ワルプルギスの夜(魔法少女まどか☆マギカ)

登録日:2012/03/11(日) 00:10:11
更新日:2023/04/10 Mon 19:25:27
所要時間:約 8 分で読めます




!注意!

この項目には魔法少女まどか☆マギカのネタバレを含んでいます。


舞台装置の魔女。
その性質は無力。
回り続ける愚者の象徴。歴史の中で語り継がれる謎の魔女。通称・ワルプルギスの夜。この世の全てを戯曲へ変えてしまうまで無軌道に世界中を回り続ける。
普段逆さ位置にある人形が上部に来た時、暴風の如き速度で飛行し瞬く間に地表の文明をひっくり返してしまう。




ワルプルギスの夜とは、魔法少女まどか☆マギカに登場する超大型魔女であり、本作品のラスボス的存在。
『ワルプルギスの夜』という単語は魔法少女達の間に伝わっている通称であり、この魔女の正式名称は不明。

本格的な登場は第11話だが、シルエットや部分的な登場なら第1話から登場している。


外見は全体的に怪物的な風貌をしている魔女の中では珍しい人型であり、
青と白のツートンカラーのドレスを身に纏った巨大な女性の人形のような造形をしており顔は口以外の部位は付いておらず頭からは二本の角が生えている。
そして下半身からは両足の変わりにゆっくりと回転し続ける巨大な歯車が細長い車軸で胴体に直結している。
普段はこの歯車部分の方が上にきており逆さま状態で浮遊している。

他の魔女のように自分の身を守る結界を展開する必要がないほど強大な力を持っており、ただ通過するだけで現実世界に甚大な被害をもたらす自然災害のような魔女。
歴史上に起きた大災害もこの魔女の仕業らしい。
魔法少女以外にはこの魔女を視認することはできないがそのエネルギーはスーパーセルとして判断されている。

主な攻撃手段は念力による瓦礫やビルの残骸の投擲、口からの火炎放射、黒い触手状の衝撃波(爆煙の中から発射した為何処から放たれたのかは不明)等があり、
黒い衝撃波は攻撃後魔法少女のシルエットのような使い魔に変化する。
この使い魔はアニメでは笑い声を挙げながら踊っているだけで、攻撃らしい攻撃は行っていなかったが、
漫画版では巴マミ美樹さやか佐倉杏子の魔法少女姿に変化し各自が使用した武器や戦法を模倣し、連携もとることができる。



本編では鹿目まどかキュゥべえと契約させまいとする暁美ほむらの最後の障害として登場。そしてほむらが魔法少女になるきっかけにもなった存在。
本編よりも過去の時間軸でも登場しているが倒せているのは鹿目まどか唯一人である。
(なお、まどかの魔力は圧倒的であるため、魔女化後も超巨大でその力も10日で星を壊滅させられる程)
ほむらはこの魔女を倒す為に無数の時間を繰り返し、自衛隊駐屯地や在日米軍基地からあらゆる重火器を調達していた。


第11話での登場時には空が雲で覆われサイケディックな色合いの象や人形のような使い魔が万国旗をひきながら行進し、
画面に突如『5』からのカウントダウン表示され、カウントをしながら(『3』は飛ばす)人形の部分が出現し始め、
カウントダウンが終わると同時に歯車部分が浮遊するビルの残骸と共に姿を現した。


出現したワルプルギスの夜に対してほむらはアンリミテッドバズーカワークス→迫撃砲の雨(弾道計算済)→煙突爆破→タンクローリーだっ!→陸自88式地対艦誘導弾→C-4
と凄まじい猛攻撃を浴びせるが、意にも介さず甲高い笑い声を挙げながら蹂躙していた。


そして巨大ビルの投擲によりほむらを行動不能に追い込み彼女の心に絶望を刻みこんだ。

しかし最後は「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」という願いで魔法少女になったまどかによって救済され消滅した。
光に包まれながら消えていくワルプルギスの夜の笑い声はほむらと戦っていた時のような小馬鹿にした笑い方ではなく、泣き笑いのようであった。


前述の説明通り逆さま状態を止めたときがこの魔女の本気らしいが第10話の過去の時間軸と漫画版では歯車部分が下に来ているシーンがある。




追記・修正はこの魔女を倒してからお願いします。

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最終更新:2023年04月10日 19:25