ゲシュペンスト・タイプRV

登録日:2010/06/15 Tue 02:22:44
更新日:2023/11/16 Thu 17:41:09
所要時間:約 5 分で読めます





読み通りの所に来たな……!



スーパーロボット大戦OGに登場する架空の兵器。


□ゲシュペンスト・タイプRV

全長:22.8m
重量:75.9t
装甲材質:不明
搭乗者:ギリアム・イェーガー
戦闘曲:英雄戦記
デザイナー:射尾卓弥

□概要

ギリアム・イェーガーが駆る、新たなゲシュペンスト
ゲシュペンストの意匠を踏襲しつつも、外観はより力強いものへと変化している。
大型化した背部ユニットが特徴。

そもそもは、ゲシュペンストシリーズの強化・改修計画「ハロウィン・プラン」の一号機として誕生した機体。
パーソナルトルーパーの先駆者であるゲシュペンストだが、諸事情により量産及び配備が当初の計画よりも遅れていた。
その間にコストパフォーマンスに優れたイスルギ重工のリオン系や性能面で優れたマオ・インダストリー量産型ヒュッケバインMk-Ⅱが登場し、主力機としてのゲシュペンストの立場は危うくなってしまっていたのだった。

しかしゲシュペンストに深い愛着を持つギリアムやカイ・キタムラはその状況を良しとせず、ゲシュペンスト復権を目指して上記のハロウィン・プランを開始した。
結果として誕生したのが、量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ改、そしてこのタイプRVである。
カイの現場至上主義によって汎用性・整備性を重視したMk-Ⅱ改とは異なり、この機体は完全にギリアム専用機として開発された。

ゲシュペンスト・タイプRをベースにフレーム段階から改良を加え、外装は全面的に改修。
バックパックには新型テスラ・ドライブを搭載し、単独飛行を可能としている。また大型フライトユニットの装備により、最新機にも劣らない高速機動が可能。
メガ・プラズマカッター、ヴァンピーア・レーザー、メガ・バスターキャノンなどの試作・実験段階にある武装を装備している。
一応「ゲシュペンスト」の名こそ冠しているが、その実体はアルトアイゼンヴァイスリッター同様のハイスペック・ワンオフ機と言える。

まさに、ギリアムの為だけに用意された最強のゲシュペンストと言えよう(「向こう側」のゲシュペンストMk-Ⅲを除く)。

初出は「OGs」。PS2でリメイクするにあたり、新たに用意されたユニットの一つである。
デザインは発売前から発表されていたが、多くのファンがまさかギリアムが専用ゲシュペンストを引っ提げて登場するとは思わなかっただろう。

モチーフは、恐らく「ヒーロー戦記」におけるゲシュペンスト、及びXNガイスト
更に戦闘曲はヒーロー戦記のタイトル曲のアレンジとなる「英雄戦記」である。
完全にヒーロー戦記ファンへの、そしてギリアムファンへのファンサービス。
ギリアムも毎度毎度「ヒーロー戦記もよろしく!」と言い続けた甲斐があったというもの。
ちなみに英雄戦記はGBA版OG2で使われる予定だったが容量上の関係で使われなかった


□武装

スプリットミサイル
ゲシュペンストと言えばまずはコレ。
本機で唯一の従来武装である。

メガ・プラズマカッター
プラズマカッターを強化した武装。試験段階の武装で、先行的に装備された。
機体特性的に使用頻度は低いが、モーションがカッコいい。

悪いが、そちらのエネルギーをいただくぞ!

ヴァンピーア・レーザー
特殊なレーザーで、命中させた敵のエネルギーを奪う事が出来る。
元ネタはヒーロー戦記のゲシュペンストの武器。
なんと当時はHPが吸収出来るスグレモノだった。
これのお陰でエネルギー消費が気にならなくなるが、一体どんな技術なのかは不明。

俺という存在が引き起こした事態を収拾するために…!

メガ・バスターキャノン
新たに追加された大型ビームキャノン。
非常に高い威力を持つが、通常の機体では一発撃つだけで機体が破損してしまう。
一応ビームのはずだがビーム属性ではなく、それどころかバリア貫通能力を持つ驚異の武装。一体何を撃っているのだろうか。
第4次でビーム属性じゃなかったニュートロンビームという訳でもあるまいし。
弾数制の武器なのでヴァンピーア・レーザーの恩恵は薄いが、Bセーブとフル改造ボーナスで余裕に補える。
戦闘アニメーションは機体の機動力を見せ付けるカッコいいものだが、フィニッシュ演出がないのが残念。
OG2ndからは単体攻撃版も追加され、こちらは敵の背後に回り込んでから発射する演出になっている。 

□劇中の活躍

「インスペクター事件」の際に開発されたもので、ギリアムは「向こう側」の連邦軍特殊部隊「シャドウミラー」との戦いに早速投入。
ゼンガー・ゾンボルトレーツェル・ファインシュメッカー(エルザム・V・ブランシュタイン)と共に戦線に駆け付けた。

そして、シャドウミラー部隊長ヴィンデル・マウザーの駆るツヴァイザーゲインとは因縁の戦いを繰り広げる。

ステータス面で言えば、オールラウンドに戦える使いやすい機体。
素のままでも十分戦えるが、ヴァンピーア・レーザーのお陰でエネルギー消費の激しい武器も装備しやすい。
メガ・バスターキャノンは弾数制なので、ギリアムにはBセーブを覚えさせておこう。

尚、フル改造するとボーナスで武器の弾数が増える。なので、全体攻撃であるバスターキャノンを使いやすくなる。

ちなみに、バスターキャノンは「OGs」では気力制限があるものの、「OG外伝」では何故か制限がない。
恐らく、全体的にシナリオが短く、敵機の数も多くない事に配慮したのだろう。

尚、何故かギリアム以外のパイロットは搭乗不可。
開発経緯からオーバーテクノロジーを使用しているとは考え難いが、「平行世界の旅人」の機体としては何かあるのかもしれない。




ん?アニヲタWiki?何故私がこんな所に……
何か一言?そうだなぁ……
追記・修正、それからヒーロー戦記もよろしく!
……って、こりゃまずかったかな……

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最終更新:2023年11月16日 17:41