クロノ・ハラオウン

登録日:2010/02/01(月) 11:57:22
更新日:2018/11/02 Fri 10:19:02
所要時間:約 24 分で読めます








……それほど長く、生きてきたわけじゃないし……わりと……沢山の記憶を、捨ててきたけど……。

欠片だけでも、覚えてることで……こんなに楽しくて……幸せだった時間って、他に無かった。





出典:とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱、ivory、JANIS、
2001年6月29日、©1998~2002JANIS©ivory




出典:画像右、魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st、DVD付属特典パンフレット、キングレコード、
2010年11月26日発売、© NANOHA The MOVIE 1st PROJECT
出典:画像左、魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA's ビジュアルファンブック、晋遊舎刊、
©なのはPROJECT 、2006年3月10日


クロノ・ハラオウン
Chrono Harlaown

声:原作:榊上総
  アニメ版:高橋美佳子(幼少期)、杉田智和(青年期)

魔法少女リリカルなのはシリーズ』の登場人物。

名前の由来はそのまま「時間」
原作版からの登場人物であり、原作が「時間と思い出を巡る物語」であったためである。
決して車名のクロノスからではない。StrikerSでちゃんと綴りが「Chrono」となっている。


女の子だらけの作品にあって場を引き締める黒一点担当である。
その正体は原作版でのなのはの旦那であり、そのためか無駄に主役くさい。

初登場の原作では9歳、アニメでは14歳に変更された。
しかし10年後のStrikerSでは24歳ではなく25歳になり、唯一年齢変更があった。

ただ、劇場版とゲームで14歳を強調してきており、またStrikerS放送後に発売したトレーディングカードや設定集では24歳表記である。
そのため25歳は誤植の可能性があり、黒歴史になってきているのかもしれない。HPでは今でも25歳だが……。

ちなみに高橋さんはクロノを14歳だったり15歳だったりだが、
杉田さんは某ラジオ相方に3期で声が変わりすぎと言われた際、
「クロノ君、15歳から10年後だよ。さすがにみかコング先輩には無理だよ」と答えていた。
出番が無さ過ぎたので、うろ覚えの可能性もあるが、少なくても杉田さんは25歳を意識して演じたことになる。

性格は真面目で堅物であり、かなりの照れ屋。心配性であり世話好きの一面もある。
リーゼ姉妹によると、馬鹿みたいに一途で頑固者らしい。
基本的にクールなのだが、年々子供好きで冗談が好きなお茶目さんになりつつある。
両親譲りで高い魔力を持ち、食の好みが変化球らしい。

「いかにも恋愛展開を始めそうな、オーソドックスでカッコイイ系男キャラ」が彼のキャラ付けである。
話の端々でいちいちカッコいい所を見せ、なのフェイはやてとも絡んでいたため、カプネタ展開の要望が高かった。
製作側もその方向で煽っては来たのだが、恋愛はしない方針のリリなのにカプ萌えが定着しても困るので、
公式で準モブキャラのエイミィを宛がわれたため、異性愛CPのファンは頭を冷やされた。

しかし、恋愛しない作品の恋愛担当のポジは結婚後も継続するらしく、
なのポのクロノシナリオではとくにそのジレンマがよく見える。

キャストたちもクロノの話題となると大概は恋愛話になるなど、キャストたちからも注目されており、
なのはを意識したかとと思いきやフェイトやエイミィと一緒にいたりとそのフラフラぶりを『渡り鳥』と揶揄されていた。
StrikerSの時も高橋さんは「まだなのはのことが好きなんだと思っていた」と述べている。
水樹さんにいたっては、エイミィとの結婚を結局近場で済ませたと言われる始末。

そんな感じで女性陣と交流が深いせいか、アニゲラで『打算的な付き合いがしたいキャラ』を募集したところ、その内の一通にクロノを挙げたリスナーがいた。
なんでもクロノを通じて三人娘とお近づきになり、家族という特権を生かして、
水樹さんのライブのチケットを入手してもらい、それを貰いたいらしい。まさに打算的な付き合いである。

この女性関係をネタにしたのが長谷川光司の半公式パロディ漫画であり、少年時代は女性に囲まれて疎ましく感じていたが、
青年になって振り返ってみると実に良いものだったとエリオに述べている。
ちなみにこれをフェイトに聞かれ次元間通信でエイミィに連絡され、フェイトに連行されてしまった……提督に明日はあるのだろうか……。

