後継機

登録日 :2011/06/26(日) 06:45:03
更新日 : 2017/08/23 Wed 00:02:33
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「後継機」


一般的には、同一もしくは発展した運用思想・目的に沿って開発され、既存のものと置き換えるため制式化・量産化された新型の工業製品を指す。
ロボットを扱った作品で、今の乗機に成り変わって登場するロボットのこと。
この項目では後者について記述する。


その名の通り「後を継ぐ機体」であり、現行機の武装や機能、並びに外見をある程度踏襲しつつ更なる強化を施されている。
たった一機の投入により、それまでのパワーバランスが大きく崩れることもザラであり、これらの登場によって作品に新たな展開が生まれる。
機体を変えるときの演出などについては主人公機強化ならびに主人公機乗り換えとも被る部分があるのでそちらも参照されたし。

一口に「後継機」と言ってもパターンは様々であり、大まかに分けると、この五つ(「強奪型」も含めると六つ)のどれかに属することになる。



強化型
現行機に新しい武装等を取り付け、パワーアップを図る方法。
一番簡単な策であるが故、その場しのぎにしかならない可能性大。

これを後継機と捉えるかは非常に微妙なところである。

物語の中盤で一旦このタイプが登場し、後に新たな後継機が登場するパターンも存在する。
さらには、後継機となった機体が最終決戦仕様としてこのタイプになるパターンも存在する。

機体の大破時、修理のついでに大幅に改修強化を施してしまう場合もある。
この場合は、後継機よりむしろワンオフ・改造機と呼ぶべきだろうか。



発展型
後継機の代名詞。
現行機をとは別に、新しく造られた機体のこと。
特徴的な部分は残しつつそれを伸ばし、尚且つ現行機を実際に運用した結果、浮き彫りになった改善点が改修され、弱点らしい弱点がなくなっている場合が多い。

この場合は乗り換え元の機体が別のキャラクターに譲られ、まだまだ現役で活躍したりする。

史上初の後継機が登場した「ジャンボーグ9」は、これに近いと思われる。



進化型
現行機が人の手によって意図的・計画的に強化を遂げるのではなく、何らかの突発的な要因で強化されてしまうパターン。
元々、意思を持っていたロボットが操縦者を認めるなどで進化したり、発見された不思議な物質の力で進化したり。
これは俗にスーパー系と呼ばれるロボット物で扱われることが多い。

時に他の機体を取り込み「融合」するタイプの後継機が存在するが、これらは超常的なものが多いことから後に記述する「合体型」よりこちらに近いかもしれない。



試作型
別系統機か、現行機が造られた後に実験的に造ってみたものの、運用には到らず封印されていた機体を無理矢理、引っ張り出してきたパターン。

そのため、弱点が残っている場合が多く、そこがまた試作型の魅力だったりする。

試作型で取り敢えずは窮地を脱するも、その仕様のおかげでまたピンチになり、それを克服するという展開も生まれやすい。

余談ではあるが彼らは試作機という肩書こそ持つが、現実的に最も近いのは実験機である。



合体型
「強化型」に近いがその場しのぎではない。
このタイプで最も有名なのは「勇者シリーズ」および「エルドランシリーズ」だろう。

現行機に対して別のロボットが合体することで新たな力を得る。
「どう考えても合体に無理があるだろ」とか「こんな武装、元になったロボットに無かったろ」ということも多いがそこは浪漫の一言で片づけよう。
初合体以降では放送終了5分前くらいに合体→必殺技でキメ!のパターンが定着することが多い。お約束である。

合体するロボットは
1.現行機の能力アップのため新たに開発
2.実は合体した姿こそが完成された真の姿

の二パターンが存在する。
後者はライバル機との合体などもあり、中盤まで敵だった機体が仲間になり、共に戦うことを誓う展開に燃えた少年も多いのではないだろうか。

これを後継機と捉えるかは(ry



●強奪型
その名の如く敵から盗んでしまうタイプ。アニメ作品初の後継機とされる「ウォーカーギャリア(戦闘メカ ザブングル)」もこれにあたり歴史は古い。

開発経緯は複数有り、

などが挙げられる。

新型の奪取以外は「強化型」や「発展型」など、他のタイプに当てはまり、あくまでも「強奪」というのは演出のことを指す。
「そもそも新型は後継でなくただの乗換えでは?」とか言ってはならない。



これらの後継機が登場するシーンは、熱い展開になること必至であり、同時にロボット物になくてはならないお約束の一つであるといえる。





「ふはは!ここまでのようだなコウモクガー!」

「このサクジョーカーで削除してくれるわ!」

『くそっ、ここまでなのか…』

テッテレ〜テレレ〜♪

『こっ…これは!?』

《聞こえるかね?初木君》

『古守博士!このロボットは!?』

《こんなこともあろうかと秘密裏に開発しておいた、君の新たなる力だ!》

『新たなる…力?』

《そう、その名も…ツイキシュウセイダーじゃ!!》

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