バウ(MS)

登録日 :2012/05/11 (金) 22:43:39
更新日 : 2017/02/10 Fri 18:44:51
所要時間 :約 5 分で読めます




機動戦士ガンダムΖΖ」に登場するMS。


型式番号:AMX-107
頭頂高:18.5m
全備重量:67.5t
出力:2,410kW
推力:75,040kg
センサー有効半径:12,200m
装甲材質:ガンダリウム合金

武装:
ビームライフル
ビームサーベル×2
4連装グレネードランチャー×2
メガ粒子砲付シールド
ミサイル×6

パイロット:
グレミー・トト
クレイユ・オーイ
ゴットン・ゴー


アクシズ(ネオ・ジオン軍)が強力な可変機を実戦投入すべく開発した騎士専用の試作機
これは当時の主力可変機だったガザCがエゥーゴやティターンズのそれと比べて性能的にショボすぎたのが原因。
そのためか、かなりの高性能機になっている。

分離・変形機構が採用されていて、上半身は「バウ・アタッカー」、下半身は「バウ・ナッター」に変形する仕組み。この形態なら単独飛行もできる。
コクピットはアタッカーにあり、ナッターは搭載された慣性誘導装置を使って制御されているが、アタッカーなしでもコンピュータである程度は自動制御が可能。

この機構は当初、ナッターが遠隔操作できない(この時はまだ慣性誘導装置が積まれていなかった)上パイロットが二人必要とされることからオミットされていたのだが、パイロットに選ばれていたグレミーの意向で元に戻された。
その際、彼はナッターを ミサイル として使えるよう改造させている。なんでもアタッカーの運動性の高さに着目した結果だとか。
ある意味ヴィクトリーガンダムの元祖と言えるかもしれない。

背中のバックパックにはバインダーとプロペラントタンクが設置され、前者はアタッカー時の翼として機能する。後者は航続距離を延伸させている。
また、バックパックは任意に分離させられる。

なお、左フロントスカートに
と書かれているが、これで1文字の漢字であり、バウと読む。
しかし実際は本機の開発コード『飛龍』の名残であり、この漢字自体は字義不詳の古字である。

Ζガンダムに似た外見をしているが、これは開発スタッフがΖガンダムをモデルにしたためとか、Ζガンダムのデータを盗用したためなど様々な説があるが詳しい理由は不明。
ちなみにΖガンダム3号機の改造プランの中には本機と同じような可変機構を持つものもあったらしいが…。
実際はメカデザイナーがアクシズ版Ζガンダムとして描いたからだとか。



○武装

  • ビームライフル
メインウェポン。
速射モードに切り替えられる。


  • ビームサーベル
接近戦用の武器。
腕にマウントされている。


  • 4連装グレネードランチャー
腕に内蔵。


  • メガ粒子砲付シールド
その名の通り、メガ粒子砲を内蔵したシールド。


  • ミサイル
バインダーに設置されている。



○劇中の活躍
予定通りグレミーが乗り込み、アーガマのガンダムチームと幾度となく戦った。
また、ゴットン達エンドラ隊が勝手にグレミーの元から持ち出してアーガマの制圧に使ったこともあったが、ジュドーΖΖガンダムによって撃退されている。

最後は地上での戦闘でビーチャの百式ルーのコアファイターを盾にしてきたせいで攻撃をためらってしまい、その隙に撃破された。



■派生機

◇量産型バウ
グレミーのバウを基にして造った量産機。カラーリングが赤から緑に変更されている。
性能は特に変わっていないが、一般兵には扱いが難しいため分離・変形機構がオミットされているという資料もあれば、そのまま搭載されているとする資料もある。

アリアス・モマやダナ・キライが搭乗。
サイコガンダムMk-Ⅱの輸送中にアーガマと遭遇戦になるが、プルの活躍で撤退する。
その後、プルがサンドラを撃沈しに整備中のガンダムMk-Ⅱで攻撃を仕掛けてくるとこれを迎撃して中破させる。しかし、ダナ機が救援に来たジュドーのΖΖガンダムのハイメガキャノンをくらって撃破されている。


