ユーノ・スクライア

登録日:2010/01/25 Mon 15:53:12
更新日:2024/01/18 Thu 00:51:56
所要時間:約 16 分で読めます






ち……違うっ! 僕は人間だし、動物形態もネズミじゃなくてフェレット!




出典:画像右、魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st、DVD付属特典パンフレット、キングレコード、
2010年11月26日発売、© NANOHA The MOVIE 1st PROJECT
出典:画像左、魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA's ビジュアルファンブック、晋遊舎刊、
©なのはPROJECT 、2006年3月10日




TVシリーズ皆勤賞だが3期の出番は無いに等しい。
また、コンプエースと娘TYPEで現在連載中の4期2作品のどちらにもなかなか登場していなかったが、
「Vivid」のコミックス9巻になってようやく1コマ登場。1ページだけの登場だがセリフももらえている。

遺跡や古代史の探索・発掘をしながら旅を続ける放浪の一族「スクライア」の出身であり、ファミリーネームはそれに由来している。
両親はすでにいないらしい。

魔力光は緑色。
カテゴリはデバイスをあまり必要としない『結界魔導師』となっている。
防御や結界生成・解析、回復や捕縛、転送等の後方支援魔法に高いスペックを誇る。
特に防御面は正に「鉄壁」と呼ぶに相応しく、高い突破力を持つヴィータのグラーフアイゼンの攻撃を防ぐ程。
反面、攻撃魔法は本編中一度も使っておらず、本人も「長距離砲撃は出来ない」と話すなど、苦手である事がうかがえる。

頭に二本のアホ毛がある。
都築さんによればクロノはこのアホ毛を隙を見て消滅させようと目論んでるらしい。

バリアジャケットは、マントの着いた民族衣装を思わせる物を纏う。
半ズボンからの生足が美し(ry

第一期での年齢を鑑みるに、7~8歳の頃には魔法学院の修士課程を修了しており、頭の出来もかなりの物。
9歳にして発掘の現場指揮を任される等、その能力は部族内でもかなり信頼されていたと思われる。

以下、ネタバレあり。



■無印

誰か……僕の声を聞いて。

力を貸して……。

魔法の……力を……。

出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st、セブン・アークス、アニプレックス、2010年1月23日、
© NANOHA The MOVIE 1st PROJECT
異世界ミッドチルダからやってきた魔導師。
自分が発掘した「ロストロギア」である「ジュエルシード」が輸送中に事故で散らばったため、独自に回収を行っていた。
ちなみにこの事故に関してユーノ自身に責任は一切ないものの、発掘者としての責任を感じて独自に回収しに来ている。

しかし、やってきたはいいものの地球の魔力素が自身と合わず、能力が大幅に低下。
封印に失敗し重傷を負ったため、一縷の望みをかけて思念波を飛ばして救援を求め、フェレットの姿になった所を思念波を受け取ったなのはに助けられた。

そして、なんやかんやでなのはにインテリジェントデバイス「レイジングハート」を託し、ジュエルシードの封印に協力してもらうよう懇願した。
つまり、彼こそ魔王の生みの親なのである。

MOVIE 1st」のコミック版では、違法行為スレスレの探索をしたうえ、
管理外世界の少女に勝手に魔法を教えた事についてクロノにお叱りを受けていた。
まぁ、プレシアを救えず苛立っていたクロノの八つ当たりだったが。

また、なのはは彼をフェレットのような動物だと思っていたため、目の前で服を脱いだり一緒に風呂に入ったりしていた。
なお、これらのハプニングなどが原因で視聴者からは淫獣に認定された。

もちろん、この事はなのははユーノが人間だとは知らず、
またユーノもなのはに人間の姿を見せていると思っていたために起きた事故であり、実際の彼はそんなものとは真逆の奥手な紳士である。

しかし、念の為に自分が異世界の人間である旨を伝えていれば避けられたことであるため、なのはさんの物分りが良かったことに甘えてしまった結果とも言える。

まあ、変身を解かなかった為とはいえ、アルフにすらなのはの使い魔だと思われていたのは流石にあんまりであるが。
初見で正体を見破ったのがクロノだけというのが、腐れ縁の理由かもしれない。

