川原礫

登録日: 2012/05/07(月) 18:38:39
更新日:2023/08/20 Sun 20:46:37
所要時間:約 4 分で読めます





「アッシュ・ローラーは、丘に上がった河童も同然!」


川原礫/ブリキ・ライター

アニメ『アクセル・ワールド』に登場する人物。
クロウとアッシュのリベンジ戦、対シアン・パイル戦などで解説役で登場し、少ないセリフ数ながら素晴らしい演技で視聴者に強い印象を与えた。
必殺技、特性、レベルの全てが未知数で、今後の活躍が期待される。

アバターの「ブリキ・ライター」は、他のメタルカラーと違い人型から掛け離れている上、金属原子から名前が取られている他のメタルカラーとは異なり、唯一合金の名称からカラーネームが取られている。

もしかすると、作中の謎の重要な鍵を握るキャラなのかもしれない……


追記・修正お願いします。

































   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ ((*´∀`)E)
  Y   Y  **


電撃文庫所属のライトノベル作家。1974年、群馬県高崎市生まれ。元は個人サイトでWeb小説を掲載していたが、「アクセル・ワールド」で電撃大賞を受賞したことで商業作家に転向する。
代表作に『アクセル・ワールド』シリーズ、『ソードアート・オンライン』シリーズがある。
SAOの項目に詳細は記載してあるが、あくまでも商業デビューは「アクセル·ワールド」の方である。勘違いしやすいので注意。
冒頭のブリキ・ライターは、『アクセル・ワールド』シリーズの作者の礫氏が著者近影におふざけで描いた自身のアバターを、サンライズが悪ノリしてアニメ出演させたもの。
因みにTV放映版はCV:川原礫である。アニメでいきなり野太い声が聞こえて驚いた人も多いのではないだろうか?
しかもやたらと大事な解説セリフを任されていたりする。

…が、流石に色々予想以上の反響があったのか、もしくは中の人が黒歴史にしたかったのかBD/DVDでは黒田崇矢氏にボイスが差し替えられた。
一応、ONAIR Ver.を選択すればTV版の礫氏の好演は視聴出来る。

この人のパーソナリティーを一言で言うならば、「文才があって滅茶苦茶腰が低い俺ら」。
かなり趣味が幅広く、ときメモ大好きだったりサイクリングしたりラグナロクオンラインの軽廃プレイヤーだったりMtGのプレイヤーだったりする。
特に後者二つはMMOが題材のソードアート・オンラインや、登場するアバターにMtGのカード名にちなんだ名前があるアクセル・ワールドの執筆に深く影響を与えている。
ネットリテラシーの高さも特筆すべきもので、これほどの人気ラノベ作家でありながら炎上騒動*1を起こした事がほとんどない。
「万人相手に無害な物書き」キャラクターを長きに渡って維持する人柄は特殊才能と言って差し支えないだろう。

自分では遅筆と言っているが(出版のペースを見る限りでは)かなり速筆で、初出版時から数年1ヶ月置きにどちらかを出し続けていた。
最近は多忙ゆえ多少ズレる事もあるが、それでも年六冊のペースを崩さず通している結構凄い人。
たまにいつもより間が空いたりするが、その時は自作のゲーム化作品をはじめ何かしら新作を発表している。
周りが鈍器生産機川上やら月刊入間やら女子高生作家かまちーやらと人外揃いなので余り目立たないが。

ちなみに電撃小説大賞での同期は静月遠火(金賞)・『ロウきゅーぶ!』の蒼山サグ(銀賞)・後に『日暮旅人シリーズ』がドラマ化される山口幸三郎(選考委員奨励賞)・丸山英人(電撃文庫MAGAZINE賞)…そして後の直木賞作家真藤順丈(銀賞)である。

本人曰く、「予定された範囲内にシナリオを収める」事が苦手。怒涛の(つづく)ラッシュや『インフィニット・バースト』の入場者特典小説が厚くなったのはこのせい。
更に言えばアリシゼーションが超長編なのもこのせいであろう。

またどこぞの菌糸類ばりに設定の後付けが多い。それに伴い本編同士で矛盾が生じることも。
本人にも自覚があるようで、『プログレッシブ』の一巻後書きなどで度々謝罪している。
「設定のアップデートということで多めに見てください」とは作者の談。

なおその禁止類とは デビュー直後に対面した(外部リンク) 縁からTYPE-MOON15周年記念企画のイラストに(散々パクリだなんだと双方のファンが勝手に争い合っていた) セイバーとアリスのツーショット(外部リンク) を寄稿している。

この他やがて君になるの大ファンでもあり、茅野愛衣繋がりで原作者の仲谷鳰との 対談が実現(外部リンク) ただのファンとして大喜びしていた。
自身では百合を書きたいのに何度も挫折しており、マザーズ・ロザリオも言ってしまえばその一つだとか。

他に『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のプレイヤーである事も公言している……が、興味を持った経緯が所謂「言ってない台詞」である「あんたはここでふゆと死ぬのよ」がネット流行語100にランクインしたのがキッカケであり、これに関しては本人もネタにしている。
その後キチンと同作をプレイ、ネタの大元である「ふゆ」こと黛冬優子推しになっており、雑誌『BRUTUS』で行われたシリーズ15周年特集でインタビューまでされている。

Word gearと言う作者の個人サイトも持っていたりする。というかSAOは元々このサイトで連載されていたもの。
そちらでは九里史生(クノリ-フミオ)と言う別名義で活動していて、突発的に短編や外伝作品を掲載したりしている。また同人で出版する際はこの名義を用いている。
興味があるなら一度訪ねてみてはいかがだろうか?

実はかなり絵が上手く(元々)、デビュー直後に対談した縁もある為か(さらに言えば設定の後付けが多いという似たもの同士でもある)、TYPE-MOON15周年記念企画のイラストにちゃっかり寄稿してたりする。
またそれもあってかWord gearには作者が描いた絵も見ることが出来たこともあった。

『ソードアートオンライン アリシゼーション』放映後にはTwitter上で一口感想ツイートをしていたが、アニメ本編が進行するたびに裏話やアニメでは語られなかった設定の解説などで内容が増加していき、大戦編が始まる頃にはハッシュタグ「#woucom」をつけて原作に準拠した解説を行うほどになった。




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最終更新:2023年08月20日 20:46

*1 前世紀の政治家や芸能人なら「舌禍」という。