ゲスト/ゾヴォーク(スパロボ)

登録日:2012/05/14 Mon 21:34:34
更新日:2024/01/31 Wed 17:31:59
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第4次スーパーロボット大戦(S)、スーパーロボット大戦F、及びF完結編、そしてOGシリーズに登場する勢力。


概要

前作「第3次」に登場した、インスペクターと勢力を二分する共和連合の一派である異星人軍団(種族的には同じ。韓国人と北朝鮮人みたいなもの)。
実はインスペクターよりも先に地球に接触しており、秘密裏に締結した条約に基づきヒュッケバインにゲストの軍事技術が転用されていた事が「F」で語られている。
この理由として、ゲストは地球を上回る技術力を持ちながら、それを兵器開発に転用する発想を持たず、地球人の優れた軍事技術に着目したため。
この条約によって地球側に自勢力の技術を供与すると同時に、その産物を随時、地球側から提供させていた*1

そして、地球側から軍事開発のノウハウを得たゲストは、かのゲイオス=グルードライグ=ゲイオスのようなキチ○イじみた機動兵器を次々に開発。その暴れっぷりは別個項目を参照されたし。
ゲストが開発した兵器の中に「プラズマリーダー」などの、地球側が開発した(と思われる)武装が装備されている事からも、ゲストが地球の兵器を高く評価している事がうかがえる。

この他にゲストにはジェノサイド兵器と呼ばれる戦略兵器も存在するらしいが、使用は「銀河法」というゲスト独自の法律に禁止されており、司令官であるゼゼーナンもこれを遵守し、あくまで上述の機動兵器によって地球側と雌雄を決することとしている。
なんだかアストラギウス銀河っぽい。

戦いは野蛮人のする事という価値観を持ち、戦闘は一部の例外を除いてバイオロイド任せのインスペクターと異なり、
保有戦力に有人機の率が多く傭兵や職業軍人というものが存在する。
「第4次」においては自前の人員のみで兵力を賄っていたが「F完結編」ではパプテマス=シロッコドズル=ザビをクローン技術によって蘇生し、配下に加えている。
キ○ガイ機動兵器といい、ゲストの技術力マジパネェ。

ちなみに、「ゲスト」とは地球側がつけた通称で、正式名称は「ゾヴォーク」。無理に日本語に訳すなら「星間連合」となるらしい。
(ただし、F完結後に発売された『電視大百科』ではゾヴォー“グ”表記となっていた)
地球側が自分たちを「ゲスト」「インスペクター」と称していることを聞いたメキボスは、翻訳機の不調かと疑い、
そのままで合っていると知って「変なネーミングだ」とこぼしていた。

その後長い年月を経てOGシリーズに登場。かつてのゲスト兵と機動兵器によるトラウマ再来…かと思われたが、一般パイロットはバイオロイド兵に、機体スペックはマトモなレベルになった(それでも強いやつは強い)。

また、設定面でもいろいろ手が加わっており、ゾヴォーク表記に戻るほか、一般兵は人的被害を減らすためバイオロイド兵になっている。またバルマーが存在するためか『銀河法』が『星間連合種保存法』になり、地球でいうところの『ゲスト』の正式名称は『ゾガル』になった(ちなみに『インスペクター』の正式名称は『ウォルガ』…のはずだが『ヴォルガ』と書かれているシーンもある)。
さらにゾヴォーク版イスルギ重工といった感じの戦争商人軍団『ゴライクンル』が登場している。


◆所属している人物

ゲスト関係者

  • テイニクェット・ゼゼーナン
下等生物共が……図に乗るな!

CV:政宗一成(F)、広瀬正志(OG2nd)

ゲスト統合軍太陽系方面司令官。ゲスト軍の実質的な首領で、旧シリーズのラスボス
ゲスト内部でも屈指のタカ派として有名な人物で、地球人を「サル」呼ばわりし、「下等生物」と見下すなどその思考は偏見に満ちている。
かなりの野心家で、己の利益と前述の条約によって生み出された技術の独占を画策。
グランゾンに搭載されたブラックホール機関の最奥部のブラックボックスの特異点に細工を施し、南極事件*2を引き起こした張本人。
ゲストの枢密院が企てた「地球文明抑止計画」の責任者として地球侵略を開始するが、その目論見はシュウ・シラカワがグランゾンによる特異点の崩壊をロンド=ベルに披露した事によってもろくも崩れ去り、徐々に追い詰められていく。

