スーパーマリオワールド

登録日:2011/01/26 Wed 08:58:23
更新日:2024/04/01 Mon 22:41:37
所要時間:約 23 分で読めます





こんどのぶたいは きょうりゅうランド

なにやらあやしい このしまで

またもやピーチが すがたをけした。

こいつはきっと クッパのしわざ!




◆概要

本作は1990年11月21日に発売された、マリオシリーズのスーパーファミコン第一弾にして同ハードのローンチタイトル。
一応サブタイトルとして「スーパーマリオブラザーズ4」とナンバリング扱いにもなっている。
後に「スーパーマリオアドバンス2」としてGBAでリメイク、さらにはWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。

現在の人気キャラであるヨッシーの初登場作品であり、また当時の最新ハードであったスーパーファミコンの性能を生かしたアクションは現在でも色褪せない。と言うか2Dマリオシリーズの中でもマリオのアクションの多さは今でも随一*1
アイテムがアクション画面時に一つだけ取っておけるようになったりシリーズで初めてセーブ機能がついたりと今までより遊びやすくなった。

コースを任意に選べ、それによるルートの分岐があるのは前作と同様。
それに加え、隠しルートや、条件を満たすことでコースに変化が現れるなど、やりこみ要素は盛りだくさん。

まさに新世代ゲーム機の力を見せつけるに相応しいローンチタイトルであったが、あまりに完成度が高すぎたために、
「一本目からこんなすごいゲームを出されたら、うちはどんなのを作ればいいんだ」とサードパーティーが頭を悩ませたという話も。


しかし歴史は容赦なく繰り返されるのである

なお、本作は恐竜ランドが舞台だが、3年後に公開されたハリウッド版でもそんな感じの場所が舞台。
実はモデルだったりするのだろうか? ヨッシー出るし。


◆主要キャラクター

お馴染み任天堂の顔。
今回はマントなど新しい能力とヨッシーとの協力で四度目の冒険に出る。

マリオの大切な弟、お馴染み2Pカラー。
基本的な性能は兄と変わらないが、GBA版では兄と能力やヨッシーの性質が差別化されている。傾向として、移動速度及びダッシュはマリオより遅いが、ジャンプ力と滞空時間はマリオより大きい*2
その他、どちらを使って最初にクリアしたのかが隠しゴールを含め各コース毎に記録される。
前述のマリオとの性能差により、ルイージで全コース初回制覇を記録するのはやや難しく、ドラゴンコインなども含めてコンプリートでクリアするとなると上級者向けに近いキャラ付けとなっている*3

後の人気キャラ。今作で初登場。
自称「スーパードラゴン」。あちこちのブロックに卵状態で閉じ込められている。クッパに連れ去られたヨッシーの仲間を救出することも今作の目的の一つ。
その名に違わず、特定の色の甲羅を口に含むことで、赤は火を吐き青は空を飛び黄は落下時に砂煙振動を発生させる
点滅する甲羅であれば赤・青・黄全ての甲羅の効果を一度に得られる。この効果はスマブラシリーズにてヨッシー最後の切りふだに採用されている。(最新作の「SP」では別の技に変更。)
の四色が存在*4し、緑以外はどの色の甲羅を頬張っても体色と同じ効果がある。またどの色も「ヨッシーの翼」で青色になることができる*5
3色ヨッシーはチビヨッシーとして特定のコースに存在しており、そのままでは他のコースに持ち出せないので敵などを5つ食べさせるかパワーアップアイテムを1つ食べさせるかして成長させよう*6
ふんばりジャンプや卵投げはまだできないものの、上記の特徴、デフォルトで強い踏みつけ、舌を伸ばして敵を食べたりアイテムをとったり、ヨッシーを踏み台に二段ジャンプ、などその役割は広い。
しかし、お化け屋敷・城・砦は怖がってしまい、中に連れて行けず別れることになる。城で捕まってる仲間を助けにいったのではなかったのか?
奈落に落ちようがマグマに沈もうが、またいつの間にか卵にされて捕まっている異能生存体
なおヨッシーはバグ技を使わなければ同一マップ内に複数存在出来ないため、既にヨッシーが出現している状態で卵が割れると1UPキノコが出てくる。時間はかかるがこれで無限増殖が出来る。
コミックボンボンで連載されてた漫画版では、「クッパから卵に閉じ込められる魔法をかけられた際に、死にそうになると卵になりブロックの中に転送されるようになった」という設定になっており、後のシリーズの漫画でもこの設定のおかげで何度も命拾いをしている。
乗り捨てジャンプで谷底に落っことす前提のコースもあるけどね。
GBA版ではルイージが乗ると食べられる敵を一時的に頬張り、呑み込む前に吐き出すと武器として使える戦法が可能。これが本来無敵だったはずの敵を倒せるなど非常に強力であり、特に水中ステージはルイージとヨッシーの独壇場となる。

お馴染み拐われ担当桃姫。当時はSFCのグラフィック向上によりFCよりさらに美しくなった。
この作品から恒例行事のように誘拐されて救出される作業以外のストーリーも多く出始める。
今回は囚われるだけでなく最終戦でキノコを投げてアシストしてくれる*7

お馴染みラスボス
ピエロ飛行船ことクッパクラウンと、メカクッパがこの作品で初登場。これまで橋や自分で壊した床の穴から転落して敗北した為か、今回は空から攻撃する事にしたようだ。
それまでトレードマーク的存在だった炎を今作では吐かない。
ただ上空に飛んだあと、空から炎をまき散らすため、もしかしたら見えないところで吐いているのかもしれない。

前作から登場したクッパ軍の主力。
本作では各地の城で待ち構えており、それぞれ異なる戦法でマリオに挑む。
前作に引き続き当時はクッパの子供という設定だったが、後のシリーズでクッパが我が子のように重用する子分達という設定に変更された。
さらなる詳細は個別項目も参照。


◆マリオ(ルイージ)の形態

  • ちびマリオ
今作からしゃがめるようになった。
しかし高さは変わらないためあまり意味はない。少しかわいい。
普段は踏めない敵やギミックもAボタンのスピンジャンプで踏めばミスしないので、トゲゾーの群れも突破しやすくなった。

