Ζガンダム

登録日 :2009/11/30(月) 16:09:03
更新日 : 2017/08/03 Thu 23:19:09
所要時間 :約 7 分で読めます





遊びでやってるんじゃないんだよ!!


機動戦士Ζガンダム】及び【機動戦士ガンダムΖΖ】に登場するMS。
Ζでは後期の、ΖΖでは前期の主役機体を務めた。

型式番号:MSZ-006
建造:アナハイム・エレクトロニクス社
所属:反地球連邦組織エゥーゴ(A.E.U.G)
分類:試作機
全高:19.85m
本体重量:28.7t
全備重量:62.3t
ジェネレーター出力:2,020kw
スラスター推進力:112,600kg
センサー有効半径:14,000m
装甲材質:ガンダリウム合金

  • 武装
60mmバルカン砲×2
ビームライフル
ビームサーベル×2
腕部グレネードランチャー×2
ハイパーメガランチャー
シールド

  • 主な搭乗者
カミーユ・ビダン
アポリー・ベイ
レコア・ロンド
アムロ・レイ
ジュドー・アーシタ
ルー・ルカ
ファ・ユイリィ
ビーチャ・オーレグ
イーノ・アッバーブ


宇宙世紀0087、エゥーゴと協力関係にあったアナハイム社はリック・ディアスの完成と同時に次世代超高性能機の開発計画『Ζ計画』を発動する。
可変機百式、簡易可変機のメタスの試作後エゥーゴの象徴たる機体として開発に着手したが、可変機構と機体強度の両立のため設計は難航した。

しかし、ティターンズが開発したガンダムMk-Ⅱがある少年によって盗n(ry…持ち込まれたことによって状況は一変する。
ガンダムMk-Ⅱは機能的には第2世代MSに到達していないもの、
ムーバブルフレーム(機体を支える骨格を内包し、装甲の支持なしで機体を支えるフレーム構造)は斬新な技術であり、
可変モビルスーツに要求される機能を十分に備えていた。
また、ガンダムを強d…持ち込んだカミーユ・ビダンによるメモ程度の設計案によって開発が急速に進展。完成を迎えた。
(劇場版ではこの設定は無い。)

完成したΖガンダムはウェイブライダーと呼ばれる巡航形態への変形能力を備えており、
宇宙空間から重力下まで連続運用を可能とする破格の汎用性を誇っていた。
また出力対質量比が怪物と呼ばれるレベルであり、UC120年代のMSに匹敵する。
フルバーニアンの方が高いが



□武装

  • 60mmバルカン砲
側頭部に2門内蔵する。
Mk-Ⅱではオプション式だったのを、変形の際に頭部を収納するために内装化された。


専用の長砲身高威力のビーム兵器。
銃口にビームを集束させてロングビームサーベルとしても使用可能。
銃身が伸縮する。
EパックはMk-Ⅱと同じものを使用。
WR形態時および非使用時には背中、または前腕外側にマウントされる。


サイドスカートに収納。
変形時にはビームガンになる。
劇場版では刀身部分にビームを当てて広範囲にビームを拡散させる「ビーム・コンフューズ」なる技を披露。
キュベレイのファンネルを叩き落とした。


  • 腕部グレネードランチャー
追加マガジンを取り付け可能。
誘導装置とロケットを内蔵しているため実質小型ミサイル。
代わりにワイヤーを内蔵した事も。


  • ハイパーメガランチャー
内部にジェネレーターとスラスターを内蔵した大型ビームランチャー。
ウェイブライダー形態でも下部に取り付けて運用可能。
また、ライフル同様ビームサーベルを発振できる。
ポジション的にはエルガイムと同MkIIが使用していたバスターランチャー…
だが、劇中ではさほど強力であるような描写はされていないどころか初陣で敵に叩き折られる等不遇。


  • シールド
WR形態時の機首となる部分。
通常左腕のラッチに装着される。
破損すると変形に関わるからか異常に堅牢で、突撃した勢いがあるとはいえジ・Oの装甲さえぶち破る程。
エゥーゴvsティターンズではほぼ壊れない(この作品では盾に耐久力が設定されている)