「何千何万という生物の種を絶滅に追いやり、あまつさえ同族をも下らぬ理由で根絶やしにした地球人は銀河法に照らし合わせれば極刑に値する」と本人は語るも、
それまで自分たちと交流がなかった地球側が知らされていなかった銀河法を適用する辺りお門違いで説得力などなく、何なら自分も地球人を絶滅させようとするのは本末転倒であろう。

枢密院は地球との和平を選択し停戦命令を下すが、ゼゼーナンはこれを拒否。
これによりゲストからも見離され完全に孤立、火星の決戦においてロンド=ベルに打倒された。

「第4次」び「F完結編」までに起こった事件は、全てグランゾンの特異点によって事象の確率が操られたために引き起こされた事であり、そういった意味では旧作における全ての元凶とも言える。
しかし、前述の事からも分かるように性格は非常に自己中心的で傲慢。
最終的には三将軍にも見限られ、わずかな手勢でロンド=ベルと戦う事を強いられるなど、人望は全くない。
一応初期の頃は「部下には優しい一面もある」という設定だったが、ゲーム中でそのような描写が見られないことから「F」以降のキャラクター辞典ではその記述自体が削除されてしまっている。

しかもその直前にシュウによって虫の息になるまで追い詰められ、場合によってはネオ・グランゾンに瞬殺されるなど、歴代スパロボシリーズのラスボスでも屈指の小物。
中の人が同じであるとあるキャラの言葉を借りるなら人間のクズ。そして何の因果かOG2ndでは中の人がカン・ユーと同じになった。
同じ小物でもリモネシアのがいむだいじんさんなんかは可愛いものである。

ただしその実力はみんなのトラウマの代表格ともいうべきほどにガチ(あくまで機体のおかげで、F完結編での話である)。
ついついイデの力に頼りたくなる。
え?第4次?サーバインと真ゲッターで2ターンキル(内1ターン全力で移動で実質1ターン)ですが、何か?
もしくはアムロ辺りをGP02Aに乗せて魂アトミックバズーカでコンペイトウ宙域よろしく消し炭になってもらおう。
あまりにも見事な情けなさのせいか、第4次Sでは一旦引っ込んで初期配置の敵を全滅しないと戦えなくなるレベル。より情けなさが上がったとか言わない
まぁ、こいつの最大の敗因はよりにもよってあのシュウを利用して敵に回した事であるのは間違いない。

OG2ndでも大体は同様。上記の通り声優変更で小物さが増した。
同時期の敵がルイーナやバラルというオカルト系ばっかなため、自軍はおろか地球連邦のお偉いさんにまで「扱いやすい相手」とか言われてしまう始末。
シュウに至っては鋼龍戦隊と共闘しているという事情もあるが、手加減してあげてるのを明言している。
おまけに対決ステージは分岐。ただし分岐で戦力が減る&ムーンクレイドルの上に居座るため倒しにくい&強制ダメージあり、と鬱陶しい。
ゴライクンルと繋がっており彼らから軍備支援を受けている…が、失脚した後は彼らからも切り捨てられた。

搭乗機はゲストの決戦兵器・バラン=シュナイル

こ~れで終わりなんだな、わ~るいけどぉ!

CV:大林隆之介(F)、チョー(OG2nd)
愛称:ゼブ

ゲスト三将軍と呼ばれる幹部の1人。
ゲストの混成部隊である機動第3軍の攻撃隊長だったが、司令の戦死に伴い司令代理を経て、正式に司令官となった傭兵。

性格は戦いに負けても気にしない飄々としたC調人間。独特な間延びした口調で話すが、驚いたりマジになると普通の話し方になる。
独断専行する傾向があるがそれを補って余りある戦果をあげる為、上層部からも黙認されている実はすごい人。
後述のロフ、セティの複雑な関係にヤキモキし、密かに2人の背中を押すなど面倒見がよい。
インスペクターのメキボスとは親友同士で「メキちゃん」という愛称で呼んでいる。