第7話にてサブタイトル『三人目の魔法使いなの!?』でなのはがユーノを認識していないと物議を醸したが、
都築さん曰く、
  • なのはの前に現れた魔法使いがクロノ含め三人目。
  • なのははユーノを『匹』と数えている。
のどちらかとの事。

『ORIGINAL CHRONICLE 魔法少女リリカルなのは The 1st』にも登場。
後に出番が少なくなるとはいえ、シリーズがユーノなくしては始まらない事を改めて読者に教えてくれた。
本作はサウンドステージの内容も含まれているため、テレビ版の温泉の他にプールの話もある。
何気に次元船の事故の原因は未だに不明。


A's

全力全開、手加減なしで!

出典:魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's、セブン・アークス、アニプレックス、2012年7月14日、
©NANOHA The MOVIE 2nd A's PROJECT
なのはのピンチにフェイトと共に颯爽登場し、事態を脱するまでヴィータを相手取って戦った。
その後、再びフェレット化し高町家に居候する。

居候先での悩みは男の子ではなくペット扱いされること。まあ、ある意味自業自得なので仕方が無いと言えるが。
クロノには「フェレットもどき」と悪態をつかれていた。

本筋ではあまり目立つことの無かった彼だが、無限書庫で闇の書についてほぼ一人で調べたり、
闇の書の闇のリンカーコアの長距離転送を行うなど、目立ちこそしないが重要かつ堅実な活躍をしている。

因みに上記のヴィータ戦(2話)、映像を見るだけではただ一方的な防戦だが、実際には、
  • 負傷したなのはを守る為に、A+ランクの高位結界魔法(体力・魔力の回復と防護を同時に行う)を維持する必要がある
  • 結界破壊と転送魔法による全員の領域離脱の手筈を並行して実施しなければならない
というハンデを背負った状態であり、加えて(どちらとも明言されてないが)、
1期での魔力適合不和によるスペックダウン状態があまり解消されていない可能性まであった。
※本編ではなく「サウンドステージ」での話だが、原作終了後の時間軸の話中「ようやく魔力が適合した」と明言しているシーンがある
ただし「サウンドステージ」が本編と同一設定である、と明言されてはいない。

その上でヴィータがカートリッジを出し惜しんだとはいえ、
デバイス無しで彼女の攻撃を防ぎ続け、最後までノーダメージで切り抜けたというブッ飛んだ内容である。

続く5話では闇の書による魔力爆撃に際して、なのは、フェイト、アルフを守る為に、
遠距離から一人一人に対して個別に防御魔法を展開、これにアルフの防御魔法を加える事で三人は事なきを得た。
この時、ユーノは自前の防御魔法だけで同じく無事であった。

どんだけ鉄壁なんだこの子……。

MOVIE 2nd A'sでは最初から無限書庫で司書をやっていたので、なのはのピンチには間に合わなかった。
(キャラコメ時空ではテレビ版と同じく間に合ったようだが……)

フェイトの証人をしていた時に、その力に目をつけたクロノに推薦されたらしい。
闇の書事件ではクロノの下で現場捜査も手伝っていた。クロノ曰く、優秀な人材は、然るべき運用をするらしい。
ユーノは当時から人使いが荒いと言っていたので、クロノの指示で働くのはよくあることらしい。

コメンタリーだと、この闇の書事件の際に示した実績や後の功績もあり「無限書庫総合司書長」になっている事が語られた。
何が変わったのか分からないし、単なる正式名称なのかもしれないが、司書が増えたので統括する部署でも作ったのかもしれない。

なのは役の田村ゆかりからリストラされたと言われるほど、劇場版の目立つ出番は決戦のみだった。
しかしケイジングサークルという新たな魔法を手に入れたりと、テレビ版と同じく堅実な活躍をしていた。




クロノ……相変わらず迂闊なヤツめ。

出典:魔法少女リリカルなのはコミックアンソロジー、長谷川光司、2008年3月29日、学研マーケティング
19歳になり無限書庫の司書長を務めるように。また、考古学者としても活躍している。
この頃に魔導師ランクの総合Aという設定をもらったが、そのランクよりも組織の一部門を担うトップになったことの方が目立つ。
つまりは1期からいるキャラの中でもトップクラスの出世男になったことである。
引き続き無限書庫に関わり続け、時空管理局無限書庫司書長となっている。
好青年になり「先生」と呼ばれたり、爽やかな笑顔で著名人と挨拶するなど出世がうかがえる。