  • スーパーマリオ
スーパーキノコを取ると変化。
スピンジャンプでクルクルブロックを壊せるようになる。

  • ファイアマリオ
ファイアフラワーを取ると変化。今回のフラワーのデザインはニコニコしているデフォルメされたチューリップ。
今作のファイアボールは効果のあるほとんどの敵がコインになる。
またスピンジャンプ時に前後からファイアボールが出る。
しかし本作ではマントが強力なのもありやや空気。フラワーが出る色付きブロックも無いし。
マントより役立つのは水中面ぐらい。

  • マントマリオ
マント羽根を取ると変化する今作の象徴的フォーム。
助走をつけて飛ぶことで飛行できるのはマリオ3のしっぽマリオに似るが、飛行形態に移った後タイミングよくキーを進行方向と逆に入れることで延々と飛行できる。飛行中は敵に接触しても飛行がキャンセルされるのみでダメージは受けない。障害物が無い限りずっと飛べるので、これだけでクリアできるコースも多い。急降下による地響きで画面内の敵に攻撃も可能。そんな勢いで頭から落ちて大丈夫なのか?
またYボタンで使えるマントチョップも強力。落下時のスピードも緩やかになる。翼付きヨッシーでの飛行能力も向上させられる。

以下は一定時間のみ持続する形態。

  • 無敵マリオ
スーパースターを取ると変化。いつもの無敵化。専用BGMと共に触れた敵を蹴散らせるようになる。が、例によって転落死は防げないし、圧死にも無力。
今作から連続で敵を倒し続けると1UP出来るように。

  • バルーンマリオ
パワーバルーンを取ると風船みたいになって自由に飛べる。
一定時間経過するかダメージ、もしくはキノコ等の変身アイテムを取って変化すると元に戻る。新たなパワーバルーンを取れば変身時間が延長される。


◆新たなアクション

  • スピンジャンプ
通常のジャンプより高さは低いがクリボンやノコノコなどを一撃で倒したり踏むとダメージを受ける敵を踏んでもダメージを受けない。
前述の通りスーパーマリオ以上ならクルクルブロックを踏み付けて破壊出来る。

  • 上投げ
前作からノコノコのコウラなど物を持てるようになったが、本作では真上に投げる事もできる。
謎解きなどに使う他、クッパ戦ではこの操作に慣れないと苦戦は免れない。

  • アイテムストック
マリオがパワーアップした状態でアイテムを獲得すると画面上部にストックされ、ダメージを受けた時にストックしたアイテムが降ってくる。
セレクトボタンで任意に降らせる事もできる。

  • 前後の様子の確認
L/Rボタンを入力するとその方向に一時的に画面がスクロールし、少し先・後ろの様子を確認することが出来る。
この機能を用いて前の方をよく見える状態にして進むと落ちるトゲやチョロプーなどのマリオの接近で作動するトラップや敵が早とちりしてくれる。この手の仕掛けが苦手ならお試しあれ。

特に意味は無いが地上で上を入力すると上を見上げる。

◆その他アイテム

  • コイン
いつもの通貨。100枚集めて1UP。

  • 1UPキノコ
いつもの命の素。取ると1UP。

  • 果物
ヨッシーのおやつ。
ヨッシーが食べると1コインになる他、色によって以下の効果がある。
10個食べるとスーパーキノコ入りのタマゴを産む(GBA版ではヨッシーの色ごとに手に入るアイテムが変わり…緑:スーパーキノコ、赤:ファイアフラワー、青:マント羽根 黄:スーパースターとなっている)。
ピンク 2個食べると雲が出現し、その雲が出すコインを全て取ると1UPキノコが手に入る。
ある1コースでのみ出現し、食べるとタイムカウントがプラス20される。99カウントを切ってから食べ、また99カウントを切ってから食べるという行為を繰り返すと……?

  • ドラゴンコイン
ヨッシーの横顔が刻まれた巨大なコイン。
一部例外もあるが各コースに5枚設置されており、全て獲得するとマリオの残り人数が1人増える。
城・砦・お化け屋敷・スターロードコースには存在しないがGBA版では新たに配置されるようになった。それに伴い、ごく一部は地形そのものに手が加えられていたりする。全てのコースで5枚集めるとピーチ姫が刻まれたピーチコインに変化する。

  • 3UPムーン
獲得する事でマリオの残機を3人も増やせるお得なアイテム。
コース上空など見つけにくい場所に有る上に全コース中7つしか設置されておらず、一度取ると電源を切って再スタートしなければ再出現しない。

◆様々な仕掛け

  • ボーナスゲーム
前作にもボーナスゲームは存在したが今作ではゴール時に上下するバーに触れた時にバーの高さに応じて手に入る星(最高地点で星50+3UP)を100個集める毎に挑戦出来る。
内容はルーレットのように絵柄が変わるブロックを使ったビンゴゲーム。1ラインにつき1UP。3×3なのでパーフェクトを出すと8UP出来る。GBA版では一列も揃えられないとうつむいてガッカリする。
他にも一部コースには3つ並んだブロックを正しい順番で叩いて1UPキノコを手に入れるボーナスステージが存在する。

  • クルクルブロック
顔が付いた黄色いブロック。
前作までに登場したレンガブロックと異なり下から叩いても壊れずクルクル回転して一定時間で戻る。
マリオがパワーアップした状態でスピンジャンプすると壊す事ができる。

  • プンプンブロック
怒ったような顔をした茶色いブロック。
前作までの空ブロックにあたり壊す事はできない。
今回はPスイッチでコインに変わるのはコチラ。

  • ブルブルブロック
見た目はクルクルブロックが青くなったものだが、こちらはつかむ事で武器になる他、チビヨッシーのエサとして食べさせることもできる。つかむと点滅を始め、しばらく経つと消滅してしまう。前作の白いブロックと同様のアイテム。
これに限らず水中では何か持っていると速く泳げるのでビート板の代わりとして使える。

  • ルーレットブロック
スーパーキノコ、ファイアフラワー、マント羽根、スターが順番に顔を見せているブロック。
叩くと見えているアイテムが出てくる。後の作品とは違い、飛び出してきた後もアイテムが切り替わり続けるので注意。
ヨッシーの舌ならブロックから直接中身を取れる。

  • パタブロック
従来は固定されていたハテナブロックに羽が付いてふわふわと漂うブロックも出現する。

  • 中間ポイント
初代も一部コースを除き一定の距離を進むとミスした後にコースの途中から再開できていたが、本作では間にテープが張られた2本の青い柱が設置されており、くぐった後にミスするとここから再開できる。また、ちびマリオ状態でテープに触れるとスーパーマリオになる。

