鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー

登録日:2011/05/25(水) 12:00:47
更新日:2023/10/26 Thu 21:07:57
所要時間:約 6 分で読めます




ワイルドに吼えるぜ!




CV:平田広明、田村睦心(少年期)

TIGER&BUNNYの登場人物かつ主人公。
読み仮名は「かぶらぎ・T・こてつ」、ミドルネームのTは不明。

所属:アポロンメディア
スポンサー:Top MaG→S.H.Figuarts、ソフトバンク (劇場版でFamily Martも追加される)→LAWSON、IMAGINATION WORKS(BANDAI SPIRITS)、PAC-MAN、KINTO、浅田飴


本アニメにおいて様々な能力を持つ『NEXT』の1人。

【性格】
人々を救う“ヒーロー”としての信念を持つかなりの熱血漢。
その反面『人々を守るためなら器物破損などもやむ無し』と考えている。そのせいで彼の異名は“正義の壊し屋”になってしまった。

(=`・∀・W)<賠償金なんか気にすんな!

少年時代、自分のNEXT能力を「人を傷つけてしまうから」忌み嫌っていた。
だが、銀行強盗に巻き込まれ犯人に人質に取られた際にレジェンドに助けられ、「その力は誰かを助けられるためにある」という言葉を貰い、ヒーローを志した。
行方不明となったレジェンドのことを今も尊敬しており、彼のヒーローとしての陽のミームを受け継ぐ人物といえる。

考えるよりも先に行動するタイプで失敗もかなり多い。
さらに大雑把かつ察しが悪く、バーナビーの皮肉も気づかなかった。
またおちゃらけた性格も特徴でバーナビーを『バニー』と名付けたのも彼である。

僕はバニーじゃない!バーナビーです(笑)!

    ___
   _| /_
  .ノ \| 丶/⌒)
  /⌒)(゚) (゚) /
 / / (_●)ミ /
( 丶 |∪| /
 \  丶ノ /
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しかし、ヒーローとして思い悩んでいたブルーローズや折紙サイクロンを諭す場面があったり、
少しずつながらバーナビーからの信頼も得始めたりと、年長者としての一面もみられる。

マヨラーかつ風呂で歯を磨き、キャンディもジュースの氷も噛んじゃう。
ハンバーガーは一度つぶしてから食べ、説明書は読まないが新聞は広告から読む。深爪、そして靴下は左からはく。
ちなみに足の裏にホクロがあり、ファンレターは持って帰ってから読む。夢に出た女優さんは好きになっちゃうらしい。
料理は冷凍食品を使った炒飯しかできないのも玉に瑕。

次回予告で英語のタイトルをスラスラ言えた試しが無く珍しく読めても意味がわかっていない様子…(´・ω・`)
9話の予告では遂に英語を全く読まなくなり、22話の予告ではとうとう和訳で読んでしまった。
唯一読めたのは14話予告のみである……

…とされていたが続編の「TIGER & BUNNY 2」では遂に英文には触れることなく和訳を読むようになってしまい、オーディオコメンタリーでもいじられてしまっていた。


【ヒーローとして】

ヒーロー名はワイルドタイガー

ちなみにヒーロー名は高校時代のクラスメイト――後に虎徹の妻になった、友恵が考えてくれたもの。

NEXT能力は“ハンドレッドパワー”
5分間(能力が減退して以降は1分間)だけ身体能力が100倍(これも減退して以降出力が上がっている)になる。発動後は1時間は使用出来ない。
また、能力使用時には防御力なども上がり、8話ではスーツ無しで火炎を弾き返した。
発動時にはモノレールのレールを飴のように曲げるわロボットの装甲を紙みたいに引っぺがすわジャンプしただけでビルの天井をぶち破るわ大盤振る舞い。
…ここまで来ると100分の1のパワーの通常時でも十分化け物なんじゃないか? パーマンだって6600倍でアレなんだし。

1話では空中で能力が切れてしまい、バーナビーにお姫様抱っこで助けられた。

あれ?これなんてヒロイン?

デビュー10年をこえるベテラン。経験と土地勘を生かし、犯人を颯爽逮捕で大人気!!