《劇中の活躍》
カミーユが乗っていたガンダムMk-Ⅱがジェリド、マウアーの乗るガブスレイにより小破した際、
アポリーの操縦で登場しこれを撃退。以後、カミーユの乗機として活躍する。

キリマンジャロ降下作戦ではウェイブライダー形態で百式を乗せて大気圏を突破するなど、SFSの代わりとしても活躍した。

メールシュトローム作戦では、カミーユのNT能力とバイオセンサーが共鳴して凄まじい戦闘能力を発揮。
ビームを弾く謎のオーラ(通称:バイオフィールド)を展開してヤザンの操るハンブラビの索敵モニターに干渉してレーダーを混乱させている。
また、グリプス戦役末期では死者の念(フォウやロザミィ)を取り込み、謎の力でシロッコのジ・Oを機能停止に追い込む。
更に謎のオーラを纏ってウェイブライダー形態で突撃(通称:スイカバー)、ジ・Oを貫きシロッコを圧殺した。

スペックでは説明できない超常現象的な能力を何度も発揮したが、
これは設定ではカミーユの高いNT能力がバイオセンサーと共振し、周辺のミノフスキー粒子に作用。
バリアの展開やビームサーベルが巨大化したとされている。
死念等は精神崩壊の始まっていた彼が見た幻覚との話もあるが、精神崩壊しない新訳Ζでも描写があるし他のNTも似たようなことをしている。


機動戦士ガンダムΖΖ
戦力の大半を失ったエゥーゴは修理のされていないΖガンダムを乗せてシャングリラに着艦する。
そこでジャンク屋を営んでいたジュドーが成り行きでΖガンダムに搭乗。ヤザンを撃退した。

以降、ジュドーの乗機として幾度となくアクシズの襲撃を退けた。

途中、ハンマ・ハンマによって頭部を破壊され、応急処置としてザクの頭部を代用し、通称『Ζザク』が完成。
ザクの頭部のせいで何回か撃たれたが。

後にΖΖガンダムが完成。
頭部が修復されたΖガンダムはルーの乗機としてガンダムチームの一角を担った。
ただし、ΖΖよりも小回りが利くため、以降もジュドーは状況に応じてΖとΖΖを使い分けている。

最後はアクシズ内部におけるクィン・マンサとの戦闘で大破し、Mk-Ⅱ共々放棄された。
その後については不明だが、一説によれば連邦軍によって回収され、他のガンダムタイプMSと同様封印された。



【バリエーション】



Zガンダムの発展機として開発された機体。機体性能の拡張というよりもΖガンダムのハイレベルでまとまった性能を維持しつつ
ピーキーな性質や難儀な生産性をクリアする方向に重きを置いている。
メタスの変形システムを取り入れた結果操縦性はΖガンダムより幾分マイルドになり生産性の悪さも改善。
(設定上コストカットの要因となっているものの、MGのΖガンダムとリゼルを作ればわかるように、可変機構の複雑性はZガンダムもメタスもそれほど違いは無かったりする)
反面MA形態は空間戦闘特化になり大気圏突入能力や大気圏内飛行能力はオミットされる形になってしまったが、機体構造上
クレイバズーカを二丁懸架可能になり、メガビームライフルのジェネレーター直結システムも実装することにより総体火力はオリジナルを凌駕する結果となった。
ZZガンダムの開発をアナハイムが優先したため建造直前でペーパープランのお蔵入りと化した……ハズだったが近年後付け設定で漫画やゲームに実機が登場する描写がある。


Ζは開発の時点で汎用性を求められていたのでほぼ全ての環境での運用が可能だったが、コストが高く量産には向かなかった。
そこでエゥーゴの地上組織カラバ、そして地球連邦軍はΖの低コスト化をある程度実現したΖプラスを採用した。
ニューディサイズ討伐のためにα任務部隊に配備されたC1型が有名。
その活躍はガンダム・センチネルに詳しい。