  • メッセージブロック
スピーカーの絵が付いた青いブロックで、叩くと攻略アドバイスやヨッシーなどキャラクターからのメッセージを読むことが出来る。
見付けたらそれぞれ一度は読んでみよう。

  • ボーナスブロック
星マークのついた薄緑のブロック。
コインを集めにくいアスレチックコースに出現し、コース内でコイン30枚以上集めてから叩くと1UPキノコが現れる。29枚以下だとコイン1枚(ブブッー!)。

  • おんぷブロック
前作にも登場した音符の描かれた白いブロック。
乗るとピョンピョンと弾んでしまう。この時アイテムが入っていた場合は下から飛び出てしまう。

  • 三角ブロック
ピンク色の三角形のブロックで、そこに向かって走るとそのまま壁を走れる。
ヨッシーに乗ったままぶつかっても跳ねるだけで壁を走ることは出来ないのでヨッシー強制離脱ポイントでもある。

  • Pスイッチ
前作から登場しているが今作では持ち運べる他、殆どの敵を特殊な銀コインに変えてしまう銀色のPスイッチが登場。
この銀コイン、10枚取るとそれ以降は全て3UPというステキアイテム。
あるコースではこの特性を利用し大量の残機が稼げる。

  • ジャンプ台
乗る事で大ジャンプを可能とする踏み台。
過去作では設置されているだけだったが、今回は持ち運べるようになり、謎解きにも必要となった。

  • コントロールコイン
特定のブロックから出現し、十字キーを入力した方向にコインが何かに当たるまで列をなして伸びていく。
このままではコインが稼げるだけだがPスイッチでコインをブロックに変化させると足場として使えるようになる。
これを利用して入る隠しゴールは中々の鬼畜ポイントである。

  • 土管
いつものワープ装置。
ワープ装置の他にもただの足場だったり敵が潜んでいたり。
前作同様フィールドマップ上にも存在するが地下通路を経由する小コースはカットされた。
また、斜めのタイプも新登場。別の土管からの出口がこのタイプだった場合、大砲のように射出され、マントを着けてればそのまま飛べる。
後に「スーパーマリオ64」で登場した大砲の先駆けとも言える存在。

  • 金網
ツタやロープと似たギミックだがこちらは左右への移動も可能。
攻撃ボタンで金網を叩くことが出来、裏側にいる敵を倒したり枠に囲まれた回転金網で裏に移動したり出来る。

  • 溶岩リフト
バニラドームなど一部のコースで登場する髑髏のリフト。
主にマグマの上を渡る移動手段として使用される。

  • スネークブロック
まよいの森の城と魔王クッパの谷の城に登場する列になった茶色いブロック。
乗ると動きだし名前通り蛇のようにくねくねと動く。

  • 機雷
ヨースター島コース4と沈没船にのみ登場する、水面を漂うトゲつきの障害物。
機雷といっても爆発はしないが、マリオの攻撃は受け付けない。
だがヨッシーは喰える。
食べられるようなモノにはとても見えないが喰える。
本作ではボムへいが食べられる*8のでおかしくはないかもしれないが、こんなもん喰えるヨッシーもヨッシーだが、喰わせようとするマリオもマリオである。

  • 巨大ハンマー(杭?)
ヨースター島の城、まよいの森の砦、クッパ城に登場。
画面の半分位を占める巨大な黄色いハンマー。
等間隔で上から降ってくるが、画面の左端が安全なので基本的にそこでやり過ごせばOK。
実は強制スクロールに合わせてハンマーを毎回同じ座標に出現させている扱いらしく、
スクロールが止まった後に少し観察しているとその仕組みが垣間見れる。

  • ガリガリ
まよいの森の砦から登場する円形ノコギリ。
レールに沿って動くものと床に沿って動くものがある。
実はある方法で倒せる。しかし倒されることを想定していないのかグラフィックがおかしくなる。この現象は他の倒せそうもないものでも発生する。
アスレチックコースでは長方形のノコギリのギコギコも登場する。こちらは上下運動しながらレールに沿って動く。

  • グルグル
城や砦に設置された鎖付きの巨大なトゲ鉄球
ブロックを中心として回転しているが、鎖部分には当たり判定が無いので安置となる。前作のクッキーと同じポジション。

  • トゲこんぼう
チョコレー島の城及び魔王クッパの谷の砦とクッパ城に登場するトゲが付いた巨大な鉄の棒。
一定時間毎に落下するが場所によってはゆっくり落下したり間髪がほとんどなく動くものも。
潰されると即死*9だが、「スーパーマリオメーカー」では潰されても即死しなくなっている。

  • ON/OFFスイッチ
主にアスレチックコースに登場する叩くとレールの軌道が変わるスイッチ。

  • リフトン
ゴーグルを付けたイルカ。
水面を跳んでおり、触れてもダメージは受けず、足場になってサポートしてくれる。
以降は「マリオパーティシリーズ」などにも登場。
このようにれっきとした味方キャラなのだがヨッシーで食える

  • クッパ石像
クッパを模した石像。前作とは違いビームではなく炎を吐く。移動して行く手を阻む金色のクッパ像も。本当に石像なのか……?

  • 隠しゴール
前作ではゴールが2つあるコースでもクリア後の進行ルートは同じだったが、本作では隠しゴールの場合分岐ルートに進めるようになった。
コースの丸が赤い場合はもう一つゴールがあるというヒントになっている。しかし後述のお化け屋敷では隠しゴールの有無に関わらず外見に違いがないのでマップをよく観察してみよう。
カギを持って鍵穴に近づく事でゴールとなる*10。カギはヨッシーで頬張ったまま鍵穴に近付いてもOK。

  • お化け屋敷
前作のテレサは主に砦に出現していたが、本作では専用コースが登場した。
謎解き要素が強く、ただ突き進むだけではゴールできないことが多い。
セーブできるコースの内、お化け屋敷だけは何度も挑戦できる。

