チルタリス

登録日 :2011/06/13(月) 02:59:20
更新日 : 2017/08/16 Wed 09:30:41
所要時間 :約 14 分で読めます






図鑑No.334
分類:ハミングポケモン
英語名:Altaria
高さ:1.1m
重さ:20.6kg
タマゴグループ:飛行/ドラゴン

タイプ:ドラゴン/ひこう
特性:しぜんかいふく(交代すると状態異常が治る)
隠れ特性:ノーてんき(天気の影響がなくなる)

HP 75
攻撃 70
防御 90
特攻 70
特防 105
素早 80

チルットがレベル35で進化する。


身体が綿雲に包まれた青い鳥のような姿をしたポケモン。進化する事によりドラゴンタイプとなった。
が、見た目のドラゴン要素はほぼ皆無。初見でドラゴンタイプだと見抜けた人は少ないだろう。
一応 口から灼熱の火の玉を吐く というドラゴンっぽい攻撃手段を持ってはいるが…

その綿雲のような翼で上昇気流を受けて雲の中に紛れるように飛行する。その空を飛ぶ姿は本物の雲と殆ど見分けがつかない。
美しいソプラノのような鳴き声を持ち、その歌声は聞く者を魅了する。
また心優しく人懐っこい性格で、心を通わせた相手にはその美しい翼で包み込みハミングする。



・ゲームでのチルタリス


初登場の「ルビー・サファイア・エメラルド」では進化前のチルットは114番道路に登場する。
またチルタリスそのものは「そらのはしら」に登場、ただしリメイクの「ORAS」では未出現になった。

第三世代以降はクリア前、クリア後問わずチルタリス系統は野生出現するようになっており、第三世代ポケモンの中では実質的皆勤賞に近い扱いである。
ちなみに「プラチナ」「BW2」のマイナーチェンジ版で二度連続「クリア後出現→クリア前出現」の繰り上げを経験している。

ドラゴンタイプの中では入手できるタイミングが早く、進化やレベルアップも早い(最終経験値自体が600族半分以下 の60万)のが利点。
技範囲も中々多彩な為に、攻撃範囲も困らない。
但し進化が早いといってもあくまでドラゴンポケモン内の話で、
レベル35というそこそこ手間がかかる値まで貧弱なチルットを運用するのは大変な上に、
進化を果たしても強豪ひしめくドラゴン内で大人しめのステータスな為にストーリーで使うにはややパンチ力不足だった。
しかしORASではメガシンカで後述の強化を果たし攻撃や防御面に磨きがかかり、
フェアリー追加による攻撃範囲の拡大や、学習装置の仕様変更によりチルットも育成しやすくなり、
メガストーンもチルタリスさえパーティに入れば難なく入手できる代物なのでシナリオ面でも非常に強化された。


トレーナーではヒワマキタウンジムリーダーにして飛行タイプ使いであるナギの切り札。
その高い耐久で攻撃を受け止めながら「りゅうのまい」で自身の能力を強化し「つばめがえし」「じしん」でガンガン攻めてくる強敵。
初見でタイプが分かりづらいのも相まって苦戦した人は多いだろう。
ただし氷に弱いので先にデパートや「すてられぶね」で「ふぶき」「れいとうビーム」等の技マシンを先に入手すればあっさり終わったりする。

ホウエン四天王ゲンジも使用。
ルビー・サファイアでは微妙な技ばかりだが、エメラルドでは若干攻撃的な技構成になっている。
もちろん「りゅうのまい」で能力を上げてくる。


他にもHG・SSではチャンピオンワタルが強化版で使用。
全体的に攻撃的なポケモンが多いワタルの手持ちの中では珍しく補助技寄りの技構成で少し浮いている。


XYにも登場するが、何故かフェアリーの技「ムーンフォース」を覚えるようになった。メガシンカへの伏線だったのだろうが…

ORASでは上記のナギとゲンジの他、ヒガナとコンテストアイドルのルチアが使用。
ニックネームは「チルル」。なお性別はオス。



・対戦でのチルタリス


高い特防にそこそこな防御力を持ち、他の能力はやや平均的。
全体的に攻撃面に特化したポケモンが多いドラゴンタイプ達の中では珍しく防御寄りの能力を持つ。見た目だけでなく能力値までドラゴンらしくない。


…しかしその自慢の耐久はHPや特性の関係から同タイプのカイリューボーマンダに劣っており、
強力なポケモンがひしめくドラゴンタイプにしては低種族値な事もあってドラゴン達の中ではフライゴンクリムガンに並んでマイナーな存在…


