スーパーカー/SUPERCAR(バンド)

登録日:2012/09/18(火) 22:39:37
更新日:2022/09/04 Sun 14:10:31
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スーパーカーとは、1997年にデビューし2005年に解散したロックバンドである。

青森から突如として現れた4人は10代でデビューし、ノイジーなギターと気だるい歌声から放たれる青臭い歌詞が特徴。
すぐに人気を博し、Dragon Ash・くるり・NUMBER GIRL・GRAPEVINE・TRICERATOPS・中村一義(100s)といった同時期のバンドと合わせ「97の世代」と呼ばれ、
日本のロックシーンを大きく賑わせた。現邦ロックシーンのトップを走るBase Ball Bearやチャットモンチーなどもこのバンドに影響を受けたとされる。

それから音楽性は大きく変化し、3rdアルバムからはエレクトロニカと言う、電子音を多用するサウンドへと変化。
映画「ピンポン」の主題歌にも選ばれ、商業的にもヒットを飛ばす。

だが、それから各自がソロで音楽活動を始め、メンバー内の関係も悪くなり、惜しまれながらも2005年、STUDIO COASTで解散した。


メンバー

中村弘二(Vo. Gu. Key)
「音楽以外なにもする気が起きない」と言うほどの音楽バカ。
主に作曲のみを行い、歌詞に関しては「興味がない」。そのためか、歌に関しては一切感情が入っていない。
後にフルカワミキと結婚。バカップルと化す。
現在は妻と一緒にLAMAのボーカルを務めつつエウレカセブンAOのBGMを担当している。


いしわたり淳治(Gu.)
氏、曰く「俺が1番スーパーカーを愛している」
曲の作詞を担当。初期は青春パンクも笑うくらいの、恥ずかしい歌詞を書いていた。しかし音楽性が変わるにつれ、内容は抽象的、概念的になっていた。

初期は90sUS/UKロックを彷彿とさせる荒々しさを、後期はアンビエント等からの影響を伺わせる空間的、幻想的なギタープレイを得意とした。

解散後は、若手売れっ子プロデューサーへと変貌。9mm Parabellum Bulletやチャットモンチーをヒットに導くなどの大躍進。
最近では閃光ライオットの審査員も務めている。
FLiPが歌う銀魂主題歌のプロデューサーでもある。


フルカワミキ(Vo. Ba.)
「浮遊感」と評されるその歌声でバンドの顔になった。なぜか、年々衣装が派手になるためデビュー当時と現在では雰囲気が全く違う。
後、同じく「97の世代」くるりの代表曲、ばらの花のコーラスは彼女である。
解散後は旦那同様ソロに専念したが後にバンドを組むことに。


田沢公大(Dr.)
解散後テクノバンドを組むが、現在も続いているか不明。
ブログも途絶えているので、消息も不明だったが、
数年前に地元、青森で就職活動していたことが判明している。
( ; _ ; )/コーダイ


代表曲
cream soda
デビューシングル。荒削りだが、若々しさ満載。初期の代表曲。

Lucky
こちらも初期の代表曲。

STROBOLIGHTS
PCやvolvicなど様々なCMにも起用され、スーパーカーを知らない人も聞いたことがあるかも。エレクトロニカ色が強い。

YUMEGIWA LAST BOY
映画「ピンポン」の主題歌であり、恐らく1番有名な曲。
元電気グルーヴのまりんがプロデューサー。

STORYWRITER
交響詩篇エウレカセブンの挿入歌でアニヲタ的にも知っているかも。
初期を彷彿とさせる激しいギターが特徴だが、ナカコー曰く「ファンはこういう曲が好きなんでしょ」とサービスとも皮肉とも取れる発言。
第1次スパロボZにも収録されたが第1次スパロボZはアレンジが軒並み悪かったりする…(ロキノン系では初めてのスパロボに収録された楽曲)


HIGHVISION
上記三曲が収録されたアルバム。
エレクトロニカ路線としてのアルバムで、バンド最高傑作だけでなく、邦楽ロックの名盤によく上げられる。


所属事務所が昔からSONY系列ということもあり最近は何かとアニメ絡みが多かったりする。


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最終更新:2022年09月04日 14:10