ちなみに実力自体は1期時点でAランク相当だったらしい。
また、眼鏡を掛けているがそこまで視力が悪いわけではないらしい。
ユーノが何時頃から眼鏡を掛けたのかフェイトは覚えてないようだが、フレームをなのはと共に選んだという事だけは覚えていた。

クロノが声変わりをしたが、ユーノは少し低くなっただけで変化はなかった、しかし、コメンタリーでその事を気にしていることが判明した。
身長が168㎝であると明言されており、シグナムより1㎝高い。

「A's」同様、裏方で目立った活躍はない。
界隈の事情かは定かではないが、もともと無かった出番がクロノともどもほぼ皆無となった。
とはいえ、無限書庫でもかなり少なかったという“聖王のゆりかご”の情報を集めて纏め上げ、
それがクロノを通じて次元航行艦隊に送られて作戦の基幹が整えられたりと、相変わらず仕事の重要度が高い。

なのはとは恋愛的には進展しておらず家族のような関係らしい。
その割には、なのはとの再会時には二人とも頬を赤くしていたり、一緒にいたフェイトが気を使って二人っきりにするなど、かなり親密な関係ではある。
あげく、最終話ではなのは・アルフと三人でヴィヴィオの授業風景をのぞき見なんてしていた。

これらの描写についてだが、「サウンドステージ」などでユーノがなのはに恋愛感情を抱いていると匂わせるシーンがあり、
フェイトがユーノの気持ちを応援する旨のコメントをしていた。
諸々の事情で死に設定と化したけどね!!

書庫に籠っているから運動不足と思われがちだが、二回誘われれば一回はクラウディアでクロノと戦闘訓練をしている。
つまり休日はクロノかなのはの二択である。
クロノ相手に模擬戦の相手をしているらしいが、結果はお察しください……。まぁ、現役執務官について行けるだけで凄いのだが。
クロノはユーノを砂漠や雪山の世界に連れて行こうとしている、勘弁してあげてください。


Vivid
Vivid」じゃ無限書庫にヴィヴィオが来たときにさえ出番が全く無かったが、
「無限書庫探索ツアー編」導入部の47話にて遂に登場。ただ探索に同行せずそれ以降の出番は無かったが……。

はやてによると彼が無限書庫探索済みの場所は空間バックアップを全て取ってあるらしく、
どんなに書庫内をボロボロにされても、本の劣化状態も含めて元の状態に戻せるらしい。
見えないところでの重要度が相変わらずすさまじい男だこと。

MOVIE 1st」のコメンタリーではヴィヴィオに「ユーノ司書長」と呼ばれていた。
これが素なのか、スバルに合わせたのか、自分も司書かつ一応公式の場だったからなのか。真相は不明である。


Force

特に出番はない。


■INNOCENT

変身! 人間形態~~! ゲームの外でもこの姿にはなれるんだけど……。

この姿になるのは、家の手伝いをする時と、本を読む時くらいかな?

)
出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT
漫画版
高町家で飼われているなのはの喋るペット「ユーノ」として登場。
そう、フェレット形態が真の姿になっているのだ。

アルフもザフィーラもリニスも――まぁ、リニスは例外か――ただの喋る動物とかしているので使い魔組に入れられたのかもしれない。
クロノにフェレットもどきと呼ばれて早8年、完全にフェレットになってしまうとは……。

同じく不遇仲間のクロノは出番こそ一切無いが、家族に囲まれて幸せに過ごしているのに……。
一応補足すると、「INNOCENT」の世界には「人間の言葉を理解・使用し、人間の姿になれる動物」というものが存在しているようで、
アルフやザフィーラもそのカテゴリーの動物という扱いである……まあ「初代マスコット」の久遠とか居るしね。
最近どこぞの黒い人とは違い、出番をもらえた。

