ワンクリック詐欺

登録日:2010/12/25(土) 05:39:44
更新日:2024/03/14 Thu 21:57:12
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{-大体解ったかな?-
  • それじゃ、始めようか-}











【概要】

ワンクリック詐欺とは、ウェブサイト上の特定アダルトページや出会い系サイトに記載されているURLページに飛ぶと、上記の様な怪文書とともに法外な料金を請求される…
要するに、オカズとか恋人欲しさにサイトをハシゴしてると良く目にする『アダルトアプリ無料ダウンロード!』とか、
『お兄ちゃん、私もう我慢出来ないの・・・』とか『俺のチンコはタダじゃねぇ!』とか、芳ばしさ漂う罠にホイホイついていってしまった時の末路の事。


【詳細】

Amazon等の『ワンクリック契約』と『ワンクリック詐欺』の違いは、業者と個人間に契約の同意があるか無いか。
契約条件を示すページやこちら側の契約の意思を確認するページなどがなかったのに、「契約は成立しました」などと急に表示されたらまず後者を疑っていい。

これにはれっきとした法根拠があり、「電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律第三条民法第九十五条」により、
簡潔に言うと、
「ネット上のやりとりにおいて、事業者は消費者に対し条件を一目見ただけで嫌でも分かる形で提示し、消費者が契約を結ぶ意思を主張する十分な機会を設けねばならず、
それが無かった場合、或いは事業者の提示と消費者の認識の間で齟齬があった場合消費者は契約の無効を主張できる」
というものである。
利用者に対し金銭面などの条件を嫌でも見える位置に示し、その上で契約の同意を自分の手でさせ、両者の認識の齟齬が無い状態ではじめて契約は成立する。
これらが1つでも欠けていたら契約は無効だ。利用者側の操作ミスなんかでも無効を主張出来るのだ。


『ワンクリック詐欺』は、インターネットに慣れていないネット初心者や、詳細を確認せずにURLを踏んでしまううっかりさんが引っ掛かりやすい。
皆様も一度は経験した事があるんじゃなかろうか。

だが安心していい、否定しなくてもいい。皆最初は釣られるものである。
右も左も用語も感覚も分からないまま、いかにもそれっぽい記述の羅列に得体の知れない金額を突きつけられれば、誰だって焦ってしまうものである。

こういったサイトの特徴は、URLをクリックしたら事前に利用規約の提示無く、いきなり契約成立とマジキチな規約(笑)を記したページに飛ばされるというもの。概ねこんなもっともらしい脅し文句を送り付けてくるが…

  • 『電子消費者契約法により、お客様との契約は正式に成立致しました。』
    • ふえぇ、お宅らの『ぼくのつくったさいきょうのほうりつ』を現実世界に持ち込まないでくださいよぅ…。ちゃんと冒頭で記した現実の、日本の法律でお話しましょうよぅ…

  • 『お支払期日を超過した場合、誠に遺憾ですが法的書類を作成し当社が管轄する簡易裁判所に少額起訴の手続きを行い、訴状と共に、各種手数料・人件費も含めた費用を裁判所経由で改めてご請求致します。』
    • ふーん。出来るもんならやってみればいいんじゃないかな?…そもそもこっちは個人情報一切教えてないから君たちが知る術もないのに、どうやって私の家宛てに訴状とやらを送り付けるつもりなのかな…かな?ま、まさか、エスパー集団!?

  • 『尚、当契約はワンクリック詐欺や架空請求などではなく、お客様の同意の元正式に結ばれた契約ですので、決して無視などはなさらぬよう真摯かつ迅速な対応のほど、よろしくお願い申し上げます』
    • いや、同意も何も、動画再生ってクリックしただけで勝手に契約を押し付けられただけですが?え?小さいけどちゃんと書いてる?背景に紛れちゃってるけどちゃんと書いてる?
      ちゃんと、誰の目にも明らかに、一目で、見える形で記載しないといけないし…って、あれれ~?そう言えば、書いてるの金額だけで支払方法とか時期とか「戻る事が出来る契約の最終確認」が書いてないな~?
      「特定商取引法第11条および14条」に盛大に違反しまくってるよ~?これを守れてない契約は無効なんだよね、おじちゃん!

