アル=イー=クイス

登録日:2012/01/26(木) 01:30:20
更新日:2023/01/04 Wed 14:19:13
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【概要】

スーパーロボット大戦64』に登場する謎の存在。度々、マーチウィンドの前に現れ戦いを挑んでくる。

その正体は遙か古の時代に栄えた「銀河先進文明」と呼ばれた先史文明の意思の集合体であり、劇中ではデュークとマリアの母星であるフリード星など一部の星にも伝承と言う形で伝わっている。

アル=イー=クイスとは彼女ら?の言葉で大銀河の意思という。劇中では人間の女性に似た容姿をしているが、これは仮の姿であり本来の姿ではない。

人の姿を取った理由は、人より遙かに高度な存在である、彼女たちの姿を人類に分かりやすく認知させるためである。 

【その目的】

彼女らの目的は、全銀河の各地へ戦乱の種を巻き、それらの維持と管理を行い、銀河の調和を保たせている。
彼女らが言うには、争いがあってこそ銀河が維持できるのだという。

銀河先進文明が滅びた後に、彼女達は遙かなる時の間これを行い続けていた。
その結果として、彼女たちは非常に長い時を生きていたのだが物事には、何時か終りがある。
それは彼女らも同等であり消滅の時が迫り、自身の後継者たる存在を見つける必要があった。

当初はズール皇帝が率いる銀河帝国、ムゲ・ゾルバドス皇帝が率いるムゲ・ゾルバドス帝国にその素質が有ると期待していたが、
地球人がその2つを破ったため、地球人を自身の後継者たる存在と見做す。

【メンバー】

  • アヴィ=ルー

アル=イー=クイスの一人で、トラウマとなった存在。あびる優じゃない。
ラスボスの性能で物語の中盤に現れプレイヤーを絶望の淵へと立たせた。
一度はゲッターチームのムサシの特攻により倒されたがアッサリと復活した。
後の最終決戦時では、エントロピーが限界に達しており決戦終了後、姿を消した。

搭乗機はアヴィエスレルムで騎士をイメージした外見で非常にカッコイイ。
主な攻撃手段は灼熱の炎と分身攻撃。


  • ジェイ=レン

アル=イー=クイスの一人で非常に好戦的。
劇中はズール皇帝との死闘の後に姿を表す。
アヴィ=ルと同じく最終決戦時には、エントロピーが限界に達しており、同じく終了後、姿を消した。

搭乗機はジェイクラップス
獣と悪魔を合わせた様な外見をしており主な攻撃手段は重力と隕石を使った攻撃。


  • ヴァル=ア

アル=イー=クイスのリーダーたる女性、影が薄い。
劇中にマーチウィンドと戦いで何かを感じ、そして…。
ヴィレッタ隊長と良く似た容姿をしている。

搭乗機はヴァルディスキューズ。
悪魔の獣とでも言う外見をしており主な攻撃手段として氷を使う。


【劇中の活躍】
敵対組織の陰で度々登場。

直接自軍の前に姿を現すのはアヴィ=ルーとジェイ=レンがそれぞれ途中で1回。
ラスボス時と能力は変わらない為、登場時点ではかなりの強敵。
精神コマンドを温存しておけば絶望する相手ではない
……が版権ボスを倒した後に出て来るため、中々の初見殺し。

最終話では3人全員が登場。
この時、太陽系は銀河帝国やグラドスの増援を阻むために古代グラドス人が残した安全装置「グラドスの刻印」で外宇宙から遮断されているのだが、「古代グラドス人が知っていることは我々も知っている」とあっさり突破し、マーチウィンドを銀河系を遠くに望む宇宙の彼方に連れ出す。

自らの出自と事情を話したアル=イー=クイスは、地球人を自分達の後継者として全銀河の戦乱の維持と管理をしろと言って来るのだが、戦いのない世界を望むマーチウィンドはこれを拒否し彼女らとの最後の戦いに臨むことになる。

前の話がニュータイプ&ダミー満載のネオ・ジオンと実質的な最終決戦であるため、この戦いはエピローグ的な扱いとなる。
が、気力稼ぎできる雑魚がいないため、そのあたりを上手く考えないとダメージソースが得られない。

その後、帰る手段のないマーチウィンドをリーダーであるヴァル=アが最後の力を使い、暖かいで身を包み込み、地球圏へと送り返す。

遙かな未来に星から解放され、銀河の守り手となる日を待ちながら。
そして、今後の希望を抱きながら、スーパーロボット大戦64はその物語に幕を閉じる。


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最終更新:2023年01月04日 14:19