巌徒海慈

登録日 :2012/02/23(木) 08:42:04
更新日 : 2017/08/10 Thu 09:42:25
所要時間 :約 6 分で読めます






「や、や。最近どう? 泳いでる?」



逆転裁判』シリーズ一作目DS版『逆転裁判 蘇る逆転』の追加エピソードに登場するキャラクター。

CV:?(パチンコ版)


読み方は「がんと かいじ」。
地方警察局長。つまりはこのへんの警察で一番偉い人。65歳。


《外見》
オレンジのスーツに十字型の赤いタイ、黒手袋、そしてピンクのサングラスを着用。
髪は白く、雷の様な前髪が特徴。弾力があるのか何かよく伸びる。
目は緑色。肌は褐色。
全体的に日本人なのか老人なのか疑わしくなる見た目をしている。
背も185センチと高く、胸板も分厚く、筋肉質な肉体をしている。
暑苦しいオーラを放っているらしく、「暑苦しいオーラが法廷中に乱反射してる」だの「現れてから法廷の温度が3度あがった」だの言われている。
前髪を弄るのと、手をポンポン叩くのが癖らしい。


《中身》
一人称は「ボク」。
口調は何かとフレンドリーでカジュアル。
挨拶は何故か「泳いでる?」というもの。
ナルホドちゃん御剣ちゃんなど、人をちゃん付けで呼ぶ。裁判長の事はチョーさんと呼んでいたが。

その半面、強烈なカリスマ性と、圧倒し圧迫するような気迫を持つ。
独特な“間”は初見ユーザーにDSのフリーズかと思わせるほど。
ニコニコ笑いながら、あるいは凶悪に笑いながら放つ言葉は、色々な意味で破壊力抜群。
焼け付くような冷気、凍えるような熱気の持ち主。

ちなみに趣味はパイプオルガンらしく、局長室にも設えている。
テーマ曲も曲名に反し、パイプオルガンを主とした重厚なもの。


《来歴》
元々は主席捜査官であり、「犯罪のコンピュータ」と呼ばれるほどの凄腕だった。
『逆転裁判1』から遡る事2年前、とある連続殺人事件を解決した事をきっかけに、主席捜査官から警察局長に出世した。
この時の部下に宝月巴がおり、またこの事件を担当した検事に御剣怜侍がいる。
ちなみに逆転裁判1の狩魔豪、および逆転検事2一柳万才は同世代。





「や、や。Wiki篭りちゃん。最近どう?追記・修正してる?」









《以下ネタバレ》















第5話『蘇る逆転』の犯人。つまりはラスボスにしてエキストラボス。

そもそも上記の事件《SL9号(青影)事件》を解決したのも、証拠を偽造した上で、である。
しかもそのやり方というのが、たまたま青影がいた場所にいあわせてしまった、宝月巴の妹、宝月茜が、
いかにも被害者を殺してしまったように現場や証拠を捏造し、
それを見た宝月巴が、妹を殺人者にしない為に手伝いを求めるように誘導した、というもの。
この偽造に偽造を重ねた証拠を使って戦った為、御剣はより黒い疑惑に包まれる事になってしまった。



《さらなるネタバレ》












というかぶっちゃけた話、その犠牲者を殺したのも彼である。
つまり自分で殺した死体を→宝月茜が殺したように偽装し→それを見た宝月巴を手伝い→青影の犯行に偽装した。
外道である。
そのため、青影は実は作中で一人も殺していないまま冤罪で死刑が執行された可能性すらある。

この後巌徒は警察局長に、宝月巴は主席検事になっている。
妹を守る為、自身の操り人形となっていた宝月巴を検事局の重要ポジションに置く事で、検事局、警察局の両方を支配し、捜査の全権を握ろうとしていた。
ちなみに今回再び殺人を起こす事になったのは、上記の事件の不審さを知る部下が再捜査をすると言いだしたため。
部下は正義感からだったのだが、まさか目の前の相手こそがその真犯人とは知らず…突発的に殺害されてしまった。
捜査するのは得意だけど、誰でもやる方初心者だから、色々焦っちゃった、とは自白後の本人の談。 いや、貴方は2回目ですよね?

最後は御剣に、御剣のアイデンティティを揺さぶるようなセリフを吐くも、同時に、成歩堂と二人に、法廷の未来を託すような言葉と共に、去っていった。
尤も、この話は『逆転裁判2』の前の話である為、彼や成歩堂の言葉を聞いた御剣は……



《余談のネタバレ》
尋問中、逆転裁判の暗黙のルールに慣れきったユーザーに対してこそ効く、デストラップを放ってくる。
間違えて答えると即死する。一撃でバッドエンドである。
まさに外道である。
そのデストラップを回避しても成歩堂が「ここまでは予想通り……!」とかユーザーに相談もせずに勝手言い出す。何を企んでいる。


この清々しいまでの悪役ぶりと、最後まで自分のポリシーを貫いた姿から、シリーズ歴代のラスボスとしては評価が高い。


や、や。
もう追記・修正は済んだでしょ?

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