FC当時から大幅にスケールアップを果たしており、ステージ開始前の全体マップの演出も更に凝ったものとなった。
ステージも悪魔城の外苑部から敷地内、悪魔城内部から最深部へと移動していくに伴い雰囲気も盛り上がっていくのが好評を博した。
シリーズお馴染みのトゲは本作では一撃死なので注意。
殆どのボスはクロス連射さえ使えれば瞬殺可能だが、無いとそれなりに苦戦する。
■ステージ1 城門
基本操作を確認するステージ。
即死に繋がる罠は少ないものの、画面奥への移動や反転床、フックでの移動等、代表的な仕掛けも登場する。
■ボス:スカルホース&スカルトキング
馬を思わせる魔物の骸骨に乗った骸骨の騎士。
馬が居る状態では魔物が口から炎を吐いてくるが、馬が倒されると自ら大地に立って剣を振るってくる他、大ジャンプからの突き刺し攻撃を仕掛けてくる。
ステージ2 魔物の森
森から地下水道を目指すステージ。
敵の配置は緩やかながら途切れないので、慣れていないと思わぬダメージを負っている事がある。
■中ボス メデューサ
水道で出現。
一定距離を保ちつつ、石化光線と蛇をシモンの背後に飛ばして攻撃してくる。
ステージ途中に登場してくるので魔力の玉を出さない。
クロス他、斧やナイフも有効。
ステージ3 地下水脈
鍾乳洞・滝壺から古代遺跡までと、エリア毎に雰囲気がガラリと変わるステージ。落下したら即死となる場面も多い。
特に古代遺跡では先に進むことだけを考えていると半魚人に引っ掛かって落とされたりするので注意。
■ボス 双頭竜
画面外から首だけで攻撃してくる。
片方は三方向に分かれる炎の弾を、片方は近距離で炎を噴射してくる。
サブウェポンによる遠距離攻撃が出来ると楽だが、無い場合は足場が不安定なので落下に注意。
ステージ4 からくり館
前半の山場となる即死罠の多いステージで、回転床だらけの前半を越えても気が抜けない。
SFCならではの拡大縮小や回転を利用した大仕掛けがプレイヤーの度肝を抜いた。
終盤のコナミ製シューティングの様な多重ルートは惑わされずに真っ直ぐ進むのが吉。焦って通路に潰されないように。
■中ボス ポイズンヘッド
毒霧と長い舌で攻撃してくる巨大髑髏。
また、ダメージを受けると上から破片が落ちてくるのにも注意。
ノーダメージで倒すのが難しい位に厄介だが、中ボスなので魔力の玉を出さない。何故だ。
■ボス ビッグストーン
巨大な岩の巨人で、ダメージを与える度に小さくなっていく。
岩を投げてくる他、一定時間で破壊不能の岩がランダムに降ってくるので注意。
耐久力が高く挙動が読み難い。
ステージ5 悪魔城入口
移動のみでボスの居ないステージ。
突然出現してくるハーピー&グールラビットは直ぐに倒せないとあっという間に囲まれてしまうので注意。
地味に進み難い上に制限時間も短いのにも留意が必要。
ステージ6 悪魔城大広間
最初のエリアはFC版の最初のステージのリメイク。
それを越えると大迫力のシャンデリアを越えていくエリアから、大勢の幽霊が出現する舞踏会場へと移動する。
この面から敵の耐久力が全体的にアップする。
幽霊系はステージを越えて画面の端から端まで移動する敵も居るので、敵毎の動きを見極めていきたい。
■ボス ゴーストダンサー
空中を複雑な軌道を描きつつ突進してくる幽霊カップル。
動きを止めた所で剣の形の波動を放ったり、剣を構えて高速で突進してくる。
動きが速いので速攻で仕留めたい。
クロスや斧が無い場合はかなりの難敵だ。
ステージ7 集蔵庫
幻想的な雰囲気ながら足場が不安定な図書館から、不気味な美術館へと移動していく。
敵の配置もイヤらしいので注意。
■ボス アイアンクラッシャー
巨大な斧を構えた黄金の鎧で動きは遅いが耐久力が高い。
斧を降り下ろす他、投げつけてくる時もある。
一定以上ダメージを与えると斧が破壊されて剣による攻撃に。
降り下ろしと共に地面を這う衝撃波が飛んで来る。
ステージ8 地下通路
