シナンジュ

登録日:2010/09/17(金) 10:42:23
更新日:2024/03/24 Sun 20:33:55
所要時間:約 8 分で読めます





可能性を破壊する"猛禽"

MSN-06S
SINANJU

見せてもらおうか、

新しい『ガンダム』の性能とやらを!


画像出典:機動戦士ガンダムUC OVA第二巻「赤い彗星」2010年10月30日公開より
©サンライズ



シナンジュとは、『機動戦士ガンダムUC』に登場するモビルスーツ(MS)。


目次




緒元


型式番号:MSN-06S
全高:22.6m
本体重量:25.2t
全備重量:56.9t
出力:3,240kW
推力:128,600kg
センサー有効半径:23,600m
装甲材質:ガンダリウム合金

武装:
60mmバルカン砲×2
ビームライフル
ビームサーベル×2
ビームアックス×2
グレネードランチャー
シールド




概要


地球連邦宇宙軍再編計画の一部である『UC計画』のフラッグシップ機としてアナハイム・エレクトロニクス社が開発していた『RX-0 ユニコーンガンダム』。
要求された異常に高い性能や秘匿性から、開発までには多数の試作実験機が開発されていた。
シナンジュもそのうちの一機で、「内蔵されたサイコフレームの強度・追従性をテストするための機体」であったとされる。
言い換えるならば、この機体は「サイコフレームの限界を調べるだけの機体」であり、『使い捨て』の機体と言ってもいい。

上記の通り、ユニコーンガンダムは本機体で検証されたデータを元に開発された為、
ユニコーンやその2号機であるバンシィの「兄」機体とも言える。


U.C.0094年、ユニコーンの設計の完成に伴い、シナンジュを含めた試作機や装備品は、
その役割を終えてアナハイム社のフォン・ブラウンから貨物船団で同社のグラナダ工場へと輸送されていた。
しかしそれらはネオ・ジオン残党軍により襲撃・強奪され、追撃した連邦軍部隊も全滅する事態となった。
この事件の首謀者は「シャアの再来」と呼ばれる仮面の男『フル・フロンタル』であるとされる。

その後、シナンジュは再び連邦の前に姿を現わした。
真紅に染め上げた装甲、猛禽類の羽のような大型フレキシブルスラスター、組織の象徴たる金色のエングレービングを施され、
ネオジオン残党軍「袖付き」のフラッグシップ機として……。

圧倒的なスピードで敵を蹴散らすその姿は、まさしく「シャア・アズナブル」そのものであり、
連邦軍は「フル・フロンタル」を『赤い彗星』として認めざるを得ない状況となった。

しかしながら、件の強奪事件そのものがアナハイム側と袖付き側との密約に基づく譲渡であったとされる。
同様の事例として、U.C.0083にガンダム試作4号機ガーベラがアナハイム社からガーベラ・テトラとしてデラーズ・フリートに譲渡されている。
その際、外装等をジオン系統のデザインの物に変更されたが、シナンジュの場合は開発当初からジオン系統寄りのデザイン。
型番から分かる通り、本機はジオングヤクト・ドーガサザビーに連なるジオン系ニュータイプ専用機として開発されていた。
改修がなされる前の原型機は白or灰色を基調としたカラーリングがなされており、こちらは後に「シナンジュ・スタイン」と呼ばれる。
開発コードは「スタイン01」。スタイン(Stein)とは「原石」を意味する。
シナンジュの“原石”であったから「シナンジュ・スタイン」なのであって、したがってこの名称は後付けである。
また、OVA版での初戦闘の際、アルベルト・ビストが提供したシナンジュの参考データの中には、
袖付きに改修された後の姿はもとより、原型であるスタインとも異なる外観データが確認できるが、
これは恐らく「改修された場合の想像図」だったのだろう。*1



機体解説


「袖付き」のフラッグシップ機にして、「赤い彗星の再来」たるフロンタルが乗るシナンジュであるが、
意外にも強力な専用兵装や、ファンネル・ビット等の遠隔サイコミュ兵器は全く搭載されておらず、装備自体は一般的なものが揃っている。