モデルはおそらく特車二課の隊長。実際Fでは中の人が同じだった。しかしOG2ndでは変更されることに……。
今の状況で声まで同じはまずかったのだろうか。

搭乗機はゲイオス=グルードライグ=ゲイオス
完結編では最終的にライグ=ゲイオスの発展機にあたる専用機オーグバリューを受領する。

OG2ndでも大体は同様だが初戦闘の時点でライグ=ゲイオスに搭乗。また、ダークプリズンではゴライクンルの傭兵キナハとオーグバリュー対決する場面も。


  • グロフィス・ラクレイン
…オレは門閥だけで一生の決まる、あの閉塞した社会が好きになれなかった。だからこうして、戦いの中に身をおいている

CV:林一夫(F)、池添朋文(OG2nd)
愛称:ロフ

ゲスト三将軍の1人で傭兵部隊の隊長。銀色のスネオヘアーが特徴的。
名家出身のお坊ちゃんだが、家柄だけで地位が確定する社会に嫌気がさして家出、傭兵となった。
セティとは婚姻を結んだ間柄だったが、家を出る際に破棄した。しかしその後も変わらず彼女の事を愛している。
普段は武人肌の真面目な性格だが、酒が入ると一転して陽気になる。
第4次では必ず戦死してしまうが、第4次S以降生存ルートが作られた。
また、4次Sでは本編開始前にガイゾックに絡まれた主人公を助けてくれるというイベントが追加された。
なお、ゲストはそのガイゾックとは実は同盟を組んでおり、ブッチャーへの交渉も担当している。可哀想
後にガイゾックのやらかしにキレて自ら叩き潰そうとした際も「コイツをほっといたら傭兵隊長の俺の面目が立たん(意訳)」と言っているが、
外様の傭兵部隊にやらせるような仕事とは思えず、なぜそんな仕事を与えたのかは謎である。
相手が相手なのでゲスト内部にもガイゾックとの同盟関係は知られたくなかったので外様のロフにやらせたとかならまだわかるが、ゼブが普通に知ってる話だし…

搭乗機はゼブ同様にゲイオス=グルード→ライグ=ゲイオスを経て、F完結編では専用機ゼイドラムを得る。

OG2ndでは姓を「ラクレイン」ではなく彼本来の姓と思われる「デルファルテ」と呼ばれるシーンがある。
ダークプリズンではシュウ一味とともに傭兵時代の雇い主であるゴライクンルと一戦交えることに。


  • ジュスティヌ・シャフラワース
このビュードリファーから逃げられるかしら?

CV:水谷優子
愛称:セティ

ゲスト三将軍の1人。愛称のセティはどこから取ったのかが最大の謎。右目にはモノクル型の網膜投影式ディスプレイを装着している。
柔軟な思考と心理分析に基づいた機動戦術を得意とする知将。
兵器開発に携わる技術者でもあり、自身の専用機ビュードリファーを開発した。
ロフとは幼馴染であり恋人同士。彼が婚約を破棄した後も変わらず彼を愛し続けている。
作中では彼よりもゼブと行動を共にする場面の方が多く、お互いに親友といって差し支えない信頼関係を築いている。

搭乗機はライグ=ゲイオスのみ。F完結編では自ら開発した専用機ビュードリファーに乗り換える。
ちなみに演じた水谷優子女史は後年「ネタの女王」ことエクセレンを演じる事になる。
ってか、同じ声のアルフィミィは既にEXCEEDで「ゲストと言えば私」とネタにしている。
この事もあり、ゲストメンバーで唯一声優が交代することなくOG2ndに登場するが巡り合わせが悪くエクセレンやアルフィミィとの絡みは全くなし。
ただ没セリフでは対エクセレン用と思わしきものがある。なお水谷優子氏は2016年に死去。


ゴライクンル関係者

  • ゴモウドッカ・ゴライクンル
ああいう兵器…ウチでも作りたいね

CV:岸尾だいすけ

初出は『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』。
地球に派遣されたゴライクンルの部隊をまとめる人物で、恐らくゴライクンル本社の御曹司か何か。
深緑の髪が特徴の若い男性で、人を食ったような話し方をする底の見えない人物。好奇心旺盛な新し物好きで、ガリルナガンやネオ・グランゾンに興味を示している。

素性の多くはまだ明らかになっていない。

搭乗機はゼイドラム。ロフの機体を見たゴモウドッカがその仕様を気に入り、自分用の機体を発注して持ってきたらしい。


  • クェパロク・ナーモ
メッケンノーザの火力……身をもって思い知れい!!


