カゲツ(ポケモン)

登録日:2012/04/04(水) 11:53:36
更新日:2024/02/29 Thu 06:19:41
所要時間:約 9 分で読めます



なんだかんだいっても けっきょくつよけりゃいいんだろ?


カゲツとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター。
初登場は『ルビー・サファイア』。


◆概要

ホウエンリーグ四天王の一番手であり、あくタイプの使い手。
チンピラを思わせる外見をしており、モヒカンのような髪型が特徴の青年。
『エメラルド』のエントリーコールによると昔は不良だったようだ。

「ふりょうと いわれた オレも いまじゃ りっぱな してんのう」

ポケナビで連絡を取った時は意外と優しい言葉をかけてくれる。

「おれと ポケモン しょうぶ したけりゃ いつでも ポケモン リーグに おいで!」
「おれは いつでも ここに いるからな じゃあ まってるぜ!」

バトルは勝敗よりも楽しめるかどうかが大事だと考えている。

賞金額4900円。


◆使用ポケモン

■ルビー・サファイア

■エメラルド
  • グラエナ  ♂ Lv.46 かみくだく/すてみタックル/すなかけ/ほえる
  • ダーテング ♂ Lv.48 じんつうりき/いばる/かげぶんしん/いちゃもん
  • ノクタス  ♂ Lv.46 だましうち/ニードルアーム/わたほうし/やどりぎのタネ
  • シザリガー ♂ Lv.48 なみのり/からげんき/かいりき/つるぎのまい
  • アブソル  ♂ Lv.49 きりさく/つばめがえし/いわなだれ/つるぎのまい
    (オボンのみ)

  • グラエナ  ♂ Lv.50 かみくだく/とっしん/ふいうち/いばる
  • ダーテング ♂ Lv.50 だましうち/リーフブレード/じんつうりき/ねこだまし
  • ノクタス  ♂ Lv.50 しっぺがえし/ニードルアーム/やどりぎのタネ/ニードルガード
  • サメハダー ♂ Lv.50 かみくだく/きりさく/どくどくのキバ/アクアジェット
  • アブソル  ♂ Lv.52 つじぎり/きりさく/つばめがえし/サイコカッター

■オメガルビー・アルファサファイア(強化後)
  • ズルズキン ♂  Lv.70 かみくだく/かわらわり/どくづき/ドラゴンクロー
  • ダーテング ♂  Lv.70 だましうち/リーフブレード/じんつうりき/ねこだまし
  • ゾロアーク ♂  Lv.70 つじぎり/あくのはどう/かえんほうしゃ/シャドークロー
  • サメハダー ♂  Lv.70 かみくだく/きりさく/どくどくのキバ/アクアジェット
  • バルジーナ ♀  Lv.70 だましうち/ブレイブバード/ボーンラッシュ/おいかぜ
  • メガアブソル ♂ Lv.72 つじぎり/きりさく/つばめがえし/サイコカッター


レベルや「オボンのみ」を持っていることから、切り札はアブソルと思われる。
「防御よりも攻撃」の戦術が好きらしく、手持ちポケモンは全員攻撃力が高い。

しかし、この世代ではあくタイプは特殊依存である為、高い攻撃力をあまり活かせなかった。
また前述に反してグラエナは「すなかけ」、ダーテングは「かげぶんしん」など補助技も多く使う。

耐久力も低い為、弱点を突けばそれほど苦労はしない相手ではあるが、グラエナの『いかく』は地味に厄介なので注意。



リメイク版の『ORAS』ではレベルが50台に上がっているほか、技構成が変わっている。
特に物理アタッカーは、ノクタスの「ニードルガード」に注意。
後述の事情もあって防御より攻撃という信念はどこへやらな戦法を仕掛けてくるが、あくタイプならではのトリッキーな戦法という意味ではあくタイプ本来の戦い方を彼自身はじめてやっとわかったと解釈することもできる。