◇量産型バウ(グレミー軍カラー)
グレミー側についたバウを識別用にグレーに再塗装したもの。
性能は当然変わっていない。


◇バウbis
型式番号:AMX-107bis

ゲームブック版に登場。
見た目は量産型バウと何も変わっていないしカラーリングも緑だが、こちらは「分離機構がオミットされている」と明示されている。
量産型バウとの関係性は不明。


◇バウ(袖付き仕様)
OVA版「ガンダムUC」ep.7に登場。
一番最初の仕様通り、バウ・ナッター側にもコクピットを追加している。
胸にバルカン砲が増設され、サイドスカートはリバウと同型になった。ビームライフルは指揮官用ギラ・ドーガのビームマシンガンに変更され、シールドのメガ粒子砲は蓋がされている。
カラーリングは緑だが、量産型バウとは一部の配色が異なる。

ネェル・アーガマを襲撃した袖付きの一機として登場。
僅かな出番ながらやたらとカッコいい合体シーンを披露し最期はナッターによる特攻を試みたが直前でガランシェール組に撃破された。


◇リバウ
ガンダムフロント東京のドーム映像「機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two」、マンガ作品「機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ」、「機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン」に登場。
ネオ・ジオン残党「袖付き」が残存していたバウにサイコフレームを生みこんで改造した改造機。
サイコフレームは上半身のリバウ・アタッカーのコクピット周辺と下半身のリバウ・ナッターの機首部分に内蔵されている。
当初はフル・フロンタルの専用機として開発されたが、より高性能なシナンジュを強奪したためフロンタルの専用機にはならなかった。左肩にある「10S」のマーキングには斜線が引かれ、別のパイロットにより戦場に投入されている。

アクロス・ザ・スカイではフロンタルがレイブン隊に送った使者として、フロンタル専用ギラ・ドーガと共に地球に降下した。この時のパイロットはルガー・ルウ、ただしOne of Seventy Twoではどうなのかは不明。


◇バウ(GPBカラー)
模型戦士ガンプラビルダーズビギニングG』にもHi-νガンダムの僚機として登場。 ピンク
バウ・アタッカーとバウ・ナッターの分離を活かし、奮戦する。



ガンプラ
1/144とHGUCで発売。
どちらも設定通り分離・変形が可能。

前者は赤のみで後者は赤と緑、限定商品としてGPBのピンクが出ている。
HGUCは龍飛のマーキングシールが付属(本来はない緑にも)。



■ゲームでの活躍

試作型、量産型共にユニバースに参戦。
高いレベルでバランスの取れた武装と性能に加え、高い機動性と可変機構持ち、とかなり優秀な機体……だが、如何せん登場する時期が敵味方共に火力の化け物だらけの第一次ネオ・ジオン抗争と時期がかなり悪い。
入手時期がドーベン・ウルフと近いのも相俟ってザクⅢと同じく倉庫番になってしまう事も。

しかし、前述した通り性能は高く、癖の強いザクⅢとは違い癖が無いので少し強化すれば普通に使える。
ライフルのリロードが早いので人によってはドーベン・ウルフより使い易い。

因みに試作型と量産型とではサブ射とSPAが違うだけで性能に差は余り無い。
好みで乗ろう。

バックパックをとばしてこいつらの真似が出来るのはバウだけ!!


  • Gジェネシリーズ
基本性能はそれなりに高く、武装も使いやすい。変形すればバウ・ナッターも使える(変形不可な作品もあるが)。
あと機体特性の共通点の多さからか、ヴィクトリーガンダムの設計素材として使えるのも大きい(変形可能や、パーツの一部をミサイルとして使える所とか…)。




追記・修正は上半身と下半身を分離・変形させてからお願いします。

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