特筆すべきものは、「弟」機であるユニコーンにも搭載されている「インテンション・オートマチック・システム」
これはパイロットの操縦イメージを、サイコフレームを通じて機体に直接反映させるシステムで、高い機体追従性を獲得しており、
シナンジュそのものが、MSとしての機体制動・追従性・機動性を極限にまで突き詰めて設計された機体であることから、
機体追従性とスピードに関しては当代随一のMSと言える。…のだが、
その加速力は搭乗者の肉体に凄まじいG負荷をかける、まさに「殺人的な加速」である他、
インテンション・オートマチック・システムによる高い機体追従性も、パイロットのイメージ通りに動ける反面、
パイロットのちょっとした思考すら機体の動きに反映される、過敏すぎる機体追従性とも言える側面を持ち、
そこにサイコミュ特有の精神負荷も掛かるため、並のパイロットではシナンジュを乗りこなすどころか、
まともに操縦することすら困難という、なんともピーキーなニュータイプ専用機と化してしまった。
機体性能を極限まで突き詰めた結果、性能バランスが非常に悪くなって「兵器」として微妙と言わざるを得ない機体になったのは皮肉という他ない。


機体特性としては、その並外れた追従性と推進力を活かした高速空間機動戦向けの仕様。
開発時から備わっていた過敏なレスポンスと改修時に強化されたスラスター類の加速性に、
「赤い彗星の再来」たるフロンタルの常人離れした技量が加わることで、他の追随を許さない圧倒的な機動性を発揮している。

特にバックパック左右に追加されている二基の大型スラスターを一纏めにした翼状のスラスターは、
接続部が可動することで運動性を強化し、装甲を上下に展開することで最大加速を行える。
バックパック下部にはスタインの物から更に延長された二本のプロペラントタンクも備え、航続距離を延長している。
このプロペラントタンクは戦闘時に任意でパージすることも出来、即席のデコイに用いることも可能である。

一方で、上述の通りシナンジュが装備している兵装はスタンダードなものだけで、単純な火力は控えめなのだが、
フロンタルは高速機動の中でそれらの装備類を的確に使い分け、敵機を撃墜していく。

戦闘スタイルとしては一見地味なものであるが、純粋な速度面で対抗することはおろか反応出来る敵が殆どいないため、作中では無類の強さを誇った。
特に原作では純粋なマシンポテンシャルに加え、サイコフレームとフロンタルに由来するサイコフィールドによってある意味「異様」といえる力を見せた。


武装


  • 60mmバルカン砲
頭部側面に内蔵。使用頻度は低い。

  • ビームライフル
専用の長銃身型ビームライフル。
シンプルな造りだが、MSや艦艇の装甲を容易く撃ち抜く高い貫通力と、戦艦のレーダー範囲外からでも狙撃可能な長射程を誇る。
片手で使用できるものの、あまりに長い銃身を持つため非常に取り回しにくいはずだが、
フロンタルは難なくこれを使いこなしており、デブリ帯での高速機動中に精密射撃を行っている。
オプションで銃身下部に中折れ式グレネードランチャー、またはバズーカが取り付け可能。
非使用時にはリアスカート部にマウントされる。

OVAからの発射SEはジオングのメガ粒子砲のオマージュ。

  • ビームサーベル
前腕装甲内に格納されており、使用時には袖口の装甲が部分的に跳ね上がりグリップ部が射出され、それをマニピュレーターでキャッチし使用する。
また射出せず袖口に接続したままビームを発振する事で「ビームトンファー」としても機能し、ライフルなどを握ったままビーム刃を使用出来る。
このトンファーの機構はユニコーンへと継承されている。

  • ビームアックス
シールド裏面に2基収納されている片刃のビーム斧。
サザビーのビームトマホークを2つに割ったような見た目をしており、出力を上げる事でビームが延伸され幅広の「ビームソード」にもなる。
シールドに装着した状態でもビームを発振可能で、装着時には主にビームソード状態で使用される。この状態でもジェガンのシールドを容易に両断する。
二基の柄部分を互い違いに連結させれば「ビームナギナタ」としても使用でき、高速回転させる事でビームシールドのような特性を発揮する攻防一体の武装。