  • スイッチ宮殿
恐竜ランドのどこかにある黄・緑・赤・青の四種類のスイッチが隠された宮殿。宮殿コースはちょっとしたボーナスステージになっている。最後にスイッチを押すと点線で表示されていたビックリブロックが実体化し、アイテム入手の機会が増えたり足場になったり、敵の動きを封じるなど攻略が楽になる。
しかし敢えて利用しないことで難易度を上げることも可能。
叩くと黄色はスーパーキノコ、緑色はマント羽根が手に入る。何故かファイアフラワーは出ない。
一度しか挑戦出来ないが宮殿ではセーブも可。


◆主な敵キャラ

本作では敵キャラの象徴ともいえるクリボーがリストラされた。
代わりに踏むとひっくり返って持てるようになるクリボンが登場するが、登場自体は遅い。
他にもゲッソーやハンマーブロスパックンフラワー(逆さタイプの他3に続いてツタとしては登場)などお馴染みの顔もリストラされている。

いつもの亀。今作から二足歩行になる。また、ヨッシーの項でも触れたが従来の赤緑に加えて青と黄色の甲羅を持つものが新たに登場。
崖際に到達した際の挙動は緑と黄色はそのまま落下し、赤と青は引き返す。
踏み付けると甲羅に籠るのではなく中身が飛び出す。
スピンジャンプやヨッシーの踏み付け、ファイアボールで倒すと甲羅ごと消滅するので甲羅を利用したい場合は普通に踏み付けるか食べて吐き出すように。
そのため空の甲羅であれば運んでいる最中に起き上がってダメージを受けることは無いが、マントチョップや地響きで倒すとひっくり返るだけで中身が出てこないので注意。
砦では金網に掴まって移動しており、着地せずに金網に掴まったまま踏み続けると連続1UP。
出てきた中身はハダカガメと呼ばれ、そのまま歩き出し、空の甲羅を見付けると身につける。中には甲羅を蹴飛ばして攻撃してくるものもおり、その個体はこちらが甲羅を飛ばしても蹴り返してくる*11
マントを纏って飛んでくるマントガメというものもおり、中でもマントがピカピカ光っているものは普通の踏み付けで倒すとマント羽根を落とす。こいつら本当に亀か?
他には点滅する甲羅に篭って突撃してくるものも*12
ちなみにハダカガメが履いている靴は入っていた甲羅と同じ色。
スペシャルゾーン制覇で…?*13

  • クリボン
クリボーに似ているがただ踏むだけではひっくり返るだけで時間が経つと復活する。キノコではなく文字通り栗である。
羽根がはえたパタクリ(パタクリボンではない)もいるが、ピョンピョン跳び跳ねるだけで前作のパタクリボーのように空を飛べるものはいない。踏むと羽根が取れてただのクリボンになる。
ひっくり返っている間はノコノコの甲羅同様に持って投げることが可能。
また、ボムへいと共に一部コースではパラシュートで頭上から現れる事やシャボン玉に入って現れる事も。
元々クリボーの代理だからか後のシリーズで登場することはあまりないが、「スーパーマリオメーカー」ではワールドスキンのみクリボーの代わりに使用できる。また「スーパーマリオ3Dワールド」では、クリボーと共演を果たした。
GBA版で全ゴール到達すると……?

  • ピーパックン
小型のパックンフラワー。
土管だけでなく地面から突然現れる事もある。
パックンフラワーと異なり土管から出現してる時は下をくぐり抜ける事ができる。
一部の個体は土管から出現する時に左右に炎を吐く事も。
スペシャルゾーン制覇で……?

  • ブラックパックン
本家が逆さしかいないのに前作から続投した無敵の身体を持つ真っ黒なパックンフラワーの一種。
例によって倒す方法はないが、ヨッシーや後述のインディに乗っていればダメージを受ける事なくその上を渡る事ができる。

キラーを巨大化させたような弾丸。
ヨースター島コース1で登場して驚いた人は少なくないはず。
初見こそ驚くがデカくてもキラーはキラー、踏むだけであっさり倒せる。
何故かヨッシーに乗って当たるとすり抜ける。
ちなみに、通常キラーも登場するが今回は斜めに飛んでくるという斜め上の驚きの発射をされる。スペシャル制覇後は必見?

  • トーピード
ソーダの湖にてドクロマークがついた装置からニョキっと現れる手によって放たれる、ニタニタ笑っている魚雷。この手がどう見ても某ネズミの手。つまり水中版キラーのような存在であるがコチラは倒す事はできない。
何らかの方法でスターを取って接触しても倒せないが、スコアは入るし1UPもできる。
GBA版ではルイージが乗ったヨッシーでプクプクやブクブクを頬張りぶつけることで倒せるようになったため、難易度が格段に下がった。

  • サンボ
スーパーマリオUSA」にも登場しているサボテン。USAと違い上に乗れないので注意。
ゆっくり動いてマリオを追いかける。
なんとマントチョップで倒せないが、当然ファイアも効かない
基本的に3段だがヨッシーがいると5段に伸びる。
GBA版で全ゴール到達すると……なんか……説明に困る。

  • ポンキー
花びらの先端が赤い白い花。地面から生えて時おり赤い炎を撒き散らしてくる。挙動は前作で海中コースに登場したスイチューカに良く似ている。「USA」に同名で攻撃方法も近い敵がいるが、あちらと違って顔もなく別種らしい。
何の嫌がらせか植物の癖にファイアが効かない。そして炎はマントで消せる。

  • ハックン
こちらも「USA」に登場している。あちらでは紫ベースだったが今作では真っ黒。
クッパ城にてクッパと戦う屋上に至る通路にのみ現れる。その場で跳び跳ねているだけだが、ここでは何故かON/OFFで切り替えられるミラーボールが照明となっている。実は踊っているだけなのだろうか……?

