登録日:2011/01/15(土) 21:04:48
更新日:2022/05/12 Thu 12:14:31
所要時間:約 3 分で読めます
神撫手(かんなで)とは、
週刊少年ジャンプに、2003年43号~2004年3号まで連載していた漫画。
作者は堀部建和で、コミックスは全2巻で全13話。
人気がいまいち出ず打ち切られてしまった。
「主人公の手に能力者の証が浮かび上がる」という共通点から先発のジャンプ作品である『
タイムウォーカー零』と混同される事がある。
●ストーリー
主人公の速馬彰人は名画ばかりを盗む名画泥棒。
絵を見抜くことに長けていて、真画と贋作は簡単に見抜くことが出来る。
しかし、彼が盗む絵は歴代の画家が描く絵画ではなく、彰人の母親、春栄が描いた絵だけである。
春栄が描く絵画はパスティッシュや、元々ある名画を模写した絵ばかりだ。
しかし、あまりの出来のよさから贋作として世界中に高額の値段で出回ってしまった。
その贋作として汚名を着せられてしまうであろう母の作品を集めるために名画泥棒をやっているのだが…
とある日、闇市場の売人が、速馬彰人の住んでいる神社にやってきて、彰人は売人達に捕まってしまう。
売人達は彰人に『贋作』を描くようにと無理難題を言ってくる。
もちろん、そんな技術を持っていない彰人は断るが、意地でも描かせようとする売人たち。
痺れを切らせた売人達は彰人の肩に銃をつきつける。
絶体絶命の中、彰人の右手に謎の紋章が浮かび上がる。
この時から彰人は神撫手の宿命に導かれることになる…
●登場キャラクター
この作品の主人公。
名画ばかりの盗む名画泥棒な12歳。
審美眼に長けていて贋作や駄作、真画をすぐに見抜く。
あまりに鮮やかに盗んでいくために、警察からは『ゴッド・ハンド』と呼ばれている。
彼の盗む絵は冒頭に書いたように母の描いた絵で、それを判断する1つの方法として、絵の端を唾液で拭うと
『To. Akito』
という文字が浮かび上がることから判断することが出来る。
もっとも、彰人はそんなことしないでも見ただけで判断するのだが…
ひょんなことから神の撫づる御手『神撫手』に覚醒する。
彼の神撫手の能力は人に幻覚を見せる力。
幻覚はしっかりとイメージしないとしっかりと見せることができない。
また、1日1回しか放つことが出来ない。
女子高生が大好き。
本名は鴨川文。
背の小さいお婆さん。2頭身でサッカーボールくらいのサイズ。
神官で彰人育て親。
だが、イケメンが大好きでホストに入り浸っている。
そのせいで借金を重ねに重ねて、3400万円の借金があるんだとか…
ロリ。
五十嵐興産の前社長の娘。
前社長が死んでしまった際に、財産などを全て当時専務だった横戸という男に奪われてしまう。
また、パソコンの扱いが凄く、彰人と鴨婆の個人情報(生年月日や借金等)を調べたり、
個人所有の絵画の場所を数分で見つけたり、借金を帳消ししたり色々ぶっ飛んでいる。
あなどれない。
国会議員の大泉清一郎の用心棒。
500mをワープする超人。
彼も神撫手を持っていて、その力を使うと水を自由に操ることができる。
地面の中に入っていったりする。
攻撃の際は水を刀にして戦う。
追記・修正お願いします。
- 俺は、このマンガ良かったと思うんだけどな~。 -- 名無しさん (2013-10-03 18:27:57)
- 自分もコレ、結構面白いと思うんだ。まだ単行本持ってるし… -- 名無しさん (2014-03-04 18:31:58)
- 某サイトでは「作者が作品を良くするために努力した痕跡がない」とか、フィクションとして最低の評価をされてたな -- 名無しさん (2014-04-11 19:54:31)
- これと近い時期に連載してた刺青のバトル漫画の主人公も能力消去の力の持ち主で「最近のバトル漫画は能力消去がトレンドなのか」と思っていた -- 名無しさん (2014-04-11 19:58:42)
- 作者自身が「連載してしまった事を後悔している」なんて発言してたしなあ… -- 名無しさん (2014-04-11 20:03:05)
- ジャンプ漫画なのに線が細い絵だったなぁ -- 名無しさん (2015-05-14 15:09:58)
- 作者のブログ見たけど連載中に体調崩したのね。 -- 名無しさん (2020-06-23 09:52:14)
最終更新:2022年05月12日 12:14