  • シールド
非常に大型なシールド。腕以外に肩から伸びる補助アームや背面にも懸架できる。
先端部はブレード状になっており、MSのボディを刺し貫く打突武器としても使用可能。
ウェポンコンテナも兼ね、裏側にはグレネードランチャーとビームアックスが収納可能。ビームアックスを装着すれば上述のように大型ビームソードになる。
MGでは裏にビームガトリングガンも取り付け可能。

  • バズーカ
ユニコーンのハイパーバズーカと同じく銃身の伸縮が可能であり、腰部背面のラックに取り付ける事が可能。
上記の通りライフルの銃身に取り付けての発射も出来る。
一部機能を排除した量産型がドライセン等に配備されている。



劇中の活躍


登場は三巻「赤い彗星」から、OVA版ではEP2から登場。
無数のデブリが浮遊する宙域を減速してデブリを回避しながら進むのではなく、
デブリを足場として蹴り、次の手頃なデブリを見つけてはまた蹴り…というやり方で加速して進むという常人離れした移動を行い、
デブリを慎重に回避して進んでいるであろう後続機の三倍以上のスピードネェル・アーガマに急接近してきた。
大気圏内と違い、宇宙では距離感による位置の把握ができないため、
このような八艘飛びじみた機動はコンピュータによる予測を待たずして行わないといけないので、文字通り超人的な行為である。

ネェル・アーガマの対空機銃を破壊してまわり、さらにカタパルトから発進中のリゼルを狙撃する事でカタパルト諸共破壊。
残存のMS小隊も、リディだけ残して全滅させるという、フロンタルの卓越した操縦技術とシナンジュの戦闘力を見せつけた。
その後、出撃してきたユニコーンガンダムと戦闘になるが、火力の差こそあれど機動性で翻弄。
掠めただけで大破しかねないビーム・マグナムの光軸を華麗に避け、逆にトリッキーな戦術で白兵戦に持ち込んでいる。
この際にはコクピット装甲の隙間から青いサイコフレームの光が漏れ出ている。
デストロイモードとなって超高速で動き回るユニコーンを、流麗な動きで追従する姿は一見の価値あり。

EP3ではネェル・アーガマ単艦によるパラオ侵攻で、あっという間にロトを一機無力化して戦線を離脱。
ラプラスの箱を巡っての争奪戦では、首相官邸ラプラスの残骸に接近したネェル・アーガマを強襲。
ダグザ・マックールの攻撃で頭部に被弾してメインカメラを被弾するも、サブカメラを起動して対処したが、
ダグザをビームの熱で蒸発させた行為に激怒したバナージが駆る、デストロイモードのユニコーンと対峙することに。
大気圏スレスレということもあり、ユニコーンの猛攻を防ぎつつも制止を呼びかけるが、怒りに燃えるバナージの耳には届かず、
ユニコーンとシナンジュが二機揃って大気圏に落下する危機を迎えるが、ギルボアを誤射で殺害してしまったバナージの動揺によって猛攻は止み、
シナンジュはなんとか大気圏落下を免れ、撤退することに成功する。

物語の舞台が地上に移ってからは暫く出番が無かったが、再び舞台が宇宙へと移っていくと本格的に活動を再開する。

EP5~6にかけてのゼネラル・レビルとの交戦では、僚機のローゼン・ズールと共に多くのMSを行動不能にし、更に母艦にも超遠距離からの狙撃で直撃を数発当てている。
堅牢な母艦なので行動不能にまでは追い込めなかったものの、直掩の機体すら多数無力化しつつ無傷で撤退させる技量を見せつけている。

小説版では、連邦軍の追撃から陽動のため放棄されたガランシェールに先んじて到着したジェスタ含む艦隊に攻撃を仕掛けた。
トライスターによる連携攻撃にも短時間で順応し、攻撃を受け流しつつも母艦や僚機を全滅させている。

ラプラスの箱を巡る最終決戦では、ローゼン・ズールが大破する様を見物していたのをバナージから非難されつつユニコーンガンダムと交戦。
しかし横合いから介入してきたクシャトリヤに妨害され、そのまま交戦状態へ。
終始有利に立ち回るが、バナージに味方するマリーダの機転に対応しきれずむしろ損傷を負ってしまう。

