Gエグゼス

登録日 :2012/01/27(金) 21:16:28
更新日 : 2017/05/09 Tue 15:09:42
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Gエグゼスの最大の売り……それは
このウルフ・エニアクルがパイロットって事だ!





Gエグゼスとは『機動戦士ガンダムAGE』に登場するMS。


型式番号:WMS-GEX1
全高:18.2m
重量:47.2t

搭乗者:ウルフ・エニアクル

ウルフ・エニアクルが自らの専用機としてマッドーナ工房で開発させた新型MS。言うなれば「ウルフ専用ガンダム」
マッドーナ工房独自のMSであるシャルドールに、ウルフが無断で持ち出したガンダムAGE-1のデータを反映することで完成した機体である。
カラーはジェノアスカスタムと同じくウルフのパーソナルカラーである白。

その機体性能はガンダムと同等・及び超えるものがあり、特にウリである機動力はジェノアスカスタムにも採用されたものより大型の二連スラスターを装備したことによりかなりの性能を発揮、ウルフの技量もあいまって格闘戦において無類の強さを誇る

加えてパワーにおいてもバクトと互角の押し合いができるほどであり、あらゆる意味でスペシャルなMSである。

ただし、その性能はこの機体のスペックをフルに使った場合であり、一般兵では扱えず持て余してしまう意味でも「ウルフ専用機」といえる。
なお、ウルフはこの機体を慣らし運転なしで使用し大戦果を挙げた。さすがである。



●武装
  • ビームライフル
ドッズライフルの機構を反映したと思われる大型ビームライフル。
ビームスプレーガンでは歯がたたないUEを撃破するのに十分な威力を持つ

  • ビームサーベル
バックパックに二本装備された高出力ビームサーベル。
これを両手に構えてからの切り抜け(自称「ウルフファング」)の威力はAGE-1のドッズライフルが通用しなかったUEの重MS型バクトを両断するほどである。
ただし、後にバクトはAGE-1の普通のビームサーベルでも破壊されている。

  • ビームバルカン
頭部に二基装備されたバルカン。
口径から察するに牽制用と思われるが劇中での使用頻度は低い。

  • ミサイルポッド
両腰に装備された110mm口径の連装ミサイルポッド
劇中での使用頻度は低い……というか使ってないと思われる。

  • 専用シールド
ウルフのパーソナルマークが入った専用シールド
装甲が並のGエグゼスにとっては重要な装備であり、劇中での使用頻度も高い。ゼダスのビームガン程度ではビクともしない強度がある模様。
なお、左腕に直接装着されているため左手はそのまま扱える。



●劇中での活躍
コロニー・ファーデーン内部でのUE襲撃の際に初登場。
それまでの対立を捨てシェルターを護衛するドン・ボヤージとラクト・エルファメルの危機を救い、UEバクトを二機撃破した。
ちなみにタイタス登場回なのにタイタスの活躍を完全に食ってしまった。タイタスェ……


その後UEがファーデーンを襲撃した際にはガンダムと並んでディーヴァの主力機体として出撃、ガンダムAGE-1が苦戦したUE・ゼダスを相手に互角の戦いを見せスパロー換装までの時間を稼ぎ勝利に貢献した。
続くコロニー・ミンスリーでの戦いや・宇宙要塞アンバット攻略戦においても主力として活躍、ラーガンのジェノアスと共にディーヴァの護衛を果たし、(敵エース級とは戦闘になってないものの)ほぼ無傷で切り抜け第一部を終了している。



●関連機体
  • シャルドール

Gエグゼスのベースとなった、マッドーナ工房にて独自製作されたMS。
また、改修機であるシャルドール改はGエグゼスを参考に開発された。


  • ルーガエグゼス
『機動戦士ガンダムAGEトレジャースター』
に登場する機体。
別名「Gエグゼス改」。ルーガが何処からか手に入れた設計図を元に、タクミが開発したルーガのMS。
機体各所にブースターが追加されている『宇宙最速のMS』。スパロー涙目。
その恵まれた機動力はすれ違いざまにMS三機を撃破する程。
土踏まずからもビームサーベルを展開可能。
必殺技は「ルーガスパイラル」。
装甲を限りなく軽量化している為、耐久力が少ないのが弱点。


