマークは父ジョナサンと共に考えたものとなった。
これらは『The Man of Steel Vol.1』で描かれ新たなスーパーマン像として受け入れられた。

悪徳企業家に変化したルーサーをはじめとするヴィランとの戦いを続ける一方、ロイスとの関係を深め彼女に正体を明かすほどになった。
しかし程無くして現れた怪物ドゥームズデイとの死闘の末にスーパーマンは命を落としてしまう。
彼の死は多くの人々に衝撃を与え、後継者を名乗る4人のスーパーマンが現れるなど混乱を巻き起こすことになった。
最終的にスーパーマンは復活を果たし、復讐を目論むサイボーグ・スーパーマンの野望を打ち砕いた。

太陽消滅の危機『Final Night』を経てスーパーマンはロイスと結婚、『JLA』にも本格的に参加
そして一時的に太陽エネルギーを失った影響で体質が変化しエネルギー体であるスーパーマン・ブルーへと変化した。
宿敵サイボーグ・スーパーマンとの戦いでスーパーマン・ブルー/レッドに分かれる事態に陥ったが、
ミレニアム・ジャイアンツとの戦いを経て本来の姿を取り戻した。

未来から現れたブレイニアック13やミスター・Mxyzptlkから力を得たジョーカーとの戦い、
ルーサーの大統領就任といった事件を経て、スーパーマンは全世界を巻き込んだ戦い『Our Worlds at War』に立ち向かう。
銀河の破壊者インペリエクスとの戦いで多くの犠牲者を出したことそしてルーサーやダークサイドと手を組むことに苦しみながらも
スーパーマンはインペリエクスを倒し世界を救った。その後1年にわたり追悼の意を込めてSマークを黒くした。

インフィニット・クライシス』ではマックスウェル・ロードに操られ暴走し、
バットマンとワンダーウーマンへの信頼が揺らぎ、『Earth-Two』のスーパーマンと戦いになるなど苦難に見舞われる。
それでも自分を失わず戦い抜きスーパーボーイ・プライムを倒した。しかし赤い太陽の影響で超能力を失いただの人間となった。
またこの時点で従姉妹のスーパーガールの登場や『Superman: Birthright』によって『プレクライシス』での設定が復活し始めていたが、
『インフィニット・クライシス』の影響でスーパーボーイや初期の『JLA』での活躍なども復活した。

1年後能力を取り戻すとドル=ゾッドの策略ながら義理の息子クリスとの生活を経験し、
ブレイニアックとの戦いの末に真のキャンダーを取り戻し北極に復活させたが、父ジョナサンを失ってしまう。
さらに地球とキャンダーは衝突の道を歩んでしまい、キャンダーは地球を離れニュー・クリプトンを創設する。
スーパーマンは軍事部門の責任者となったゾッドの右腕としてニュー・クリプトンで生活するようになった。
しかしブレイニアックとルーサーの暴挙でニュー・クリプトンは崩壊し多くの犠牲者を出し、
これに対しゾッドは生き残ったクリプトン人と共に地球に全面戦争を仕掛け大きな被害をもたらした。

この事件を受けスーパーマンは人類を知るために徒歩による大陸横断を行い、アメリカ国籍からも離脱した。
そして幾度も立ちふさがってきた因縁の相手であるドゥームズデイとの戦い勝利を収めた。

その後『Convergence』で再登場。一時的にただの人間になっていたためロイスとの間に息子ジョンを授かることができた。
事件の末に家族そろって『ポストフラッシュポイント』の世界に移住、他のヒーローに気づかれることなく世界を守っていた。


【ポストフラッシュポイント

『DCユニバース』全体の歴史が変更されスーパーマンは再び設定が変更された。
ケント夫妻は亡くなっており、クラーク・ケントは若々しく描かれ、ロイスとは友人関係となり、
コスチュームはクリプトン製のアーマーでマントもクリプトン製になった。

メトロポリスに来た直後はデイリー・スターで働きながら、マントにSマークをつけたTシャツで活動していたが、
ブレイニアックとの戦いでクリプトン製のアーマーを入手してからはそれを使用している。

その後は『ジャスティス・リーグ』の創設メンバーとして活躍する一方で、『Anti-Superman Army』率いるVyndktvxやクリプトンの生き残りH'El、歴戦の超人レイスとの戦いを繰り広げた。
クラークとしてはデイリー・プラネットを退社しフリーのジャーナリストとして活動するようになった(「スーパーマン」2012年10月24日号。この日にデイリープラネットに辞表を叩きつけている)。

そしてドゥームズデイ化やもう1人のスーパーマンとの邂逅を経て、スーパーマンはクリプトン人の特性を失い世間に正体を知られてしまう。
それでも活動を続ける決意を固め、Tシャツ姿にマントの切れ端を手に巻いて様々な事件に挑んでいく。
そして事件を裏で操っていたヴァンダル・サベッジとの決戦の末に能力を取り戻すことに成功する。
しかし数々の戦いで限界を迎えていたスーパーマンは、友人たちに別れを告げ最後の戦いを挑み命を落とした。

『DC Rebirth』からは『ポストクライシス』のスーパーマンが『New 52』のスーパーマンの遺志を継いで活動を再開。
コスチュームは『New 52』のスーパーマンのようなアーマー風のコスチュームを使用している。『ジャスティス・リーグ』にも加入した。
成長したジョンを見守りながらもう1人のスーパーマンとなったルーサーと共にメトロポリスの守護者として活躍する。

その後『Superman: Reborn』を経て『New 52』のスーパーマンと『ポストクライシス』のスーパーマンは一体化し、
過去も2人のものが合わさったものになった。この際デイリー・プラネットにも復帰しコスチュームは金のバックル付きスーツに変更された。
そして数々の事件の裏で動いていたミスター・オズとの対面を果たし、その正体が実の父ジョー=エルだと知り衝撃を受ける。

