ビギナ・ギナ

登録日:2012/04/17(火) 22:40:25
更新日:2018/05/08 Tue 09:51:16
所要時間:約 5 分で読めます





機動戦士ガンダムF91』に登場するMS。



諸元
型式番号:XM-07(XM-07A)
頭頂高:15.8m
本体重量:8.9t
全備重量:22.5t
出力:4,790kW
総推力:99,720kg

武装:
ビームサーベル×2
ビームライフル
ビームランチャー
ビームシールド



ブッホ・エアロダイナミックス社が開発したクロスボーン・バンガード(CV)の指揮官用試作機
ダギ・イルスがベースとなっている。
カラーリングは紫がかった白(若しくはシルバー)。

背中には8基のフィン・ノズルを装備。
これはベルガ・ギロスなどで採用されたシェルフ・ノズルを発展(シルエットフォーミュラを含めるならベルガ・バルスの物を直接発展させた物)させた可動式スラスターで、
本機に高い機動力を与えている。
このフィン・ノズルの技術は後にサナリィが開発したクロスボーン・ガンダムのフレキシブルスラスターに活かされたらしい。
頭部のセンサーはCV主力機体であるデナン系やベルガ系機体のハイブリッドデュアルセンサーではなくバイザー型になっている。
武装は射撃兵装がメインで、CVのMSの特徴とも言えるショットランサーは装備されていない。ゲームでは装備することもあるが。
ビームライフルは当初はベースのダギ・イルスの物をそのまま使う予定だったが専用の試作改良型ライフルを使う事になった。外見はほとんど変わりがないが。
ビームランチャーは本機の純正装備ではなくF90Aタイプのメガビームバズーカの色変え版を使用している。
他のCV製のMSにも言えることだが、型式番号は地球連邦軍が暫定的に付けたものであり、本来の型式番号は不明。



○劇中の活躍
パイロットはベラ(セシリー)。
彼女曰く、「MSとは柔らかいマシンと感じた」そうな。

ザビーネ・シャル率いる黒の戦隊(ブラック・バンガード)と共にフロンティアⅠに侵攻し、そこでガンダムF91と交戦。
この際にコクピットハッチの装甲が撃たれて脱落する。そして乗っているのが死んだと思っていたシーブック・アノーだと分かり、連邦軍に投降する。

その後、破損したコクピットハッチを修復し、頭部のCVの紋章のみ消した上でスペースアークの艦載機として
運用(機械的な識別信号はCVのままの為欺瞞効果が有った)され、コロニー内にバグを放出していたガル・ブラウを破壊する戦果を挙げたが、続くラフレシアとの戦闘で大破。
テンタクラーロッドで絡め取られ四肢を切られ自由を失い、鉄仮面に生身でコクピットハッチをこじ開けられパイロットのセシリーは放り出され無人の状態となり
最期はラフレシアにダメージを与えるべくF91からビームランチャーをジェネレータに撃ち込まれて爆散、ラフレシアの花弁状パーツ一つを破壊する事になった。




■派生機
◇ビギナ・ギナ(ベラ・ロナ・スペシャル)

型式番号:XM-07S

カラーリングを赤に変更し、全身に装飾を施した機体。顔もデナン系・ベルガ系用のハイブリッドデュアルセンサータイプに変えられている。
おそらくプロパガンダ用に用意された機体なのだろうが、かなりカッコ悪い。もう顔だけで全部台無し。どうしてこうなった。


◇ビギナ・ギナⅡ

型式番号:XM-07B

『F91-MSV』に登場。
ビギナ・ギナの改良型で、全般的に性能が上がっている。カラーリングは赤。
見た目がガンダムF91によく似ているが、これはF91との交戦データを参考にして造ったからとか、F91をパクったからとか言われているが、真偽のほどは定かではない。

