十本刀

登録日 :2012/02/22(水) 14:42:03
更新日 : 2017/01/14 Sat 19:18:53
所要時間 :約 12 分で読めます




初陣だ!十本刀抜刀!!

十本刀とは、『るろうに剣心』に登場する架空の集団。

志々雄真実配下の十人の異能技戦闘集団であり、特攻部隊である。

志々雄本人も作中1、2を争う戦闘能力の持ち主だが、かつて負わされた大火傷のため、15分間以上闘えばどうなってしまうか分からない身体となってしまったため、
自分の手足となって戦闘を行う者が必要であった。
こうして集められたのが、特攻部隊十本刀である。
ちなみに宗次郎と方冶、才槌が連れてきた不二以外は志々雄自ら出向いてスカウトした模様。
(その内、少なくとも張は志々雄と対決した上で仲間入りしている)

志々雄を慕う者から、明治政府に恨みを抱く者、自らの力量に絶対の自信を持つ者、果てには志々雄の命を狙う者(笑)まで、その加入理由は様々。


余談だが、坂本英三氏率いるアニメタルが彼等のテーマ曲メドレー『THE 十本刀』を発表している。
阿久悠平尾昌晃小林亜星 といった超大御所達による熱い歌の数々は必聴。


■構成員

作中に登場した順序で記す。年齢は舞台となった1878年6月~7月頃の満年齢。
皆、「~の~」と言った感じで、字(あざな)を持っているのが特徴(志々雄が付けたと思われる)。

瀬田宗次郎
「天剣の宗次郎」
CV:日高のり子 演:神木隆之介
常に笑みを絶やさない書生風の剣士。16歳。
志々雄が逃亡中に出会った少年で、現在、最も長い付き合い。
幼い日の事情故の感情欠落により剣気や殺気を察しての「読み」が通用せず、
更に走行中の馬車にすら追い付く速度の足運び、超神速「縮地」により、対峙した剣心を大いに苦戦させた。
一派壊滅後は諸国漫遊の旅へと出る。
詳細は本人項目で。


悠久山安慈
「明王の安慈」
CV:原康義 演:丸山智己
激動する時代の中、最愛の孤児達を失い破戒僧となった男。32歳。
得意技はご存知「二重の極み
十本刀の中で最も情け深い人物で、極みを伝授した左之助と戦いに敗れた後、政府からの誘いを蹴り刑期25年をもって北の牢獄で償う道を選んだ。
詳細は本人項目で。


沢下条張
「刀狩の張」
CV:福本伸一 演:三浦涼介
逆立てた髪を持つ関西弁の男。26歳。
新井赤空作の殺人奇剣のコレクターで、それらを使って「赤ん坊斬り」すら辞さない殺人狂。
が、普段は飄々としたジョークの通じる関西弁あんちゃんで、面倒見も良い。逆刃刀が折れた剣心と対峙。
後に斎藤の部下という名の下僕と化した。
詳細は本人項目で。


刈羽蝙也
「飛翔の蝙也」
CV:竹本英史 演:原勇弥
皮と骨だけになるまで軽量化したその身体で宙を舞う「飛翔発破」を使い、いかなる達人にも死角となる頭上から攻撃する。27歳。長野出身。
葵屋襲撃の際、弥彦と対峙するが…軽量故か紙装甲だった模様。
一派壊滅後は飛行能力を生かし政府の密偵(陸軍斥候)となり、上空から海外情勢を視察している。

元々は御庭番衆の一員として作られたキャラクターで、構想段階では「天狗」という名前だった。


夷腕坊
「丸鬼の夷腕坊」
CV:八嶋智人 演:山田崇夫
愚鈍な顔をした肥満体の男。
葵屋にて御庭番衆と対峙するが、彼らの手裏剣攻撃がまるで通用しなかった。
ゴムのように柔軟な身体と指に嵌める装具で戦う。
他の十本刀が敗れた際、首を真後ろに向けるなどの奇行の後、跳ね回りながら逃亡。
「馬鹿だから放っておいて良い」とまで言われたが…
→もしかして、外印
実はまだ4歳(製造されて5年目)。


佐渡島方治
「百識の方治」
CV:高橋広司 演:滝藤賢一
元明治政府の役人だったがその内情に嫌気がさし、野に下った後に志々雄の配下となる。39歳。
組織の統率等、主に参謀官的な役回りで、マフィアを通じて鋼鉄艦を購入する程の実務能力を持つ。
小物的なイメージが強いが、銃剣を用いた戦闘術を使う等、十本刀に数えられるだけあり戦闘力も高いよう。