一度姿を消したミスター・オズは再び現れると、ジョンの成長のために宇宙の旅をスーパーマンに提案した。
当初反対していたスーパーマンだったが、同行することを決めたロイスに説得され3人を宇宙に送り出した。
この際お守りとしてコスチュームをロイスに渡し、自身は赤いパンツの復活したコスチュームに変更した。

その後ジョンとロイスとの再会を果たすと、『Invisible Mafia』『リバイアサン』ロゴル・ザーとの戦いの中で、
秘密の危険性や愚かさを知って正体を公表することを決断、友人たちの後押しを受け全世界に自らの正体を明かした



【関連人物】










【主なメディアミックス】

  • ラジオ『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』
1940年から放送されたラジオドラマ。お馴染みのキャラクターや名文句が生み出された。

  • 映画『スーパーマン(1940)』
声…バド・コルヤー 吹…大平透(フジテレビ版)/小林修(大陸書房版)/堀内賢雄(IVC版)
フライシャー兄弟によって作られた初のアニメ化作品。ラジオドラマと並び大ヒットを記録した。
スーパーマンのSマークが黒で囲まれているのが特徴的。

  • ドラマ『スーパーマン(1952)』
演…ジョージ・リーヴス 吹…大平透/小林清志(再放送)
コミックに忠実な実写化で人気を博したドラマ作品。日本でも放送されスーパーマン像を決定づけた。

  • 映画『スーパーマンシリーズ』
演…クリストファー・リーヴ 吹…ささきいさお/東地宏樹(テレビ朝日新版)
1978年から始まった映画シリーズ。一作目、『II 冒険篇』、『III 電子の要塞』、『IV 最強の敵』の4作。
上記ドラマ版に続く新たなスーパーマン像を世界に見せつけた。『III』からはコメディ路線となった。(より正確には外伝作品としてセルフパロディとして製作を開始していたのが結局はナンバリングタイトルとなり混乱を呼んでしまった。)

  • アニメ『スーパーマン(1996)』
声…ティモシー・デイリー 吹…花田光
バットマン(アニメ1992)』と世界観を共通するアニメ作品。スーパーマンらしさが詰め込まれた名作。
続編として『ジャスティス・リーグ』も放送された。
本作で吹き替えを担当した花田光は多くのアニメ作品でスーパーマンを演じている。

  • ドラマ『LOIS&CLARK/新スーパーマン』
演…ディーン・ケイン 吹…堀内賢雄
1993年から放送されたドラマ作品。タイトルの通りクラークとロイスの関係にスポットを当てている。
本作の展開を受けてコミックの2人も結婚することになった。

  • ドラマ『ヤング・スーパーマン』
演…トム・ウェリング 吹…野島健児
スーパーマンになる前の若き日のクラーク・ケントの活躍を描いたドラマ作品。
10シーズンまで続き、様々なヒーローが登場した。
『Arrowverse』のクロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』では『Earth-167』の人物として登場した。

  • 映画『スーパーマン リターンズ』
演…ブランドン・ラウス 吹…東地宏樹/杉田智和(『Arrowverse』)
クリストファー・リーヴ主演の『スーパーマンシリーズ』の初期2作の続編として作られた映画。
一度宇宙に旅立ったスーパーマンの帰還と友人たちの再会を描いている。シリーズ化も予定されていたが実現しなかった。
『Arrowverse』のクロスオーバー『クライシス・オン・インフィニット・アース』では『Earth-96』の人物として設定をアレンジして登場した。

  • 『DCフィルムズ・ユニバース』シリーズ
演…ヘンリー・カヴィル 吹…星野貴紀
2013年の『マン・オブ・スティール』から始まった映画シリーズ。
主演作『マン・オブ・スティール』では発展途上の存在として描かれ賛否両論を巻き起こした。
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』では異質な存在として扱われ、バットマンと戦うことになった。
バットマンとは和解するもドゥームズデイとの戦いで命を落としたが、『ジャスティス・リーグ』で復活を果たした。

  • ドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』
演…タイラー・ホークリン 吹…玉木雅士
スーパーマンの従姉妹スーパーガールが主人公のドラマ作品。
シーズン1ではシルエットや体の一部のみだったが、シーズン2からはサポートキャラとして登場している。

  • 『DCユニバース』シリーズ
演…デヴィッド・コレンスウェット 
『DCフィルムズ・ユニバース』シリーズに代わり2024年から始動となる映画シリーズ。主演作であり映画第一弾となる『スーパーマン:レガシー(原題)』は2025年公開予定。




【余談】

何でもあり、完璧超人などと書かれているように頭脳面も相当な設定なのだが、その割にいわゆる「パワー馬鹿」のような描写が多い。
ハイスペックかつ完全な善人のため事件を解決する手段が「そのパワーで自分が解決する」になりがちな上に、
彼が本気を出すと物語が終わってしまうような場合は悪人に利用されたり騙されたりと作家の都合で単純な所を見せることも割とある。
強すぎるキャラは扱いに困るという事例にも歴史があるらしい。

藤子・F・不二雄は『パーマン』内に「スーパーマン」を出し、『中年スーパーマン左江内氏』という作品も書いていたが、
『パーマン』の「スーパーマン」はテレビ朝日版アニメ及び同時期の復活連載にて「バードマン」と改名され、
『左江内氏』もドラマ版タイトルは『スーパーサラリーマン左江内氏』とされている。
これは恐らく「DCコミックスのスーパーマン」との被りによる著作権的な何かを恐れての自主規制と思われる。



「PCを見ろ!」


「追記だ!」


「修正だ!」


「いや、アニヲタWikiだ!!」

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最終更新:2024年01月29日 20:57