裏トップランカー(AC)

登録日:2013/04/28 (日) 10:27:22
更新日:2024/02/13 Tue 11:37:07
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-最強を凌ぐ実力者たち-


裏トップランカーとはフロムソフトウェアのゲーム、ARMORED COREシリーズに登場するある一部のレイヴンレイヴンのことを指す言葉である。


トップランカーと違い正式名称ではないが、その誰もがトップランカーと同等の、もしくはそれ以上の実力を持っていることが多い。
共通して最初はアリーナのランキングには登録されておらず、トップランカー、もしくはそれを含めた全てのレイヴンを倒すと最後に登場する。
出現時期の関係でランキングの最下位に位置しているが、上述のようにその実力は非常に高い。そして当然のように全員が強化人間。
また、搭乗レイヴンの説明文が「素性が知れない」「相当な実力者」「他のレイヴンから恐れられている」といった内容であることが殆ど。


…しかし、残念なことに世代を跨ぐごとにどういうわけか影が薄くなっていく傾向がある上に
裏トップランカーと呼べるポジションのキャラが登場したのは2、3、3SL、VIの四作品だけだったりする。




●裏トップランカー一覧
※表記は「パイロット名/搭乗AC名」


○メイトヒース/デスマスク
アーマード・コア2に登場する裏トップランカー。過去の戦いで死亡したあるレイヴンと同名であるとのことで
機体も戦法も酷似しており、本当に本人が生き返ったと噂されている得体の知れない人物である。
因みに、『地下鉄道路調査』というミッションで名称不明の四脚ACを駆るレイヴンがやられており、それが彼ではないかという噂もちらほらある。

搭乗機デスマスクは装甲の堅い四脚ACで、カラサワ、月光、グレネード、プラズマキャノンとどれもが高火力の武装である。
強化人間、AP9000越えという頑丈さ、四脚の旋回力の高さ、重量無視の基準違反、OPすらもスロット数ガン無視で大量装備というトンデモ性能なACである。
距離を取っているとOBでぶっ飛んでくるわ、中途半端な距離にいれば2シリーズのチート武装であるカラサワ連射の的になるだけだわ
かといってガチタンで挑もうにも相手もなかなか頑丈で、月光の錆になって終わるだけだわとその強さはトラウマになっているレイヴンも多いはず。
しかし、同じカラサワ使いであるアレスと比べるとEN管理に難があるようで、たまにチャージングを起こしたりしている。


○エグザイル/アフターペイン
アーマード・コア3に登場する裏トップランカー。一切の素性が尚に包まれているレイヴン。
搭乗者の姿を見た者も誰もおらず、一説では搭乗ACの頭部やカラーリングから管理者ACの一種なのではと考える人も。
敵対相手のコアに大きな風穴を開けていくそうだが、脚部の関係でブレードのモーションが横薙ぎになるので
右腕武器のマシンガンでちまちま穴を開けているのでは? なんていう噂も立っていたり。

搭乗機アフターペインは最速のフロート脚部のACに1000マシと月光、そしてエクステンションにステルスを装備している。
このステルスがエグザイルの強さの全てと言っても過言では無く、こちらがまともに攻撃できないのをいいことに1000マシと月光でラッシュを仕掛けてくる。
とにかくステルスをどう乗り切るかが勝負のカギとなっており、これを使い切らせてしまえば厄介さは激減する。
フロート脚部の癖に妙に空中にふわふわ浮きまくる関係で機動力はそれほどでもなく、機体の装甲も薄いのできちんと攻撃が通れば倒すのには苦労しない筈。
が、APに大差をつけられると普通に地上を滑ってくることもあり、その際の機動力は凄まじい。


○ネームレス/ミステリー
サイレントラインに登場する裏トップランカー。ネームレスの名前が示すように素性、経歴全てが謎に包まれている。
アリーナには参加しておらず淡々と依頼を受けるだけであったが、主人公が他のランカー全てを倒すと参戦する。
が、サイレントラインにはシルバーフォックスやフォグシャドウといった通常のトップランカーを上回る強敵がウジャウジャいるのに加え
搭乗ACにもデスマスクやアフターペインのようなインパクトさが欠けている為、裏トップランカーの中では飛び抜けて影の薄い不遇なレイヴンでもある。