そして、バナージとオードリーがついにラプラスの箱とそれを護るサイアム・ビストの下に辿り着いたその時、フロンタルもその場に現れる。
箱を自らに譲渡するようにサイアムに迫るも拒否され、オードリーに箱を託したバナージとユニコーンとの最終決戦にもつれ込む。
ユニコーンとシナンジュはサイコフィールドを発生させ、他者の介入すら容易には出来ないほどの力場を形成していた影響か、
先の戦いでシナンジュが中破している上に、バナージとの共闘を決意したリディとユニコーンガンダム2号機“バンシィ”が敵に回っているにもかかわらず、
2対1と数の上でも劣勢であるのに、「むしろ(中破して)軽量化して動きが軽やかになっている」と思わせるほどの機動性で2機のユニコーンを翻弄。
巨大な亡霊のようなオーラを纏いながら物理法則すら捻じ曲げて応戦するも、最終的にバナージが思念を送り込んで巨大化したユニコーンのビームトンファーで貫かれ撃破された。


OVAEP6ではストーリーが異なり、改装中のシナンジュが描かれる。
ジンネマンが「足がありませんな」と言っているが果たして・・・?



デザインに関して


デザインモチーフは型番の「06S」から分かるようにシャア専用ザク
それに肩やバーニア等はサザビーの意匠、ナギナタやライフルなどのゲルググの武装、
ガンダムタイプに近いという百式の設定…と歴代のシャア搭乗機の要素を足したものである。
またバックパック下部のプロペラントタンクにHi-νガンダム等アナハイム製MSの要素も組み込まれている。



ゲームでの活躍


中間アップデートにて参戦。コストは2500。
解禁の順番としてはやや早めで、出撃前ムービーで登場していたのもあってか、そのリリースは安易に予想されていた。

ライフルやバズーカを駆使した重武装モードと、隕石蹴りやビームサーベル二刀流による連撃を得意とする高機動モードを使い分ける。
重武装モードは射撃が平均レベルだがバズーカが二連射可能で側転撃ちできるという利点がある。
一方で格闘は汎用機レベルのもっさりとしたものが多く、後述の高機動モードのものと比べるとやや頼りない。
高機動モードは射撃こそ頭部バルカンに限られるが、隕石蹴りを駆使した変則的な移動技や高ダメージを叩きだせる格闘乱舞が魅力。
特射は両形態共通でアンジェロ専用のギラ・ズールがランゲ・ブルーノ砲で援護射撃。高弾速・高威力で頼りがいがある。
覚醒技は『ビームライフル連射』。円を描くように高速ロールしながらライフルを7連射するのだが、ステップ一回で無力化されるのであまり使えない。

全体的に爆発力が無く、最大限性能を引き出すには各モードの効果的な運用が求められるので、プレイヤーの腕前と状況判断が常に求められる。
十分に使いこなせれば、トリッキーな軌道を描いて回避しまくる、いわば「当たらなければどうということはない!」状態で動き回るため、相手からしてみれば非常に厄介な存在になる。
他方、重武装モードと高機動モードで武装欄も変化するものの、全体的に射撃武装のリロードが遅く恒常的に扱えるものに乏しい。
特に重武装のバズーカは顕著で、メイン射撃以上に依存度の高い攻撃なので乱射しないように注意しよう。

Extreme vs. FULL BOOSTでは、重武装モードに特殊射撃→メイン射撃のキャンセルルート増設や、
両形態共にサブ射撃の性能向上などアッパー調整が多く含まれていた。更にA/B覚醒の両方と相性が良いので、システム面にも恵まれている。
機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでは、遂にコストが3000に上昇。
換装が廃止され重武装・高機動の良い所を併せた武装構成や、覚醒技に格闘乱舞の追加などコストアップ相応の強化が齎された。
機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでは射撃CSにOVA版5~6作目で見せたバズーカ発射を携えて参戦。
各種射撃武装の息切れ防止対策になったが、弾速が早い割に発生と威力が見合わないなど問題点もあった。
特殊射撃はギラ・ズールからローゼン・ズールに変更され、メガ粒子砲の照射か単射をしてくれる。覚醒中は拡散か二連射となり強化された。