  • バブル
初代から登場している、溶岩とセットでお馴染みの敵だが、本作では溶岩以外に壁に反射しながら斜めに動く個体も登場した。また目がついてちょっとカワイくなった。

  • チョロプー
マリオが近づくと突然、壁や地面から出現するモグラ。
出てきた跡は人(モグラ?)型のようにくりぬかれているが、再出現する際は改めて掘り起こされる。
ひたすらマリオを追尾するがファイアやマントであっさり倒せる。

アメフト選手のような敵。
基本的にはタックルを仕掛けて来る。3回踏まないと倒せない。場所によってはその場で手を叩きながら飛び跳ねる、ジャンプを交えつつ野球ボールを投げまくる、分身、高台からラグビーボールを飛ばす、口笛で敵を呼び付ける、スコップで岩を掘り出すなど芸達者な強敵。分身されると処理落ちするのでその意味でも脅威。
しかしマントチョップ一発でアッサリ沈む。野球ボールもマントで消せる。
個別項目も参照。

  • プクプク
初代から続投し、その挙動があまり変わっていないという本作ではちょっと珍しいキャラ。今回は赤だけ。
一応、陸上で打ち上げられているものは触るだけで倒せるという新要素はある。このタイプは水中に戻ると元気に泳ぎ出す

  • グースカ
水中コースで気持ち良さそうに眠っているフグ。マリオが不用意に近づくか、ブルが水中にもかかわらず口笛を吹くと安眠を妨害された怒りから迫ってくる。距離を置くと再び眠りにつく。

  • フグマンネン
水辺のコースに登場する背中に無数のトゲが生えた巨大なフグ。
水面からマリオ追いかけ回し、落ちてきたら襲いかかるのですぐに足場に戻ること。一部コースでは足場もなく最初からフグマンネンのいる水面に投げ出される事がある。
尚そのコースにおいてどうにかしてフグマンネンの猛攻を耐え抜き水エリアを突破するとどういう訳か入口の土管よりも前に戻されている。特別なアイテムなんかも無いので完全に罠。確かにこのエリアでは画面右から左に戻ってはいるのだが……。
前作の巨大プクプクのように跳び跳ねる事はなく丸のみ攻撃もしない。

  • ブクブク
何故か水中ゴーグルをつけたプクプクの仲間。従来の緑プクプクのように壁を無視して一直線に泳いでくる。それだけ。

  • ウニラ
まよいの森の水中コースに登場する巨大ウニ。
マリオの進む道を塞ぐように往復を繰り返し、ファイアはもちろんマントも通用しないし、ヨッシーでも食べられない。
近くにブルブルブロックがあるので、それをぶつければ倒せる。

  • トゲメット
名前の通りトゲが付いたメット。
メットと異なりコウラにはならず壁や天井を這って動く。
「スーパーマリオメーカー」では原作と同じ赤の他にオリジナルの青い個体もいる。
赤より動きが速いが細かな違いとして腹部が赤より頑丈になっている。

  • チョロボン
まっくろくろすけみたいな敵。
リフトのレールに沿って移動している。
作品によって強さはまちまちだが今作では無敵である。
GBA版ではヨッシーで食べられるようになった。

  • カロン
白骨化したノコノコ。こちらも今作から二足歩行に。
今作では骨を投げ付ける個体もいる。骨の出処は不明。
ファイアボールは無効で踏み付けても一定時間後に復活。しかしマントチョップで撃退可能。このように「ファイアボールは無効でマントは有効」という敵ばかりなので尚更フラワーが不遇になる。

  • ホネメット
メット版カロン。ノコノコがホネになったカロンと異なりメットには元々ファイアボールが通用しないが、生前(?)からの変化として時おり甲羅に籠ってトゲを生やして攻撃するという性質を身に付けている。
コイツもマントチョップ一撃で倒せる。

四角い岩。
今作から落下時とそれ以外で表情が変わるように。
水中面にも登場するが浮力で動きがゆっくりに……なんてことはない。
更に小さなドッスンであるコトンが新登場。こちらは一定の範囲を飛び跳ねるように移動する。ビックリブロックがあると…。

前作から登場している恥ずかしがり屋オバケ。
本作では基本のものは勿論、亜種も豊富に登場。
背景から現れる大群や10体のテレサが輪になって回っているテレサ・テン(名前の由来はたぶん同名の歌手)、巨大なアトミックテレサ、残像を残して飛び回るもの、向き合うとブロックに変化し足場として使えるもの、出現と消滅を繰り返す大群も登場。
あるコースではボスとして登場するアトミックテレサもいるので足元のブルブルブロックをぶつけて倒そう。
ただしブロックは足場の役目も持つため、まんべんなく拾わないと床が抜けて転落する。
恐竜のオバケのようなテレサウルスも登場。こちらは向き合っても止まらず、波を描くように動いたり一直線に突っ込んできたりする。
ちなみに通常のテレサ及びアトミックテレサとしばらく向き合ったままにしておくと……?

  • ケセラン/パサラン
チョコレー島やクッパの城に登場する、炎のような身体のオバケ。小型のものがケセランで、大型のものがパサラン。
足場を沿うようにして移動している。倒せないのでジャンプで回避する必要があるが、大型なぶんパサランは大ジャンプしなければならない。
パサランはスマブラにてアイテムとして登場。投げると地形に沿って移動し、当たった相手にダメージを与える。火属性の攻撃を当てると巨大化する。

  • アッパレ
ハンマーブロスの親戚?
羽根の付いたブロックに乗ってハンマーをバラ撒いてくる。
下からブロックを叩くと倒す事ができ、残ったブロックを利用しないと先に進めないことも。

  • ウンババ
溶岩に生息する生き物。公式発行のカードグッズなどには「ワニのような生物」と記述されている。
マグマから頭を出し、近付くと鳴き声を上げ飛び掛ってくる。
ファイアボール、マントチョップ共に無効だがタイミングがかなりシビアなもののヨッシーで食べられる。GBA版でルイージ操作時に食べさせてから吐き出すと目だけになっている。
マリオ達が赤ん坊だった頃の作品である『ヨッシーアイランド』でも同じ名前の敵が登場しており、水に生息するものと本作同様マグマに生息するものがいるのだが、ワニではなく巨大なお化けのようで容姿・サイズ共に全く異なっている。

  • ジャンボバルーン
お化け屋敷に出現する空中を漂う巨大な緑色の球体。
今作のオバケ系の敵はどこか愛嬌があるもこいつは顔も無く、無機質なので結構怖い。
無敵だが右側に飛んでいくものをスピンジャンプで踏み付けると運んでくれる。
今作以降全く出番が無い。

  • フィッシュボーン
バニラ台地の砦及びクッパ城に登場する骨の魚。
横に動くだけだが倒す事はできない。
何らかの方法でスターを取って接触しても倒せないが、スコアは入るし1UPもできる。
GBA版ではコイツもカロンやホネメットと同じようにマントチョップで倒せるようになった。

