アーマルド

登録日:2012/01/25 Wed 23:44:58
更新日:2024/04/08 Mon 12:17:35
所要時間:約 5 分で読めます




大昔絶滅したポケモンの一種。地上で暮らすとき便利なように2本の足で歩くようになったという。


■データ


全国図鑑No.348
分類:かっちゅうポケモン
英語名:Armaldo
高さ:1.5m
重さ:60.4kg
タマゴグループ:水中3
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:むし/いわ
特性:カブトアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
隠れ特性:すいすい(天候が雨の時に素早さが2倍になる)

HP:75
攻撃:125
防御:100
特攻:70
特防:80
素早さ:45
合計:495

弱点:みず/いわ/はがね
半減:ノーマル/どく

努力値:攻撃+2

アノプスがレベル40で進化


■概要


アノプスがカブトプスと同じように陸上生活に適応して、直立二足歩行が出来るように進化した。
全身を岩のような外殻に覆われており、その見た目通りとても固く物理防御力は高い。
普段は陸上で生活しているが獲物を捕らえる際には水中に潜るとされる。その際には頭から首にかけて生えたヒレを使って泳ぐ。
槍のような二本の爪は鉄板を打ち貫くとされ、これで獲物を串刺しにして仕留める。

図鑑説明が妙に怖いのは気にしない方がいいだろう。

水中に潜ることから技に強いかと思ったらそんなことはなく、むしろ弱点。
しかし技として「アクアテール」を覚えたり、特性として『すいすい』を手に入れるなどやっぱり水棲ポケモンと言うべきかもしれない。


アノプスの見た目と名前からしてモデルはアノマロカリスと思われる。間違ってもペガッサ星人ではない。


■ゲームでのアーマルド


主にツメのカセキを復元させることで入手。ねっこのカセキから蘇るユレイドルとは対の存在。
また、ルビー・サファイアではダイゴさんの手持ちでもある。

ちなみにホウエン図鑑で五十音順に並べた時に最初にくるポケモンである。
その為、簡単会話で入力を求められた際に最初の単語であるアーマルドを適当に入れておく人が続出した。

BWのシッポウ博物館には化石となったアーマルドが展示されている。


■対戦でのアーマルド


見た目通り攻撃・防御に優れている。いわタイプだが特防も悪くない数値。
素早さは進化前のアノプスから30も下がっており、言葉通り鈍足。
また、防御・特防に反してHPがあまり高いほうではなく、おまけに耐性も半減がノーマル・どくと貧弱で「かっちゅうポケモン」の割に総合的な耐久力は高くない。
一応、むし・いわの弱点を打ち消し合って等倍に抑えている点は評価出来なくもないのだが数値が微妙に追いついていない。

いわ技は「ストーンエッジ」「いわなだれ」「ロックブラスト」と揃うが、外見ゆえか「メガホーン」を習得できず「きゅうけつ」も覚えてくれないためむし技は「シザークロス」ほぼ一択。
サブウェポンは「じしん」「はたきおとす」「アクアテール」「アイアンテール」「つばめがえし」等豊富。
特に格闘技は「けたぐり」「ばかぢから」「かわらわり」から用途に応じて選べる。
特に水タイプでもないにもかかわらず「みずのはどう」「アクアジェット」(第6世代~)「アクアブレイク」(USM)と変な方向に充実している。
但し「なみのり」や「たきのぼり」「ダイビング」等は覚えない。
シザークロスはメインウェポンとはいえ基本性能が地味で通りも悪いため、他に使いたい技があればあえて削るのもあり。

また補助技もなかなかに豊富。
メインとなる「ストーンエッジ」等の低命中技に相性がよく、攻撃も上がる「つめとぎ」や破壊力を大幅に上げる「つるぎのまい」
低いながらも最速であれば140族まで抜ける「ロックカット」など自身の長所を伸ばしたり短所を補うものが揃っている。

隠れ特性は「すいすい」。
こちらも最速であれば「こだわりスカーフ」を持った最速77族までオートで抜ける。

上述の通り耐性の少なさとHPの低さからHA振りベースでもあまり耐えられないため、「すいすい」発動を前提にAS振りベースで使った方が良いかもしれない。
他の「すいすい」勢と比べても攻撃力の高さやサブウェポンの豊富さといった長所はある。

