ピエール・ド・シャルティエ

登録日:2011/11/28(月) 00:59:31
更新日:2022/05/11 Wed 21:19:46
所要時間:約 4 分で読めます






やあ僕シャルティエ!
坊ちゃんの魔の手から救ってくれてありがとう!
一生ついて行くよ!!

プレイヤー「!?」
リオンなん…だと……?


ピエール・ド・シャルティエとは、とは、テイルズオブシリーズの登場人物。初出はデスティニー。
CV石川英郎

ディムロスと同じく、1000年前の天地戦争時代で活躍した地上軍の英雄・ソーディアンチームの一人。
本編ではリオンがソーディアン・シャルティエのマスターとなっており、彼を「坊ちゃん」と呼んで慕っている。
ちなみにリオンからは「シャル」と呼ばれている。アトワイト曰く、だいぶ性格が変わったらしい。
D2のドット絵では金髪、リメイク版Dでは銀髪にデザインが一新されている。

■天地戦争時代

ソーディアンチームの中では最年少で、階級も一番低い少佐。それが原因で卑屈な性格の青年だった。

リオン「少佐!?」

決して低い階級ではない。寧ろこの年齢でこの地位まで上り詰められるのは凄い事である。
周り(ディムロスとかカーレルとか)が高すぎるのだ。そりゃあ周りが中将×2だの最高幹部だのばかりじゃあね…。

もともと潜在能力は高いとされ、ソーディアンチームに選ばれたのもそれが理由なのだが、本人は自信を持てずにいた。自信が持てなかったため実力を発揮できず、周りから評価してもらえなくて、それでまた卑屈になり……という悪循環に陥っていた。
ソーディアンチームに選ばれてからは「これでディムロスのように強くなって、今まで見下してきた奴らを見返すことができる」と思っていた。日記にもそう書いている。卑屈すぎだろ……

愛読書は 「楽しい人生」「プレッシャーに負けない」「良い上司・悪い上司の見分け方」。
シャルティエェ……


■デスティニー本編での活躍

他のソーディアンチーム同様、ソーディアンが登場。
天地戦争終結後、なんやかんやあってソーディアン・シャルティエはアクアヴェイルへと渡る。そこで長らく罪人の処刑に用いられている宝剣として扱われていたが、それがある日何者かに盗まれる。その後、幼いリオンの手に渡った。
長らく本人が望まない残虐な手段のために使われ続けたゆえトラウマになってるようで、この頃の話はリオン相手でもあまりしたがらない。
本来はリオンのように生意気で皮肉屋な性格だったが、癇に障ったリオンにより調教され、本編開始時にはすっかり使用人根性を叩き込まれていた。しかし未だにリオン以外には皮肉を言ったりしている。
十年近く共にいたということもあり、リオンにとってはマリアン以外では唯一心を許している相手。
たとえリオンが仲間と道を違えたとしても、共にその道を歩くことを選んだ。
冒頭のセリフは、バグを利用すればではあるものの実際にシャルが言い放ってしまう言葉である。本心ではないと信じたいものである。

ちなみに本編開始時のシャルティエはオベロン社による改造が施され、天地戦争時代の頃より1.32倍強化されているらしい。その割には晶術の性能が残念。
白兵戦ではディムロスに並んで強力で、特に一騎討ちでは強い強い。これはそもそものコンセプトが「中衛をこなす対敵将戦用の剣」であるかららしい。

リメDではかなりパワーアップされた。晶術も強化され、さらにクリティカル発生時にCCが回復、おまけに石化効果までついてる。
しかもDCでは何故かヒールまで使えるようになり、リオンサイドクリア後にはソーディアン研究所にて超強化が施され、今作屈指の壊れ性能を持つデモンズランス・ゼロを習得する。優遇されすぎじゃね?
ソーディアン研究所では全盛期のシャルティエと一騎打ちするのかと思いきや、そんなことはなかった


デスティニー2での活躍

影は薄いものの、序盤からしっかり登場。終盤では見せ場もくる。
天地戦争時代でオリジナルのシャルティエに会えるが、イクティノスと並んで出番はほぼない。まあディムロスやアトワイト、カーレル、ハロルドがメインだから仕方ない。
よく考えると、この時シャルティエ(本人)、ソーディアン・シャルティエ(天地戦争時代)、ソーディアン・シャルティエ(ジューダス所持)の三人が同時に存在している事になる。ドッペルゲンガーもびっくりである。オリジナルのシャルティエと対面した未来のマスターのリオンであるジューダスは、この時何を思っていたことだろう。

■外部作品・メディアミックスでの活躍(?)

リオンの相棒としてソーディアン・シャルティエが登場することはあるものの、本人にスポットライトが当たることは少ない。

リメイク版のコミカライズ『儚き刻のリオン』ではソーディアン・シャルティエが語り手を務め、天地戦争時代、アクアヴェイルで「紫電」と呼ばれ宝剣として祀られていた頃、幼少期からのリオンとの交流が回想として語られている。
このコミカライズでは昌術の中でもピコハンを特に気に入っているという独自設定が追加された。

TOD2のドラマCDでは余所者のカイル一行に対し偉そうに振る舞うイヤミキャラだが、調子をこくたびにクレメンテにどつかれているためどこか憎めない。
ジューダスの事を「仮面の小僧」と呼んで軽んじていたが、ダイクロフト攻防戦でブラッディ・クロスを連携で発動するなどなんだかんだで息がぴったりだった。
そんな彼だがジューダスの実力は認めており、最後にはソーディアンチームの一員としての矜持をしっかり見せつけてくれる。

テイルズ オブ ザ レイズ』でついにプレイアブルキャラクターとして参戦。ドラマCDとは打って変わって卑屈で控えめな性格となっている。
リオンのソーディアン・シャルティエと会話すると非常にややこしいが、シャルティエの持つソーディアン・シャルティエは人格が封印されており、ジューダスはソーディアン・シャルティエを失った後からの具現化のため、実質的にはシャルティエ(本人)とシャルティエ(リオンのソーディアン)の一人と一振りである。

戦闘面としては地属性中心のバランスタイプで、リオン・ジューダスよりやや打たれ強い。
「受け流し」という特殊仕様で、敵の攻撃を一定のタイミングで弾き返してゲージ増加・HP回復を狙うことができる。
D2のただのでかい岩プレスが「ロックマウンテン・グレイス」というかっこいい名前で登場。攻撃範囲はそこそこ広い。

参戦したイベント名が「シャルティエの苦難」だったこともあり、『ザレイズ』ではいじられキャラとしての地位を確立しつつある。
バルバトスに紳士的対応をされ、鬼畜眼鏡に階級詐称でおちょくられ、階級が同じ眼鏡に愚痴をこぼし、ユージーンに理想の上司の姿を見出し、エステルの読書会に参加し、シングコハクにとある仲間に似ていると言われ、そして異世界でも暑苦しい上司に振り回されながらなんとかやっていっているようだ。

シャルティエに幸あれ、と祈らずにいられない。



どこまでも追記修正しますよ。僕のマスターは坊ちゃんです!

この項目が面白かったなら……\坊ちゃん!/

+ タグ編集
  • タグ:
  • テイルズ
  • デスティニー
  • TOD
  • 石川英郎
  • ソーディアン
  • シャルティエ
  • 卑屈
  • 少佐
  • 少佐!?
  • ある意味裏切り者
  • 超強化
  • ピエール・ド・シャルティエ
  • 軍人
  • 銀髪
  • 幸薄

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年05月11日 21:19