ジラード・スプリガン

登録日 :2012/07/29(日) 20:58:32
更新日 : 2017/07/27 Thu 21:37:01
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私はジラード…!

ジラード・スプリガン!!



機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。



地球連邦軍ルナベースに所属していた元地球連邦軍大佐。
名前だけは第三部に出ており、ロストロウランからディーヴァが打ち上げられる前にフリットアルグレアスとの会話の中で登場し、
ルナベースにディーヴァが到着した時にはガンダムAGE-3の運用を任されるはずだった。

しかし、その時には既に基地司令のアローン・シモンズと連邦軍を裏切っており、第4部でその指令自体が欺瞞であった可能性が示唆されている。

第4部にて地球連邦軍がルナベースを奪回に現れた時には司令室におりゼハートを値踏みするようなそぶりを見せていた。
その時、名前から男だと思っていた一部の視聴者からは女性であったことに驚きの声が漏れたらしい。

元連邦軍のエースパイロットであり連邦側のXラウンダーであった彼女はかつてウルフ・エニアクルが乗っていたGバウンサーの派生型である
専用機の「ティエルヴァ」に乗りルナベース付近まで来たキオらを迎撃する為出撃する。



ジラード・スプリガンは本名ではなく、本名はレイナ・スプリガン、かつてテストパイロットをしており新型MSのテストをしていた。
そして、同じテストパイロットで同期のジラード・フォーネルとは恋仲であり将来を誓い合った仲だった模様。


しかし、Xラウンダーの増幅装置をつけたある試験において装置が暴走、それによりフォーネルは死亡しレイナ自身も一命を取り留めるも重傷を負うことになる。
軍務に復帰した後、保身に走った上層部によりテストの失敗をフォーネルに押し付けられ失望。

悲しみにくれる中、既にヴェイガンと内通していたアローンの誘いに乗りレイナの名を捨て復讐のため連邦を裏切ることになった。

戦闘においてもいくらGバウンサーの派生型であっても旧式機であるティエルヴァで最新鋭機のガンダムAGE-FXと互角以上に戦うなどエースパイロットの名は伊達ではない模様。

ただ、キオと共鳴した時にキオの思念に困惑を見せた。


そして戦闘を続けるうちに、Xラウンダーの共鳴現象により暴走。
ギラーガ、フォーン・ファルシアのビットやAGE-FXのCファンネルを操って敵味方構わず無差別に攻撃を続けるが、フリットのAGE-1グランサの攻撃を受けて爆散。


死の間際にゼハートと共鳴して彼から「自分の正義に殉じて戦った勇敢な戦士だった」と賞賛を受け、礼を言った。








初登場時から死亡フラグ全開なキャラクターだったが、案の定登場して次の回で死亡するハメになった。



唐突に出てきた印象が強いことや、後半の尺を食いつぶしたように見える事から、批判されやすいキャラクターである。
だがXラウンダー能力が万能ではないことや連邦のXラウンダーの見方を知らしめたほか、
「連邦・ヴェイガン双方を知るXラウンダー」というキオと似た立場ながらも終始キオの考えを強く否定したり、
彼女の存在自体がフリットと同じ立場の存在であり、和解を望むキオを最後まで否定し、
最終的に同じ立場であるフリットによって殺されることなどと物語上はかなり重要な位置だったりする。

他にも裏切り者の彼女をヴェイガンに受け入れさせ、
戦場でも気に掛けさせてゼハートの懐の広さや優しさを引き立てたり、
フリットに殺されることでキオがフリットへの不信感を抱く一因となったり、
不幸な恋愛を経験した境遇から煮え切らないフラムにハッパをかけたりと役割は多く。
存在自体はかなり重要だったが、尺を圧迫してしまったことが痛い。
アセム編でも十分尺取れる範囲内だったとか言ってはいけない。 ぶっちゃけだいたいゼハートのせい