と、このテの脅し文句は突然のことに動揺した相手をさらに焦らせ、正常な判断をできなくさせる作りになっているのだが、
正しい法解釈および常識的な判断から見れば、どんだけファンタジーな内容なのかが分かるだろう。


近年では、携帯電話の個体識別番号やGPS機能を利用した機種情報、IPアドレス等の取得&提示、カメラのシャッター音を鳴らすなどで、
「お前の身元は記録した。無視したらどうなるかわかってんだろうな?」的な空気を作り出すなどより巧妙化しているが、
個体識別番号から取得できる情報は少ないのでそこから住所、戸籍等の個人情報が漏れる事はない上、
カメラ音に至っては単にそういう音を鳴らしているに過ぎないので、ビビる必要は全くない。フォーカスも合わせてないのに顔写真撮影とか、個人情報ナメてんだべ??
そもそもIPアドレスの取得・表示自体は各種掲示板など多くのサイトで行われているごく当たり前の仕様である*1

また、携帯(DOCOMO)の場合は原則的に同意確認となるi-modeパスワードの入力無くして料金の発生はあり得ない上、
SoftBankでも「ここから先、料金が発生します」といったような『クッションページ』を挟まないとそもそも契約が成り立たない。

踏んでしまった場合はまず気持ちを落ち着け、状況を確認することに努めよう。
どうしても不安な時は信頼できる誰か、出来ればインターネットに詳しい人や警察に相談してみるべし。


【主なワンクリック詐欺例一覧】

・チンコ起たせて寝てるだけのバイト!→クリック
・あの有名ゲームが無料プレイ可能に!?→クリック
・激エロゲーム限定無料!→クリック
・体の火照りが取れないんです・・・→クリック
・待遇融資!ヤりたがるのは男だけじゃない!?→クリック
・『童貞狩り』。流行ってます。→クリック


【対処、予防法】

無視。
これにつきる。

安全性の確認が取れない、明確な利用規約の提示がない、あっても重要な部分が不透明、
じっとしてても高収入、蔵の中が危険でいっぱい、つくしてくれる等の場合は関わらないのがベターである。

こう聞くと「でも、そんな事してこっちが知らない間に大事にされたりしない…?やっぱり一言くらい確認した方が…」と怯える人も居るだろうが、そんな事は断じて有り得ない。
連中は共通して必ず「電話なりメールなりのこちら側からのアクション」を求めるが、それは更なる攻撃材料としての個人情報が欲しいからであり、自分たちではこちらの情報を集める事が出来ない事を意味している。
上に記した通り、連中がかき集められる情報ではこちらの住所等の特定は基本的に不可能である。警察が裁判所経由で電話会社に情報開示の請求をすればこれらの情報からでも容易に特定出来るのだが、
大手を振って道も歩けない詐欺集団ごときがどんなに請求しようが唾を散らして怒鳴り込もうと、警察も裁判所も電話会社は聞く耳を持ちはしないので安心していい(というか違法な詐欺集団が警察に開示請求をしたところで逆に一網打尽にされるので絶対やらないが)。なので、こちらから一切のアクションを返さず無視していれば連中は何もできないのでそれで終わりなのだ。
もちろん、「支払いません」なんて律儀に連絡してもいけない。連絡する事自体が連中の思う壺なので…。

なので、間違っても提示された連絡先に「退会の申し込み」やら問い合わせなんてやらないように。
そもそも成立してない契約なのだから退会もへったくれもないし、律儀に連絡した所で相手がそれに応じる事など絶対に有り得ず
それどころか、このアドレスや電話番号は生きている上にその持ち主は詐欺にかけやすいカモだと認識され、より執拗な恫喝や脅迫を受けるだけである。
その過程でうっかり住所なんかを馬鹿正直に喋ってしまおうものなら色んな組織に売り渡され*2、新たな迷惑メールや電話が山ほど襲い掛かってくる事だろう。
最悪、下に記すように法律的に無視出来なくなる状況に追い込まれる可能性さえある。

