しゃべりすぎた男(古畑任三郎)

登録日 :2012/06/27(水) 16:34:06
更新日 : 2017/04/20 Thu 13:56:30
所要時間 :約 4 分で読めます




早速ですが…

これは何に見えますか?

avant14a1.jpg


コウモリ、潰れたカエル、セミの顔

人によって答えは様々です。

ちなみに私の答えは、
『交尾している牛』です。


それでは次、
これは何に見えますか?

avant14a2.jpg

『おばあさんの顔』

大抵の人はそう言います。

しかし、ここにはもう一つ別の顔が隠されています

『むこうを向いている若い御婦人』

分からない人は一生分からないでしょう

つまり私が言いたいのは、
物は見ようによって色んな形に見えるということで…





『しゃべりすぎた男』は、1996年1月10日に放送された古畑任三郎第2シリーズの第1話であり、ファンからの評価が高い作品のひとつでもある。

部下の今泉が犯人に仕立てあげられ、その無実を古畑が法廷で立証するという異色のストーリーになっており、
犯人役にお笑い芸人の 明石家さんま が起用され話題を呼んだ。

「よくしゃべる」という犯人の設定は、芸人である明石家さんまのセールスポイントを生かしたものであるのと同時に、
作中で明石家さんま演じる小清水が犯したミスにも繋がっていく。

ちなみに「法廷物」を脚本の三谷幸喜に提案したのは、明石家さんまである。





◆あらすじ
敏腕弁護士で知られる小清水潔(明石家さんま)は、先輩弁護士の娘、稲垣啓子(小高恵美)との婚約が決まり、
邪魔になった恋人の向井ひな子(秋本奈緒美)をガラスの水差しで撲殺。
たまたま現場へやってきた古畑任三郎(田村正和)の部下、今泉慎太郎(西村雅彦)を犯人に仕立てるための工作をして逃走した。
現場に残された指紋や留守番電話の録音テープが証拠となり、今泉は逮捕されてしまう。
そしてその今泉の弁護を担当することになったのは、他ならぬ真犯人の小清水なのであった…。




◆登場人物

古畑任三郎
演:田村正和
ご存知古畑警部補。
ある一言がきっかけで小清水のことを疑い始める。

小清水潔
演:明石家さんま
第1シリーズの第1話で逮捕された小石川ちなみ(中森明菜)を無罪にしたほどの敏腕法廷弁護士。
罪を着せた今泉の弁護を自ら担当し、気弱な今泉が自白するよう巧みに誘導する。
第2シーズン終了後の総集編では、「24人の犯人の中で古畑を最も手こずらせた好敵手」と評された。

今泉慎太郎
演:西村雅彦
デコが広い古畑の部下。
小清水とは同じ大学のゼミに通っていたことがあり、その縁で自分の弁護を依頼する。



この話は秀逸なプロットの他に、古畑が部下のために犯人を追い詰めるという、今までに描かれることがなかった古畑の一面を見ることができる。

普段今泉をぞんざいに扱うことが多い古畑だが、この話では今泉を「友人」と呼び、まだ確かな証拠が揃っていないのにも関わらず、
「私はあなたが殺したと思っています」 と犯人に宣戦布告するなど、並々ならぬ闘争心を見せる。

古畑が終盤の1対1の対決の前に、疑っていることを自ら犯人に伝えるのは、古畑任三郎シリーズの中でも異例の出来事である。


ちなみに、のちのファイナルシーズンに出演することになるこの作品の大ファンであるイチローも、『しゃべりすぎた男』の回が好きだと語っている。




【余談】
明石家さんまはセリフをなかなか覚えられずNGを連発してしまい、田村正和に「今度間違えたら私は帰りますよ」と言われた。
しかしその後、普段滅多にNGを出さない田村正和がNGを出してしまい、それをさんまが面白可笑しく茶化したため現場が凍りついたという逸話がある。








えー、今回の項目は、

たくさん追記・修正をする必要があるようです。

古畑任三郎でした。
   /⌒⌒ ̄ ̄\
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