○ソシャゲー版
基本的には漫画版と同じだが、漫画版で語られていない部分が多く判明している。

  • 高町家に来たのは、なのはの姉である美由希さんに拾われてきたから
  • 読書や家事手伝い、ブレイブデュエル時には人間形態の「ユーノ・スクライア」になる
  • 今作における「スクライア」とは血統の名前(本人曰く、先祖から受け継がれてる誇りあるもの)
  • 辞書を引くのが得意で、美由希さんの勉強を手伝う事がある
  • なのはに勉強を教える事もある

等々……。

カードとしてはサービス開始から長らくN、N+、R、R+の4種類だけだったが、
2014年3月29日のアップデートにて待望のSR、SR+が追加され計6種類となった。NとSRがフェレット姿、それ以外は人間の姿である。
大方の想像通り防御・防衛特化型のステータスになっており、スキルもDFの増強や回復能力に傾いているが、
パワーインフレ環境においてはSR以上のカードをもってしてもエースとしての活躍は正直かなり厳しい。

ユーノ君をどうしても活躍させたい人は、一番実戦向きであるSR+をエースにして、
その脇を同系のステータス傾向を持つ月村すずかの上位カードで固めよう。高いDFで攻撃を凌ぎ、ライフの多さで逃げ切るデッキが組める。

防御面を回避やブロックに頼らず、一定ターンで味方全員のDFを12倍にする。
ライフが低下すると二回まで全快にする(但し1キルだと無理)等の特性から、意外な事に特定のカード相手には滅法強い。

またSRやSR+はエースに据えて活躍させるのが難しいというだけで、カードステータスだけを見れば充分に一線級。
ミッドのDF型デッキを組む際には活用できる。

またエースに据え辛いが故にトレードでの取引レートがかなり緩めな為、
微課金のみならず無課金でも頑張れば入手可能なレベルなのは良点と言える。

N+とRはエースにしておくと対戦で得られるLD(無料ガチャのポイント)を2倍に出来るため、カードプールに乏しい無課金序盤には有り難い存在になる。
同様にSRは対戦で得られるスタンプ(カードの合成やトレーニング等に使うポイント)を2.5倍に出来る。
とはいえ、いずれの用途にしてもより高性能な上位互換カードが他に存在するので、
ユーノ君のカードをメインに据えている人は「(主に無課金で)カードが他に無い」か「愛ある人」の何れかであろう。

余談だが、サービス開始初期のVSデュエル(褒賞アイテム付きのCPU戦)において、
当時最高難度である「エリートクラス」のアリーナマッチに登場。

しかし、純粋なライフの数値差で勝敗が決まるシステムにあって、
持ち前の防御力の高さとプレイヤー側ではどう足掻いても到達し得ないライフ値を併せ持ち、
SR+編成デッキでさえ生半なレベルでは突破出来ず、多くのプレイヤーを返り討ちにする事件が発生。

あまりの惨状に運営がステータスを修正、今度は攻撃力が跳ね上がったもののライフ値がガタ落ちしたので、結果的に突破しやすくなった。



■ゲーム版(A's PORTABLEシリーズ)では
第1作『THE BATTLE OF ACES』ではストーリーに登場するものの操作キャラではなかったが、
続編の『THE GEARS OF DESTINY』において、プレイアブルキャラクターに採用された。

バリアを張って体当たりする主力技「プロテクションスマッシュ」は、
ほぼ全ての魔法攻撃をシャットアウトして一方的に突撃出来るアホみたいな仕様。

しかも、この手の技にありがちな「防いだヒット数やダメージ量でバリアが破れる」「止まらないけどダメージを受ける」といった欠点が無い。

ただし、動き出す前にバリアの内側に潜り込まれると無防備であるなど、決して万能ではない。

他にも設置型のキャッチ技であるウェイブゲイザーや、
射程無限のバーストトリガー(超必殺技を発動する為の、ガード不可の初撃。通常は約1.5キャラ分程度の間合いで届く)など、個性的な性能を持つ。

但し全般的な火力は控え目になっている。元々は非戦闘員なので、その辺は仕方ないが。
(もともと本来は戦闘補助要員であるユーノをゲーム的にまともに戦えるように苦心して調整したため、
スタッフにとって開発上の思い入れの強いキャラであることが電撃のインタビューで語られている。
プロテクションスマッシュの利便性の高さもその辺りの入れ込みが反映された結果であるそうだ。)