志々雄亡き後、己の能力にしか興味のない政府に絶望し獄中自殺、地獄で再び彼の下についた。
詳細は本人項目で。


魚沼宇水
「盲剣の宇水」
CV:流山児祥 演:村田充
全身に目玉を配した衣装を着た盲目の琉球武術の使い手。36歳。みんな大好き宇水さん。
かつては幕府の暗殺家だったが志々雄と対峙した際に光を奪われ修行の末、「心眼」こと「異常聴覚」を極める。
甲羅の盾のティンべーとアタッチメント式の鉄球付短槍・ローチン(共に実在する武器)を駆使し斎藤と闘うが身体を真っ二つにされ絶命、
その後、地獄に堕ちた模様。
詳細は本人項目で。


本条鎌足
「大鎌の鎌足」
CV:竹内順子 演:屋敷紘子
可愛らしい顔立ちだが実は男性で、股関を露出し男であることを主張したオカマの鎌使い(を提案したのは当時アシスタントだった尾田栄一郎との説も)。
26歳。福岡出身。
男ながら志々雄に想いを寄せるが、いくら望んでも女の肉体を持たぬ事から由美に嫉妬し、いくら腕を上げようと宗次郎には適わない、半端者な自身に苦悩する。
ちなみに「十本刀で一番手に負えない化け物」と志々雄から評されており、
鎌足と由美の初対面時のオカマと女の戦いの時も「だから手に負えないんだよ」ボヤいていた。
志々雄様も意外と苦労しているらしい。

葵屋襲撃の際には薫と操を相手に、「男と女だし二人掛かりくらいのハンデは良い」と男らしい態度を見せた。
大鎌を名乗ってはいるがその得物は「大鎖鎌」であり、「本条流大鎖鎌術」と言う鎌と鎖の波状攻撃を得意とする。

志々雄を失い気落ちしていた所、張の慰め(優しい嘘)によって元気を取り戻す。容姿を生かし、女子留学生に化けた諸外国への潜入捜査員となる予定。

設定はオカマだが、アニメでは女性声優が声をあて、実写版では女優が演じている。


才槌
「破軍(甲)の才槌」
CV:西川幾雄 演:島津健太郎
後ろまで伸びた頭部を持つ老人で、交渉術や人心掌握術に長けている。77歳。
戦闘時は巨人である不二の手の平に乗り、 指示を出しながら戦う。
圧倒的な戦闘力を持つ不二と、知略を用いる才槌、この二人の組合わせで「破軍」は成り立っている。
実は翁とのジジイバトルが予定されていたなど、本人も戦闘能力は持っていたようだが劇中では一切披露されなかった。

一派壊滅後は外務省の裏役人に抜擢され、人を丸め込む話術を駆使して海外との困難な交渉に携わっているとのこと。

実写版では普通のハゲ頭のオッサンになっており、原作よりも身長が2・5倍ほど伸びている。


不二
「破軍(乙)の不二」
CV:石塚運昇 演:山口航太
葵屋をも凌ぐ巨体を持つ人間。そのためアジトに入る事も出来ない。20歳。公式設定によれば身長8.4m、体重1.28t。
島根県の出身だが、その異常体質故に一藩総出で討伐されかけ、才槌に命を救われた過去を持つ。
故に彼に忠誠を誓うも、普段は四肢を拘束、兜の緒を噛まされて声も発する事も出来ない等、才槌の命令のみを聞くようされていた。
髑髏を思わせる禍々しい兜はエヴァ初号機のオマージュ。

化け物扱いしかされぬ姿とは裏腹に、心底には武人として魂を持つ(その心故に恩義ある才槌に逆らえなかった)。
降り下ろされた剣が衝突する際、しっかりと手の内を絞めると言う剣術の基本を行っている事を見極めた比古により、
「理知の効かない化け物」で無い事と「決して満たされる事の無かった武人としての想い」を認められ、歓喜の涙と共に、比古との戦いを演じた。

一派壊滅後は北海道に渡り屯田兵として開拓に励んでいる。北海道編が実現していれば助けに来てくれる予定だったとか。

実写版ではさすがに大きさの再現は無理だったのか、4分の一のサイズに縮小された。


駒形由美
『夜伽の由美』
CV:入絵加奈子 演:高橋メアリージュン
志々雄の愛人であり、身体の治療や夜伽役を行う。28歳。
かつて吉原の花魁だったが、マリア・ルーズ号事件により明治政府に失望。
十本刀紹介の際に字と共に一緒に紹介されたり「THE 十本刀」という曲で彼女の台詞があったりしたので、
連載当初は一員と思われた(才槌と不二が二人で一人分説など)が、字体が違っていたり、その後の展開も見た結果、前述の説は一応否定されており、
彼女は十本刀では無いと言う見方が強い。

決戦の最中、志々雄の身体限界を察し間に割って入った所、志々雄に剣心もろとも貫かれるが、ようやく戦闘の中で役に立てたことを喜びながら落命。
地獄に堕ちた後も彼に付き添っている。



追記・修正は、十本刀に加入してからお願いします。

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