メブキジカ

登録日:2011/07/13(水) 01:36:37
更新日:2024/01/19 Fri 19:48:02
所要時間:約 5 分で読めます





季節によって 角に 生える 草花が 変わる。 立派な 角の 持ち主が 群れを 率いている。


メブキジカとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種である。

■データ


図鑑No.586
分類:きせつポケモン
英語名:Sawsbuck
高さ:1.9m
重さ:92.5kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:ノーマル/くさ

種族値
HP:80
攻撃:100
防御:70
特攻:60
特防:70
素早さ:95
合計:475

特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる)
  /そうしょく(受けたくさタイプの技を無効にし、攻撃が1段階上がる)
隠れ特性:てんのめぐみ(技の追加効果の発生率が2倍になる)

努力値:攻撃+2

シキジカがLv34でメブキジカに進化する。


■概要


ツノが樹木状になった鹿型のポケモン。
季節によって姿を変えるため、人々はメブキジカを見て季節の移り変わりを感じる。
その性質から、メブキジカが春を運んでいるのではないかとも言われている。


■ゲームでのメブキジカ


シキジカの進化形。

イッシュ地方では、シキジカは6番道路や7番道路等で捕まえることが可能である。
メブキジカ自体もリュウラセンの塔にて捕まえられる。

シキジカ、メブキジカ最大の特徴は、季節によってその見た目がガラリと変わる事である。
初登場した第五世代(ブラック・ホワイトおよびBW2)は、DS/3DS本体の時刻と連動して、実時間で1ヶ月毎にイッシュ地方の季節が進む仕様があり、シキジカやメブキジカの姿で季節の移り変わりを文字通り見ることになる。

イッシュ地方の6番道路にある季節研究所では、季節によるシキジカの変化の研究を行っており、季節毎の姿をしたシキジカを研究員に見せるとリーフのいしを貰うことができる。

姿によって能力が変化するわけではなく、ボックスに入れたままであればフォルムは変化しないので、好きなフォルムのまま預けておけばいつでもお気に入りの姿のメブキジカで戦うことが出来る。

余談であるが上記の方法で2種以上揃えて研究所で見せたあと再度研究所に入ると、秋なのに春や夏のシキジカを捕まえてきたという研究員を見ることができる。
いやいや季節おかしいですよ。

しかし、シキジカやメブキジカの姿に関わる「季節」は、第六世代以降ではシステムとして存在しなくなった。
そのため、第六世代~第八世代では姿を変えることが出来ない。
野生としても、第六世代で春の姿が見られるに留まり、夏、秋、冬の姿を見るには第五世代からその姿のシキジカ・メブキジカを連れてくるか交換に頼るしかない。
なお、タマゴから生まれる場合は親の姿が遺伝する。

スカーレット・バイオレット』では扱いが改善され、起動時の場所によって手持ちのシキジカ・メブキジカの姿が変わるようになったほか、パルデア地方の出現地域毎に四季の姿のシキジカが生息しているため、全ての姿を集めることが可能になった。
またポケモン図鑑でも各フォルム毎に異なる説明が入る様になり、集める意義が増えた。
本作のプレイヤーは室内でポケモンを連れ歩くことができない(ネモボタンモブ生徒たちは連れ歩いてるのに)のだが、手持ちの先頭がシキジカかメブキジカのときに起動すると室内でもボールの外に出てくる。さらに、手持ちの先頭がシキジカのタマゴかひんし状態のシキジカ・メブキジカのときは、その次にいる手持ちのポケモンが外に出てくる。そのためプレイヤーでも好きなポケモンを連れて室内を歩き回れるようになる。


■対戦でのメブキジカ


攻撃と素早さが高めの速攻型物理アタッカー。
くさ/ノーマル複合ということで耐性面では難があるが、速攻型としてはマシな耐久力があり不一致程度であれは一撃程度は耐えきる事は可能。
攻撃面ではノーマル/くさは意外と範囲が広くはがねタイプやくさ半減のゴーストタイプ以外には等倍で攻撃することが出来る。

