チャールズ・ビームス/レイ・ビームス

登録日 :2009/11/08 (日) 03:55:38
更新日 : 2017/08/19 Sat 11:49:24 NEW!
所要時間 :約 3 分で読めます






ほいじゃあ、いつもの景気のいいやつを

愛してるわ、チャールズ





チャールズ・ビームスとレイ・ビームスは『交響詩篇エウレカセブン』の登場人物。





【概要】

チャールズ・ビームス (CV:小杉十郎太)

レイ・ビームス (CV:久川綾)



白鳥号という飛行船を拠点に二人旅をしているフリーランスの傭兵夫婦。
チャールズは「タヌキみたいな親父」、レイは「キツネみたいな美人」と評される。

二人は元塔州連邦軍S・O・F第2小隊隊長と隊員。
軍の特殊部隊に所属していただけあってLFOライダーとしての技量は高く、現在もブルーカラーとレッドカラーのLFOスピアヘッドを駆使して家業をこなしている。
チャールズは主に白兵戦、レイは情報戦にそれぞれ長けており、レイに至ってはウィザード級と称される程の腕前を誇る。

非常に仲睦まじい夫婦であり、互いにメロメロ。
普段から二人一緒に行動しその間には強い愛情と信頼関係が築かれている。


チャールズとホランドは共にアドロック・サーストンを師に仰ぐ兄弟弟子であったようで「ねだるな勝ち取れさすれば与えられん」を信条にしている。
ホランドとは共にSOFに配属されたが、リフの大会で敗れた事やエースポジションである第一小隊隊長にホランドが就任した事などちょっとした因縁があり、機会があれば決着付けることを望んでいた。
また、レイはSOF時代にアドロックとエウレカが引き起こした超常現象『サマー・オブ・ラヴ』がきっかけで不妊症になってしまい、その原因を作ったエウレカを憎んでいる。

これらの事情から普段なら断るのデューイから依頼(エウレカ、ニルヴァーシュの奪取)を引き受け、二人は州軍と共にゲッコーステイトを狙うこととなる。





以下ネタバレ







デューイからの依頼を受けて間も無くとある町に立ち寄った際、二人は偶然月光号から家出し行き倒れ寸前になっていたレントンと出会う。
直後起こった地殻変動による騒動の中レントンを助けたチャールズたちは彼を気に入り、これも何かの縁ということで行くあての無いレントンを白鳥号へ招き入れた。

愛情溢れる「夫婦」として、見ず知らずの自分を親切に受け入れてくれる二人の姿に、ゲッコーステイトとはまた違う「家族」の形を見たレントンは、彼らに感謝と憧れを抱き自分の中の悩みを受け入れ立ち直ることが出来た。
同時にチャールズとレイもレントンと接しその未熟ながらも真っ直ぐな部分を見る内、彼を自分たちの子供として受け入れたいと思うようになっていく。
そうして二人はレントンに養子になるよう提案。
当のレントンも二人の家族としての在り方に惹かれていたため、照れくささを感じつつもその提案を承諾しようとしていた。

……しかしそれから間もなく、レントンがアドロックの子であること、ゲッコーステイトに所属していたこと、そしてチャールズたちがゲッコーステイトを狙っていることが明らかになり三人の生活は終わりを告げる。


そして、事情を全て知った上で改めてエウレカを守るため月光号に戻ることを決心したレントン。
いずれ敵対することになると分かっていながらも、その意志を尊重したチャールズとレイは悲しみを押し殺し白鳥号を降りるレントンを見送った。

レントンの正体が判明した後でも彼の事を「自分達の息子」と呼ぶ事から彼らのレントンへの愛がうかがえる。


その後レントンは月光号に帰還し、チャールズたちに捕まろうとしていたエウレカを救出。

レントンとエウレカの乗るニルヴァーシュによって州軍との連携作戦が失敗したことで、チャールズとレイは二人だけで月光号への潜入作戦を決行しゲッコーステイトと交戦。
しかしチャールズはホランドとの生身の一騎打ちの末、ホランドの足を撃ち抜き重傷を負わせるものの自分も腹部を撃ち抜かれ戦死。