背中にはヴェスバーっぽいパーツが設置されているが、これは改良されたウィングノズルなので武器としては使えない。
また、背中からはビームフラッグを展開できる。

武装には新たにショットランサーと出力強化型ビームシールドが用意された。

一説にはドレル・ロナの乗機となったらしいが、詳細は分かっていない。


◇ビギナ・ギナⅡ(木星決戦仕様)


鋼鉄の7人』に登場。パイロットはギリ・ガデューカ・アスピス
コスモ・バビロニア建国戦争で鹵獲されていたビギナ・ギナⅡをギリが自分好みに調整。オデコには彼のパーソナルマークが描かれている。

左腕にはビームシールドの代わりにクァバーゼが装備していたスネークハンドを移植している。
他にもビーム砲を内蔵し、小型核ミサイル5発を搭載したショットランサーを装備。

「鋼鉄の7人」作戦に投入され、バタラなど木星軍のMSを撃破していったが、ディキトゥス2機と交戦して四肢を失い、最後はコロニーレーザー「シンヴァツ」に特攻して発射角度をずらし、見事にカリスト兄弟の作戦を邪魔することに成功した。


◇ビギナ・ゼラ

型式番号:XM-07G

『シルエットフォーミュラ91』に登場。
ビギナ・ギナと同時期に造られていた火力重視の機体。カラーリングは赤。

アナハイム・エレクトロニクス社との裏取引で入手したサナリィ系技術を使って造られた機体であり、そのためかCVらしからぬデザインをしている。
また、ガンダムタイプに似せた頭部パーツも存在している。

ヴェスバーを装備しているが、技術の提供元であるアナハイムが製造したシルエットガンダムの装備と同じく大容量メガコンデンサーは積まれていない。
このため機体から分離させて使うことはできないが、それを補うかのようにセンサーの増設による命中精度の向上やスラスター機能の付加などの細かい改良が施されている。

ダークタイガー隊のシェルフ・シェフィールドが搭乗してバズ・ガレムソンのネオガンダム1号機と交戦するが途中でガレムソンはネオガンダム2号機に目標を変更。
ビギナ・ゼラ自体は足止めのガレムソンの部下を相手取る事になる。
同じく騙されたブレイウッド側であるトキオ・ランドールの2号機によって1号機が撃破されたのを確認するとそれ以上の交戦はせず撤退した。


◇ビギナ・ゼラ・アインツェルカンプ・シングルコンバットタイプ

装備を追加した特殊作戦用の機体。カラーリングは紫。
実体式の大型シールドやショットランサーなどを装備し、背中はシェルフ・ノズルに換装されている。シールドはサブ・フライト・システムにもなる。


◇ビギナ・ロナ
型式番号:XM-07R

親衛隊専用に造られた高性能機。
設計にはビギナ・ゼラの運用データが反映されていて、火力が高い。




■ガンプラ
ビギナ・ギナとビギナ・ゼラが1/100で発売。
ゼラの方は頭部を通常タイプとガンダムタイプのどちらかに選択できる。

…そして時は経ち2018年1月、
MG ガンダムF91ver2.0と共にRE1/100でビギナ・ギナが参考出典され、
同年5月に発売予定のF91に続いて6月に発売されることが発表された。

期待して待とう。




■ゲームでの扱い
スーパーロボット大戦シリーズでは性能も悪くなく、ビームランチャーで火力もそこそこであるため中盤頃の繋ぎ機体として有用。
そのため一時期はΖが息切れしがちなカミーユを乗せ換えるプレイヤーも多かった。
その後は(初代HD版を除いて)しばらく(F91自体も含めて)ご無沙汰していたが、2018年3月発売の『X』にて久々に登場。
武装バランスが良く、カスタムボーナスで補給装置がつくこともあり、Gレコ勢含めて取り合いになる場合も。
(今作では宇宙世紀のMSもリギルド・センチュリー同様のユニバーサル・スタンダード規格という設定になっている)




わかったよセシリー、この項目を追記・修正すればいいんだな…!



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