初出は『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン‎』。
ゾヴォークの戦争商人の一団「ゴライクンル」に所属する傭兵であり、地球圏に派遣された傭兵部隊の元締め。
大柄な体格の持ち主で豪放磊落な性格だが、本質は傭兵らしくかなりドライ。
ゼゼーナン同様地球人を「蛮奴」と呼び徹底的に見下している上、ゴライクンルの資金力と組織力を全てと考える傲慢な所がある。
そのためか、クロスゲートやネオ・グランゾンを前にしても(事前情報が全くなかったためでもあるだろうが)全く動ぜず手土産にしようと嘯いていたが、
シュウからはゼゼーナンの共謀者=自身を利用した者の一人にして復讐の対象として目を付けられており、最終的には破滅することになった。

搭乗機(座乗艦)は、ウユダーロ級制圧砲艦「メッケンノーサ」。
意外にもスパロボ作品では初となる戦艦のラスボスである。


  • キナハ・ソコンコ
何事も効率よく速やかに進めたい性分なのですよ…!

CV:増谷康紀

初出は『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン‎』。
ゾヴォークの戦争商人の一団「ゴライクンル」に所属する傭兵であり、クェパロクの副官を務める。
細身というかガリガリの痩身で、無駄遣いが嫌いな神経質。
シュウたちとの決戦ではクェパロクの戦死に伴い三将軍に投降、本国に移送されて終身刑が言い渡されていた。
が、ゴライクンルの上層部の口添えで釈放され、再び地球圏にやってくることになった。

……が、シュウ一行よりも戦力的に上な鋼龍戦隊に歯が立つわけもなく、さらにラ・ギアスから地上にやって来たシュウと鉢合わせたのが命取り。
ガディソード要塞「ラブルパイラ」での決戦で今度こそ引導を渡される結末をたどった。

搭乗機はオーグバリュー。ゼブ機と違いカラーリングは白灰色。


  • イラドーヤ・クジューア
これ、出所は地球なのよねぇ。知ってた?

CV:前田愛

初出は『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』。
ゴライクンルの傭兵で、ゾヴォークのネームドキャラでは現在のところセティ、アギーハに続き三人目の女性。
ショッキングピンクでウェーブのかかった髪とタレ目が印象的だが、そこは傭兵だけに現実的でドライ。
語尾を間延びさせる語り口が特徴。

搭乗機はライグ=ゲイオスだが、OGMDの最終戦では何とバラン=シュナイルに乗り込んで襲ってくる。
ゼゼーナンの時と違い最終目標でない上(この話の最終目標はヘルルーガのフロラーガ)、「ピンポイント射撃」がそのままなのでヘルルーガ目指して進軍している間にどんどん味方が傷つく、自軍の背後から大量のライグ=ゲイオスを引き連れて現れる、と面倒この上ない。



◆保有兵器

機動兵器

  • ガロイカ
「ゲスト」が保有する小型汎用攻撃機。
有人兵器が大半を占める同軍の兵器の中では珍しく人工知能でも稼働できる機体(もちろん有人でも可)
地球側から「アーチン(ウニ)」の通称で呼ばれる通り、トゲトゲした外観が特徴。
搭載兵器はレーザーバルカンとビームガトリングのみで鬼畜兵器揃いの「ゲスト」では貴重なやられメカ。

  • レストレイル
量産型汎用人型機動兵器。
宙間・低重力環境での運用を想定されており総生産数は多いものの旧式に足を踏み込んでいる。
尻尾型のスタビライザーが特徴。

  • カレイツェド
強襲用人型機動兵器。
高推力のバーニア・スラスターを複数装備しており宙間、地上での強襲に向いており、多くの火器を搭載し攻撃能力が高い。
その分作戦行動時間は限られている。
逆関節型の脚部を持つのが特徴

  • グラシドゥ=リュ
右肩に大型のドライバー・キャノンを装備した砲撃専用機。
肩部にイオンビーム砲も装備しており主目的は後方支援。
単純な構造ゆえに生産性・整備性に優れるが運動性は低く接近戦用の武装も不得手。

  • レストグランシュ
レストレイルから発展した、レストレイルの後継機にあたる次期汎用人型機動兵器。
女性的な機体シルエットを持つのが特徴。
レストレイルより小型・高機動化されると同時に武装、装甲ともに強化された隙のないバランスに優れた機体。
両肩のスタビライザー兼バーニア・スラスターにより高い運動性能を持つ。
第2次OGではゾヴォーク軍の主力機に当たる。

「ゲスト」が保有する量産型汎用人型機動兵器。
強力な機体でありながら操作性に優れ、一般兵でも容易に乗りこなせるがコストが高い。
茶色のカラーリングに髑髏のような丸みのある頭部が特徴的。
詳しくは個別項目で。