バニラドーム及び魔王クッパの谷の城で登場するカメの魔法使い。有野課長の天敵である。
テレポートで移動し、魔法弾◇○△を撃ってくる。魔法弾に当たれば勿論ダメージだがブロックに当たるとアイテムや敵など他の何かに変化させるという性質を持つ。この性質を利用したり邪魔されたりしながら進むことになる。
倒せるが何度倒してもいつの間にか復活している。実は踏みつけでしか倒せなかったりする…が、コイツの出したノコノコの甲羅をぶつけて倒すといった方法も可能。
エンディングムービーでの敵キャラ紹介では何故か彼だけ省かれている…
個別項目も参照。

  • K.K.
雷兄弟。力士のようなカメで摺り足で移動し四股を踏んで雷を落とし、周囲を炎上させる。
頭にトゲがあり踏み付けられないがブロックの上に乗っているので下から叩けば倒せる他、マントチョップ有効。
その後出番が無かったが「Newスーパーマリオブラザーズ U」にて再登場。

まよいの森で登場する芋虫。
普段は温厚で辺りをうろうろするだけだが、うっかり踏むと頭の花が取れて怒りの表情で体も赤く染まり執拗にマリオを追いかける。
画面のスクロールを利用して温厚状態に戻しつつ連続で踏むと無限1UPに使うことが出来る。

今作では踏み付け以外の方法で倒すと雲が残り、しばらくの間乗ることが出来る。実はこれにて本作に先駆け乗っていた。
基本的にはいつも通りパイポを投げてくるが1UPキノコでマリオを釣ろうとしてくるフィッシングジュゲム、土管に潜んでパイポを投げてくるもの、キノコではなく鬼火を当てようとしてくる霊体化したフィッシングジュゲムのスプークも登場。

  • バサバサ
ドーナッツ平野コース2などの洞窟コースに登場するコウモリ
普段は天井に逆さに止まっているが、マリオが近づくと体当たりをしかけてくる。
本作では体が緑色だが「スーパーマリオ64」で再登場した際は紫色になった。以降はそのデザインとなっている。

  • インディ
チョロプーの4倍サイズのモグラ。のそのそ歩いているだけである。
地下にしかいないのにサングラスをかけており、踏んでも倒せないがそのまま上に乗ることが出来る。
かなりデカいがヨッシーで食える。

  • ドラボン
ヨースター島に登場する小さな羽根を持つ恐竜。
羽根があっても空を飛ぶことはできず、マリオに向かって歩いてくるだけ。一度踏んだだけでは倒せず、頭がめり込んで移動速度が上がる。

  • ライタ/チビライタ
チョコレー島に登場する緑の恐竜。大きなライタはのそのそ歩いているだけであまり脅威でないが踏み付けるとチビライタに変化。
チビライタになるとちょこまかと走り回りジャンプまでする上に、時折火炎放射で攻撃してくるので厄介。しかも左右だけでなく上方向にまで吐いてくる。
「スーパーマリオコレクション」版3では王様がライタに変身させられていたが何故か青かった。

  • バウンドファイア
チャンピオンシップのコース(1)にのみ登場する謎の炎。跳び跳ねるように移動し、着地地点に火を残していく。
他の敵と本体だけでなく、着地地点にまで注意する必要があるので非常に厄介。マントチョップかヨッシーで食べる事で倒す事ができる。
今回マリオのファイアが不遇なのに嫌らしい動きをする難敵が炎というのは何かの皮肉だろうか?
一応、似たような敵として前作「スーパーマリオブラザーズ3」でウォークという蠟燭の炎の敵が登場していたが、あちらは炎1つで歩くというものに対し、こちらは鎖のように炎が連なってジャンプしてくるという違うがある。

  • メカクッパ
クッパ城で登場するクッパのような姿をした機械人形。クッパ戦でも彼が一定時間毎に2体ずつ投げてくる。
踏むと持てるが時間が経つと復活するところはクリボンと似ているがこちらはファイア無効。

  • クッパクラウン
クッパが乗っているピエロの顔をした乗り物。プロペラで飛行する。
側面に当たると弾き飛ばされるだけで終わるが、真下のプロベラ部分に当たるとダメージを受ける。
クッパに4回ダメージを与えると怒りの表情を見せてマリオを押し潰そうとする。

  • ブイブイ
トリケラトプスのような敵。本来は恐竜ランドの住民だがクッパに洗脳され手下になっている。
砦のボスを務め、4体セットで観覧車型のリフトに乗っている。
動くことはないが火を吹いて攻撃してくる。
本体に攻撃は通用しないが乗っているリフトを下から小突くと倒せるので全滅させれば勝ち。
途中から下の足場が無くなっていくのでこちらも空いた観覧車に乗り込んで戦おう。
その後全く出番は無かったが「Newスーパーマリオブラザーズ2」で久々に登場。恐竜ランドとは全く関係ないはずなのだが、関係が続いているのは洗脳が解けてないのか案外ウマがあったのだろうか?
尚戦闘中にL/Rボタンで画面をスクロールさせると…。


◆冒険の舞台

今作の舞台である恐竜ランドは、多数の島々をメインに構成され、それぞれコース数が違う。また各所には城・砦といったボスが待ち受けるコースが存在する。城・砦以外は、一度クリアしたコースでも再挑戦でき、またコースに2つ以上ゴールがあったり、それぞれ別のコースにいけたりする(GBA版は条件を満たせば城・砦も何度も挑戦できる)。
城を破壊する際にムービーが入るが、毎回無駄にやたらと凝った演出になっている。
セーブするには城・砦・お化け屋敷を含めた特定のコースのクリアが必要。
またこれらのコースは後に「スーパーマリオカート」に登場するコースのモチーフになる。

  • ヨースター島
スタート地点。
ヨッシーの家と各地にキノコ入りのブロックを出現させる黄色スイッチがある。
最初の城で金網につかまり1UPに励み、時間がなくなるのはよくあること。
コクッパのイギー戦は揺れる台座で戦い彼を溶岩に落とせば勝利。
チビーハゲーデブー♪

  • ドーナツ平野
マント羽根が初登場。ピカピカのマントガメからむしりとれる。
各地にマント羽根入りブロックを出現させる緑色スイッチが存在。またお化け屋敷とスターロードの入口が初登場。
また、隠された裏道は変身アイテムとヨッシー確保の拠点となる。
コクッパのモートン戦は壁を登り天井から落下して強襲する。
3回踏めば勝利だが、慣れると攻撃の前に完封する事もできる。
ちなみに城には玄人向けなボーナスステージがある。