ラジオStrikerSで高橋氏と杉田氏が共演した際、諸事情にてクロノに死亡フラグが立つ。


無印で彼が登場するときは中々目立つ登場シーンだったが、物語の進行に伴いどんどん出番が減っていった。
なのはとフェイトの二人をまとめて相手に出来るぐらいのバランスブレイカー。
なので彼の出番が多いのは、女の子達が主役の物語では非常にまずかったのだ……。

魔導師としての能力は、特化型がさらに特化しているシリーズの中で珍しい独立汎用型。
近中遠、広域、罠等、偏り無く修めており、俗に言う勇者タイプ。
カートリッジが無いため決定打不足と言われるが、
素の火力は無印のなのは並の砲撃も出来るくらいにはある。
しかし、アニメでは無印しか砲撃魔法を使った事がない。

というかシリーズで同じ魔法を二度と使ったことがない。
シリーズで炎熱変換と氷結変換を初披露した魔導師でもある。

魔力光は
バリアジャケットは聖祥大付属小学校の制服を黒くロングコート風にアレンジしたデザインになっている。
肩のトゲはライバルだった頃の名残。
なのはが天使モチーフなので、クロノは悪魔モチーフになるのだろう。
胸の部分が原作と違うと言われているが、実は原作のサウンドステージVAの頃からそうなっており、
アニメでデザイン変更があったのは大人時代からである。こちらは前述の胸の部分と、なにより肩のトゲが残っている。
INNOCENTによると対物理に優れているらしい。

劇場版でちゃんとデザイン変更されている。手甲の部分が。
勘違いされやすいが、無印の頃から着ている上下黒の服は、バリアジャケットのインナーである。
ジャージでも、執務官服でも管理局服でもない。

使用デバイスは「S2U」+「氷結の杖デュランダル」。マルチデバイス使い。
基本的にS2Uを使っているが、氷結魔法や全力を出さなければいけない時にデュランダルを使っているようだ。


  • デュランダル
出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's、DVD付属特典パンフレット、キングレコード、
2013年3月22日発売、©NANOHA The MOVIE 2nd A's PROJECT
CV:Thomas King(テレビ版)、Wayne Doster(劇場版)
「デュランダル」はA’s 終盤でグレアムから託された、管理局の技術の粋を集めた当時最高のデバイス。
全デバイス中、屈指の処理速度を誇る。
さらに凍結魔法に絶対的な補正をかけるうえ、守護騎士対策の為か、
魔力の一時貯蔵機構まであり、カートリッジのような使い方も出来る。近年では4機のリフレクターも搭載した。
ただ作中このデバイスの性能を全部発揮した事がない、せいぜい氷結補正機能を使っただけ。
最終決戦にしか呼ばれないから仕方ないね。


  • S2U
出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st、DVD付属特典パンフレット、キングレコード、
2010年11月26日発売、© NANOHA The MOVIE 1st PROJECT
CV:久川綾
「S2U」は原作通りだと「Song to You」と読む、リンディからの贈り物。
オルゴール機能付きで、アニメ版は録音機能も付いている。
知性を持たない「ストレージ」タイプとなっており、
完全なストレージではないと、原作的な設定を仄めかすような設定となっている。

原作では以下の起動詠唱が存在していた。

クロルフル、……我、誓約を持って命ずるものなり。 

さらに魔法使用時の詠唱もあり。

レイデン・イリカル・クロルフル。 

残念ながらアニメでは無かった事になった。(まぁ、魔法の上級者が簡易魔法にいちいち呪文言うのも変だけど)





以下、シリーズごとの活躍。


無印


世界は、いつだって……こんなはずじゃないことばっかりだよ!!

ずっと昔から、いつだって、誰だってそうなんだ!!

こんなはずじゃない現実から逃げるか、それとも立ち向かうかは、個人の自由だ!

だけど、自分の勝手な悲しみに、無関係な人間を巻き込んでいい権利は、

どこの誰にもありはしない!!



