ダグダ

登録日 :2010/12/31(金) 23:59:51
更新日 : 2016/08/29 Mon 14:14:30
所要時間 :約 3 分で読めます




ダグダでなく、ダグザ. ダーザである。
名前の意味は‘善き神’なのだが、これは称号のようなものだったとされ本名ではないとも。
そうなれば必然的に、本名は知られていないことになる。

見た目は赤らめ顔のメタボリックなオッサン。
しかしその姿に愛着もあるのか、誰からも親しまれる父親のような神であり、[神々の父]と呼ばれる。
また、[神々の母]の大地母神のダヌの夫。
知識と豊穣のダヌー神族の最高神である。
他にも河の女神ボーアンとも関係を結んでいる。
しかし、本当は三人の正妻がいたりと女たらしで、敵方の王女にも手を出していたりする。

ちなみに正妻の名前はブリャー(嘘)、ミーン(非難)、ミーヴァル(裏切り)と円満な家庭とは程遠い名前である。


子供は、性愛のアングス(ギリシア神話のエロスだと思えばOK).春のブリギット.地下世界の王・ミエールなどが存在する。

一応、自分の王宮[ブルーナ・ボーニャ]を持つ。


巨大な棍棒:あまりにも巨大で重く、運搬には専用の車輪を用いて八人がかりで運んだ。
また、武器を引き摺った跡は堀になるという。

棍棒には八つの突起があり、ダグザはこの棍棒の一振りで九人の敵を倒したという。
しかし反対に向けて振ると人を蘇らせるという、生と死の両面を操る武器であり、ダグザの性格を表しているのかもしれない。

ウァードネ:ダグザの所持する魔法の竪琴で、神聖な樫と猫の肝臓を使った弦で出来ている。
この竪琴を奏でることで、ダグザは人の喜怒哀楽、果ては季節まで操作できたという。

ちなみに名前を呼べばすっとんでくるらしく、フォモールに盗まれた際はダグザに呼ばれ、九人を轢き殺して帰ってきたりと、持ち主に似た豪胆な竪琴でもある。



魔法の大釜:‘尽きざるもの’意味を持つケルトの秘宝。
望むだけの食料が湧き出る、大食いのダグザに相応しいもの。

地下の世界に通じていた、ともされている。
また水や酒を満たして飲めば不死の命が授かり、死者を甦らせる力まで持つ。

このイメージが後のアーサー王伝説の[聖杯]に受け継がれる。

お粥が好物で、一気に80ガロンを食べる!そのお粥が好き過ぎてルーがダグザを偵察させた時に敵に足止された時の兵器にもなった。

詳細:敵のフォモール側を訪れてた際、彼らはダグザをオートミールでもてなした。
しかし好意ではなく、五十人前はあるオートミールに豚や山羊をまるごとぶちこんだもので、
「もてなしを拒否するような無礼者は生きて返すわけにはいかない」と言ったフォモール側に対し、
ダグザは巨大なスプーンを取り出し一滴残らず食べ尽くしたそうだ。

要するに食い残させて殺そうという魂胆なのだが、この時敵が毒を入れれば勝てるんじゃ…言ってはダメ!


ちなみにこのおもてなしが終わった後、散歩中フォモール王の娘、エヴァと出会った。
一目で気に入り、口説き落としたダグザは一時を楽しんだ。
しかし、彼はいずれ帰らなければならないのだが、エヴァはすっかり虜になってしまっていた。
そこで「王の到着を魔法で遅らせればその間はいられるよ」的なことを囁き、見事侵攻を遅らせる使命を果たしたのだ。

デビルチルドレンとペルソナにも登場している。銀河英雄伝説の旧式戦艦、ファイアーエムブレムの元・山賊、FF12のシーク族(豚)の名前に使われたりする。


追記・修正をよろしくお願いたします。

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