水戸黄門Ⅱ~世界漫遊記~

登録日 :2011/12/12(月) 21:16:08
更新日 : 2017/02/13 Mon 13:37:59
所要時間 :約 4 分で読めます




水戸黄門Ⅱ~世界漫遊記~とは、サンソフトから発売されたファミコン用ゲームソフトである。ジャンルはアクションRPG。
前作が日本の諸国漫遊だったのに対して、こちらはなんと、アメリカやイタリアなどの世界を漫遊し、悪人を懲らしめるのだ。
また、オープニングには、野沢健吾の声で、「この紋所が目に入らぬか~」の下りが入る。


■ストーリー
悪代官のアンドウが脱獄し、アメリカに渡ってしまった。
黄門一行は、アンドウを捕らえるべく、世界中を旅する事となる。


■ゲームシステム
黄門様達が旅する場所は、必ずし何かしらの悪人がのさばっているので、お人好しなご隠居は、すけさん、かくさんに命じて、それら悪人の悪事の証拠を掴むように奔走する。
プレイヤーは最初、すけさんかかくさんのどちらかを選択して操作し(やられたら交代する)、時には八兵衛や弥七にキャラチェンジしながら、町の人々や悪人達から手がかりを掴んでいき、十分に証拠が揃ったところで、悪人の親玉相手に印籠を見せ(外国人だからもちろん徳川の権威は通じない)、悪事の証拠を突きつけてご用とする。
印籠の効果は無いに等しいので、きちんと悪事の証拠を突きつけよう。
間違えたら、ご隠居が射殺されたり吸血鬼にされたりカンシャク玉で吹き飛ばされたり喰われたり刺殺されたりする。


■ステージ
ステージ順に記す。ネタバレあり。また、アイテムも、ステージ毎に毎回、お国柄が出てるのが楽しい。

アメリカ
西部開拓時代。無法者のボス、バッファロー・ジャンゴの一味は、銀行強盗を計画したり、子供を人質にして身代金を要求したりとやりたい放題。黄門一行は、銃声飛び交う中、街の人々のため立ち上がった。

◆ドイツ
数百年の眠りより、吸血鬼のドラキュラ伯爵が蘇った。
街の人々が恐怖する中、黄門一行は、なんとかドラキュラの弱点を探ろうとする

◆イタリア
レオナルド・ダ・ビンチの家に泊めてもらった一行だが、彼は、自分の最高傑作のモナリザを盗まれ、途方にくれていた。
密売組織からモナリザを取り戻せ!!

◆インド
王国のシッダールダ王子が、地獄から蘇った魔王によりさらわれた。
魔王は、シッダールダ王子が新たなシャカになるのを恐れ、その前に食い殺そうとしているのだ。
王から「トロの勇者」の称号を授かったすけさんかくさんの冒険が始まる!!

◆中国
少林寺の老師が、前日、何者がに殺害された。
犯人を探る内に、黄門様一行は、アンドウが子供を助け、恩人として慕われていたと聞く…

◆ハワイ
最終ステージ。前日、悪王であった先代のカメハメハ大王が追放され、新たなカメハメハ大王として、アンドウを迎え入れたと聞く一行。
再び復権を狙う先代カメハメハ大王の陰謀を食い止め、アンドウとの因縁に決着をつけろ!
以下、エンディングのネタバレ










悪代官アンドウは、アメリカで無法者バッファロー・ジャンゴとなり無法を働いたり、ドイツで吸血鬼に紛れて人々から金銭を巻き上げたり、イタリアの密輸組織に加担したりなど、世界中で悪事を働いていた。
しかし、インドで釈迦の教えを説かれ、これまでの自分の過ちに気づき、せめてもの償いにと、中国にて、老師の殺害現場に立ち会ってしまった子供を命懸けで守った。
その後、ハワイへと流れ着き、悪王である現代のカメハメハ大王に苦しめられる人々を見て、彼らの救済や大王の追放に奮闘し、それが認められ、新たなカメハメハ大王として迎え入れられたのだ。

一行は、改心したアンドウと共に、ハワイでのバカンスを満喫するのだった。

…楽しそうにフラダンスする黄門様や八兵衛を横目に、すっかり日焼けしながら遊びほうけている事に罪悪感を持つすけさん、奥さんに言い訳出来ないと呟くかくさん。

そして、海で泳ぐ弥七さんの姿でエンディングとなる。

皆、すっかり日焼けしながら…。
ファミリーコンピューター史上に残る名作なので、是非ともプレイしていただきたい一品である。

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