レイもタルホに捕まってしまうが、事前に仕込んでいた爆弾をチャールズの亡骸に仕掛けその爆発の混乱を利用して一人月光号から脱出した。


そしてチャールズ亡き後、精神の均衡を崩してしまったレイは、スピアヘッドを囮にした作戦で白鳥号を月光号に突撃させ、自分の未来を奪ったエウレカを殺すと同時にレントンを道連れにチャールズの下へ行こうと特攻を仕掛ける。
しかしそれもケンゴーの機転とホランドの攻撃で作戦は失敗に終わり、ブリッジにいたレイは909の放ったレーザーの直撃を受けてしまう。


炎に包まれたブリッジの中。
かつて子供が産めなくなったと告白した自分に向けてチャールズが言った「レイと一緒なら違った未来を見られると思うんだ」というプロポーズの言葉。
その言葉を思い出したレイは爆発で吹き飛んだ自分の左手に光る結婚指輪を、最愛の人が自分にくれた未来の証に懸命に手を伸ばし、あと少しで手が届こうとした瞬間、白鳥号と共に爆発四散した。



二人との暖かい交流とそのあまりに痛ましい死は、その後のレントンに強い影響を与えることとなる。
また、チャールズが愛用していたライフルは彼の死後ホランドが整備・保管しており、終盤にレントンに託され再び「家族」の在り方を問うきっかけとなる。




【TV版以外の活躍】

ポケットが虹でいっぱい

変わらず夫婦だがレントンの実の親となっており、姓も「ビームス」ではなく「サーストン」。
本編時には故人となっているが、イマージュ研究がカルト的な方向に向かいアネモネやエウレカを研究するためにレントンを利用するような形になっている。
実質的にTV版におけるアドロックの役回り。

◆ハイエボリューション

二人とも、かつて軍に所属していたころの姿が描かれている。
また、サマー・オブ・ラブ後レントンの養父母になっているがやや関係はぎこちない模様。



【使用機体】

◆スピアヘッド SH-101


ターミナス系の技術をベースに開発された発展試作機。
頭部にある左右六基のセンサーカメラ、そして名前の通り頭頂部にあるスピアが特徴。
独自の機構として腰部と腕部に装備されたブレード状の飛行モジュール「サーカスマニューバ」を展開することでトラパーを捉えリフボード無しでの飛行が可能。通常のボードに比べ変則的な挙動が可能で、加速性能自体もスペック上はニルヴァーシュを上回る。
攻撃武装として胴体部に四門のレーザー砲を備えるが、この砲門は固定式ではなく胴体装甲表面を自在に移動し様々な方向に射撃を行えるという一風変わった機能を持つ。
その他腕部に仕込まれたショートブレード、頭部の可動スピアといった格闘武器を備える。
また、高度な自動操縦機能も持っている。

SOF時代からのチャールズとレイの乗機で、チャールズ機はブルー、レイ機はレッドにそれぞれ塗装されている。
部隊の解体に伴い生産が中止されたため退職金代わりに二人が引き取った二機のみが現存している。


◆白鳥号 SL-1200MkI


塔州連邦が開発した飛行船であり、月光号の試作型。
船体は白とセイロンブルーで塗装されている。
やや角ばったフォルムをしているがシルエットは月光号とほぼ同じ。制御OSも月光号と共通のものを搭載している。
普段はレイが操艦を担当しているが、彼女が出撃する際には自動操縦も可能。
スピアヘッド共々退職金代わりに引き取られ艦内はビームス夫妻の生活空間となっているが、非常に整理整頓されており、持ち主の人柄を合わせて月光号とのギャップにレントンは衝撃を受けた。



【余談】

名前の由来はシンガーのレイ・チャールズから。


登場数は少ないもののその人間性と暖さやストーリーの盛り上がり所であることも手伝い、この夫婦が出てくる話は第26話「モーニング・グローリー」や第48話「バレエ・メカニック」に並ぶ人気を持つ。

特に第28話の「メメントモリ」でのレイが亡き夫のフェイバリットソングの『GET IT BY YOUR HANDS』をハミングしながら特攻する悲しみと狂気に満ちた姿には涙流さずにはいられないものがある。

スーパーロボット大戦Zではランドルートだけだが、仲間にすることも可能。(ただし最終話のみ)




レントン「二人とも、健康にはすっごく気を遣うんだよ、どうしてだかわかる?」

エウレカ「どうして?」

レントン「1分1秒でも長く、二人で人生を過ごすためなんだってかっこいいよね!!
(口調を変えて)俺たち家族は二人っきりだ、だから片一方が不健康な生活をしていたら
な、何十年か先に、どちらか一方が一人で生きるという不幸を背負うということになる
だから、だから俺たちは二人で・・・



追記修正をお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/