だが、他のドラゴンとは違う独特かつ豊富な補助技を持ち差別化は十分に可能。

具体的には「ほろびのうた」での強行突破。「うたう」で眠らせて「りゅうのまい」を積む。
「フェザーダンス」で物理アタッカーを骨抜き。「リフレッシュ」で味方をサポート。
「パワースワップ」(HG・SSから追加の遺伝技)と「りゅうせいぐん」のコンボで攻撃しつつ相手の特攻を下げる。「くろいきり」で積み技を拒否。
「オウムがえし」で猿真似。「はねやすめ」で回復。「コットンガード」(BWから取得)で物理相手に鉄壁化。

…等々、他のドラゴンには出来ないテクニカルな芸当を多数備えており、
全体的にサポートや錯乱に特化している点からますますドラゴンタイプの中では異質な存在である。

特性「しぜんかいふく」のおかげで状態異常に強いのも利点。
「ねむる」とのコンボも強力か。「はねやすめ」を回復技に選んだ場合も猛毒で機能停止を免れる点が強い。
何気に攻撃技も「ドラゴンダイブ」や「りゅうのはどう」、「じしん」「だいもんじ」等々豊富。ただし素の状態では火力不足。


欠点はやはり4倍故の事故率の高さ。
また補助技やコンボありきなポケモンなのでやや扱いは難しく「ちょうはつ」や「トリック」にも弱い。
他のドラゴンと比べてかなり上級者向けな感は否めないので使う際は注意しよう。



夢特性は天候の効果を無効化する「ノーてんき」これによる天候パ対策にも期待出来る。
しかし雨・霰は氷技、砂は技が怖く、晴れは元々有利だったりと天候無効の恩恵は少なくやや扱いづらい。
素直に「しぜんかいふく」安定か。


そのもふもふの羽のお手入れを欠かさない几帳面な子で、チルット時代は人懐っこく頭の上にちょこんとのっかるのが大好きだった。
チルタリスに立派に進化した後も、是非のっかって欲しい。例え周りに小林幸子と言われようとも首が変な方向に曲がろうとも愛があればALL OK。

そしてORAS。チルタリスにも新たな力が宿ることとなった。
それが…メガシンカである。



・メガチルタリス


タイプ:ドラゴン/フェアリー

特性:フェアリースキン(自分の使うノーマル技がフェアリー技になり、威力が1.3倍になる) ※SMから1.2倍に変更


  • 種族値
HP 75
攻撃 110
防御 110
特攻 110
特防 105
素早 80

能力上昇は攻撃・特攻に+40・防御に+20。
そして飛行タイプを失う代わりに フェアリータイプ を得る事となった。 チルットの時のノーマル飛行はどこ行った
これによって、ドラゴンでありながらドラゴンメタと言うとんでもない個性を入手する事になった。

特性は「フェアリースキン」。
メガサーナイトニンフィアと同じ特性ではあるが、チルタリスはノーマル技は物理・特殊共に困らないので十分活かせるだろう。
この2匹と違い、対策の「じしん」や「だいもんじ」等のサブウェポンもあるのも大きな差別点。「じしん」なら対策も出来る。

しかし上記の通りバランス型の能力で攻撃・特攻も110とメガシンカの割に控えめ。
なら弱いかと言うとそんな事は全く無い
バランス型の能力になると言うことはトレーナーの育成方法によってどんな型にもなりうるということでもある。
しかもチルタリスは物理技・特殊技・補助技・妨害技と全てにおいて頓色無く揃っている
なお、防御特化にして「コットンガード」を1回積むだけで攻撃特化メガクチートの「アイアンヘッド」が超低乱数(3%位)2発である。何と言う硬さ。

つまり対面でのメガチルタリスは言葉通り何をしでかすか分からない。
型の読みづらさはそれだけでそのポケモンを脅威にしてしまうのである。
但し無計画な育成ではこの利点も活かせない。トレーナーの腕の見せどころである。



・アニメでのチルタリス一族


AG編における涙腺崩壊兵器の一つとして有名なチルットが登場。
落雷で倒れた木のために翼に傷を負い、飛べなくなってしまう。
ハルカのつきっきりの看病でチルットは怪我を治し、みんなの懸命な努力のおかげで再び空を飛べるようになった。
だが、帰るべき群れの姿はすでに消えていた。
ハルカはひとりぼっちになってしまったチルットにいっしょに行こうと言うが、そこに仲間を探しに戻ってきた群れが現れる。
ハルカは寂しさをこらえ、チルットを仲間たちのもとへ帰すことを選んだ。

トレーナーではジムリーダーのナギと、四天王ゲンジがチルタリスを所持している。

DP編ではロケット団3人組がチルット綿菓子なるものを販売していた。




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