  • バニラドーム/バニラ台地
バニラ台地に抜けるコースと、ドーム内を行くコースがある。
また、赤ブロックを出現させる赤スイッチが存在。台地ルートには砦が初登場。
台地のコース1では一度に大量の残機UPが可能。
コクッパのレミー戦はモグラ叩きの要領で2体の偽物と同時に出現する本物を3回踏めば勝利。
玉乗りしないレミーは珍しい。

  • チーズブリッジ/バターブリッジ
中盤の山場。バターの2つのコースはなかなかの難易度。しかしチーズはクリアだけならヨッシーさえ連れていければすんなり出来る。
チーズブリッジの隠しゴールを見つけると、トーピードが大量に出現するソーダの湖に行ける。なお、後に登場するソーダジャングルとは特に関係ない。

  • せんべい山
コース一つと城のみ。
城の最初の階層に抜けられる隠し天井がある。
吊り天井地帯は本作指折りの初見殺し。スイッチを叩けば一安心…なんてことはなかった。
コクッパのルドウィッグ戦はコクッパで唯一独自の戦法で戦う。
城のクリアムービーは必見。

  • 迷いの森
青ブロックを出現させる青スイッチが存在。
迷いの森の名にふさわしくコース3で鍵を取らないと延々とループしてしまう。
コース1では特定の手順を踏むと一気に得点がカンストする。
砦の1UP大量地帯へたどり着くにはマントマリオを操る相当な腕前が必要。
(スピンジャンプ飛行でバブルを踏みつけながらたどり着くという、奥の手も有るが)
コクッパのロイ戦はモートンと同じフィールドだが、ダメージを与えるたびに壁が動いて部屋が狭くなる。

  • チョコレー島
ライタや口から火を吐くチビライタが登場。
コース2では獲得コインや残りタイム、ドラゴンコイン獲得数で進む先が変わったり、コース3では普通にゴールしても次のコースに進めず、隠しゴールを見つけなければならなかったり、このワールドのみ砦攻略が必須など、一筋縄ではいかない。
コクッパのウェンディ戦はレミーと同じフィールドだが、土管の並びが平坦になりバブルが2体に増えている。
水場におらず、リングも使わないウェンディは希少。
城の後に控えるラムネ海溝の沈没船は唯一ヨッシーとテレサが対面するコース。
ちなみにこの沈没船、実は前作の飛行船の成れの果てなのである。そのためこのコースのみゴールがブンブンを倒すと出て来たマジックボールとなっている。クリア時のコース拡張演出は必見。

  • 魔王クッパの谷
ドーナツ平野とチョコレー島からのみつながる秘密のコースが有ったりする。
終盤だけにどのコースも難易度が高い。そして城が二つもある。
コクッパのラリー戦はイギーと同じフィールドだが、3体のバブルが追加されている。
ショートカットが多く城を通り越してクッパ城に行くことも可能。そのクッパ城すら突入一分でクッパに会える裏口が有る。確かにそこを経由すれば大幅なショートカットにはなるのだがショートカットルートが恐ろしい程の難易度なので足止めを喰らい続けることが多く、時間的にはショートカットにならない。
コクッパや部下たちが罠に遭わなくて済むよう設けられたのだろうか?

+ クッパ城ルート分岐
前半に1-4、後半に5-8の扉を選んで進んでいく。

  • ルート1
強制スクロール&巨大ハンマーの最終陣形。バブルが飛び交う中をくぐり抜ける。
足場が小さく、各色スイッチを踏んでいないと更に狭くなり難易度が跳ね上がる。
ルート4程では無いが上級者向け。

  • ルート2
金網に掴まり進むルート。
ノコノコと反射タイプのバブルがいるが、対処は難しくない。
前半のオススメルートその1。

  • ルート3
目隠しのフェンスが多数配置された立体迷路。
また、メカクッパが一足早く登場する。
初見では多少迷うが、正解の道さえわかってしまえば最も簡単なルート。
マント羽根も隠されているので、それも取れるならば尚良し。

  • ルート4
チョコレー島の城後半と同様に、小さな動く足場とケセラン、パサランが登場。
落下死の危険が高く、前半では恐らく最も難しいルート。
こちらもマント羽根の入ったブロックがある為、慣れた人はルート3よりも短いここを選ぶのも有りか。

  • ルート5
ゆっくりと上下するトゲこんぼうとドッスンの下を走り抜ける。
立ち止まるポイントがなく、タイミングが超ギリギリなので初見での突破はまず不可能。
おまけに最後のトゲこんぼうだけ何故か若干長い。
但し、それだけなので突破さえできるなら最も早く抜けられるルート。

  • ルート6
フィッシュボーンと尋常ではない数のグルグルが配置された、水中のフロアを上方向へ進んでいく。
途中トゲ付きの動く壁もあり、総合的な難易度は最も高い。

  • ルート7
まよいの森の城に登場した、火を吹くクッパ像が大量に配置されている。
加えて、ジャンプして襲ってくる金のクッパ像が2体程紛れている。

  • ルート8
大ジャンプするタイプのブルが大量に登場。ここで練習しているということは世界大会出場チームなのかもしれない。
フロア自体は簡単なので、マントで蹴散らせるなら恐らく最も簡単なルート。
マントが無くても、一体ずつ数を減らしていけばそれ程難しくは無い。
ルート5が苦手な方はこちらを推奨。



+ 各ワールド城クリア時のデモ
  • ワールド1
シンプルに爆薬で城を爆破。
タマゴを避難させた後に起爆装置を押してドカーン。
誰が立てたのか残骸には白旗付き。

  • ワールド2
爆薬が面倒になったのか今度は素手で城を破壊
蹴り2発→上から踏み付けて崩壊。初めから上に登れよ…
ちなみにちょっとバテたのか最後に一息ついている。

  • ワールド3
画面外からハンマーを持ち出してダイナミック解体。
これ以降デモの中身がどんどんカオスになっていく。

  • ワールド4
ワールド1以来の爆破…と思いきや、起爆すると城がロケットの如く吹っ飛んでいく
城は背景の山に突っ込んでいき……。
ちなみにマリオ本人にも想定外だった模様。