Ζプラス以上に低コスト化を目指した量産試作機。
オリジナルが持っていた変形機構を外付けのバックウェポンシステム(BWS)を装備した簡易変形で代替する事でコスト軽減を図っている。
しかしBWSの簡易変形は不可逆であり変形の度に投棄しなければならず、結局コストは高いままになってしまう。
その上バイオセンサーは装備しているものの当時最先端のサイコミュシステムであるサイコフレームには及ばずネオ・ジオンのNT専用機には一歩譲らざるを得ない機体になってしまった。
劇中でシャアが言った「情けない機体」とは実は「設計段階でサイコフレームの実装がなされていないνガンダム」の事を指すが作中の会話の流れもあって色々と誤解されやすい可哀想な機体。
U.C.0093年のシャアの反乱時にアムロ大尉が使用。


量産試作機としては失敗であるリ・ガズィをワンオフレベルのカスタム機として再設計した機体。
BWSを外付けではなく一体型にすることによって簡易変形を可逆のほぼ完全変形に近いものに仕上げ武装もオリジナルのリ・ガズィに加え
ハイパー・ビーム・サーベルに変更することにより、総体的にはオリジナルを上回っていたリ・ガズィの火力を一層盤石なものにしている。
頭部も準ガンダムタイプといえる見た目のリ・ガズィのエクステリアを完全なガンダムタイプのものに変更している。
Zガンダムタイプのモビルスーツの一つの終着点ともいえる設計で搭載されているかは不明だがサイコフレームが搭載されていたならばνガンダムと
総合的には比肩できるレベルのスペックに仕上がっている。
アムロ大尉用に開発されたがνガンダムの実戦投入、並びに大尉の消息不明によってお蔵入りに。
その後はロンド・ベルによって運用されたと考えるのが妥当だが公式作品にそういった描写は未だ描かれておらず大尉と同様現在消息不明。


同じくΖプラス以上に低コスト化を目指した機体だが、こちらはリ・ガズィの反省を生かしメタス、並びにZⅡの可変機構を参考に
し、さらにアクチュエーターや内装電子機器等の規格を当時の主力量産機であるジェガンと共通規格にすることによって
リ・ガズィの可変システムの不可逆性とコストの高騰を解決している。
主にリ・ガズィの流れを組むボックスタイプスラスターを装備した一般仕様機(スタンダードタイプ)と大気圏内飛行用のウイングバインダーを装備した
指揮官機(コマンダータイプ)が存在する。
指揮官機はさまざまな措置や仕様変更を一般機に施すことによって「宇宙世紀90年代相当でのZガンダムのスペック」に近づけている。
なお、小説描写よりコマンダータイプはウェイブライダーではないMA形態にもかかわらず単体での大気圏突入が可能。
量産は一応の成功を治めノーム少佐の指揮官機・リディ少尉の一般機を始め多数の機体が「ガンダムUC」の宇宙世紀90年代に実戦投入されている。


余談だが、ΖΖはΖの後継機という扱いだが、その開発にΖの開発スタッフは関与していない。
Ζの開発スタッフはオプションによる汎用性を追求しSガンダムを開発したので本来はこちらのほうが後継機と言えるだろう。



◇ゲームでの活躍

【vsシリーズ】
エゥーゴvsティターンズにてジ・Oと並ぶ最高コスト機体として登場。
ライフルかハイパーメガランチャーを選択して出撃することになる。
ハイパーメガランチャーは鬼畜武器として敬遠されていた(無印のみ)。
ティターンズ側でミッションを始めた場合、その恐ろしさを体験可能。
攻撃を当てても怯まない+HPが減らない上、攻撃を数回当てられると落ちる。

ガンダムvsガンダムではGP2000の中コスト機体。
ライフルとランチャーが換装式となった他、味方機が撃墜されると「体を通して出る力」が発動。
一定時間スーパーアーマー状態になり、格闘が特大ビームサーベルに変化し、WR突撃の際に現在のHPと引き換えに大ダメージを与えるようになる。
特殊格闘の変形移動で高い回避能力を有していたため、厨機体とされていた。