後、CGが一枚も無かったのでそれを嘆く人が……前作のレヴィもそうだったけれども。

それを除けば割とストーリー面では優遇されており
  • プロローグではなのはと(お互い意識を全くしてないが)実質デート状態
  • ヴィヴィオとアインハルトからは「なのはの魔法の師匠」という認識を持たれており、特にアインハルトからは強力な戦闘魔導師であるという誤解をされている
  • シュテルから魔導運用について高評価を受け、(勝手に)師匠と認定された。あのシュテルから(ただしシュテル的師匠の価値観から殺されかけた)
  • ヴィヴィオの身体的特徴(紅と翠のオッドアイ)が聖王家血統の人間に表れ易い特徴と気付いたり、
    イングヴァルトと聞いて即座に古代ベルカ王族の名前と分かるなど、知識に磨きがかかっている様子をうかがわせる。
    (てかあんたがStrikerSでまともに出てたらもっと早くJS事件解決したんじゃね? レベルの知識量)

最終決戦ではアルフ共々本編には登場しなくなる。
FINAL SEQUENCE前の会話で、マリエルの「結界魔導師による空間封鎖完了」という台詞があるため、そちらに参加しているのかもしれない。
ラスボス戦で使えないという点では不遇だが、キャラ設定的に考えてユーノが積極的に他を差し置いて前線に出る理由がないため妥当だろう。



■主な使用魔法

  • 変身魔法
ユーノに淫獣の汚名を着せた代表的な魔法だが、本来はフェレットの小ささを利用して狭い所に侵入するための魔法。
遺跡発掘が生業のスクライア一族が好む魔法で、エネルギー消費を抑えたりで出来るらしい。
ちなみに動物の姿になったり、身長などを変えることは出来るが、他者への変身は法律で禁止されているらしい。
ユーノはこのフェレット形態にしか変身出来ないようだ。

発表された場が商業なのに、収録されたのがアンソロだったために、
半公式と呼ばれている長谷川光司のパロディ漫画では、エリオに小動物に変身する事でのマスコット性を語っていた。
昨今の流行はフェレットらしい。

とはいえ、ユーノ本人が変身するのは「フェレットに似た生き物」と言うべきなのか、アリサからは「本当にフェレット? なんか違う」とコメントされている。
フェレットっぽい動物扱いだったのは無印くらいで、以降は項目冒頭のセリフのように自分でもフェレットであると言い始めている。
多分次元世界のどこかに生息するフェレットなんだろう。

変身中は意識もフェレットに近づくのかOP等でなのはや美由希の頬をペロペロしている。
しかし流石に士郎や恭也にはしないようだ。都築氏曰く二人はユーノを抱き上げたりしないから、らしい。
……男性でも抱き上げたらユーノは相手を舐めるのだろうか……?


  • 結界魔法
術者が許可したり、侵入する能力持ち以外を隔絶する空間を作り出す魔法。
結界内での行動は拒絶された者たちに影響しないが、壊れた物は結界が解除された時に「壊れた物」として残る。
ちなみにそれが明言されているのはThe MOVIE 1stだけで、TV版ではただ「時間信号をずらす」と説明されていた。
どちらかといえばTV版では結界内で壊れたものが現実に影響している描写はほとんどない。

  • ラウンドガーター・エクステンド
結界魔法の一種で、防御結界を展開しその内部にいる対象の肉体と魔力を回復させる高等魔法。
高等魔法の為、「妙たえなる響き、光となれ、癒しの円のその内に、鋼の守りを与えたまえ」
という詠唱が必要になる。

  • ケイジングサークル
結界魔法の一種であり、リングで囲まれた対象の足を止める。ナハトヴァールに使った。
直接ナハトヴァールに触れていないとはいえナハトヴァールに破壊すら許さず。
なのは、ヴィータ、シグナムの攻撃の余波を受けても壊れなかった。