「退会の申し込み」とやらをクリックすると何故か住所や電話番号などの個人情報を詳細に入力させられるパターンが多いのも特徴。入会の時は自動でこっちの個人情報を引き抜いた筈なのに、何故退会の時は個人情報を入力せねばならないのだろうか?入会と同じ要領で自動でこちらの情報を参照して退会させてくれればよいのに何でだろうね?だろうね?え?確認の為?そんなのお宅らでやって下さいよ。それとも…出来ない、とか?
…という事である。

注意点として、主にスマホやタブレットで引っかかった場合、請求画面に表示されてる「閉じる」「×」などをタップしたりしないように。
ご丁寧な事にタップすると向こうと勝手に通話してしまうように細工されている事が多く、無視したいのに無理やり電話させられ連中に電話番号を教えてしまった…なんて事態に陥る事がある。「戻る」操作も同様に危険。
請求画面などが開かれてしまったら、タブ自体を消すかブラウザアプリそのものを強制終了してしまおう。

他にも、支払い請求画面が開かれると同時にマルウェアやらが勝手に仕込まれ、延々と請求画面が出続けるクソ迷惑なパターンもある。
勿論支払った処で消える訳が無く、PCの動作に悪影響をおよぼしたり勝手に個人情報を送信するなどの悪さも働く可能性があるので、素早く対処しよう。
仮に冷やかし目的にしても、訪れるだけでこうしたリスクがあるので近寄らないのが一番である。


また、某番組やYouTubeなどでよく「詐欺業者に電凸して論破してみた」「詐欺師を煽ってみた」みたいな企画もあるが、絶対に真似しないように
そもそもやらせの可能性だってあるし詐欺集団に情報を渡してしまうリスクは勿論、連中もクズだが馬鹿ではないので「ああコイツ冷やかしだな」と判断されれば即ガチャ切り&番号拒否ルート突入で呆気なく終了である。
何度番号を変えたりして試みてもまたガチャ切りからのループに、しまいには「おかけになった電話番号は~」のデッドエンドである。
リスクに対し甲斐の欠片もない。仮に相手がムキーしてきてもその場は面白いだろうが最終的には別のカモ探しをはじめるだけなので全く意味が無い。

更に、詐欺集団の中にはガチな半グレや大規模な暴力団が一枚噛んでる事があり、そういう連中を下手に刺激してうっかり個人情報を漏らしてしまおうものならたやすく特定され、
ある日道を歩いていたら明らかにシャバの人間ではない男たちにかこまれて首根っこを掴まれ脇腹に刃物を押し付けられ、
「よう兄ちゃん、この前はうちの舎弟が世話になったな。是非その礼をしてぇから今からちょっくら俺らの事務所に来てくれよ。」と反論や大声で助けを求める物理的余裕さえ与えられずそのまま車に押し込まれ……な可能性が無いとも断言できない。

また、中にはスパムメール等を通しサイトへ誘導する手法もあるので、知らないアドレスからのメールや番号からの電話は徹底的に無視しよう。

それでも不安な時や、ある日突然知らない人からのラブコールがあった場合は、消費者生活センターに相談する事をお勧めする。

だが、時代も進んだことで詐欺の技術も無駄に進歩しており、近年よりタチの悪い手法も出てきている。


【無視してはいけない詐欺】

ここ最近は「ワンクリ詐欺や架空請求は無視」という認識が広まりつつあるのだが、奴らはそれさえ逆手にとって金を搾り取ろうとする。
それが「少額訴訟制度」を悪用した手法である。誤ってこちらの住所や氏名、郵便番号などの情報を伝えてしまった場合、極めて稀にではあるがこの手口を使用してくる連中もいる。

どういう事なのかと言うと、裁判所経由で正式に請求するための裁判を立ててくるというものであり、
これを無視してしまうと支払い義務を認めたとみなされ(欠席裁判)、どんなにデタラメな架空請求だろうと本当に支払わなければならなくなるのだ。
こうなると詐欺業者に合法的に金をむしり取る大義名分を与えてしまい、連中が裁判所に各種強制執行の申し立てを行えばたちまち給与や口座、果ては財産なんかを差し押さえられてしまう可能性がある。強制執行は申し立てる側にも相応の費用や年月がかかるのでそうそうやらない…と言いたいが、そういう手段に踏み込む連中は それを見越した莫大な金額を請求してくるのである。
え?だったら取られないよう隠す?財産隠しは強制執行行為妨害等罪などの犯罪なんだがそれでもよろしいか?