次元航行艦アースラの艦長リンディ・ハラオウンの息子で、時空管理局執務官。ちなみに14歳だがなのはたちと身長が対して変わらないチビ助。
なのはとフェイトが話し合いと言う名の戦闘をやっている際に二人の間に入り戦いを止めた。
原作の設定どおりなら異世界人なのに日本人に近い容姿のようだ。

その後はなのはへの事情説明やプレシア邸のロボっぽい何かを倒したりと活躍。
頭から血を流しながら「世界はいつだって、こんなはずじゃないことばっかりだよ!!」と、まるで主人公のようなセリフをプレシアに言い放った。
いわゆるスーパークロノタイムと呼ばれる所以である。
間違っても「フェイト来る直前に彼女追い込んでね?」などと邪智してはいけない。
おかげで劇場版じゃあんな事になっただろうが!(泣)

ちなみにこの流血は謎流血と呼ばれている。中の人が理由を聞いても誰も答えなかったからだ。
Aランク魔導師に匹敵する傀儡兵は当時雑魚に過ぎなかったのだが、シリーズが進むにつれ傀儡兵の恐ろしさが再認識されている。
そんな数十体の傀儡兵との戦いは、流血するぐらい激しかったのだろう。

ちなみにインテリジェントデバイスを仕事の合間に自作できる技術を持つ。
それでもストレージを使い続けるのは、AIの勝手な判断が邪魔なうえ、処理速度が心配だからだそうだ。

原作版での立場の名残なのか、なのはに対して好意を抱いているかのような描写が散見される。


A's


多くの被害者遺族も、こんなはずじゃない人生を進まなきゃならなくなった。

それはきっとあなたも、リーゼ達も。

失くしてしまった過去は変えることが出来ない……だから、今を戦って、未来を変えます!!


出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's、DVD付属特典パンフレット、キングレコード、
2013年3月22日発売、©NANOHA The MOVIE 2nd A's PROJECT
闇の書事件をユーノと共に調査し、仮面の男の正体を突き止め捕縛。
最終決戦でもデュランダルを用いた魔法「エターナルコフィン」で勝利に貢献した。

なのはやフェイトの影に隠れがちだが、この時点では二人より強い。魔導師ランクはAAA+。
後に出たゲームでの会話からこの時点でシグナムと同格、StrikerSでのなのは達に匹敵する実力があるらしい。

またなのはより魔力が低いと言われているが、なのはより魔力の上限値がちょびっと低いだけでそんなに差はないらしい。
ただしリーゼ姉妹によるとそれ以外の才能はダメダメだったらしい。美由希と同じで大器晩成型のようだ。

ちなみに彼の父親であるクライド(声:中田譲治)は、闇の書が暴走を引き起こした結果殉職している。
物語として美味しい設定の割りには裏方にばかり回されていたが。

3歳で父を亡くした後、5歳の時クライドの師匠であったリーゼ姉妹に弟子入りしている。
一回落ちたものの、11歳で執務官試験に合格している。10歳の頃にはエイミィに出会っているため、9歳の頃に士官学校に入学している事になる。
10歳の頃には「正義の味方」を目指したりもしている。というか今でもその気持ちは変わらないらしい。

ラジオで判明したが女心の扱いに悩んでいるらしく、髪型の変化についての言及をどうすればいいか熱く語った。
エイミィのように「見て見て褒めて~」と言ってきて欲しいと珍しく感情を出していた。

最終回で唐突に声変わりし、背もだいぶ伸びた、そして中の人はラジオで愚痴っていた。
そしてその愚痴は数年後のラジオStrikerSで杉田にぶつけていた。

劇場版にてデュランダルが強化、4機の浮遊ユニット「リフレクター」を搭載、エターナルコフィンも冷気攻撃から凍結砲に変更された。
おそらくなのはのブラスターに合わせたのだろう。
ただし、限界突破して実力以上を引き出すブラスターとは違い、
凍結粒子を反射させて効果を高めるリフレクターは、クロノの実力を最大限に活かせるため、まさに対となっている。
ちなみにブラスターはレイハさんが、リフレクターはクロノが操作している。
劇場版のコメンタリーでようやく大人クロノが魔法名を叫んだ。




積み重ねてきた時間や、

犠牲になったものが多ければ多いほど、余計に、な。




フェイトの義兄にしてエイミィの夫。次元航行隊提督で「クラウディア」艦長。
何故か管理局の制服ではなく、常時バリアジャケット姿でいた。
ヴェロッサ曰く「みんなのいいお兄ちゃん」であり、二児の父でもある。