ただし雨パで扱われる水ポケモンには一方的に倍加された威力の水技をぶちこまれるのでそれほど相性は良くない。
水タイプからは逃げた方が無難ではある。

なおBWではPDW限定入手だったので、PDWが終了した現在は過去作から連れてくるかGTSで人から貰うかをしなければ入手できない。


■進化前 アノプス


ポケモンの先祖の一種といわれている。体の横についた8枚の羽を くねらせて太古の海を泳いでいた。

全国図鑑No.347
分類:むかしエビポケモン
英語名:Anorith
高さ:0.7m
重さ:12.5kg

  • 種族値
HP:45
攻撃:95
防御:50
特攻:40
特防:50
素早さ:75

努力値:攻撃+1


進化前。見た目はより本物のアノマロカリスに近くなっている。
古代では暖かい海に生息し、2本の伸びる爪で海底の岩場に隠れた獲物を捕らえていた。
8枚の羽は海で暮らす内に8本の脚が変化したもので、海中ではこれをくねらせて泳ぐ。

進化後のアーマルドよりも素早さが30高く、攻撃も95と進化前としては高めなのが特徴。
雨パなら性格「いじっぱり」でも特性「すいすい」のみで素早さの実数値は228と、最速アギルダーの216も抜き去る数値となる。
持ち物なしでこの素早さであるため、「いのちのたま」等で火力を補強すれば、進化前にしては高めの攻撃力と優秀な攻撃範囲を活かせる。
雨パ以外で使う「シェルアーマー」型でも、性格「ようき」で「こだわりスカーフ」を持てば208と、プテラ等最速130族の200を超える。
「すいすい」型に比べて素早さ・火力・汎用性が低下し、先発や死に出し以外で出しづらくなり、相手からも受けられやすくなる点に注意。
どちらの型でも素早さを強化するため、タイプ一致「いわなだれ」による怯みも狙いやすくなる。

リトルバトルでは素の状態でも上位の攻撃と平均以上の素早さを誇るため、より強力なアタッカーとなる。
「すいすい」+「いわなだれ」や「ステルスロック」等でストライクニューラにも有効打を与えられる。


■ポケダンでのアーマルド


空の探検隊のスペシャルエピソード「てんさいププリン」に登場。
森の奥で怪物として恐れられており、怖いもの見たさで来たププリン達を脅して帰らせた。
しかしそれに動じることなく自分に接してくるププリンに探検家の才能を見いだし、ププリンの「ししょー」として鍛える。

その後に色々あり、現在のプクリン親方の原点である「すべてのポケモンに悪いポケモンはいない」という信念を持つこととなる。


■アニメでのアーマルド


初登場はAG102話『ドクター・モロボシの島!化石ポケモン現る』
DP17話『古代ポケモン大進撃!』ではアーマルド含めそれまでに登場したほぼ全ての化石ポケモンが揃い踏みと化石ポケ好きにはたまらない。

更にサトシのシンオウリーグ一回戦目の相手・吟遊詩人ナオシの手持ちとして登場。
今まで音に関するポケモンを多用してきた彼には珍しい、恐らくバトル用のポケモンと思われる。
ムクホークを倒すもマグマラシと相打ちとなり戦闘不能となった。技構成は「まもる」「ロックブラスト」「シザークロス」


新無印では第28話『めそめそメッソン』においてロケットガチャットで登場。
逃げようとするメッソンを踏みつけて押さえるファインプレーを見せ、
更にメッソンの催涙効果を持つ涙にも全く動じなかった……
かと思いきや、赤い模様の部分が目だとムサシが勘違いしていただけでフツーに泣いていた
「そこが目なんかーい!!」

その後、リオルの「しんくうは」とピカチュウの「10まんボルト」を受けてぶっ飛ばされた。

ちなみにガチャの相方はジバコイル
こちらも同じく目の位置が分かりづらいポケモン繋がりにして、
上記のポケダンにおいて捕らえられる側と捕らえる側の関係でもある。


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最終更新:2024年04月08日 12:17