下ネタ

登録日:2011/05/24(火) 15:42:08
更新日:2024/03/06 Wed 21:23:29
所要時間:約 6 分で読めます




~サッカー選手の場合~



「この試合でハットトリック決めたら、結婚しよう」

「そんなんじゃ女の子はときめかねーよ。代われ」

「この試合で誰かがハットトリック決めたら、結婚しよう」

「そんな他力本願じゃダメでしょ~。代われ」

「この試合でハットトリック決めたら、今夜は俺のボールを……」

「下ネタじゃねーか!!」



~プロ野球選手の場合~



「この試合でホームランを打ったら、結婚しよう」

「そんなんじゃ女の子はときめかねーよ。代われ」

「この試合で誰かがホームランを打ったら、結婚しよう」

「そんな他力本願じゃダメでしょ~。代われ」

「今日から俺のバットはお前だけの物だ」

「下ネタじゃねーか!!」




■概要
下ネタとは、体の下半身(特に性器と尻)に関するネタ・排泄物・性行為等々、下品に感じやすい話題のこと。
元々は寄席における符牒の一つで、排泄物をめぐる笑話であったとされる。
やがてテレビ業界で取り上げられるようになり、世間一般の共通認識となった。

人間の生活に密接に関わる内容であり、共感は得やすいものの、好き嫌いが分かれやすい側面がある。
基本的に公衆の面前で(特に大声で)しゃべるのは好ましくない。

しかし、中にはあえて下ネタを売りにするお笑い芸人もおり、成功を収めているコンビも少なからずいる(さまぁ~ずや我が家など)。
といっても基本的にはタブーなため、下手に下ネタを披露すると「下ネタでしか笑いを取れないしょうもない芸人」というレッテルを貼られる。
これはテレビ番組の人気や評価にも影響するため、使い所をわきまえたり暴走しすぎない芸人が重宝される。
※ただし福山雅治や沢村一樹などは例外(お笑い芸人ではないが)

下ネタを歌う曲もあり、クラシックにも下ネタを歌った物がある他、下ネタをウリとするバンドや歌手も少なくない。


■下ネタの変遷

ここでは世代毎の下ネタの内容について言及したい。


・幼少期~小学校低学年


主に児童向けの漫画雑誌やテレビ番組で見たネタだったり、兄弟から教えてもらったネタを多用する。

この時期の下ネタ成分の大半はうんこネタ、おしっこネタ、ちんこネタでできている。
次いで鼻くそ、時には目くそ、耳くそ、ゲロ(ゲボ、吐瀉物)、おなら(屁)なんかも登場する。
"うんこ"という三文字のみで話が成立する(盛り上がる)あたり、まさに下ネタの原点といえよう。

小学校の通学路の脇にある草地には、犬の糞が大概あるため、誤って踏み込んだ少年はしばらくネタにされること請け合いである。

学校のトイレでうんこなぞしようものならひとたび見つかれば瞬く間に情報は拡散されていく。

たいてい女子からは冷ややかな目で見られるが、実は興味津々だったり……しない。


・小学校高学年~中学生


このぐらいの年齢になると、うんこetcは鳴りを潜める(完全になくなるわけではない)。

辞書でエロい用語を調べたり、エロ本を所持し出したり、エロサイトを見出したりするため、若干レベルアップした内容になる。
セックスをほぼ理解できるようになり、あの子とキャッキャウフフする妄想を膨らました少年は数知れず。
修学旅行の夜には、ややディープなネタを引っさげてくる卑ーローも登場したり。

しかしながらまだまだ子供なので、耳年増が多いのがこの時期の特徴でもある。
なんなら女子の方がちょっぴりおませである。

催眠術、時間停止は誰もが考える事だろう。むしろこの後知恵をつけると逆に考えにくくなる。


・中学生~高校生


基本的な下ネタはあらかた習得できている時期である。
下ネタというよりエロネタといった方がわかりやすいかもしれない。

オナニー、ア(ッー)ナル、フェラチオパイズリ、各種体位など、より実践的なネタを覚え始める。
アソコや愛しのあの子をいかにして気持ちよくさせてあげられるかに主眼が置かれる。