ゲイオス=グルードから発展したゾヴォーク軍の上級指揮官機。
薄紫色のカラーリングに五角形の盾のような形のフェイス、そしてゴテゴテと積み込まれた武装の数々が特徴的な人型兵器。
砲撃戦に長けた圧倒的火力が売りのみんなのトラウマ。
詳しくは個別項目で。

バラン=シュナイルの先行試作機。無骨な外見が特徴で3将軍の1人ロフが搭乗。
厚い装甲と頑強なフレームを持ち耐久性が高いことが特徴。
元々は砲撃用の機体で格闘戦は本来不向きだが、搭乗者であるロフの戦闘スタイルに合わせ、バーニア・スラスターの増設と、格闘用クロー「バニッシュ・ゲイザー」を装備している。
第2次OGではゴライクンルが独自に開発した機体と設定された。
詳しくは個別項目で。

  • ビュードリファー
空中・宙空戦闘向きの機動兵器。3将軍の1人セティの専用機。
試作型だがデータ取得のため実戦に投入されている。
インスペクターが使用していたシルベルヴィントと同系列の機体だが性能面では上回る。
機体の開発にはセティも設計段階から参加しており、彼女の意見を取り入れ機体の軽量化と格闘戦能力の強化が試みられている。
ゾヴォークの中では珍しく格闘戦を重視した機体。

ライグ=ゲイオスの強化発展型で、砲撃戦を重視しながらも近接戦もこなせる汎用性の高い設計の人型機動兵器。
3将軍の1人ゼブが搭乗している。
OGシリーズでは専用機ではなく最新型の指揮官用機動機体として位置づけられた。
詳しくは個別項目で。

地球に赴いたゾヴォーク軍の切り札。
ゾヴォークの司令官クラス用専用機として開発された機動兵器。脚部を持たず飛行しており、大小一対ずつ、計4本の腕を持つ。
OGシリーズではゼゼーナンの依頼によりゴライクンルが開発した大型機動兵器と位置づけられた。
詳しくは個別項目で。

艦艇系

  • ゼラニオ
単独での空間転移も可能な巨大強襲空母。
第4次のボス以外の戦艦ユニットは大半が硬いだけで大した火力もなく命中も低い、落とす資金が豊富な貯金箱的なユニットだが、本機は火力の高さはいわずもがな戦艦らしからぬ運動性の高さまで持っている。
基本的には親衛隊兵が乗り込んで後方から援護射撃をしてくるが、第2次OGではバラン=シュナイルの前座としてゼゼーナンが搭乗している。

  • ウユダーロ級制圧砲艦
OGシリーズで初登場したゾヴォークが保有する超大型砲艦。
一言でいうなら大艦巨砲主義をそのまま形にしたような超大火力を備える巨大戦艦。
主砲として巨大な重金属粒子主砲を艦首に内蔵し、その大出力を生かしての宇宙空間から惑星上への直接砲撃を可能とする過剰火力の塊。
また、主砲はモードを切り替えることで単射・連射が可能など意外と器用なこともできる。
更に周辺宙域に配置されたプリズム・リフレクターに主砲のビームを反射・拡散させることで、死角に存在する目標や広範囲に展開する敵機を一度に殲滅可能。
ただし弱点として連射モードの場合は主砲の威力は低下する点がある。
艦の各部には、大小様々な砲門を搭載し、有事には艦に搭載した起動兵器を発進させ迎撃可能。
地球連邦軍からのコードネームは「カレイドスコープ」。
スパロボでは初めてラスボスを務めた戦艦である。


【余談】

実はαのとある場面でユーゼス・ゴッツォの口から銀河列強勢力の一つとして挙げられていたりする。つまり、α世界にも彼らは存在するのである。
しかし、外伝にてシュウがα世界が本来の世界(第○次シリーズ)とは違う歴史の流れに移行している、と説明したように、
結局シリーズ完結作の第3次αまで登場する事はなかった。

全銀河の知的生命体根絶の危機アポカリュプシスに当然彼らも立ち向かったのであろうが、結果がどうなったかは誰も知らない・・・
あのキ○ガイ量産機の大軍団があれば宇宙怪獣なんて問題じゃない気もするが、旧シリーズのロンド・ベルよりもはるかに強いであろうαナンバーズが手を焼くレベルの相手なのでそれなりの被害は出ていそうである。



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最終更新:2024年01月31日 17:31

*1 これが劇中での南極会談の内容であり、これによって地球側に縮退炉の基本概念とクローン技術がもたらされた

*2 グランゾンの反乱、F完結編ではエヴァンゲリオンのセカンドインパクトとなっている