強化版の手持ちには、なんとネタにされていたズルズキンが入っている。
見た目的なモチーフでは正解かも知れないが、防御より攻撃というコンセプトとは真逆の存在であることは最早周知の事実だけに文字通り矛盾という言葉が相応しい状態になっている。


ポケスペでのカゲツさん

ダイゴさんの友人でポケモンリーグ四天王。
使用タイプは悪だがシンパシーを感じるのかお気に入りはザングース
常にエレキギターを抱えており、バトルの際はかき鳴らして指示を出す。
このときのハゲツさんはカゲのくせになかなかかっこいい。


ポケモンマスターズのカゲツさん

CVは梶川翔平。
パートナーはアブソルで☆5のテクニカルでB技後はメガアブソルにメガシンカ。
2021年8月9日と実装ホウエン四天王では一番遅く実装された。
悪タイプアタッカーとしては既に強力なハロウィントウヤ&グラエナが登場していたことや攻撃技の「つじぎり」「ぶんまわす」の威力の低さ、ステータスはアタッカー寄りなのにかみ合わないキズぐすり持ちであることなどから当初はあまり評価が高くなかった。
しかし、いざふたを開けてみると、消費ゲージ分攻撃バフ+急所率全アップ+こらえる化のT技「恨みっこなしだ!」からの全体攻撃の「ぶんまわす」とパッシブスキルの「急所時威力上昇3(メガシンカ後は急所時威力上昇5)」「技急所時こんらん付与9」「混乱相手自身攻撃率↑5」の相乗効果で相手全体を混乱状態にしつつ、相手がこんらん状態の時威力上昇する追加効果を持った超火力のB技へと繋げられることから前評判を大きく覆すに至っている。
バディストーンボードにもB技を強化できるパネルが複数揃っているほか、キズぐすりについても逆に言えばカウント送り+こらえる状態と合わせある程度の場持ちを保ってくれる。
消費ゲージの軽さからダブルアタッカー編成でも組みやすい。

バディーズエピソードではパートナーのアブソルとの出会いが語られており、山の崩落からカゲツを下山するまで追い回し続け、崖崩れが収まれば何事もなかったように山に帰ろうとしたのを見て、誤解を恐れたり周囲を気にしたりせず自分の信念を貫く強さを見いだし、互いに背中を預けあいたいと思ってパートナーになったという経緯がある。

◆ハゲツさん概要

その髪型から鳥使いと言われたり(実際は暴走族のイメージだと思われるが)、ズルズキンの進化系等とネタにされることも多く、
またハゲツというあだ名も一応存在する。
また、とりつかい扱いした人は実に先見の明があったとも言え、実際にORASでバルジーナを使っている。
…防御より攻撃とか言っておきながら、ズルズキンもそうだがそういう意味ではとことんまでにダブルスタンダード野郎である。

ホウエンキャラは総じて知名度が低く、中でも四天王は特に影が薄い。
PWTでもジムリーダーと違い四天王は参加しない為、更に影の薄さと出番の少なさに拍車が掛かってしまった。

……が、ホウエンリーグ関係者という立場から二次創作等ではダイゴ等との絡みはそこそこあり、
ダイゴやフヨウに振り回される不憫な苦労人として扱われる事が比較的多い様子。
また基本的にツッコミ役で、悪そうな見た目に反して常識人ポジションである事も多い。

そして『ORAS』にてバトルリゾートに入り浸ったダイゴの迎えをやらされた上に、そのダイゴからはのらくらと言い訳されて連れ帰れないという、
上記の二次創作のような出来事が現実になってしまった。

ただし、本人も「伝えることは伝えたからいいけどよ」と、連れ帰れないことはあまり気にしていない模様。


名前の由来はベンケイソウ科クラッスラ属の常緑低樹「花月(カゲツ)」。
「カネノナルキ」、「ナリキンソウ」という大層な別名もある植物である。
花言葉は「一攫千金」「幸運を招く」「」「不老長寿」と、これまた縁起のいい言葉が並んでいる。



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最終更新:2024年02月29日 06:19