甘い物が苦手で、酒が飲めないそうだ。ますます恭也に似てきている。
制服と眼鏡が似合わないとエイミィや友人から言われており、本人も自覚している。
提督になったというのもあるが、ユーノも驚くぐらいの友人関係を築いている。
今作で出てきたヴェロッサは昔からの悪友で、ヴェロッサといるときは14歳の頃よりも子供っぽくなるらしい。
ただ騎士カリムには友人と言ってもらっているが、クロノ自身はお世話になっている身で、そう思ってないらしい。一緒に芋掘りしているが……。
設定集によるとヴァイスと同じくらいの身長らしい。

ラジオでのキャロの紹介は「女性の扱いに長けたクロノ提督」であり、エイミィの教育の成果か女心が分かるようになったらしい。
カリムやリンディと同様、機動六課の後見人及び監査役を任されており、はやての能力限定を解除出来る人物の一人。
基本的に裏方だが、聖王のゆりかごを破壊する役目を請け負った。
他の男性キャラと同じく出番は少なく、遂にデバイスを起動することすら無くなった。
杉田いわく、メンズにはお声がかからないそうだ。

なのは達がミッドチルダで暮らす中、クロノは海鳴で子育て中。
どの作品でも海鳴市に永住は変わらないらしい。
ちなみに、子供の名前はカレルとリエラで男女の双子。二人とも母親似らしい。
妹のリエラはお兄ちゃんっ子らしい。

大人クロノの実力は登場キャラの内、唯一不明である。
ただ劇場版のコメンタリーによるとティアナをバインドで縛り放題していたらしい。
また、なのはによるとクロノの射程内では分が悪いそうだ。クロノの射程外なんて超長距離しかないと思うが……。


Vivid


兄者……いや、兄君様! ……大好きだぞ。

クロノ提督、冗談キツイですぅ~。

ん~じゃあキャロ、やってあげてくれ。

は~い。お兄ちゃん、だーい好き!!

駄目だ。

え~~!?

もっと、こう……なんか、至近距離でしがみついて縋り付くように言え。



おそらく28歳。StrikerSでの変更が残っているなら29歳。
劇場版のコメンタリーでおそらく無限書庫に用事があったヴィヴィオコロナに出会って懐かれており、お菓子をあげたりして時間を過ごしていたようだ。
コロナいわく、優しくて面白い人だそうだ。

フェイト出会って15年、いまだに「お兄ちゃん」呼びに照れている。
ただし杉田クロノはお兄ちゃん呼びには並々ならぬ拘りがあるらしく、もっと縋り付くように呼んでほしいとキャロに言っていた。
事務仕事ばかりで体が鈍ってそうと思われがちだが、実戦にこそ出なくなったものの、自己鍛錬は怠っていない。
休日ユーノを書庫からクラウディアに引っ張り出して、戦闘訓練をしているそうだ。
日々魔力と体を鍛えており、家と艦で食事を管理されているので、不健康になる要因は無いそうだ。

本編の出番は無い。


Force
上記の法則から30歳か、31歳。
残念ながら出番は無い。


●INNOCENT


天央中学2年生、クロノ・ハラオウンだ。

さあ、そろそろ本気でデュエルと行こうか。

S2U、スタート・アップ!


出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT
時空管理局編と違い父クライドは生存しているがテスタロッサ父共々出張中。
今まで散々「フェレットもどき」と呼んできたユーノが実際に人間をやめてしまった世界観において、なんとか人間の姿を保っている。
よく年齢が変わるクロノだが、今回は14歳と変化なし。ただし、なのは達が10歳に変更されたため今度は4歳差になった。
出番自体は漫画もゲームも不遇の一言だが、境遇はどのシリーズよりも恵まれている。
父親は出張しているが存命で、私立天央中学校にはクラスは違うかもしれないが同級生にシュテルディアーチェがいて、下級生にレヴィが通っている。
自宅にはプレシアにフェイトになんとアリシアまでもいて、アリシア達の家庭教師としてリニスまで通っていると完全にリア充になる。
高校生のエイミィは親が経営している店のアルバイトとして面識がある。
本編同様かなりの心配性で、アリシア達をいつも気にかけている。
この世界でもフェイト達より強いらしい。

しかし出番は無い。






……悲しみを……消したいとは、思いません……?

……悲しまないためには……だれかと縁を持つ事、

……もっとつきつめると……そのものをしない事……。

……そうも考えられません?




