クルマユ

登録日:2012/07/20 Fri 19:30:27
更新日:2023/07/29 Sat 15:33:58
所要時間:約 5 分で読めます







出典:ポケットモンスター ベストウイッシュ、23話『ヒウンジム戦!純情ハートの虫ポケモンバトル!!』、
10年9月23日~12年6月14日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

クルマユとはポケットモンスターシリーズにブラック・ホワイトから登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.541
分類:はごもりポケモン
英語名S:wadloon
高さ:0.5m
重さ:7.3kg
タマゴグループ:むし
性別比率:♂50♀50

タイプ:むし/くさ
特性:リーフガード(天候が晴れの時、状態異常にならない)
  /ようりょくそ(天候が晴れの時、素早さが2倍になる)
隠れ特性:ぼうじん(天候ダメージを受けない。粉系の技と特性「ほうし」を無効化する)

種族値
HP:55
攻撃:63
防御:90
特攻:50
特防:80
素早さ:42
合計:380


クルミルがレベル20でクルマユに進化
クルマユをなつかせた状態でレベルアップさせるとハハコモリに進化する。


■クルミル


全国図鑑No.540
分類:さいほうポケモン
英語名:Sewaddle
高さ:0.3m
重さ:2.5kg

タイプ:むし/くさ

特性:むしのしらせ(HPが1/3以下の時、むしタイプの技の威力が1.5倍になる。野生ポケモンとの遭遇率が上がる)
   ようりょくそ
隠れ特性:ぼうじん

■概要


虫/草複合タイプポケモン
まん丸な目をしたクルミルが名残を残しつつも容姿は大きく変化している。
葉っぱに包まった丸っこいフォルムと何処かけだるさを感じさせるジト目が特徴的。

色違いはなんか麻呂風味になる。
後ろ姿はただの草にしか見えない。

図鑑の説明文によると、暗い所を好み落ち葉を食べて暮らしているらしい。
またブラックの図鑑によれば、クルマユがいる森の草木は育ちがいいらしい。


■ゲームでのクルミル


出現場所はBW・BW2共にヤグルマの森にある濃い草むら。

今作では防御の努力値が稼ぎづらい中で2ポイントも稼げるために、ホイーガとともによく燃やされる対象となっている。

…のだが、レベルの影響か両者共に「まもる」を習得しているため、ことあるごとにまもるを使用しカウントをずらして来る面倒なポケモンでもある。
というかこいつらが今作で防御努力値を稼ぎづらいと言われる一番の要因でもある。他の努力値が稼ぎやすい中その面倒臭さはなかなか目立つものである。

使用トレーナーとしては主に虫取り少年やバックパーカーである。
この辺りではそれほど炎タイプのポケモンを手に入れることが出来ないので倒すのも面倒。
ポカブミジュマルを選べば炎枠がいるのでなんとでもなるがツタージャを選んだ場合は悲惨。
タイプ一致技が件並み半減以下(草に関しては1/4)なのでダメージを与えるのにも一苦労である。
うまいことマメパトをゲットしていれば良いが、狙って探さないと案外捕まえられない。
これらの要素から、展開によっては意外な強敵として君臨することがある。

ジムリーダーではBW2にてアーティが使用する。

また作品問わずエースとして進化形であるハハコモリを使用、高い攻撃と素早さでこちらのパーティをバッサバッサと切り捨ててくる。
まあこの頃にはダルマッカがゲットできるので、パーティにいればほぼ負けることは無い。


■対戦でのクルミル


クルミルやハハコモリにはない特性「リーフガード」を持つ。
また、防御に関してはハハコモリよりも高い
そのため、防御系のアイテムである「しんかのきせき」との相性は悪くない。
覚える技も回復技の「ギガドレイン」「こうごうせい」、防御技の「ひかりのかべ」「リフレクター」「しんぴのまもり」等、要塞型向き。
その他にも「どくどく」や、「ちょうはつ」や状態異常対策の「マジックコート」、対特殊アタッカー用の「むしのていこう」等。

BW2では「エレキネット」を習得した。
上手く行けば相手より素早く立ち回ることができるかもしれない。

XYでは「ねばねばネット」も覚え、後続補助として使いやすくなった。
さらに「いとをはく」の素早さダウンが2段階に強化され、ダブルを中心に利用価値が上がった。

にほんばれ」の状況下なら、「こうごうせい」の回復量が最大HPの1/2から3/4にまでアップする。
ただし、弱点である炎技のダメージが1.5倍となるため、相手を選ばないとただ出落ちになる可能性が高い。
その前に4倍弱点の炎には出せないのは共通である。

積み技である「めいそう」を習得するので、めざパ厳選すると意外な活躍が出来るかもしれない。

惜しいのは「やどりぎのタネ」を覚えないこと。
ただし、低命中とは言え催眠技の「くさぶえ」があり、運良くあたれば壁張りや「めいそう」積み等で耐久力を上げることは可能。

ちなみに、「こうそくいどう」と「バトンタッチ」を両立できるポケモンの中では最もすばやさが低い。
その高い耐久も手伝って、後続をS二段階上昇で無償降臨させることも可能かもしれない。
最鈍だと無振り無補正個体値V67属まで後攻を取れる。

けれどクルマユのHPは低く非常に弱点が多い。

まず、本来有利である水タイプにも氷タイプのサブウェポンがあるので、有利に立ち回ることは難しい。
物理の多い格闘タイプに出張ってみても、「ストーンエッジ」や「れいとうパンチ」「ほのおのパンチ」で瞬殺されることが多い。

とは言えHに特化させ耐久を特化させると4倍弱点の炎・飛行以外の不一致弱点なら案外余裕は残せる程度には硬くなる。
クルマユだからと言って侮っていると補助技で手痛い被害を受けてしまうことになるだろう。

…が!!でんきタイプにもむしと複合であるデンチュラクワガノン、「どくどく」の効かないコイル系列がいるので過信は禁物。

地面タイプは岩技を所持していることが多いが、素早さの低いポケモンも多いためカモにできる可能性が高い。
攻撃されてもタイプ一致かつ弱点を突ける「ギガドレイン」で有効打を与えつつ回復できる。
ちなみにじめんタイプははがねとの複合が多いため、「どくどく」を絡めた戦法は使いにくいので注意。

他にもむしということを活かして、単くさやあくエスパーの弱点を突くこともできる。



以上タイプ考察を上げてみたが、今この項目を見ているwiki籠もり諸君が感じている通り

ぶっちゃけるとハハコモリより扱いにくいのである
まああっちは明確に戦力として動かしやすいからね
余談だが、このポケモンは某緑の子に似ていると噂に…


\勇気リンリン!!/






追記・修正は努力値稼ぎをホイーガのみで行った人にお願いします。

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最終更新:2023年07月29日 15:33