ファーデーン(ガンダムAGE)

登録日 :2012/03/01(木) 17:21:43
更新日 : 2016/09/15 Thu 20:31:51
所要時間 :約 4 分で読めます



「ファーデーン」とは、『機動戦士ガンダムAGE』に登場するスペースコロニーである。

L5宙域に建造されており、、月や地球、月の裏側のL2宙域に向かう船の中継点となっている。
そのため他のコロニーに比べ発展が目覚ましく、その直径は通常のコロニーの2倍、全長は25キロメートルにも及ぶ巨大宇宙都市である。
2、3キロメートル程のサイズのプラント船が横付けできる程。

内部の街もフリットたちが住んでいた「ノーラ」とは比べものにならない程賑やかで、港口から様々な広告が浮かび、多くの免税店が並び、大道芸人が思い思いのパフォーマンスを披露する。
フリットエミリーが立ち寄ったような喫茶店もある。

さながら夢の国のようであり、人類とUEとの戦争が行われている等とは感じさせない。


そして、みんな大好きイワーク・ブライアが住んでいるコロニーである。
また、周辺宙域にはチートでお馴染みマッドーナ工房が駐留していたりするガンダムAGEでは欠かすことのできないコロニー。



初登場は第5話。

艦の補給、及びグルーデックがドン・ボヤージとある交渉をするために入港した。

エミリーやディケはここから別のコロニー「トルディア」行きの便で移動しようとしていたがフリットが自身の移住を拒み、更にその後三名共グルーデックに賛同した為、全員ディーヴァに残ることとなる。


最大級の巨大なコロニーで、農業・商業共に繁栄した理想的なコロニーとされているファーデーンだが、そんなコロニーにも闇の部分がある。


地上部が繁栄している一方、地下では金の無い人間達がボロ小屋の様な家に住み、ジャンク屋紛いの仕事をする貧しい生活を強いられているのだ。かのイワーク・ブライアもその一人。

地下街の住人達は皆、ファーデーンならば仕事があると流れ着いて来たコロニー難民である。
コロニー国家戦争集結に伴い、どのコロニーも人口が飽和。失業率も高い。
ファーデーンは、厄介者扱いされた彼らの最後の居場所なのだ。


またこのコロニーでは、コロニー国家戦争で争ったザラムとエウバ二つの派閥のいさかいが百年近く続いている。

イワークのような難民が政府に頼るということは、ザラムかエウバに身を寄せるということを意味する。
だが、そうした者は権力争いの駒として利用され惨めな最期を遂げてしまう。

それでも地下の住人達は何とか生活をしていたのだが、ここ最近ザラム・エウバがMSを抗争に持ち出すようになって状況が変わった。
上の街は戦場と化し、争いが発生する度に市民はシェルターの中に避難する生活を強いられている。
ちなみにこのシェルターはバクトの下段キックでもなんともないほどの頑強さを誇る。(流石にへこんではいたが)

イワークによれば、これも貧しい生活を強いられる大きな要因らしい。
それに地下街は元々コロニーの補修用シャフトや、コロニー建設期の資材置き場を利用したスペースであり、戦闘の影響などはモロに受けるため非常に危険。
小説版ではザラムのMSジラにより天井が崩落、再開発を行っていた作業員や、それの手伝いをしていたイワークの娘リリアを巻き込んでいる。


ザラム・エウバ両者の対立の激化により住民が困惑する中、ファーデーンはUEの次の標的となってしまう。
(ファーデーンにいるガンダムを狙ったとも取れるが)

共通の敵が現れたにも関わらず未だにいがみ合っていた両者だったが、フリットの説得によりUEを倒すために停戦、共闘。
住民を襲っていたUEから市民を守っている。


最終的にザラム・エウバはディーヴァと協力し、周辺に現れたUEの撃退に成功。
ザラム・エウバ間の争いも一先ずは鎮静化。未だ解決すべき問題は残っていたが、ファーデーンは一時の平穏を得たのだった。

イワーク達の地下街の住人たちの、貧しい生活が終わる日も近い……かもしれない。



■余談
実はこのファーデーン編だけで、第一世代の話数の3分の1も消費してしまっている。

実は名前だけなら第28話で登場している。気になる人は探してみよう。



その後の登場はなく第3世代のキオ編に出ることが期待されていたが出番は無し。
なので個性的な住人達と共に第一部を象徴するコロニーとも云える。




イワークさん「コロニーの内壁と外壁にある隙間さ。俺達はここで追記・修正している」



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