拷問と人体実験の犠牲者の血に染まった、即死罠だらけの最大の山場。
至る所に生えてるトゲはもれなく即死だが、それを超えてもボス戦手前の不規則で消える床がかなり厄介。
ある程度揃った所で一気に飛び越えたい。
■ボス フランケン
遠距離から爆発する薬品や、分身する薬品を投げつけてくる。
道中の鬼畜ぶりに比べると拍子抜けするほど弱いので、惑わされないようにしたい所。
ステージ9 財宝の間
全面が黄金に輝くステージで、スケルトンも金ピカ仕様、落とすアイテムもほぼ全て$袋と云う豪華なステージ。
とは云え、前の地下通路ほどではないがここもなかなかに難易度が高く、タイミングよく進めないと壁を超えられなかったり、落下死するような場所も。
背面には宝物を求めて犠牲となった人々の無数の霊が浮かぶ。ちょっとかわいい。
ステージの美しさと幻想的なステージ曲で人気もあると云う複雑な印象のステージ。
因みに、このステージにある宝箱の上で256回ジャンプすると大肉が出現する仕掛けがあるが、漏れなく制限時間が削られる。
■ボス ゴールデンバットン
宝物で出来た黄金の巨大蝙蝠で、フラフラと飛びつつ体当たりを仕掛けてくる。
一定以上ダメージを与えると三体に分裂してフンや、まとわりつくようにして攻撃してくる。
耐久力がとても高いので注意。
ステージ10 時計塔
名曲『血の涙』の名アレンジが光る、楽死い仕掛けがいっぱいの時計塔。
歯車や動くフックと云った、時計塔内部の機械を活かしたギミックは、突破に慣れも必要。
■ボス マミー
大時計の針の上で対戦する木乃伊男。
耐久力が高く、被ダメージを物ともせずに突進してくるので、落とされないように注意。
包帯をほどいて位置を変えてくる他、距離が離れると包帯を、近いと炎を吐いてくる。
ステージ11 ドラキュラの塔
『Vampire Hunter』をバックに愈々ラストとなる天守閣への橋を渡る。ここを超えてからは最大の即死罠と、それを乗り越えても魔王の側近『三闘士』との連戦が待つ。
『Beginning』が流れ、下から歯車が迫ってくる中、崩れる階段を登っていくエリアを超えた先、
天井トゲの見える中斜めに流れる足場を飛び渡る場面が山場。飛び移るタイミングを取るのに慣れが必要。
『三闘士』戦を終えるとラスボスの間への階段があるが、ここにはダイナミックな入り方をする隠し部屋(?)がある。
■中ボス ベリガン
『三闘士』の一体。
翼の無い鳥人とも呼ぶべき怪物。
最初は炸裂する弾を放つ槍で攻撃してくるが、槍が破壊されて体の色が変わってからが危険で、攻撃を受けると大ジャンプして移動しつつリーチの長い嘴攻撃を仕掛けてくる。
攻撃タイミングを解っているつもりでも殺される事もある屈指の強敵。
■中ボス ギャイボン
『三闘士』の一体。
羽根の生えた怪獣のような怪物。
空を飛び火炎攻撃をしながら、着地と共に破片を降らしてくる。
ダメージを受けて体の色が変わった後は高速飛行しつつ、広範囲に火炎攻撃を仕掛けてくるが、パターンは単純になる。
■中ボス
死神
『三闘士』の一体でドラキュラの腹心。
登場演出が格好いい。
空を飛びながら小さな鎌を降らせ、一定のタイミングで斬りかかってくる。
着地した後は念動力でシモンを引き寄せつつ大鎌を飛ばしてくる。
この時はサブウェポンが通じないので踏み込んでいって鞭を叩き込むしかない。
尚、『三闘士』は中ボスなので、連戦中の回復は蝋燭から出現する限られた小肉だけとなる。
特にギャイボン→死神戦ではダメージを負いすぎると全回復には程遠いので注意。
■大ボス ドラキュラ
今回は変身はしないものの、シモンの居る方向に分裂する光弾を放つモード→シモンを追い続ける炎の魔物を召還するモード→稲妻を放つ最終モード、と次々と攻撃パターンを変えてくる。
攻撃パターンを変化させる合間に回転しながら飛ぶ光弾を放つが、この光弾を落とせると小肉に変化する。
ただし、ドラキュラの攻撃は強力なので、慣れるまでは体力を回復させても無駄になってしまう事も。