  • フィジカルヒール
普通の回復魔法。クロノも使ってた。

  • ハイプロテクション
強固な防御膜を形成し、攻撃から身を守る魔法。
遺跡発掘の際、落下物などから身を守るため習得したらしい。

  • サークルプロテクション
アルフの攻撃も防いだ、半球型のバリア。
後にアルフに伝授した。

  • チェーンバインド
魔力の鎖で対象を縛るバインド魔法の一つ。
Aランク以上のパワーを持った相手を複数拘束できたりする地味に強力な術。
ただし、ランクの設定が一期と二期以降で大分ちがうので、二期以降の相手に通用するかは未知数。

  • トランスポーター
転送魔法。ものを遠くに飛ばすことができる。対象の同意が必要かどうかは関係ないらしく一期ではアルフに対し結界で足止め+強制転移のコンボを行った

  • トランスポーター・ハイ
高位転送魔法の一つで、別々の場所にいる人を同時に転送出来る。

  • シュートバレット
GODにて設定されたユーノ初の純攻撃魔法で、小さな誘導弾を最大二発発射する射撃魔法。
威力、弾速共に心もとなく、遠距離攻撃というよりも「取り敢えず飛び道具あります」的な性能で収まっている辺りが何ともユーノらしい。

  • プロテクションスマッシュ
GODにて設定された攻撃魔法…と言うより攻撃手段。シールドを前面に展開してそのまま突撃する。
上記の通り「途中でバリアが破られる」「微弱ながらダメージを受ける」といったテンプレな欠点が無く、
当たれば追撃でダメージを伸ばせる上に通常ガードされた場合はユーノ側が先に動ける等、まさしく生命線と言える技。
ディバインバスターだろうが何だろうがノーダメージで防ぎつつ体当たりする姿は、某盾の獅子を連想させるとか。

  • アレスターチェーン
なのはGODで設定された技で、本作における彼のFDB。
無数の魔力の鎖(チェーンバインド)で対象を絡め取り一切の動きを封じた後、鎖が弾け飛ぶまで思いっきり引っ張る。
(ご丁寧に、引っ張る時には「ギュウゥッ」と魔法の鎖を引っ張っているとは思えない音がする)
そして鎖が弾けた後に大爆発。
FDBの威力としては最弱の部類であるが、何げに見た目のエグい技である。



■なのはファンからの扱い
設定上のあr(ry……もとい謎が多い上、無限書庫整理の陣頭に立ち(漫画版にて判明)、
その管理者となる程の高い能力を持っている事などから、それなりにファンはいる。*1

本編に比べると創作関連では出番が多い。だが詳細は省くとして、その扱いに関するトラブル等が一番多いキャラクターでもある。
(ユーノの扱いが良い悪いではなく、「きちんとしているか」が一つの指針となるほど)
方々からの扱いを反映するかのごとく、なのはの本スレではドクオの顔をあてがわれている。
また、上記指針が出る原因となったトラブルの結果もあり、異様に創作関連での使用頻度の偏りが大きい*2事になっている。

pixivでは中の人ネタの派生で変態ユーノくんなる女装好きユーノくんが誕生していたりしている。……男の娘だから違和感ねぇぞ畜生。

■余談
作品が進むにつれて冷遇され、心無い一部の人間から淫獣だ邪魔者だと悪く言われている彼だが、支えているファンの愛情は凄まじい。
その一端を垣間見れるのが2chのキャラスレで、2014年2月19日現在で148スレに突入している。
これは、作品メインの三人娘で唯一三桁に突入しているフェイトさんのスレ(125スレ)をも越える数字である。というか多分なのはキャラで一番多い。

さらに言えば全アニメ男性キャラ中でも一番であったが、最近抜かれた。しかし、それでもトップクラスである事には変わりない。
三期での出番が僅か数分、劇場版でも出番を削られ、四期では実質影も形も無い状態である事を考えると、その愛情の程がうかがえる。





追記・修正は無限書庫司書か、司書長に弟子入りしてからお願いします。

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最終更新:2024年01月18日 00:51

*1 公式展開がvividのみかつ1コマも出ていなかった時期のシリーズ全作品の人気投票で10位に食い込む(残りトップ10は全員vividに出演している)程

*2 具体的には文字媒体か絵媒体か