職員の執念はひとりひとり単位で凄まじく、加えて国家機関であるが故あらゆる法的権限を行使する金回収のプロフェッショナルであり、下手な刑事ドラマの熱血刑事…いや、現実のヤミ金やヤクザ以上の働きを見せる。一般人がどう足掻こうと到底逃げられる相手ではない。
そもそも相手に『財産開示手続』をされたら裁判所に開示の陳述の為に呼び出され、これを拒んだりすると30万円の過料が課せられてしまう。それすらも逃げたら?それに対する強制執行もプラスされます。

…と、極めて厄介な事態になる可能性がある。裁判所側も基本的に詐欺っぽいからと非受理、なんて事は出来ないので実にタチが悪い。
とはいえ、トンデモ理論な架空請求な事には変わりはないので、ちゃんと期日までに異議を申し立てれば相手側に勝てる要素は無いのだが、
こちらも「督促異議の申立て」や「答弁書」といった書類を何点も作って提出しなければならず、時間・精神的にかなりの負担を強いられてしまう。

という訳で、もしあなたの家ポストに裁判所を名乗った封筒が入れられていたなら、慌てずちゃんと記載されてる連絡先に確認…なんてバカなことはせず
「はいはいワロスワロス」とゴミ箱に投げ入れてやろう。まず間違いなく偽物だからだ。
というのも、裁判所からの通達は必ず「特別送達」という特殊な形で郵送され、本人が直接署名&捺印をして受け取らなければならない仕組みになっている(家族などでは受け取れない)ため、
自分が知らない間に裁判所からの通達がポストに入っていたり、家族が代わりに受け取っていたなんてことはまず有り得ない(特別送達は裁判所以外には出来ない)のである。

ただ、万一の可能性もあるので、不安な場合は書面に書かれている電話番号やURLではなく、最高裁判所のホームページなどで送り元とされる裁判所を確認し、問い合わせよう。

そして、もしも本当に訴訟を起こされていた場合は、慌てずに裁判所の指示を仰ぎ、消費者センターや信頼できる法律事務所など然るべき機関に相談した上で、
必要な書類を作って毅然と詐欺グループとの訴訟に立ち向かおう
間違っても、手続きや電話が面倒だからとか言って某知恵袋や匿名掲示板、SNSで質問しないように。
利用者の大半は法律のほの字も知らないトーシロと言っても過言ではなく、「こんな所ではなくしかるべき場所で聞いた方がいいと思います」と諭してくれたら幸いな方で、
{ベストアンサー欲しさにあてずっぽうな憶測や荒唐無稽な戯言
をドヤ顔でぶちまけられたり、冷やかされたりと、余計なトラブルがまたひとつ増えるだけである。}
仮に相手が本当の弁護士などだったりしてもこれらの書類は非常に複雑で、少しでも不備があると不受理にされたり不利になりかねないので逐一添削をして貰わなければならない。
添削はオンライン上では限界があるので、やはり対面でその都度添削してくれる環境で作成するべきである。
餅は餅屋、訴訟を起こされたならちゃんとその手のプロに相談依頼をするのが問題解決への第一歩である。



【ツークリック詐欺】

余談として、こちらも記載しておく。
近頃は流石にワンクリック詐欺の手口が広まりつつあるので、一時期に比べると被害は減ってきている。
なので詐欺師連中も無駄に頭を捻り、より巧妙かつやっかいな手口を用意しつつある。その代表的な手段がこの ツークリック詐欺 である。


ワンクリック詐欺と何が違うのかと言うと、
コンテンツを利用としたら一度契約の意思や条件、利用規約の確認のページ(自称)などを設け、それをクリックした時点で契約成立という事になり、請求されるというもの。2回以上のクリックを求めるのでツークリック詐欺。
これにより、利用者はワンクリック詐欺への対策で断ろうとしても

「詐欺?とんでもない。こちらはちゃんと条件を提示した上で貴方の意思を確認するページを設けましたよ?貴方は自分の意思でOKをクリックしたのです」
「だからてめぇには支払う義務があるんだよ。つー訳でとっとと払いやがれ!さもねぇと裁判起こしててめぇの社会人生ごとむしり取るぞゴルァ!!!」

