パワーブレイザー

登録日:2009/09/24(木) 22:05:38
更新日:2023/04/22 Sat 23:23:16
所要時間:約 2 分で読めます




21世紀…遂にコンピューター文明は、究極といえるレベルにまで発達した。

来るべき22世紀に向け、軍事・天候・エネルギー・都市システム・生命と、各分野の研究施設が。
中枢には、世界中のコンピューターを統括して管理する国際コンピューターセンターが、ワシントン郊外に設置された。

発達しすぎたコンピューターは、いつしか意志を持ち……遂に世界中のコンピューターの脳『Brain Master』は、人類に向けて反旗を翻し、人類は存亡の危機にたたされた。

世界を救うには『Brain Master』の操作を、マニュアルにしなければならない。
この危険な任務を遂行するべく選ばれた兵士、【スティーブ・トレイバー】
彼は果たして人類を、世界を救えるのだろうか………


パワーブレイザーは、1990年4月20日にタイトーから発売されたファミリーコンピュータ用のアクションゲームソフトである。
開発はナツメ。

ゲームの特徴としては、襲いくるスーパーコンピューター軍団にブーメラン一本で立ち向かう主人公の姿である。


正に【漢】である。


まあ冗談はよしこちゃんにしておいて、ブーメランの軌道を生かした攻撃は、アクションゲームの意外な道を開拓した(と筆者は思う)

しかし、ジャンプ力の低さ・パワーアップアイテム出現率の低さ・ボスの理不尽な攻撃など難易度の高さが目立ち、主人公スティーブ・トレイバーの、その外見から、『69マンもどき』と言われることもしばしば…

だが、足場判定が思いのほか広かったり、アイテムをいっぱい落とす敵が出る面もあり、理不尽な攻撃にもパターンがあったりと、従来のアクションゲームにあったザクザク進めていく感じとは違い、ステージセレクトからアイテムの入手、敵攻撃のパターン読みなど、ある程度の戦略性を求められるゲームであった。

が『もどき』感を拭う事はできず、日本ではマイナーな作品となってしまった。

とは言うものの、クソゲーの法則の一つである、【BGMは神】が見事に当てはまっている。

全体的にラテン系のBGMが目立ち、三角波タムの8ビット感が少年時代を蘇らせる。


日本版があまりに高難易度すぎたからか、海外版をリリースする際に大幅な調整というか、
素の状態のブーメランが強くなったり、ジャンプ力上がったり、パワーアップアイテムもかなり強くなったりどころかマップさえ一新。
もはや別ゲーというレベルのリメイクをされた。なお主人公もグラがシュワちゃんになってしまった。
この海外版は大ヒット。2も開発され、日本では「キャプテンセイバー」のタイトルで販売された。

追記・修正は、ブーメラン一本で敵に立ち向かって来てからお願いします。

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最終更新:2023年04月22日 23:23