CR新世紀エヴァンゲリオン-最後のシ者-

登録日:2012/06/02(土) 22:59:25
更新日:2020/10/28 Wed 22:17:05
所要時間:約 5 分で読めます




Bistyが生み出した、パチンコCR新世紀エヴァンゲリオンシリーズの5作目。
新劇場版:序のDVD発売等より新劇を意識したものとなり、前作「使徒再び」から演出はほぼ一新(ただし基本的な部分は変わらない)
……しかしそのせいで演出バランスはさらに崩壊した…。

はっきり言ってここからは酷評が続くが、スペックは決して悪くない。
規制の影響もあるが、現行台に比べると遥かに良いスペックである。

■スペック
大当り確率:1/346.8
高確率時:1/34.7
継続回:15R9カウント
賞球数:3&3&10&13
大当り出玉:約1550個
時短:全ての大当り後100回(潜伏時短あり)
確変突入率:65%
振り分け
■ヘソ入賞
15R確変:35%
2R確変:30%
15R通常:35%
■電チュー入賞
15R確変:62%
2R確変:3%
15R通常:35%

ヘソの2R確変の割合が多いのはシリーズのお約束。
確変中に電チューで3%引くのもお約束。
当時既に規制で減りつつあった、時短100回なのも現在では好印象である。


ここからは演出について一部抜粋

■ステップアップ演出
今までの枠SUではなく、第6使徒が形を変えながらSUしていくという演出に変化。
また、青SUから金SUに昇格する、「ランクアップステップアップ」という演出も搭載。
今回からチラリツコからタイトル、次回予告に発展する激熱パターンも。ウザイだけじゃなくなったよ!やったねりっちゃん!
ただしいつもはウザイだけだし金SU1(リツコ)は前作から輪をかけて弱くなっている

■タイトル予告・次回予告
そのまま。ただし今回からタイトル予告の突入パターンにボタン演出からの発展がある。
ボタンプッシュで暗転→まさか!? デデデデデデデー という感じ。
前作で暴走確定だった「まさか!?」を釣り有りにするという暴挙
次回予告には各リーチ対応のものの他、「使徒、襲来」という全エヴァ系リーチ対応のものが増えた。
いつもどおりの激熱予告。

■コアフラッシュ演出
おそらく本作でもっとも批判が多いであろう演出
保留が減るごとに色が点滅し、リーチすれば熱いというもの。
ようするに保留先読み予告なのだが、うるさい、ウザイ、弱いと3拍子揃った演出。
リーチになることは滅多にないうえ、4回続いたら熱いのだがそれでもシンクロ止まりが存在する。
……次作『始まりの福音』でもこれは悪化して搭載されてしまった。最新作では削除されている。

■カウントダウン予告
ガセなしの先読み予告。3(レイ)→2(アスカ)→1(シンジ)→0(トウジ達orカヲル)とカウントダウンする。
3から始まった場合は大当たり確定(ガセ有りだと2や1から始まるパターンがある)。
0でカヲルだった場合は確変大当たり確定。
激熱予告だが、シンクロ止まりのガセもあるので注意。

■背景予告
レイ背景は空気。冗談抜きで焼け石に水にもならないハイワロになっている。
それ以外の背景はいつも通り大当たり確定。

■役物演出
突如役物が動き出し、疑似ったり図柄を滑らせたりする。
疑似は2まではリーチ止まりのあるハイワロだが3だと激熱、4だと確定
図柄すべりは片側滑りはガセも多いが滑り成立で熱い。両側滑りだと激熱。
……あんまり評判はよろしくなかったのか、次作では削除された。もっと他に削除すべきものがあっただろ


■その他
  • 今回からロングリーチの種類が増えた。基本ハイワロだが、たまに驚くような当たりも出す。
  • またロング系から警報が鳴り、エヴァ系リーチに発展するパターンがある。この場合はリーチ外れ後、暴走モードに行く可能性がある。
次にモード解説

■チルドレンモード(時短or潜伏)
潜伏あり時短100回。潜伏の期待度はシンジ<アスカ≦レイ
基本的に潜伏はまずないモードだが、ラウンドの曲がFly Me To The Moon(2009 EDIT Ver.)だった場合にこのモードだった時は潜伏確定である。

■特訓モード(時短or潜伏)
潜伏あり時短100回。チルドレンモードより期待度が高い。ラウンドの曲がFly Me To The Moon(2009 EDIT Ver.)だった場合にラウンド昇格しなかった時は必ずこのモード(チルドレンモードの場合は潜伏確定)。
このモードでのリーチ発展は必ずユニゾンリーチ。その為、時短中のストーリーリーチに外れがあると誤解させることなった。

■チルドレンモード(確変)
確変状態。本作の主役である渚カヲルモード。BGMも壮大。
カヲルを主役にするというコンセプトはともかく、確変は普通のモードのほうがよかったという声も多かった。


◆問題点
  • スペックはともかく、演出が偏りすぎ、確定だったものを外れありにする等という点から批判を集めた。
  • カヲルを主役にするというコンセプトはいいのだが、肝心のカヲルはいつも通り確変確定キャラなので滅多に出ることがない。特にPVでも売りだったカヲル疑似、カヲルVS第6使徒の出現率が恐ろしく低い(全回転よりも出ない)。
  • 当時CR北斗の拳等でも問題視されていたが、リーチが非常に長い。ストーリー系はともかく、エヴァ系ですら前半だけで1分、後半含めるとカップ麺作れかねないくらい。
  • 全回転も変わったが、カヲル全回転が主役なのにふざけてると批判された(ネタ的な意味では好評だったそうだが…)。
  • チルドレンモード・特訓モードが明らかにスロットに流用させる気満々な手抜きだった点も批判された。

  • このような批判から、次作「始まりの福音」には期待と不安を集めたが…



追記・修正は通常時にカヲルVS第6使徒を見た人がお願いします

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最終更新:2020年10月28日 22:17