出典:とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱、ivory、JANIS、
2001年6月29日、©1998~2002JANIS©ivory
原作。リンディ・ハラオウンの息子ではあるが、故あって「クロノ・ハーヴェイ」と名乗っている。
TVアニメ版ではなのはよりも年上だが、こっちでは同年代。性格もアニメ版とは異なる。
儚げな雰囲気を漂わせ、不思議な瞳をしていると称される、おとなしい少年。
容姿については、曰く「プチ美形」。
ゲームが得意であり、なのは以上、以下の腕前。
「友達」を理解できず、悲しい事が大嫌い。

アニメ版とは表面上はかなり違うものの、自分より他人を優先したり、終盤に漢をみせたりなど共通点もある。
原作者の話だと、本来はアニメ版のような成長をするはずだったそうだ。
まぁ無印の頃の話だし、アニメ版も闇の書事件があったから、3歳を契機に別の成長を遂げたようだ。

ちなみに魔導師としても技術者としても規格外の天才である。この歳にしてプレシア・テスタロッサのようなもの。
ミッドチルダでは議長という地位に就いており、何の議長かは不明だが、「ヒドゥン対策協議会」あたりだとファンの間では言われている。
少なくとも、最高行政官のリンディを解任させるぐらいの発言力はあるのだろう。

フィアッセにどこの学校か尋ねられた時に、遠見市の遠見第三に通っていると答えている。
遠見市のどこに住んでいるのかは判明しないが、アニメ第一期でフェイトが遠見市に住んでいたので、あの辺りに住んでいたのかもしれない。

後の義妹であるフェイトが翻訳魔法で話し、なのはとのやりとりで日本語を覚えたのに対し、事前にマスターしてから海鳴に来ている。
しかし、イギリスに行ったことがあると言いながら、英語を話せないとドジも目立つ。

なのはと「イデアシード」を巡って争っているが、戦闘はなく、むしろ狐と犬に不意打ちをされ、S2Uを壊されたり、病院送りにされた。
動物に不意打ちされるという性質はアニメ版にも引き継がれてしまった。
とはいえ、久遠にアルフ、リーゼ姉妹と不意打ちをしてきた動物に好かれやすいという体質でもある。
そもそも久遠は日本中の寺社仏閣を破壊しつくした妖狐だったり、リーゼ姉妹は全盛期を過ぎて実力を発揮できないとはいえ、
管理局最強の使い魔と名高いクロノの師匠だったりするので不意打ちをうけるのも仕方ないのかもしれない。

なのはと街角でぶつかるお約束をきっかけに、周囲からはなのはの友達だと誤解される。
そして高町桃子の薦めもあって、正体を明かせないまま高町家に入りびたるようになる。
なのはの婿だとはやしたてる周囲をよそに、ゆっくりとふたりは恋に落ちていく……。
ちなみに将来、なのはの尻に敷かれるだろうと周りから言われている。

アニメ版の無印の感動話と名高い「名前を呼んで」とまったく同じやり取りを中盤にやっている。
敵対をしていても、夕食をご馳走してもらったからには名前を知ろうと思ったのだろう。最終回まで知らなかったフェイトォ……。

全てが終わって互いにひとしきりいちゃついたあと、別れ際になのはが愛用していたリボンとS2Uとを思い出として交換する。
(詳細はわがまま(魔法少女リリカルなのは)を参照)
その数年後、彼はなのはのもとへ帰ることになり、速攻でなのはと身も心も結ばれる。
この時、勇気を振り絞ったなのはに対して言った「じゃあ、今日」は屈指の迷言

なのはと愛を重ねるときに流れたS2Uからのメロディはそのままズバリ「Song To You」
リンディのネーミングセンスが光る。
ちなみに異世界から引っ越して来てから一週間も経っていないが、既にこちらの世界の避妊具を用意していた。

最終的にミッドでの仕事を並行しながら海鳴に永住し、風芽丘学園に入学する。

勘違いしやすいが、結局クロノは「友達」の概念を理解できなかった。
そのため最終話でもおまけの14話でも、なのはは大切な人で、恋人で、知人ではあっても友達ではなかった。
原作版クロノとフェイトは似ていると言われるが、最終回で友達を理解したフェイトとは対照的である。
実際、BOAでシグナムがクロノとフェイトが本当の兄妹のようだと言っていたので、アニメ版のほうがフェイトと似ているのだろう。

