ゲイオス=グルード

登録日:2012/04/19(木) 15:08:14
更新日:2022/10/04 Tue 03:45:43
所要時間:約 3 分で読めます





第4次スーパーロボット大戦(S)、およびスーパーロボット大戦F完結編、OGシリーズに登場するロボット。

機体データ

全長:21.4m
重量:38.0t(旧シリーズ)/62.6t(OGシリーズ)
所属:ゲスト/ゾヴォーグ
主なパイロット
グロフィス・ラクレイン
ゼブリーズ・フルシュワ
シュリコ・ハバーデ


概要

『第4次』並びに『F』のオリジナル敵勢力である「ゲスト」の汎用人型機動兵器。茶色のカラーリングに髑髏のような丸みのある頭部が特徴的。

ゲストの位置づけ的には指揮官用の量産機でしかないが、そのスペックは一般的に考えるとワンオフの特機に匹敵する。
要するに主役機と同等……というかステータス自体は遥かに凌駕している。
『第4次S』では第1話でロフのゲイオス=グルートが主人公を救助してくれるシナリオが追加されているのだが、ゲシュペンストとの性能の違いに唖然となることうけあい。

設定上ではそれだけの性能を有しながら一般兵でも容易く扱えるほど操作性は良好で、脱出装置完備などサバイバビリティの面でも評価が高く、傭兵に好んで使われる機体らしい。

『第4次』作中ではロフ、ゼブの2人が最初に乗り込んでいる機体。(二人の立場が傭兵ということもあるのだろうか?)
同じ三将軍であるセティは使っておらず、彼女はいきなりライグ=ゲイオスで登場する。

上記のように量産機なので中盤くらいからちょこちょこ姿を見るようになり、そのうち平然と複数で登場し、終盤ではレストレイル、レストグランシュといった雑魚と同じくらいうじゃうじゃ出てくるようになる。
その場合は搭乗するのはゲスト突撃兵などの一般兵ではあるが、数が多くなってくることも相まってかなり厄介な存在と言えるだろう

余談だが、『F』では登場しない。
というのも『第4次』における本機のポジションは『F』では下記のライグ=ゲイオスにされており、『第4次』におけるライグ=ゲイオスのポジションは『F』では各々の専用機にされているから。
本機が登場するのは後編となる『F完結編』から。


この機体の上位互換に当たる発展強化型の機体にライグ=ゲイオスが存在する。
ゲイオス=グルードでも充分強いのに、より固く、より強い暴力的なスペックの跳ね上がりっぷりは
飛躍的に強化され続けている自軍のロボットに対して質も量も大きく上回っており*1、他のゲストメカ共々、集中砲火でスパロボビギナーを絶望の淵にたたき込んでくれる。
なお、ライグ=ゲイオスも量産機なので最終盤になるとわらわら湧いてくる。

武装

  • ランチャーミサイル
ENが無尽蔵な敵機体の仕様の関係で、使われる事はあまりない。

  • デュアルレーザーソード
実体剣にレーザーブレードを兼ねた大型の
エフェクトがものすごく大振りでカッコイイ。

  • ダブルキャノン
両肩の砲門から発射するビームキャノン。
ライグ=ゲイオスに比べていくらか口径は小さい。

  • ドライバーキャノン
ゲストの兵器に標準装備されているエネルギーキャノン(マス"ドライバー"という意味なら実体弾の可能性も)
長射程・高威力で砲撃戦のメインウェポン。
このクラスの武装ですらあくまで「標準」なのがゲストの恐ろしいところ。

  • 大口径ビーム砲
機体中央から極太のビームを発射する。
ドライバーキャノンを必死でかい潜った末にこんなものをぶっ放されてはやってられない。
ライグ=ゲイオスのギガブラスターに比べると地味ではあるが、それでも恐い事に変わりはない。




以下『F完結編』での基本スペック

HP:29000
EN:260
地形適応:空A 陸A 海A 宇A
運動性:170
装甲:2600
限界反応:400


……………


お 前 の よ う な 量 産 機 が い る か


この圧倒的な戦力で主役機を楽しげに鴨打ちで撃墜する様は、多くのプレイヤーの心にトラウマを植え付けた。
まあ、『F完結編』はかなりインフレしているため、コイツの強さにもいろいろ理由があるのだが。

第4次スーパーロボット大戦(S)

初登場。3万以上のHPを誇るそれまでの敵から一線を越える強さを誇る機体であり、下手な版権ボスより強い。最大射程は9もある。
ライグ=ゲイオスはなんだかんだで戦う機会が最終話を除くと少ないのだが、こいつは後半に差し掛かるくらいから平気で2、3機そろって登場する。
ゲストと手を組んでいるためポセイダル軍やDCにも提供されており、13人衆のリィリィ・ハッシーとワザン・ルーンに至っては乗り込んで襲ってくる。
オルドナ=ポセイダル」や「アクシズに散る」ではこちらの戦力が半減しているにもかかわらず4、5機登場し(ついでに言うと同等のスペックを持つゲストの戦艦ゼラニオも一緒)、最終話に至っては10機以上登場する。
しかも終盤は一般兵搭乗でも当たり前のように2回行動してくる。


スーパーロボット大戦F完結編

やはりゲストの量産機。
恐ろしい性能…なのだが、実はそんなに苦労しない。
なぜかというとゲスト一強だった『第4次』と異なり、今作は他の版権組織の機体も終盤は狂ったレベルで強化されているため。上記の性能も味方機と比べてるから強く見えるだけ。そんな敵も精神コマンド無しでも2,3発で倒せてしまうのがF完のバランスなのである。
しかも最大射程7に下がっており、射程外攻撃も割と楽なレベルに。
3万代のHPは変わらずであり弱くはないが、今更こんな奴に苦戦してられないレベルの相手。
上記のように『F』に出られなかったせいで、ライグ=ゲイオスや3将軍の専用機と異なり、強く感じられる時期があまりないのも向かい風。
それでもポセイダルルートでは最終話で10機以上登場するため、なめてかかることはできない。

第2次OG

ゲストの参戦に伴い、長い時を越えて登場。初交戦時はSRポイント取得の壁になる。
性能は大分マトモなレベルになった。というか中ボスポジションから落ちぶれて終盤のやや強い雑魚ポジションに。
ゲストの機体の中ではライグ=ゲイオスに次いで強いがそれでもHPは1万ちょい。
特にネームド敵が乗ってくることもない上に、サーベラス・イグナイトとガルムレイド・ブレイズのデモンストレーション相手になるという…
恐怖を味わいたいプレイヤーはEXハードをプレイしてみよう。

ムーン・デュエラーズ

ゲストの死の商人「ゴライクンル」の手勢として登場。
基本的には『第2次OG』と変わらず、やや強い雑魚ポジションだがゴライクンルに戦力を提供されたガディソードのビルゴーが乗ってくるタイプは旧作と同じ3万近いHPを誇っている。

また、小説『告死鳥戦記』にも登場。時系列的にインスペクター事件。
ゴライクンル所属の女傭兵シュリコ・ハバーデが使用する。

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最終更新:2022年10月04日 03:45

*1 一部ロボットの強さやパイロットや精神コマンドなどは自軍に分がある