エロアニメ/アダルトアニメ

登録日 :2011/05/04(水) 15:12:22
更新日 : 2017/07/04 Tue 10:50:41
所要時間 :約 9 分で読めます




文字通り18禁な内容のアニメ作品の事。

18禁ギリギリな際どい内容のアニメ(聖痕のクェイサー一騎当千等)をこう呼ぶ事もあるが、
混乱を避けるためここではしっかりと18禁と認められているアニメ作品についてのみ解説する。

内容が内容なため一般の地上波アニメと違って普通にテレビで放送される事は無く、基本的にビデオやDVD等の媒体を通して放送される事が多い。

原作が一般漫画(ジャンプやチャンピオンなどに掲載されている漫画)にエロを加えたのを同人誌というが、
原作がエロアニメや18禁アダルトゲームの場合はエロを抜くと一般に放送できるレベルのものになる。ヨスガノソラとか。

※エロ・アダルトアニメの歴史
日本最初のアダルトアニメ作品は1932年の浮世絵風の『すヾみ舟(すずみぶね)』と言われているが、
当時の社会情勢から非合法な物として検挙され世に出回る事はなかった。
合法的にエロアニメが出回るには1968年に委員会の設立によるポルノ作品解禁まで待つ事になる。
1969年から1973年にかけてはあの手塚治虫の虫プロダクションによるポルノアニメ映画『千夜一夜物語』、『クレオパトラ』、
『哀しみのベラドンナ』の三本構成である『アニメラマ三部作』(アニメラマ=アニメ+ドラマ。手塚による造語。当時アニメは子どもが見るものとされていた。
(当時は 大人のアニメ愛好者はガチで差別された時代 である)
手塚はこれを打破しアニメの表現幅を広げる事を目的に「大人の見るもの」とされた「ドラマ」を「アニメ」で表現し、
「大人向けアニメ」を提示しようとして、この造語を生み出した)が始めての合法的なエロアニメとして公開され、中でも『千夜一夜物語』は大好評を博した。
しかしそれ以降の便乗作品が滑りに滑りまくったため映画のエロアニメ人気はそこまで続かなかった。

1984年代からはアダルトビデオの延長線上としてエロアニメはビデオで量産され始め、手軽に見やすくなった事から再び人気を得る。
特にこの時期に発売された『くりいむレモン』が大ヒット。
エロアニメにも関わらず様々なメディアに取り上げられる等の人気を誇りエロアニメブームの先駆けとなった。
一般的にこの時期がエロアニメ人気の最盛期だとされる。

1990年代では漫画やエロゲが原作の作品も増え、特にモザイクの規制が甘い触手淫獣モノの作品が大ブームとなった。


  • 現在のエロ・アダルトアニメ業界
上記の人気に近年のアニメブームとエロが合わさって最強に見える…と思われがちだがぶっちゃけかなり冬の時代。

作品の乱立による競争率の増加や、露出しにくいエロアニメよりも広く認知されやすい一般メディアに流れるエロゲー会社が増えた事により、
エロゲー原作のエロアニメが作りにくくなった事、そもそも有能なアニメーターの不足、性表現の規制強化等々の要素が重なり、
更にエロアニメの制作は基本的に低予算なのも相まって悲惨な事に…

さらに追い打ちをかけるかのように、冒頭の作品たちのような「もうこれアウトだよね?」レベルの一般作品も増えてしまったため、
「低クオリティのエロアニメよりこっちのでいいや」という層も増えてしまった。

一部では『近年のエロアニメの約8~9割近くはハズレ』だとまで言われており、エロゲー業界以上に不作が続いていると言える。
噂では落ちこぼれアニメーターの肥溜めのようになっている場所も多いとか。

同人アニメやGIF動画並のぎこちない作画の作品が未だにそこそこ目立ち、まさに危機的状態にあると言える。
しかもこういうアニメに限って4000~5000もの値段がするうえ、パッケージだけやたらエロかったりする。
…ここアニメ大国ジャパンですよ…?