悲しい事が嫌いだが、これはクロノが悲しみに耐えられないため。
しかも他人の悲しみも嫌っているため、それをなんとかしようとしてしまう。
また自分が犠牲になる事には疑問を持たないが、同時に悲しむ人が出る事も知っている。
そのため事前に関係者の自分に関する記憶を消すといった行動を取る。なのはも例外ではない。

余談だがなのはと恋仲になったキャラということで、ファンの間では好き嫌いが激しく別れている。
特に、とらハ本編のなのはと恭也の関係にときめいた人などからは、蛇蝎のごとく嫌われている。

次いでに、このゲームの評価はクロノのキャラが好きか嫌いかで大きく変わる。


●ゲーム版では

心の持ちようで、気持ちも変わるさ。

過去や後悔はどうあれ、前に進んでいけばいい。

わたしにも……できるかな……?

できるさ。胸を張れ、えへんと。

……えへん。

出典:魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-、ウィッチクラフト、バンダイナムコゲームス、
©なのはA's PROJECT©2010 NBGI、2010年1月21日
「リリカルなのはA's PORTABLE」でプレイアブルキャラクターとして登場。
THE BATTLE OF ACES(BOA)」では全体的にそれなりの性能だったが、「THE GEARS OF DESTINY(GOD)」では隙は小さいが、
攻撃力が最底辺でキャンセルを覚えないとロングに決め手が見つからない性能になった。

同じく方々で割を食ってるユーノが決め手がわかりやすい性能を持っているのに対し、とんでもなくわかり辛いデザインになっている。世界はいつだって(ry
おまけにGODでは、ストーリーモードでプレイアブル時より性能が強化されたなのはさんに諸々の要因でフルボッコにされた。

しかし実は通常バインドがきわめて高性能でキャンセルを使いこなせれば通常バインドだけでクロスに持ち込むことができる。

もともと防御力が高めで近接攻撃も並以上の性能でロングの隙も小さく、
火力と設置バインドの使い勝手の悪さ以外は全体的に高かった性能がこの発見で生きることになり、実は玄人が使うと中堅以上を狙える性能だった。
このことに制作側は気付いていない。

BOAのクロノシナリオでフェイトやはやての闇の欠片と戦い、みんなのお兄ちゃんぶりを披露した。
続編のGODでは前作での活躍からヴィータに懐かれていたり、キリエにフラグを立てたりと変な方向に活躍した。
GODでは危うくなのはさんに殺されかけたりと、お兄ちゃんは妹達に苦労させられっぱなしのようだ。


ちなみに切り札エターナルコフィンは、氷弾をぶつけて凍結、そして粉砕という恐ろしい魔法になった。
けど、クロノが使っているのだからきっと非殺傷なのだろう。
作品によって使用法が大きく変わる魔法である。

ストーリーのラスト、はやてにこの魔法で止めを刺すと「冷たい刺激で、目も覚めるか?」と言うが、
この魔法を使うとむしろ永遠の眠りに誘われそうなのは気にしてはいけない。
まぁ、闇の欠片のはやてだからこそのセリフなのかもしれないが……。

ちなみにBOA, GODともに闇の書が関わっているため、出番はある意味本編より多い。


○主に使用する魔法

  • スティンガーレイ
超高速で魔力弾を発射する射撃魔法、速度と貫通力は高いが威力が低い。
高速なため視認が難しく、貫通力が高く防御が困難な鬼畜性能だが、威力が低いため魔力ダメージはあまり与えることが出来ない。
そのため主に対象抑止に使っている。

  • スティンガースナイプ
魔力弾を発射、一発の魔力弾で沢山の敵を殲滅する誘導制御型射撃魔法。
複数の敵を貫通しながら攻撃する。魔力を失うと空中にて螺旋を描きながら周辺の魔力を集め再チャージした後、
クロノのキーワードで再度加速してさらに攻撃を開始する。

おそらく、集束技術の応用魔法であり、理論上クロノの集中力が切れるか、一撃で魔力弾を撃ち落せない限り無制限で暴れまくる。
使用時にクロノが発する「スナイプショット」は弾丸加速のキーワードである。ヴァイスの魔法とは別物である。

  • ブレイクインパルス
対象に触れ固有振動数を割り出し、見合った振動数を対象に送り込むことで内部から破裂させる。
この魔法の前には硬度は意味を成さない、最小の魔力で最大の効果を発揮できる、恐ろしい魔法。