  • Gバウンサー

アセム編で登場するウルフ専用機。
シャルドールをベースにカスタマイズしたGエグゼスとは違い、アデルをベースにガンダムAGE-1のデータを反映した機体となっている。


  • Gエグゼス ジャックエッジ

キオ編で登場するGエグゼスの改修機。
宇宙海賊ビシディアンが運用する士官専用機であり、複数機生産されている。
オリジナルのウルフ機とは真逆の黒を基調としており、顔も骸骨を模したものとなっている。また、ビームライフルも実体剣が銃口下にマウントされたドッズライフルⅡBに改良されている。


●余談
  • Gエグゼスの設計図を見たフリットの言によると関節の機構や柔軟性ではAGE-1に劣るらしい。
つまりより人間に近い動きが出来るAGE1とハイパワー・高機動で兵器として優れたGエグゼスの違いであろう。

  • 製作期間はディーヴァがファーデーンに到着してからUEの襲撃があるまでの1日(未満)。いくらシャルドールにAGE-1のデータを反映して作った機体でも早すぎる開発速度である。
まさに、マッド―ナ工房脅威のメカニズムと言えるかも知れない。

  • アセム編エンディングのワンシーンにGエグゼスの玩具で遊ぶ幼い頃のアセムのカットがある。アセムがAGE-1で二刀流をよく使うのもウルフの影響かもしれない。



●ガンプラ
AG、HGが発売中。
AGEシリーズの例に漏れずいい出来である。



【小説版】
まず初登場がタイタスの前、斬ったのがガフランに変更されており、タイタスの初お披露目を必要以上に食うことが無くなった。

また開発期間についてだが、マッドーナは以前からアリンストン基地指令ブルーザーと交流があったらしく、ガンダムの開発データも提供して貰っていたらしい。
ウルフもファーデーン到着以前から開発を依頼していたようである。
そのフレームは、ウルフがレーサー時代に使用していたシャルドールに戦闘用のB型のパーツを組み込み、そこにガンダムのデータを加えたもので、それが開発期間の大幅な短縮に繋がったと思われる。


また特筆すべきなのが、兵器としては異常とも言えるその操縦難度である。

ビームサーベルの出力調整がピーキー過ぎるのをはじめとして、
  • フットペダル、スロットル操作どれをとっても少しミスするだけであっという間に推進剤が尽き、プラズマ反応炉が爆発し、エネルギーが枯渇する
  • 簡易量産を前提としたテストをグルーデックがラーガンにさせたが、シミュレーションの結果三十分で十九回の死亡、内十二回は単なる自爆(※ラーガンはむしろ腕のいいパイロットである)。当然量産化は断念
と、ウルフ以外にはまともに動かすことも出来ない

整備性についても、
  • 各部位のプラグのメーカーがいちいち異なり結果としてディーヴァの倉庫はガンダムとGエグゼスの専用パーツで埋まっている(仮にGエグゼスを運用しなければ、代わりにジェノアスの数個中隊が運用出きる程)
  • 一度動かす度にどこかしら必ず不具合が出るため、その都度全身をオーバーホールする必要がある
と、お世辞にも高いとはいえない。F1をスポーツカーとして使ってるようなものである。
こんな機体を乗りこなせるウルフの技術は正に天才的であると言わざるを得ない。


アンバットでは、デファースにEN切れ寸前まで追い詰められたガンダムを庇い、下半身を大型ビーム砲で消し飛ばされ機能停止。
幸いウルフは無事だったが、機体はそのまま爆発するアンバットに放棄されたと思われる。

因みに、ウルフがフリットからの要請により予め要塞外壁に穴を開けたことでエミリーらがフリットにウェアを届ける事が可能になり、またエグゼスがデファースにライフルを撃ち続けたことでデファースの主砲が一時的にダウン。ウェア換装を行う隙を作った。

直後の連続換装による無双の足掛かりを作ったと言える。
このことは「群れのために、相手を手負いにしてでも死んで行く、狼らしい狩りの結果だった。」と表現されている。





追記・修正は必殺技の名前を考えてからお願いします。

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