特性も個性的で、それぞれ大きく異る運用が可能。
同じくさタイプに圧倒的優位に立てる「そうしょく」、晴れパ随一の攻撃範囲から苦手を刈り取る「ようりょくそ」、追加効果重視の「てんのめぐみ」もある。
ただし素の状態では現状それほど高くない攻撃や素早さ、半減の多いくさ技メインなので闇雲に突っ込むだけでは反動ダメージ含めて短命になりがちなので注意。

メインウェポンの「すてみタックル」やBWから登場した「ワイルドボルト」等、反動ダメージがあるとは言え優秀な技を持つ。
また、「ドレインパンチ」の草版とも言うべき攻撃後に与ダメージの1/2のHPを回復する「ウッドホーン」をタイプ一致で扱える。
おかげで上記の技の反動や「いのちのたま」のデメリットもそれほど気にならない。
また、「てんのめぐみ」型では「ひみつのちから」が威力105で6割の確率でまひさせるという「おんがえし」よりも遥かに強力な技となる。

サブウェポンとしてははがね対策の「とびげり」、同じくさタイプに対して優位に立てる「メガホーン」を使用できる。
とびはねる」はやどみがコンボのターン稼ぎに使えるほか、「てんのめぐみ」型なら「ひみつのちから」と同様6割麻痺も狙える。
いわくだき」の防御ダウンも「てんのめぐみ」型では100%発動し、交代されない限り「グロウパンチ」と同じ恩恵を得られる。
その他、きのみ種類によって自由にタイプが決まる「しぜんのめぐみ」も覚えられる。
オススメのきのみについてはくさタイプの項目を参照。

なお、地形によって出す技が変化する「しぜんのちから」も習得できる。
第五世代まで対戦時に「じしん」として扱われたが、第六世代では「トライアタック」になるため使いにくくなった。

変化技に関しても 「やどりぎのタネ」「こうごうせい」「くさぶえ」等くさタイプ特有の嫌らしいものから「でんじは」も使うことができる。
自身の強化の「つるぎのまい」や「こうそくいどう」も覚え、更には「バトンタッチ」も使える。 なんだお前。
とは言え、単なるバトン役としては特性「かそく」を持つポケモンの方が使いやすいか。

USUMではタマゴ技でタイプ一致かつ「てんのめぐみ」の効果で6割ひるみを狙える「ずつき」を習得した。
ただし、過去作わざマシンが必要な「ひみつのちから」とは両立できない点に注意。


■ポケモン立体図鑑BWでのメブキジカ


曰く、『本作最大の壁』

本作は自分一人で図鑑を完全に埋めることが不可能な仕様になっており、手に入らないポケモンは他の人から通信でデータを貰うしかない。
具体的に言うと、♂と♀で姿が大きく違うケンホロウ、プルリル、ブルンゲルは♂♀どちらかしか手に入らない。
(ただし、プルリルとブルンゲルの性別は共通になる)
ムカつく顔に定評のある三猿はいずれか一系統しか手に入らない。

レシゼク道場主の場合は、
イベントで限定配布されたARマーカーを読み込んでゲットするしかないという酷い仕様。
(ただし今現在ではARマーカーはネット上でホイホイ見つかるため、酷いどころか一番緩い仕様)

そして問題のメブキジカに関しては進化前のシキジカ共々、のいずれかしか手に入らないという鬼畜仕様。
(ただしこちらもシキジカとメブキジカの季節は共通になる)
当然ながら、どの季節のシカが送られてくるかはソフトごとに完全ランダムで決まる為、図鑑のコンプリートが異常に面倒臭くなっている。

周りでこのソフトをやっている友人五人全員のシカの季節が秋だという笑うしかない事態が発生する可能性もあるので、
図鑑コンプを目指す人はまず何よりも交換相手のシカの季節を天に祈るべし。
もしくはポケモンイベントの会場等、データ交換をしてくれそうな人が多そうな場所に行ってみることをお勧めする。





メブキジカ「追記・修正を邪魔するやつは!馬に蹴られて地獄に落ちろ!」
トビゲリ!

「お前鹿じゃねぇか!」

先代馬「いやお前もどっちかってと驢馬じゃん」

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最終更新:2024年01月19日 19:48