ARMORED CORE 3(AC3)

登録日 :2010/02/25(木) 16:41:57
更新日 : 2016/01/01 Fri 22:55:07
所要時間 :約 6 分で読めます




その世界に、空はなかった


2002年4月4日発売。
シリーズ6作目で、2シリーズまでの世界観・パーツを刷新した新シリーズ。“AC3”の略称で呼ばれる。
キャッチコピーは「進化する戦闘メカアクション」。
基調カラーは オレンジ
2009年7月30日には『アーマード・コア3ポータブル』(AC3P)としてPSPに移植された。

管理者によって統治される超巨大地下都市、レイヤードを舞台にして、企業間抗争やレイヴンの戦いが描かれる。
本作以降、左腕用銃器が登場し、以後の作品ではダブルトリガーが主流となったことから、シリーズに与えた影響は大きいと言える。また、イクシードオービットや装備解除システム(いわゆるパージ)、僚機選択システムが初登場したのもこの作品。
全体的に初代ACとの共通点やオマージュが多く、リニューアルとも言える作風となっている。
アーマード・コア3 サイレントラインは本作の直系続編である。

AC3Pの追加・変更点
PSPの16:9ワイド液晶に対応しているため、PS2版と比較して左右の視界が広がっている
反面、PSPのボタン数はPS2コントローラーのそれよりも少ないため、デフォルトでのキー設定がPS2版とは大きく異なる
また、ロードも速くなり、さくさくと遊べる
NX以降に採用された武装のカラーリング変更にも対応しているほか、パーツ自体もPSACシリーズ、2シリーズからいくつかがリメイクされている
四人対戦も可能に、布教活動にも身がはいる
加えて、小説の登場人物の一部がアリーナに追加される

ミッション数は50前後とAC2AAに比べると減っているがシリーズ全体で見れば平均的な数である。

難易度が他作品に比べかなり低めに抑えられているが、幾分初見殺しの要素が強め。
ストーリーも簡潔でミッションはバリエーション豊かであり、アリーナでは愛着の湧く個性的なレイヴンが多く、数も多いため充実度はシリーズの中でも高い。
AC入門者にも最適な作品と言える。


【オープニング】
緊張感と高揚感が上手く織り交ぜられており、今見てもハイレベル。
肩からミサイルを発射したり、やけに武器を構えるのが遅かったりとフロムマジック炸裂。

SL、NXは早過ぎて展開がわかりづらい事から最高とも。



【ストーリー】


その世界は、ただ一つのものによって管理されていた。


あらゆる出来事は、そのものによって決定され、
そこに住む人々は、管理されることを当然のものと受け入れていた。


「管理者」の庇護の下、人々は約束された繁栄を続け、
やがて、力をもつ者<企業>が生まれた。


企業はより大きな力を追い求め、やがて、互いに争いを始めた。
だが、その争いすらも、管理者の掌の上の出来事であった。


全てが予定された世界。
だがそれは、徐々に狂いを生み始めていた。




【登場人物】

●レイン・マイヤーズ(CV:浅川悠)
プレイヤー専属のオペレーターである女性。かなりの手腕の持ち主で、確かな情報をプレイヤーに提示してくれる。

●アップルボーイ/エスペランザ
主人公と同じ試験を受ける新米レイヴン。とても若いらしくその上好青年なためレイヴン向きの性格ではないがストーリーを進める度に強くなる。基本に忠実、垂直ミサイルが強力。
スタッフのお気に入り。

ゲド/ゲルニカ
渋い声したおっさん。面倒見の良い先輩という雰囲気が人気。しかし、機体はネタにしか見えない。戦力的には『先輩面してるが頼りない』と言ったところ。
ネット上ではレイヴンとしては微妙だが、ゲイヴンネタとしてはトップクラス。なんだこれ。

●リップハンター/ルージュ
僚機のうちの1人。女性。元はMT乗りだが途中でレイヴンに転向する。EN武器が主武装の腕利き女性。
主人公の腕を認めている。あるミッションで……

●レジーナ/エキドナ
主人公があるミッションに成功すれば生存する新米の若い女性レイヴン。大雑把な火力主義。
実は中堅ランカーの娘でEXアリーナでは親子で現れる。

●スパルタン/テンペスト
MT上がりのガチタン乗り。コンテナミサイルによる強力無比な火力が売り。
そのせいで弾薬費が嵩み金欠に喘いでいるが、その割に雇用費は妙に良心的。この点も金欠に拍車をかけているのだろうか……