…と脅しをかけ、利用者に「確かに利用規約とかあったし、これは正当な契約なんだ。それをよく確認しなかった俺が悪いんだ…支払わなきゃいけないんだ……!」という具合に自分が悪いと思い込ませ、
相手が詐欺ではないかと疑えるだけの精神的余裕を奪おうとするのである。

ちょっとのそっとのPCや法知識ではこのカラクリを見抜けず、泣く泣く引っかかって払う必要の無い金を渡してしまうケースが多発している。
非常に性質の悪い新手の手法ではあるが、2023年現在に於いても浸透しているとは言い難い。

だが安心して欲しい。どんなにガワを巧妙に取り繕うと所詮詐欺は詐欺。
冷静に、慌てず、冒頭に挙げた法律の内容を思い返してもらえば分かるように、結局はそれっぽい理由を付けたり合法っぽく偽装して金をだまし取ろうとしているだけで、契約など結ばれていないのである。

まず、このテの「契約意思の確認」とやらの文章をよく見ると、やたら文字が小さかったり背景に隠れていたり、隅々まで見ても肝心の金額や支払い方法などが記載されていない・或いは漠然と金額のみが書かれているなど片手落ち。
「特定商取引法第11条」では、これら全てを記載していなければならない、とされており、この時点で同条に違反しているといえる。
また、やたらと見えづらい記載も「同法14条」により、100人中100人が嫌でも見える・理解できる形で掲示しなければならない。
細かいが、最終決定をする際のクリックボタンの部分も「OK」「進む」のような誤解を招く文面ではなく「購入確定」「この内容で契約する」といった、
これをクリックしたら具体的にどうなるのかを直接的な表現で示さないといけないとも定められている。
たとえ相手が「いや普通に見える(分かる)っしょwお前が見落としてるだけだからw」と主張しようが、「あれじゃわかんねーよks」の一点張りで突っぱねればいい。
(そもそも契約成立してないけど)「契約の無効」はこちらの権利。遠慮なく声高に主張するべきである。…おっと、そもそも「無視」するべきなんだがな!
悩む事は無い。「でも見づらかったような気がするし…」なんて疑問を抱く時点で、それは明確な掲示とは言えないから。あなたの感覚は決して間違っていない。

機会があるなら、まっとうな通販やDL販売サイトとこういった詐欺サイトを(画像検索をかけて)見比べてみるといい。
明らかに詐欺サイトは記述がややこしい・紛らわしい。見辛い・片手落ちな情報ばかりと、どう見ても罠を張ってるかのような胡散臭さ満ちている事が分かるだろう。



【総括】

確かに近年、ネットワークの普及・拡大により我々の生活はより良く、また便利になった。
だが、そこにつけこみ無知なネット利用者や善良な人々を貶めようとする不届きな輩も確かに存在するのである。
勿論全面的に悪いのは加害者側だが、ぶっちゃけた話引っかかる方も引っかかる方なのだ。
「騙される方が悪い」なんて言葉も、あながち暴論という訳ではない。
それに、加害者をいくら糾弾して、刑務所にぶち込むことができたとしても、奪われた金は戻ってこないし、出回った個人情報を無かった事にも出来ないのである。

急速に情報化が進む現代、本来の自己利益の為にもより正しい知識、人間性が求められる時代なのである。
とりあえず、こういうコンテンツを利用する際は面倒がらずに利用規約や条件をしっかり確認する事。これを心がけるだけでもこういった詐欺には格段にかかりにくくなるのだ。



より有意義、より善良なアニヲタWikiであり続けるため追記、修正よろしくお願いいたします

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最終更新:2024年03月14日 21:57

*1 IPアドレスだけでは個人の特定まで至る事はできず、IPアドレスを元にプロバイダに開示請求する必要がある。詐欺師達がそこまでの手間を掛ける可能性は無いに等しく、それ以前にプロバイダ側も応じない(後述するように開示請求の裁判を起こすことも困難だろう)。

*2 「ふっかければカモになる個人情報」は裏組織の中では非常に高値で取引されており、反社会組織の重要な収入源のひとつになっている。