この頃になると下ネタにノってくれたりする女子も増え始める。

少数派ながら、実際に行為に及ぶパイオツマニア……もといパイオニアも現れ始める。
そいつらから聞くネタはより新鮮なものに聞こえるだろう。


・高校卒業~社会人


内容はそれほど変化しないが、童貞を卒業できるか魔法使いになるかの分かれ道に差しかかるため、いかにして実践に移せるかが課題である。

合コンなどでいかに口説き、ホテルに誘い出すかというテクが必要となる。
ホテルに行ってからは今まで自身の人生で培った知識を最大限に総動員して挑むべし。

更にエロ本やエロサイトを堂々と見ることが出来るようになり、風俗店の利用も解禁される。
知識が大幅に増えたり、マニアックな性癖に目覚める人も多く、今まで以上に濃い話題になりがち。

こうした話題で盛り上がったり、情報交換をした人も多いことだろう。

結婚する者や子供が出来る者も出始めるようになるのも概ねこの時期である。

一方で、TPOを弁えることができるようにもなり、自重せずに下ネタを言うと周りから呆れられることとなる。

また、下ネタを比喩で表現するなど(特に芸能人や全年齢向けフィクション)、高度な表現を使用して会話するようにもなる。
その場合、「男性的なもの」は「高層建築」・「棒状のもの」・「バナナ」・「銃撃(拳銃と銃弾)」「ミルクなど白い液体(体液を表現する場合)」、「女性的なもの」は「穴」・「トンネル」・「神秘」・「アワビ」、交合は「合体」等と形容されたりする。

でもたまに原点回帰してうんこの話をすると妙に盛り上がる。昔からの友人同士だと尚更。

注意点として、成人の下ネタは下手すれば「セクハラ」扱いされる恐れがあり注意が必要
かつては男→女に対するものだけが問題視されていたが、現在では女→男、同性間でのそれも十分セクハラと判断される


・老後

健康寿命が延びた現在は、老後でも盛んな人は案外多い。
むしろ老いたことで羞恥心が薄れたり、尿漏れやEDなど下半身の深刻な悩みが増えたりしたせいで下ネタにおおっぴらになることがある。

ただし、やはりセクハラにならないように注意が必要。
親戚の集まりなどで若者が年寄りの下ネタに辟易したり、老人ホームの従業員がセクハラに悩まされるなど若い世代からは冷ややかな目で見られる。

テクノブレイクにも要注意。


◆テレビでの扱い

下ネタな言葉が出る場合、何かしら(ピー音や相方のツッコミ)によって遮られる。
まあ冒頭で例として出た「比喩的な単語及び仕草によって、間接的に下ネタだと分からせる」場合、そもそもツッコミがないと成立しないかも知れない。
基本的にアウト・自主規制の対象だが時間帯や放送ネットによって緩さが変わり「これお昼の番組だから…」「ゴールデンやぞ!」「今日は全国ネットの大事なチャンスなんや!」「地上波だったらアウトですね」などとツッコまれることがある。
最近は映像(下半身やおっぱいなど)の場合はモザイクが掛かる。排泄物ネタの場合は「※お食事中の方申し訳ございません」といったテロップが表示される。


◆「下ネタ」使用時に「例え」として使用される物の例



◆変化

掲載媒体や対象年齢によって変わる。

  • 少年向け
直接的な下半身の露出(性器の描写)、性行為、排泄は大体NG。間接的に描写されることはある。
女性の胸の場合は、乳首が出てなかったらセーフ。男は上半身出し放題だが、最近は男性も乳首の描写が規制されることもある。。
低年齢向け(コロコロボンボンなど)なら子供(またはデフォルメされた)キャラの下半身と排泄ネタはセーフだが、近年はモザイクが掛かることもある。


  • 青年向け
殆ど大丈夫。だが異性とのピンクな行為は規制が掛かる場合がある。
排泄物の描写はあまりないが、首吊り死体はリアリティ重視で排泄物ドロドロの汚い姿で描かれたりする。


  • 成年向け
純愛からレイプ・凌辱、はたまたスカトロリョナ等々御自由にどうぞ。


アニヲタWikiの場合~



「この項目が無事立ったら、結婚しよう」

「冗談は顔だけにしろ。代われ」

「誰かが追記、修正してくれたらいいのになぁ~」

「また他力本願なんだねぇ。でもお前のそういうとこ、嫌いじゃないよ~」

「今夜は俺の勃てた項目を無修正で……」

「言わせねぇよ?!」

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最終更新:2024年03月06日 21:23