……と言いたいところだが上記の通り“正義の壊し屋”としての評判と大雑把な性格が災いし『HERO TV』のランキングは下位の常連。
在庫の山のヒーローカードでは人気は峠を過ぎたと書かれている(全盛期の人気がどの程度かは不明)。
かつて所属していた企業『Top MAG』が合併し、ヒーロー部門が売却されアポロンメディアに移籍し、バーナビーとのコンビ結成を命じられる。
しかし、アポロンメディアは『世界初のヒーローコンビ』と言うよりは『バーナビーの引き立て役』として考えている。
移籍後、ヒーロースーツを新調した。以前のスーツは新スーツ開発者斎藤さんにクソスーツとボロカスに言われた。 

新規に作られたヒーロースーツは白い装甲と黄緑のランプが特徴の鎧のような姿。
銃弾をも弾き返し、鉄をも融かす火炎にだって耐えるが、空気を入れるとアドバルーンのように膨らむなど結構柔軟な素材で出来ている。
手甲にはクソスーツ・新規スーツ共に強力なワイヤーガンが内蔵されている。
チェーンソーを押し当ててもびくともしないほど頑丈なワイヤーを放つことにより、スパイダーマンのように遠方まで移動したり相手を拘束したりできる。

格闘戦では主にパンチを得意とする。ヒーロースーツの「グッドラックモード」発動時は右腕が大型化する。

事件現場へは基本的にはバーナビーが操縦する専用サイドカー・ダブルチェイサーの側車に乗って移動するが、必要な際はダブルチェイサーが分離・変形した大型オートバイ・ロンリーチェイサー*1を駆る。
Risingポストクレジットで「たまには俺が運転…」と提案するが「ダメです」と却下された。

TV最終回で一旦ヒーローを引退するも、情熱を捨てきれなかったことと娘に「ゴロゴロしてて格好わるい」といわれたことで、
新設された2部ヒーロー(軽犯罪を相手にするヒーローで、テレビにも殆ど映らない)として活動を再開する。
劇場版第2作の事件を経て仲間達や町の人々の後押しを受け、1部ヒーローとして復帰する。

ちなみにメディアに出演する際は黒いドミノマスク*2で変装しており、素顔も本名も明かしているバーナビーと違ってあくまでも「ワイルドタイガー」として通している。
だがTV本編のある事件でワイルドタイガー=鏑木・T・虎徹であることが町の皆に明かされてしまい、事件解決後も正体はバレたまま。
Risingや「2」ではヒーローとしての活躍中も、町の子供達には親しみを込めて「虎徹」とタメ口で呼ばれている。

「もっと頑張れ虎徹ーっ!」「ありがとう虎徹ー!」

【人間関係】
子持ちの男やもめ。

9歳の娘が一人おり名前は『楓』、フィギュアスケートをたしなんでいる。
彼女には自身がヒーローであることは告げていない(後に虎徹の母から伝えられる)
楓は17話でNEXTに覚醒。
能力は直前に触れたNEXTの「能力コピー」。
覚醒したてなので能力の制御はあまりできないようだ。

妻・友恵とは五年前に病気で死別しており、現在楓はオリエンタルタウンにて虎徹の母親と暮らしている。虎徹自身は単身赴任状態。

兄・村正は酒屋を経営している。
決してきれいなジャイアンではない。

同じくベテランヒーローのロックバイソンことアントニオとは親友同士で飲み仲間。
他のヒーロー達とも仲が良く、特にカリーナからは想いを寄せられている。

劇場版第2作では2部ヒーローにも良き兄貴分として接しており、彼らからも絶大なリスペクトを受ける。

【余談】
キャラデザの桂正和によると、スーツの口は戦国武将の兜、髪型はおっさんをイメージ、後頭部の線は虎を意識してつくられたらしい。またスーツの顔は「ウサギカメ」から亀のイメージも含まれているとか。

ラフ案によるともっと【おじさん】っぽかったらしいビジュアルだったのだが、さとう監督とやりとりする内に今の虎徹のデザインが完成した。



~(脳内であのBGMの再生を推奨)~


虎徹「どうもッ!TIGER&BUNNYのアニヲタはパソコンで見る方虎徹です!


なんだってぇ?冥殿の野郎…Wikiをラグナロクさせるだとぉ?こりゃ、呑気に新項目立ててる場合じゃないな!



次回、TIGER&BUNNY 『ぽ…ポスト~…スクリプト アンド えーと リビジョン!』…………どういう意味?」

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最終更新:2023年10月26日 21:07

*1 バーナビーのものも分離中はロンリーチェイサーと呼ばれる。

*2 目の周りを覆う仮装マスク。