下格闘にナギナタ回転斬が追加された以外は目立った強化点は無く、サブ射撃が静止→側転で最大4連射可能になったという点くらいしか話す事が無い。
弱い訳ではないが秀でて強い点があまりに少なく、2500コスト時代からの懸念点である覚醒中の爆発力の無さが3000コストのこの時代に再来している。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは、射撃CSに新たにビームライフル(高出力)が追加。
ややスタイリッシュに回転して撃つので発生が遅いが、単発ダウンという特性や弾切れ抑止という点から重宝された。
従来の射撃CSは格闘CSに移設され、弾速は速くなり誘導が微妙となった。
サブ射撃は前後回転撃ちが追加。隕石蹴りは移動距離が伸び、動きのトリッキーさに磨きがかかるようになっている。
機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでは、ローゼン・ズールのメガ粒子砲が常時二連射になったり、サイコ・ジャマーの範囲がプレイアブルと同等規模に拡大した。
また特殊格闘がゲージ制の機動力強化武装に強化され、発生中は赤いオーラを身に纏いV覚醒以上の機動力で動き回る。

  • 機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
バトルオペレーションシリーズ10周年を記念して実装された、コスト700*2の汎用機。
コスト650のリバウの上位互換な性能をしていて、長射程のビームライフル、バズーカ、ライフル付属グレネードと3種の即よろけ射撃兵装を持つ。
さらに格闘兵装も3種持っていて、発生の速いビームサーベル、連撃補正が優秀なビームナギナタ、強制ダウン属性のビームソードアックスとそれぞれ特徴がある。
ほかにもよろけ値の高いバルカンとシールドを有し、700最速の機動力を持つ機体である。HPが一定以下になればスキルでさらに機動力が上がる。
さらに高速機動射撃というスキルを持ち、発動するとビームライフルがダッシュ中にも撃てるようになり敵のマニューバアーマーを貫通するようになる。
初登場時は環境に君臨していた強化型ZZガンダムやザク4(IP)といった強襲機たちに相性がよく、アンチ強襲として最強格だった。
しかし1か月後にユニコーンガンダムが実装されると数少ない弱点である耐久の低さが災いしてユニコーンの超火力で死にやすく、あまり使われなくなってしまう。
ユニコーンが弱体化され、ほかにもフェネクスなど700コストの機体が増えた2023年現在は上方修正を受けて耐久の低さが改善され、普通に見かけるようになっている。

高い基本性能を誇り、サイコフレームによる覚醒値などの底上げも可能。
…なのだがファンネル等の覚醒値を活用できる武装がないためサザビーやνガンダム系等に比べて地味さが否めない。
どちらかというと覚醒値のないパイロット(オールドタイプ)でも十分に乗りこなせる汎用性の高さがウリだろうか。
オーバーワールドではアビリティ「真紅の稲妻」により赤い機体に乗ると強くなるジョニー・ライデンと相性が良い。
ジェネシスではビームライフルやバズーカの射程が一般的なものよりも長くなり、使い勝手が良くなった。


立体化


ガンプラ

HGUCとMGとRGで発売中。
シリーズの中でも部品数が多いがその分完成度は非常に高い良キット。
HGとMGはエングレービングはシール/デカールで完全再現されている。
…が、かなり細かく分けられており全部綺麗に貼るのは難しい。エナメルふき取りで塗装のほうが楽かも。
MGはやや細身のVer.kaが先行して発売し、EP5前後で通常のMGが発売している。

RGではユーザーが苦戦していたエングレービングが分割成型で分けられ、塗装を前提とした設計ではなくなった。
その部分の耐久性にやや難こそあれど、革新的な技術であることは疑いの余地はないだろう。
後発のユニコーンと比べて頑強な造りになっており、ポージングを決めるのもそれほど難は無い。


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最終更新:2024年03月24日 20:33

*1 メタ的に言えばこの段階ではまだスタインのデザインが決定されていなかったためと思われる。

*2 νガンダム&サザビーと同コスト