ガズム

登録日:2012/03/20(火) 10:18:05
更新日:2024/04/06 Sat 10:59:17
所要時間:約 4 分で読めます





スーパーロボット大戦K』の登場人物。

本作のオリジナル敵勢力「イディクス」の幹部。首魁ル=コボルの『欠片』の内でも濃度が高く、多種多様な生物の悪意の集合体。
三幹部の中ではもっともル=コボルに近い立場にあり、ル=コボルが休眠しているうちは彼がイディクスを動かしている。
よくも悪くも真摯かつ真面目な性格で、迷惑をかけてしまった相手には必ず謝罪をしてから事情を説明し、礼を言うべき時は敵であっても面と向かって礼を述べる。

アンジェリカルートだとシェルディア・ルージュの妹レム、シェルディアルートだとアンジェリカ・シャルティールの父エルリックを憑代にして登場(かなりどうでもいいがレムの場合はバンプオリ史上初のオレっ娘ボスとなる。中身は男だけど)。
しかしル=コボルとは異なり憑代の記憶はわからないため、ヒロインに言われるまで憑代がヒロインの身内であると言うことは知らなかった。

それを知ったガズムは「ならば攻撃できまい」とたかをくくったが、ヒロインは問答無用でガズムに突撃していった(もちろん反撃くらいました)。

劇中様々な(主にオーバーマン及びそれが持つオーバースキルを利用して)作戦を立案するも、主人公側に対する認識の甘さが原因で失敗する(kガリ・ユラ・アスハに「イスペイルのほうが自分達を理解していた」と言われる)。まぁ敵の策士がこちらを甘く見ているのはある意味お約束。

けっこううっかりなところがあり、ミスト・レックスとの会話中に『欠片』といった用語を口走った他、憑代に自分の記憶を残してしまった(おそらく『欠片』の吸収が中途半端だったせいでガズムの『欠片』が憑代の『欠片』に混じった)ため、敗北後、解放された憑代の口からイディクスの情報を流すことになってしまった。
……まぁヒロインの身内がガズムの憑代にされていたことを忘れていた上に、それをうっかりですませたミストさんに比べればまだかわいいほう。

また、頻繁に憑代の抵抗にあい頭痛を起こしているため、病弱なイメージが浸透している。


No.2としての責任感もあるのか、彼も仲間思いな一面を見せる。
好き放題やってたイスペイルには忠告しに行き、彼が死んだ際には彼の計画を引き継ぎ、ヴェリニーが死んだ際には自分の責任だと本当に悔やみ、やはり彼女の計画を引き継いで、幸せの時計画を阻止するためにカギ爪の男の所へ赴いた。

「これもヴェリニーの遺言でな…。お前の計画を絶対に阻止しろと言われている」

余談だがレムの姿の場合、何故かファサリナがその姿に動揺する描写がある。
相手が男だと思ったら姿が女だった事に驚いたようで、
どうやらレムの姿でも声は男らしい。

更には、ミストさんでガズムに戦闘をしかけると、

「イスペイル、ヴェリニー…お前達の無念は俺が晴らす!」

と発言するように。
ホントに悪意でできてんのかこいつら?



【ゼナディーエ】

彼の専用機。宇宙のどこかに存在する生物を模したと言われているが詳細は不明。どっちかっていうと悪魔死神のような姿。
攻撃方法も巨大な棺桶から使い魔を召喚してけしかける〜といった感じのものが多く、実にオカルトチックである。

ボディを構成する構成素材の半分以上が実体を持つ精神的物質(『欠片』)であるという特徴を持ち、その特徴から質量や大きさをある程度自由に操れる。
武装のほとんどはゼナディーエ自身が保持している精神的物質を精神生命体として再臨させ、ある種の魔術的な攻撃手段として扱うもので、これに対抗できる手段を持つ機動兵器はほとんど存在しないとされる。

『欠片』で構成されているためか憑代から引き剥がされたガズムが憑依したが、その行為は本人曰く危険らしい。

ル=コボルが乗機するグスタティオの攻撃で大量召喚されたりもする。





「なるほど、Wiki篭りが項目を追記・修正したがるわけだ…」

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最終更新:2024年04月06日 10:59