大山法基(ナナシノゲエム)

登録日 :2012/07/27 (金) 05:26:34
更新日 : 2017/10/12 Thu 12:49:52
所要時間 :約 5 分で読めます




ナナシノゲエム』に登場するキャラクター。


◆概要
「領域横断情報学」を専門とする南都大学の准教授。(領域横断情報学とは、媒体無しでの電子情報などの伝播を可能と認める―――所謂、呪いやオカルトの類いを研究する学問のこと。)
オダカの死を目の当たりにした主人公は、彼にゲエムについて相談することになる。


◆人物
バリバリの研究者畑の人間で、興味のある分野に関しては自分の身を簡単に危険に曝してまで分け入り、しかもそこに愉悦を感じる変態。
主人公が死ぬ思いで取ってきた資料も「興味深い」「面白い」で済ませ、ゲエムに関する自説を長々と喋る様はなかなかの外道。
いやそれ以前に、涼しい顔をして主人公(男でも女でも)を一人で夜に廃病院や廃ホテル、廃家に向かわせるのを鬼畜と言わずしてなんと言うべきか。
しかし彼は准教授であるのだし、警察庁とのコネもあるようなので、普通にしてれば良い人なのだろう。
とにかく序盤は、サポート役とは名ばかりのイライラ要素なのだが……


◆各日の悪ぎょ…活躍

◇アトイツカ
主人公が初めて大山のもとに相談に来た日。既に大山はゲエムに関する情報を色々掴んでおり、主人公の情報を併せて、ここでゲエムは『慈急綜合病院』から配信されていることが判明する。そして当然のように主人公に探索を命じる。 …いやお前も来いよ。
探索中にも嫌なタイミングでメール送ってきたり(これが原因で主人公はTSを壊してしまう)、誰のカルテを取ってくるのかを探索中に知らせたり、疲れる。

◇アトヨッカ
病院からパクってきた湯谷のカルテを調べるうちに、このゲエムは元々『ユタソフト』という湯谷が社長であった会社が作りかけていたものではないか、という仮定に行き着く。そして主人公に探索を命じる。 夜の中野ブロードウェイなら安心だとでも言うつもりかは知らんが、ついて来てはくれない。
探索中のメールでは、ユタソフトが三年前に倒産してることを今さら教えてくれたりする。いやなんで調査中に気づかなかったの?

◇アトミッカ
ユタソフトの社員の一人、生田潮。彼がこのゲエムの原型の開発プロジェクトの中枢にいたことが判明。ならばその家に行ってみようということで、主人公に(ry
だがいざ着いてみると、扉が開かない。教授からのメール曰く「差し押さえになってたみたいだね、どこか入れる場所は無いかな?」………後出し教授とでも呼んでくれようか。そして不法侵入を命じるなんてアンタそれでも准教授か。

◇アトフツカ
生田潮は廃人状態なものの生きていた。そして彼の家で見つけた、一人娘『生田あさひ』の絵日記。そこに書かれていたのは、彼女が父と亡き母と共に、家族みんなで行った旅行の絵だった。あさひの悲しみが呪いの元凶だと確信した教授と主人公は、『七支岬灯台』のホテルを目指す。
そう、とうとう教授が動くのだ!
「あぁ、だがオダカ君の家で確認することがあるのでね。まず先に君が向かってくれ。」
………
ホテルで主人公が頑張っている間、教授も頑張っていた。なんと、主人公が絶体絶命のピンチの時に、ゲエム内でルグレを倒して助けてくれるのである。「ぼくだよ!おおやまだよ!」のメッセージに救われたプレイヤーは数知れず。しかしホテルの探索完了まで、結局大山とは合流しなかった。
その後、帰り道
大山から頻繁にメールが届く。
しかしその内容は段々変になって…
「寒くて ゆびが
 うごかないいいいい」
恐る恐る道を進むと、そこにはルグレと化した大山の姿が!
この大山ルグレは異常に足が速く、逃げる場所が分からず殺された者も多いとか。

なんとか逃げ切ると、死んだはずの大山からメールが届く。研究室からの自動送信メールには、灯台に関するメッセージが。
死してなお主人公を導く大山の姿は、まさに教育者の鑑。

◇サイゴノヒ
精神体となってしまっても、大山は主人公を、あさひを救う為に奔走する。
最大の秘密であった『実は主人公がゲエムを受信する前日に彼自身がゲエムを始めており、自身を使って「ゲエムを無視し続けたらどうなるか」を実験していた』旨を主人公に打ち明け、最後のミッションに赴く。
――
皆の祈りは届いた。
ユタソフトの社員の想いを、生田潮の愛情を、生田あさひは受け入れて天に昇っていくのだった…


◆総括
性格に難はあれど、その行動力はまさに主人公。最後の最後で漢を見せたといえよう。
事件解決後は、他の犠牲者たちと同様に電子世界で気ままに暮らしている様子。彼の存在は、彼の専門である『領域横断情報学』の正当性を示すものであるため、肉体の喪失についてはあまり気にしていないようだ。


◆その後
『ナナシノゲエム目』にも続けて登場。ホテルクエントorカラオケボックスウタヤの最後にあるTSの中に潜んでいた。
「ゆえあって肉体は失ってしまったが、この通りぴんぴんしているよ」とのこと。ピンピンとは一体…
今作の事件について電子世界で探っていたところ、赤アカネに目をつけられて抹消されかかっていた。そこで主人公のTSに移動して難を逃れる。
「前回の呪い」を知る唯一の存在として、今回も素晴らしい活躍を見せてくれる。ちなみに前作主人公の行方については言及されていない。
なお、ホテルやカラオケ内には当時の彼の手記が残されており、前作の舞台裏でどれだけ大規模な調査をしていたのかが窺える。
基本前作と同じく主人公をパシリにするも、TS内にいるので、一応同行する形である。
要所要所で助言はしてくれるのでそれなりに頼もしい。
川越教授の立場が無いぞ。




オオヤマ
「やぁ よくきたね
 ゆっくり ついき しゅうせい
 していってくれたまえ」

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