それでも最後のBD描き下ろし投票で3位になっているので、需要がないわけではないようだ。
彼女の事件の詳細を描いた外伝を望む人も多い。


クライマックスヒーローでの活躍】
3話のルナベース奪還戦にて登場。 「気に入らないねぇ!」 が口癖。
当初はXラウンダーの力を振るって圧倒していたが、次第にキオに押されていく。
そして暴走した所を撃たれそうになるが、キオに庇われたことで自身の敗北を認める。
そこをゼハートに助けられ、戦場から撤退した。その後の動向は不明だが、是非とも幸せになってほしい所である。


小説版での活躍】
「男装の麗人」としての側面が強く描かれている。
ルナベース攻防戦ではXラウンダー能力の暴走を起こす事なく、ルナベースが奪還された事でヴェイガンと共に一時撤退。
その後のEXA-DBの争奪戦で連邦軍と交戦する中、ガンダムAGE-FXのFXシステムとティエルヴァのシステムが共鳴し、
機体が暴走したところをフリットのガンダムAGE-1 グランサによって撃墜され戦死している。
あとフラムの 唇を奪った

他作品では尺の都合で存在自体カットされている。


スーパーロボット大戦シリーズでの活躍】
◇『スーパーロボット大戦BX
何と7話終了後の分岐選択シナリオという序盤に初登場。
どのくらい序盤かと言うと、キオがAGE-3に乗るのが8話(地上ルート)である。つまり キオ編開始より僅かに早く登場する
まさか早期に登場するとは思わなかったプレイヤーも多いだろう。

続く8話(月ルート)で本格参戦。
……繰り返すが、ジラード初登場は 月ルート 、キオの初参戦は 地上ルート である。
つまり AGEルートではない方で初登場する…あなた何の作品のキャラでしたっけ?

しかもその8話の内容、彼女と月にボソンジャンプしたアキトとの交流である。
さらに木連の襲撃時は、Xラウンダーの力を振るってアキトの危機を救った。 ……ナデシコの新ヒロインですか?

その後、25話でのガルダ防衛戦でもスポット参戦。ここでもアキトとよく絡み、ユリカにヤキモチを焼かれたりする。
最後は39話で敵対し、原作と同じように暴走、フラグを満たせなかった場合はここで死亡する。
だが少年達との心の交流により、その死は原作より遥かに安らかな物となっていた。



…で、ここまで活躍したんだから当然、スパロボ的には生存フラグがある。
まず25話のスポット参戦時に2機撃墜し、その後39話においてキオと アキト(ナデシコ)で 説得しつつ戦闘前会話を回収。
さらに リオン(マクロス30)との戦闘前会話を見る と、撃墜後に生存。その後はビシディアンのパイロットという扱いで自軍に加入する。
……いやだからもう、何のキャラなんですかあなた。

ちなみに本作において、2作品以上がフラグに絡むのは、彼女とトッド、マノンの3人のみ。
3作品に渡るフラグは 彼女のみ となっている。超豪華待遇である。
(トッドはスラーゼン(ガリアン)との戦闘前会話、マノンはジョジョ(ガリアン)orヨウタ(オリジナル)の説得がフラグに含まれている。
一応、オリジナルを1作品と数えればマノンも3作品だが、ジョジョとヨウタの説得は片方だけで良いので、3作品必須なのはジラードだけ)

自軍加入後も性格はさほど変わらないが、台詞が大分前向きになっている。
敵対時「この力は戦う為の物!復讐を遂げる為の物!」
仲間時「この力は戦いを終わらせる為の物!生き残る為の物!」


また余談だが、本作においてはスポット参戦時のNPCに『激突』と言うオリジナルの汎用BGMが設定されている。
で、この曲を作中初めて戦闘曲として使ったのが彼女であり、しかもイベントでもこの曲で戦闘するため、
ガチで「AGEの劇伴曲」「ジラードの専用曲」だと勘違いするプレイヤーが続出した。
扱い的に『NEO』『OE』におけるオリジナルの汎用BGM 「リュウ・ドルクのテーマ」 『宿命のライバル』を思い出した人もいるだろう。


原作での微妙な立場もあり、発売前は「登場しないのでは?」とさえ言われた彼女だが、
蓋を開けてみれば、 本作で最も救われた一人 と言っても過言ではない程の救済を受ける事となった。



追記・修正してあげてもいいわよ

そのかわり…あの人を返して…


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