  • ワールド5
気を取り直して今度こその爆破オチ。
しかし起爆しても何故か爆破されず、よせばいいのに城の様子を見に行ったので…
後の国民的スターはそっちのフラグ建築士としても一流であった。

  • ワールド6
何を思ったかブラシを持ってきてフキフキ
するとみるみるうちに城が消えていき、跡にはきれいな白旗だけが残された…
なんとなく哀愁を感じるオチ。

  • ワールド7
最後の城は地面から引っこ抜き、そのまま画面外へポイ
後には城の崩れる音が響き渡る…だから初めから(ry
まあヨッシーを助けなければいけないのでその辺は言わない約束。



  • スターロード(ネイティブスター)
ドーナツ平野・バニラドーム・ソーダの湖・迷いの森・魔王クッパの谷から行くことのできる場所。
三色ヨッシーの生息する五つのコースが存在。ここへうまく序盤から行ければ、なんと始めて15分ほどでエンディングを見られてしまうことも
コース1では操作を誤ると壁とブロックの間に挟まれて死んでしまうことも(特にマントマリオ時)。コース4の赤チビヨッシーはまさに崖っぷち状態。今日も壮絶な跳躍を見せる。

  • スペシャルゾーン
おたのしみコース
マリオスタッフもビックリコース
スペシャリストのためのコース
チャンピオンシップのコース
スターロードの中心から行くことのできるコース集。難易度は高く、おたのしみ2とチャンピオンシップ1は特に厳しい。スタートデモ画面を再現したり、時間延長アイテムのある唯一のコースがある。全てクリアすると…。
また、マップ画面ではしばらく放置する事も推奨。 

◆スーパーマリオアドバンス2

こちらはGBA用のソフト。
後の3・4のような追加コースの無いベタ移植であるが、以下の点が異なる。

  • 本家にあったバグや不具合の修正。
  • マントorファイアマリオだとダメージ受けてもスーパーマリオになるだけ。(アイテムストック放出はミニマリオになった時)
  • ダメージ受けたりやられたりクリアした際マリオがしゃべる。
  • 残機上限が99→999。
  • フィールド内どころかコース中でもいつでもセーブ可能。更にマリオの状態・ストックアイテム・残機・スターポイント・ヨッシー全て保存可能。
  • 一人プレイ専用につき、使用するのをマリオかルイージに選べる。当然ながらルイージは例のバタ足仕様。
  • エンディング後、クリアタイムが記録される。
  • コクッパがやられたら断末魔の叫びが出る。
  • 条件込みだが、通常ヨッシーが三色ヨッシーに変化。
  • 全コースにドラゴンコイン×5追加。全部集めてクリアしたら記録される。全コースでドラゴンコインを揃えると…??
  • エンディング後なら、砦・城も何度でも再挑戦可能。*14

全体的にマリオ側に有利な仕様になり、何より 携帯機でいつでも何処でもマリオワールドが出来る利点は大きい
面白さは「ほぼ」本家と同じ為、機会があったらこちらもどうぞ。

◆スーパーマリオメーカー

自分でコースを作って遊ぶ作品でワールドのグラフィックと仕様で遊べるスキンも選べる。
他のスキンと比べ、物を上に投げたり敵やブロックの種類や挙動が変わったりと独自の仕様が多くこのスキンでしかできない事も少なくないのでコースを作ると難易度が高めの傾向になりやすい。
クッパは原作ではクラウンに乗っていたため本作用にグラフィックが用意され、一定のタイミングで上空に炎を吐いて降らせてくる(原作でダメージを与えて一旦去った時のあれ)。
Uスキンと同じく触れると弾かれるので作るコース次第でゴリ押しが難しくなったり不可能になったりする。
また、仕様上ヨッシーはお化け屋敷や城スキンでも同行可能。
ちなみにガリガリなど一部の敵は原作ではスピンジャンプで無傷だったが本作ではダメージを食らうので原作と同じ感覚でやると痛い目に遭うので注意。
なお、コクッパ7人衆も他のゲームスキンとの兼ね合いからか新規にグラフィックが書き下ろされている。
さらなる詳細はスキンも参照。


◆余談

発売されてから20年以上がたつも、改造マリオや自動マリオシーケンサなどで今も親しまれるゲームである。
もっともそれらは著作権侵害で根こそぎ削除されたが。
また現在でも年単位をかけ無の取得などの新たなバグやTASが更新され続けており、衰えない人気を感じさせる。

空耳も多数。
  • さーだーまーさーしー
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  • 日本テレコム
  • チビーハゲーデブー



追記・修正はヨッシーに乗りながらお願いします。

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最終更新:2024年04月01日 22:41

*1 スピンジャンプや保持しているアイテムの上投げ等。

*2 この点は、前作『スーパーマリオアドバンス』(スーパーマリオUSA)のルイージの性能を継承しているといえる。

*3 移動速度の遅さでは例えばせんべいやまの城のダッシュ地帯がシビアで、移動速度の遅さ+滞空時間の長さでは迷いの森やチョコレー島の城の杭地帯が厳しい。

*4 由来はSFCのABXYボタンの配色と思われる。

*5 GBA版では色は変わらない。

*6 GBA版では一度大人にすれば通常コースでも出現するようになる。ファイアなら赤ヨッシー、マントなら青ヨッシーが必ず出現する。

*7 一応、前作も最終盤で拐われるまではマリオにアドバイスや支援アイテムを贈っていた。

*8 作品によっては食べられない。例えば「スーパーマリオ64DS」では口に含む事はできても飲み込んでタマゴにはできず、起爆スイッチが動作して爆発する。

*9 落下速度が遅い場合を除き、ちびマリオでないときはまずトゲの接触ダメージでちびマリオになり、直後壁に挟まれたのと同じ扱いになりミスとなる。その際にパワーアップアイテムをストックしている場合、ダメージにより自動で落ちてきて取ることすらできずに失われる。まさに踏んだり蹴ったり

*10 一部コースでは鍵穴ではなく通常と同じ形のゴールであったりボスの撃破が条件だったりする。

*11 このタイプは目付きが悪く、ガタイがいい。また青い甲羅から出たものがこの性質を持つ。

*12 黄色甲羅から出たものがこの性質を持つ。通常ジャンプによる踏みつけでは倒すことができない。

*13 GBA版では全ゴールの到達も必要。

*14 スイッチの宮殿のみ、一度クリアしたら二度と挑めない。