搭乗機ミステリーは機動力重視の中量二脚機で、指、左マシンガン、小型リニア、小型レーザーで武装。そして他の上位ランカーと同じく強化人間OPとその他のOPを併用している。
指マシと左マシンガンは速射性に優れており、それらの同時発射による圧倒的な弾幕と瞬間火力を売りにしている。
背中のレーザーキャノンも装弾数が少ないが火力と射程距離に秀でており、1対1のアリーナ戦では有効な武器である。
しかし装甲は薄いので、これら高火力武器のラッシュに注意しつつこちらの攻撃を上手く当てていけばそれほど苦労せずに倒せるはずである。
おまけに強化人間の割にENがカツカツな上、彼自身の戦術も正面からの撃ち合いを好む傾向があるので、捕捉は難しくない筈。


○レイヴン/ナイトフォール
VIにおける裏アリーナ的な要素、「インテグレーションプログラム」における表向きの最終演目兼、本作の看板機体
謎多きハクティビスト集団「ブランチ」に所属する無口な傭兵にして、主人公C4-621が名を騙っていた存在である「レイヴン」ご本人。
ストーリー上でも彼(?)と戦う場面があったが、アリーナの裏ボスとして改めて戦うことになる。
ただし、インテグレーションプログラムはオールマインドによるAIシュミレーターなので、ここで戦うレイヴンもバーチャル空間にて再現されたAIによるものである。
それでも彼女が「伝説的な独立傭兵」「表舞台に出てこないので、限られたデータしか得られなかった」と評価する程なので、彼(?)がとてつもない強者であることに変わりはない。

搭乗機ナイトフォールは軽量級と中量級の中間のような機体。というよりも621がルビコンに来たばかりの頃に乗っていた初期機体「LOADER 4」の頭だけを専用パーツに挿げ替えただけのもの。
さらにブースターは初期パーツの「BST-G1/P10」、ジェネレーターはEN補充性能に優れるがそれ以外が低性能な「DF-GN-02 LING-TAI」であり、一見すればあまり強そうには見えない。
だが、その実態はCPU特有の無駄が一切存在しない精密なEN管理によってLING-TAIのデメリットを力づくで抑え込んでメリットだけを享受し、そこにLOADER 4フレームの軽さと燃費の良さを合わせた超高機動戦術を繰り出す強敵。
装備もデュアルミサイルとアサルトライフルで的確にACS負荷を溜めていき、随所に軽グレを混ぜ込んで痛打を狙ってくる。
そしてスタッガーやブースト切れで足を止めたりしようものなら急激に接近し、チャージパイルを叩き込んで一瞬でAPを削り取ってくる。
こちらが近づいてもアサルトアーマーや鬼精度のチャージパイルをクロスカウンターのごとく当ててくる隙の無さ。
装甲に難がある機体なので相手のブースト切れを狙って引き撃ちで封殺するか、相打ち覚悟でこちらも近接攻撃を当てて瞬殺を狙っていくかが有効な戦術だろうか。


+ ※最新作のネタバレ注意!
○エア/エコー
上記「インテグレーションプログラム」を調査するためにハッキングを行っていたエアが、621とある事を確かめる為に用意した機体。
進行度が三週目以降かつ、追加のインテグレーションプログラムを全てクリアする事で戦える為、彼女もある意味で裏ランカーと言える。
こちらもシュミレーター上での戦いなのだが、エアがシステムに干渉して直々に動かしているので「レイヴンの火」におけるラスボス戦以来の彼女との直接対決となる。

搭乗機エコーは技研製無人機体エフェメラをベースにした軽量機。
連続QBに秀でるブースター「IA-C01B:GILLS」と最高クラスの出力を持つジェネレーター「IB-C03G:NGI 000」を組み合わせ、緩急の効いた加速でこちらを翻弄する。
武装面は短期決戦重視の攻撃特化編成で、全てコーラル武装なので防御相性を無視してダメージを通してくる。
コーラルライフルと赤月光、さらには一瞬でAPを消し飛ばすコーラルミサイルと、どれも真正面から喰らいたくない高火力装備ばかり。
エフェメラの弱点である安定性能と対爆防御の低さを狙い、絶え間ないミサイルやDPSに優れる武器での的確な衝撃蓄積を心がけよう。一度スタッガーさせてしまえば、一瞬で彼女のAPを奪いつくす事ができる。






追記・修正は裏トップランカー全員に勝利した方がお願いします。

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最終更新:2024年02月13日 11:37