●イエローボート/アパシー
2脚にバズーカとキャノンを装備した派っ手な機体。
派手さを理由に組んでおり色も派手。
重量過多な上に相手を倒した後も攻撃を続ける。
馬鹿。パイロットは女。

●ビルバオ/グリーンウィッチ
自然保護主義者の優しげなお姉さん。いわくエネルギー兵器は環境に優しいとか。
でもさすがにフロートにプラズマキャノンは無茶だと思いますよ。


【登場勢力】

管理者
長きにわたりレイヤードを管理してきたコンピュータ。段々と行動が不可解なものになっていく。


●グローバルコーテックス
レイヴンを管理、ミッションを仲介する組織。なにかと影が薄い。


●ミラージュ
脱管理者を掲げる勢力。シェアナンバーワンの企業。
コストは高いが性能が魅力的。まさに『先端主義』と言ったところ
仲介人は成田剣


●クレスト・インダストリアル
管理者保守派の勢力。
コストパフォーマンスを重視した『質実剛健』のパーツライナップ。そのため特化品が少ない。
仲介人は榊原良子


キサラギ
自社の勢力の拡大に専念する勢力。
裏工作をプレイヤーに依頼してくる腹黒企業。それに反した紳士的なブリーフィングが印象的。扱う製品は、イロモノが多い。
仲介人は中田譲治

●ユニオン
仲介人は中多和宏
管理者に疑問を持つ武装勢力。


【愛すべきランカー】


●ツインヘッドB/W
姉弟で参戦。単体では弱いもののクリア後のEXアリーナで活躍…と言いたいが雑魚は雑魚。弟はとあるミッションで凄まじいスピードで死亡。姉もミッションに出てくるがスルー可能

●フィクサー/アインハンダー
今作の八百長レイブン。嫌がらせメールを送ってくる。初見で苦戦するプレイヤーも多いが分裂ミサイルに気をつければ倒せる。

シャドーエッジ/クラッシュボーン
漢の機体。全てロックオン不可武器の上右腕に射突型ブレード装備の接近戦機体。ミッションでは格好いい登場をするがスルーしてもクリア可。

●ストリートエネミー/スタティック・マン
説明文では血も涙もない金の亡者みたいに言われているが組んでみると案外いい人。同業者の幼馴染みがいるらしいが……

●グランドチーフ/ヘルハンマー
今作のガチタン最上位。タンクの癖に空中からのミサイル攻撃をしてくる。ミサイルしか積んでいない。開けた場所だと脅威だが狭いステージなら全く怖くない。

●ロイヤルミスト/カイザー
今作の3位ランカー。実力は悪くないのだがメールの内容から完全にBBの犬と化しており、小者臭が漂う。依頼は受けない主義らしいが、大仏退治の時は僚機になってくれる。そのときの台詞は良心的なため根っからの屑でもない模様。攻略本でのこいつはちょっと可愛い。

●BB/タイラント
2位ランカーにして今作のアリーナ腐敗の元凶。ロイヤルミストの捨て台詞から身構えてみれば重量過多で鈍重なため虚しくなるくらい弱い。なんでロイヤルミストはこんな奴の下についていたんだろう・・・

●エース/アルカディア
今作トップランカー。強化人間の利点を活かした空中戦を展開。距離を取れば砂とチェイン、接近すれば月光となかなか強いが、あるステージなら開始即エリアオーバーで勝てる。

●テラ/スペクトル
補充ランカー。頭は干でネタ機と見せかけて非常に強い。装備はカラサワとブレードしかないが射撃が上手い。右腕がカラサワに合わせて白いカラーリングなのは、「銃は体の一部」ということか。真正面から倒せたら一人前。

エグザイル/アフターペイン
シリーズ恒例の裏トップランカー。ステルスを装備し、フロートであるにも関わらずぷかぷか浮きながら1000マシを乱射してくる。
稀に地上ブーストと月光を駆使した突撃を披露してくるが、こちらは恐怖そのもの。


この世界には追記・修正が必要なのよ。
消えなさいイレギュラー!

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