ちなみに自殺者が多い業界でもあるらしい。

ただし最近のエロアニメの全てが駄作な訳でなく、
むらかみてるあき作品やバイブルブラック、初犬、リゾートBOIN、臭作等の良質なエロアニメもそれなりに出てはいるので完全に絶望視も出来ないだろう。
最近ではエロゲー原作が減った代わりに人気エロ漫画のエロアニメ化が増えてきている。

これからこのような作品が増えるのを祈るばかりである。


※主なレーベル
  • ひまじん(現在は消滅)
  • milky
  • 鈴木みら乃
  • バニラ
  • PIXY
  • hotbear&whitebea
  • ピンクパイナップル
  • Poro
etc…


 ※一般的に良作とされるエロアニメ

  • 梅津泰臣監督作品
『A KITE』『MEZZO FORTE』など。有名アニメーターである梅津泰臣が監督、脚本、キャラクターデザインを手がける作品。
アダルトアニメどころか一般アニメを含めてもトップレベルの作画クオリティを誇り、その完成度は海外の映画関係者の中にも支持者がいるほど。
両作ともに一般分野での派生作品も作られている。
『A KITE』はハードボイルド、『MEZZO FORTE』はドタバタコメディだが、どちらも基本エログロガンアクションなので、エロ成分はそこまで多くない。
いや、そんなオマケ程度のエロシーンでもクオリティが半端ないので十分実用に堪え得るのだが。
エロ目的もさることながら、普通に映像作品としても見る価値のある作品。

  • むらかみてるあき監督作品
アヘ顔と高速ピストン等による濃厚かつハイテンポな凌辱描写で有名なエロアニメ監督。
エロアニメ界で名前をやたらとピックアップされる珍しい人物で、彼の作品は総じて評価が高い。しかし内容が濃いので人を選ぶ。
新体操(仮)黒愛制服処女対魔忍アサギ等が代表作。

  • 夜勤病棟シリーズ
同名のアダルトゲームの18禁OVA化作品。エロアニメでありながら10巻まで制作され、その後も続編や派生作品が出ている人気シリーズ。
全体的に平均以上な品質もさることながら、主人公・比良坂竜二先生の強烈なキャラクターが見所。
中の人の熱演がとにかくスゴイ。どっかのニュータイプの少年も思わず精神崩壊しちゃうレベル。
クオリティは高いが、スカトロプレイが頻繁に出てくるため、前述の比良坂先生のキツさも相まってちょっと人を選ぶ作品。

  • そらのいろ、みずのいろ
作画監督はヴァンドレッド等のキャラデザで知られる黒田和也。非常に丁寧に書かれた絵で有名。
原作とは違い、純愛モノとしてかなりの高評価を獲ている。
何故か下巻はキャストが変わってしまったが、それもまた一興。
どう聞いても主人公の声が某有名声優にそっくり(笑)のため人によっては残念な気分になる。
他にもプリンセスラバー!や15美少女漂流記など黒田氏の手掛けた作品は作画面で好評を得ている。

ごらんの有り様だよ!ではない。
あの魔法少女触手凌辱物の原点と言える作品のアニメ版。
快楽系重視のゲーム版と違って、本作は腹ボコや拡張等の苦痛系の描写が重視されており、ハードな凌辱好きにオススメ。
しかし快楽分を削ったため原作派にはあまり評判が良くない。
グロ描写(女性の身体に寄生→後に腹突き破って出てくる等)も多いため閲覧には注意が必要。

  • リゾートBOIN
同名のアダルトゲームのアニメ化。八宝備仁原案の名に恥じない出来。
タイトルのとおり、おっぱいを始めとする女の子のムチムチな肉感には並々ならぬ気合が入っている。
同じスタッフの『彼女×彼女×彼女』もオススメである。
ゲームの前作のアニメ化である『boin』の方は、スタッフも違いあまりいい出来ではない。

PoROの代表作ともいえるシリーズ。
タイトルそのままに媚薬や催眠で娘を攻略していく直球の近親モノ(義理だが)。
全体を通して割とクオリティを保っており安心である。
特にヒロインの一人である愛莉が大人気となり、後に彼女が主役の続編が2本も製作された。
余談だが、愛莉の中の人によく似た声優さんが最近某アニメの三女役で出演して話題になった。

フェニックスエンターテイメント製作・販売の18禁BLOVA、と言う名のガチホモアニメ、のフリをした本格的♂SFロボット純愛アニメ。
エロ云々以前にロボット物として普通に質の高いロボットアニメのOVAとして通じるほどやたら高クォリティな、何か間違ってると思いたくなる作品。
またエロ要素との兼ね合いにしても、(エロシーンの大半を占める)汚ッサンの凌辱シーンは浮きすぎて最早ギャグみたいになってるが、
主演のイケメン同志による純愛ドラマはSFロボット要素に違和感なく溶け込み物語を盛り上げるのに一役買っている。
続編製作予定だったが、残念ながら作られたのは一作きり。多分豪華すぎて2作目以降を作る余裕がなかったと思うんですけど。(名推理)
スタッフロールでキャストは非公開だがどう考えても聞き覚えがある?なんのこったよ。(すっとぼけ)


追記・修正は射精しながらお願いします。

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