NEXTからは換装の廃止によるライフルモード統一、射撃チャージがビームコンフューズになった。
『体を通して出る力』が使用しなくても一定時間で解除される、などの変更を受けて火力の無い支援向き玄人機体となってしまった。
ただ弾幕量と与ダウン性能は全機体でも優秀。

EXVSではコスト2500(準高コスト)に変更。
ランチャーのリロード増大やアシスト削除など、支援機としての機能は低下したが、格闘及びグレネードが超強化。
相変わらずの弾幕も相まって、全領域万能機となった。
同コストにクロスボーンやケルディム等の尖った人気機体が多い中、じり貧になりやすい万能機にも関わらず一定の評価を受けている地味にスゴイ機体。


Gジェネレーションシリーズ
シールドと変形能力を備え、グレネードランチャーやハイパー・メガ・ランチャーと武装のバランスが良く、扱いやすい。
だが、最大火力では他の主役機よりも見劣りするため、初期の作品では戦力として使い続けるよりも開発ベースとして重宝されることが多かった。
しかし、後にファンネル武器による攻撃を無効化する「ビーム・コンフューズ」の追加で戦力としての価値が上昇。
『スピリッツ』で惜しくも「ビーム・コンフューズ」が廃止されてしまうが、『オーバーワールド』では「ウェイブライダー突撃」が武装に追加。
長年の弱点であった火力不足が解消、特にビーム耐性のある機体との戦闘で有利になった。


スーパーロボット大戦シリーズ
シリーズ初期の作品から登場。登場作品ごとに地形適応や主力武器の威力・射程の調整がいろいろあって、基本的に1.5軍ぐらいの立ち位置。
一方でカミーユの能力は大抵上位クラスなので、機体を乗り換えて活躍することも多い。

旧シリーズでは参戦したマップのあたりでは期待に応えられる強さであり、空をはじめとした地形適応での優勢に優れている。
しかし主人公機の中では後発に比べて基本性能の低さや武装の使い勝手の悪さが目立ち、中盤までの繋ぎ扱いになるケースも少なくなかった。
特に最強武器の「ハイパー・メガ・ランチャー」が「P武器でない」「防がれやすいビーム攻撃」「火力もさほどでもない」の三重苦。
タイトルによってファンネルと違い切り払われない、ビームコートを貫いてシールド防御されないなどの利点は一応あるのだが、
最大射程や性能や武装の使い勝手で勝るガンダムF91ビギナ・ギナ、ZⅡ(α)の影に隠れがちだった。

しかし、『α外伝』から計算式まわりの大きな変化もあり、最初から最後まで使いやすくなってきたほか、
原作最終盤で見せた「ウェイブライダー突撃」、『第2次α』からの「ハイパー・ビーム・サーベル」と、ニュータイプ能力による攻撃が武装に追加。
特に『第3次α』では「ハイパー・メガ・ランチャー」に全体攻撃版が追加、火力不足もSPモードの15段階改造なら逆にトップクラスの火力を得る。
魂の力を体現するボスキラー的な性格を得たのであった。

『Z』シリーズでは「バイオ・センサー」「サイコ・フィールド」「ビーム・コンヒューズ」と防御系の能力が強化され、MS系主役機が気力も重要、という流れを生み出している。



ガンプラ
HG,HGUC2種,RG,PG,MG2種と様々なスケールで発売。バンダイの技術進歩が良く分かるプラモデルとなっている。
HGはウェイブシューターと呼ばれる形態に変形。
HGUCでは差し替え式の変形により劇中のイメージに近い薄さを実現。
MGではほぼ完璧な変形を実現。バンダイ技術陣の意気込みが良く分かる。
RGは144分の1サイズにもかかわらず完全変形というすごい代物になっている。


幻の機体
【フルアーマーΖガンダム】
SD仮面が悪いんだよ!




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