FF-X7-Bst コア・ブースター

登録日 :2012/10/10(水) 00:52:01
更新日 : 2016/11/01 Tue 08:35:12
所要時間 :約 5 分で読めます





悲しいけどこれ戦争なのよね!

慣れていくのね…自分でもわかる…


コア・ブースターとは、『機動戦士ガンダム』及びその関連作品に登場する架空の戦闘機である。


◆コア・ブースター
CORE-BOOSTER

型式番号:FF-X7-Bst
所属:地球連邦軍
開発:ハービック社
全長:13.8m
全幅:12.6m
全高:6.75m(着陸脚含む)
全備重量:18.3t
推力:12,000hp相当
最高速度:マッハ4.8
推進機関:熱核ジェット×双発、熱核ロケット×4発

《武装》
25mm多銃身機関砲×4(30mm説あり)
メガ粒子砲×2
ウェポンベイ(多弾頭ミサイル、対潜ロケット他)

《主なパイロット》
セイラ・マス准尉
スレッガー・ロウ中尉


読んで字の如く、RXシリーズの中核となるコア・ファイターに大型ブースターユニットを装備した機体。
一年戦争中に16機が生産され、内6機が実戦投入された。

高性能ではあったが火力と航続距離に問題を抱えていたコア・ファイターを本格的に戦闘機、または支援機として使用する目的で開発されている。

航続力が強化されたのは勿論、火力面はかなりの強化が施され、コア・ファイターがコア・ブロック・システムの“核”であることを最大限に活用する開発されている。
大きな特徴は以下の通り。

  • MS用のミノフスキー型融合炉が主動力であることを活かしたビーム兵器の搭載。
  • 従来の戦闘機の10倍の処理能力を持つRXシリーズ用の学習型コンピューターを搭載したことによる汎用性と使用用途の拡大及び操縦の簡易化
  • ウェポンベイの設置により目的によって装備の切り替えのスムーズ化

といったように、言葉にすればむしろMSに近い特性を持つに至っている。
更に推進機関は熱核ジェットと熱核ロケットの併用で大気圏内外を問わずに高い機動性を発揮出来た。

結果、火力はMSと同等かそれ以上、戦場は空と宇宙、空対空戦闘から対MS戦、果ては対潜攻撃まで何でもこなす モビルアーマー(MA)一歩手前のマルチロールファイター として完成を見た。

ちなみに一部の資料によるとMS一機を上に乗せてサブフライトシステムとしての運用も可能だったとされるが、劇中では一度も披露されていないので真偽は不明。


そんなコア・ブースターだったが、今のところ制式に量産されたりした形跡は無い。
簡易生産型のジェット・コア・ブースターがフライマンタ後継機として名が上がっていたのに制式な量産がされなかったのと同様に時代遅れの代物としてMSに主力の座を奪われたのだろう。
そもそもコア・ブロック・システムって結構高いからね。

しかしこれ以後に開発されたガンダムタイプのコア・ファイターを強化した形態を“コア・ブースター”と呼称するようになっている。
確かな伝統として、兵器開発史に名を残していったのであろう。




【主な活躍】
『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』で初登場。
訳あって(後述)映画に登場出来なかったGファイターの代わりにホワイトベース隊に配備され、セイラ・マスの乗機となった。
『哀・戦士編』だけでも初陣でオルテガのドムを撃墜する活躍を見せる。

続く『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』ではスレッガー配属に伴ってスレッガー機が“005”(まるまるご)、セイラ機が“006”(まるまるろく)のナンバリングが施された。


両機共第13独立部隊(ホワイトベース隊)の主力として活躍したが、005はソロモン攻略戦でビグ・ザムに特攻して犠牲となり、006はア・バオア・クー攻略戦でゲルググを撃墜する活躍を見せるも、被弾した為に放棄された。



ガンプラ
映画放映時に1/144スケールで発売され、現在も再販されている。
値段もお手頃、005、006再現の為に是非2機買ってみよう。

…が、それ以外ではさっぱり発売されていない。やはりGファイターに比べてギミックに欠けるのが原因だろうか?
この辺りはHG・MG化したGファイターとは対称的である。

量産型のコア・イージー(ジェット・コア・ブースター)はEXモデルで発売されているのだが…




◆コア・ブースタープラン004
◆コア・ブースターⅡ・インターセプトタイプ
◆ジェット・コア・ブースター(コア・イージー)
◆コア・ブースターⅡ(ガンダム試作0号機版)
◆Gコア(Sガンダム)版
クラスターガンダム
Vダッシュガンダム

などなど様々なバリエーションが存在する。




【余談】
さて、何故映画でGファイターが消滅してコア・ブースターが登場したのか。
それはズバリ、 Gファイターがスポンサー(クローバー)のテコ入れで登場したメカだったから である。

富野監督にとってあまりに玩具然としたこのメカの登場は不本意であった。
しかしセイラ、スレッガーの乗機というストーリー上重要な位置にあったGファイターの立ち位置をカットする訳にもいかず、代わりに設定されたのがより現実味のあるコア・ブースターだったという訳である。

その後もGファイターはアニメにおいて冷遇され続け、OVA等の外伝作品にもコア・ブースターの関連機が延々と登場し続けた。

が、どれだけ性能が高くてもやっぱり只の戦闘機。
取り立てて面白いギミックが無いコア・ブースターよりもガンダムと連動して遊べるGファイターの方が作中の歴史的にも商業的にも強かったようだ。




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