一見スバルの上位互換に見えるが、固有振動数の計測で数秒動きが止まってしまい無防備になる欠点がある。
水の振動数をS2Uに記録していればその手間は省ける可能性が高いが、
どうみても生物に使用してはいけない魔法の為、この手は使えないだろう。

欠点は高い近接能力と、処理速度が必要の上、非殺傷に出来ない。一長一短の魔法。

  • ブレイズカノン
無印の頃のディバインバスターと同等以上の威力と速度を誇る上に、チャージ時間も短く連射が可能のお手本の様な砲撃魔法。
大威力砲撃を一瞬で撃ち終える事で発射前後の隙を無くしている。その分、射程が非常に短いが障害物破壊に高い効果を発揮する。
シリーズ初の炎熱変換魔法、シグナムに株を奪われた。

  • スティンガーブレイドエクスキューションシフト
数百本の魔力刃を一斉に発射させる広域攻撃魔法。
魔力刃には環状魔法陣が付いており、それぞれ別の敵に攻撃することができ、集団戦に最適な魔法。
また魔力刃は爆散させることができ、威力の増大と共に目くらましの効果もある。

本編ではザフィーラに武装隊の散開を隠すために使ったが、簡単に防がれてしまった。
単品のスティンガーブレイドは劇場版で一瞬だけ登場した。

  • ディレイバインド
特定空間内に侵入した対象を魔力の鎖で捕縛する、設置型捕縛魔法。
不可視のバインド魔法であり、フェイトですら見破れない。
高度な魔法らしく「蒼窮を駆ける白銀の翼、疾れ風の剣」という詠唱が必要だが、ゲームでは特に詠唱していない。

  • ハウンドスフィア
ゲームで登場した新魔法。
ディレイバインドに追尾効果が付属している。

  • ストラグルバインド
ユーノも使用していたバインド魔法。
拘束した対象の強化魔法を強制解除させる効果があるが、
その分、拘束力や射程、発動時間に劣っている。
ただし、使い魔等の魔力生命体には武器になる。

  • エターナルコフィン

極大の凍結魔法にして封印魔法、生命体は死なない。
ランクSオーバーの魔法で、ランクだけならシリーズ最高の魔法。ゲームでは微妙だが……。
そのため、デュランダルの氷結補正と磨いてきた温度変化技能が重なって初めて使う事が出来る。

テレビ版には詠唱が存在し、「悠久なる凍土 凍てつく棺のうちにて 永遠の眠りを与えよ 凍てつけ」である。
テレビ版では、冷気で相手を凍結させていた、効果範囲は海の水平線まで凍らせるほどで、味方識別は出来ない。
ゲーム版では、氷弾をぶつけて凍結、そして粉砕と変わった。

劇場版では、リフレクターを使った凍結砲、効果範囲は狭くなったが、凍結力は高くなった。

劇中この魔法はナハトヴァールに使用されたが、使用する際今まで流れていた挿入歌が終わってしまう。
演出上とても素晴らしい名シーンなのだが、仲間内で一人だけハブられているように感じてしまう。



なのは達に比べ派手な魔法は覚えていないが、シンプルで効果的な魔法を多数習得している。
この他にも回復魔法、結界魔法、バインド系なども使える。
これらはクロノが独立汎用型魔導師だからであり、スタンドアロンでの行動を想定して習得している。
この事から原作同様、全て自分で何とかしようとする性質を持っていると言える。
しかし、既にクロノの背後をエイミィが守っているので、人に頼る事は覚えているようだ。


●その他
前述の通りたとえイケメンでも男共は冷や飯を食うのが本シリーズである。
劇場版様々でカードやらプレートやらのグッズの恩恵は受けるようにはなっては来たが、メーカー品の立体物は壊滅的といっていい。世界はいつだって(ry
ねんどろぷちで登場しているのが救いか。figmaマダー? 音沙汰無いならいっその事改造しちゃうよ?
さらにクロノとリンディには歌が歌えないという設定があるので、
今後もキャラソンは出ないだろう……。

ちなみに余談だが、アンサイクロペディアにあるクロノの項目は色々と熱が入っている。





「クロノ君、追記・修正の準備が出来たよ。今日でもいいくらい」

「じゃあ、今日」

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