ひめはじけ

登録日:2012/09/27 (木) 02:21:04
更新日:2024/01/25 Thu 05:47:41
所要時間:約 6 分で読めます





世界の憧れ“大和撫子”を生んだ日本へ
花嫁修行に行くんだよ!!

2012年10号から同年51号まで『週刊少年サンデー』に連載されていたギャグ漫画。
作者は『オニデレ』のクリスタルな洋介。また、エキストラ扱いながら、オニデレの主人公一家の幸せそうな様子もちょいちょいみれる。


【ストーリー】

リヒテンシュットン国第一王女・ロヴァリエ=リヒテンシュットン(10歳)は、教育係の二人と共に日本の高級マンションの一室に滞在する。
なぜならその目的は…ご機嫌麗しき花嫁修行!!
世界が憧れる“大和撫子”を目指して、本日も清楚に慎ましく花嫁修行に明け暮れるのです…!!!
でも時々、10歳児としての本能が昂ってしまい!!??
異国のお姫様のポップン・プリンセスコメディー、今日もはじけまくり♪
(ウェブサンデーより)


【登場人物】

○ひめ
花嫁修行の為に日本にやってきた、本作の主人公にして、北欧の小国・リヒテンシュットン国第一皇女の次期女王。
本名は『ロヴァリエ・リヒテンシュットン』だが作中ではほとんど「ひめ」と呼ばれ、自己紹介の時も自ら「ひめ」と名乗っている。
次期女王は伊達ではなく、常識人かつ女王としての素質と気品に溢れる人物。
さらに姫らしく10歳ながらにして大学を卒業し、母国語でもない日本語を流暢に喋り、茶道や華道、化粧など数々の特技をマスターするなど何気にハイスペック。

…なのだが、そこは遊びたい盛の10歳児。度々彼女の遊びたい衝動が具現化した『戯れの衝動(ウヒャッホイ)』に負けて暴走してはシュトルムにハリセンで突っ込まれる日々を送っている。


○シュトルム・ケーファー
ひめさまの教育係(仮)でリヒテンシュットン聖守護団の一員。日本人とのハーフであり、かつて日本に住んでいたこともある。どこか普通とずれたキャラの多い本作では数少ない常識人。

日本に来たばかりの頃、ひめに「自分が暴走したらハリセンでツッコンで正気に戻して欲しい」との命令を受け、それを忠実に守っている。
しかし、それが原因でノエルにはどつかれ、ルーエ団長には守護団をクビにされかけ、現国王には睨まれるという作中屈指の苦労人。
だが、それでも己の任務を放棄しない忠臣。

ノエルとは昔からの知り合いのようで、彼女の過去を色々と知っているようだ。
国王への報告も彼が担当している辺り、ノエルより信用されている様子。

こうみえて、子供時代は荒んでいて、王国を揺るがす程の野生児であり、一度も笑った事がなく、名前すらなかった等、今とは逆ベクトルの苦労人であり、興味深い過去を持つ…が、その回で花嫁姿にさせられ、心と回想話の流れを折られた。

何気に守護団屈指の戦闘能力の持ち主。


○ノエル・コッホ
ひめさまの教育係(仮)でリヒテンシュットン聖守護団の一員。ムチムチプリンな女性。

ひめの事を溺愛しており、彼女のためならどんな無理難題でもこなそうとする(例:裸ジャケット、小四のフリをして小学校に通学)。「姫様からいただいたものなら砂でも美味しく頂ける」とは本人の弁。

…しかし周りからは無理をしているのが見え見えであり、彼女に対する気遣いがひめの疲れの原因の一つになっている事には気付いていない。

シュトルムに対しては尊大な態度を取り、彼に自分を呼ぶときは「ノエルさん」と呼ぶように命じたり、彼がひめに突っ込んだ時には彼女も彼をどつく事で心の安定を図っているが、実はシュトルムよりも年下。
シュトルムが言うには、昔はもっと引っ込み思案で大人しい性格をしていたようだ。
シュトルムの少年時代の回想にも登場している。

ちなみに苦手なものは鳥と納豆

花嫁姿の執事三人衆からはエロけつと呼ばれた。


○ヘキサ
ひめが呼び出した怪鳥で、なんやかんやのうちにひめの家に居着き彼女のペットになる。
白鳥に髪の毛の生えたような見た目をしており、結構大型で背中にひめを乗せる事も可能。

名前の由来は「常識では測れないいびつな存在」という意味の言葉である「Hexe」らしい。

いつの間にかハリセンを常備するようになりシュトゥルム不在時にひめへのツッコミを担当するようになった。


○鳴宮うさき
ひめの日本に来てからの最初の友達。ショートカットの眼鏡っ子。
真面目で礼儀正しいいい子だが、常にマイペースでどこかずれた性格をしている。

そのほんわか性格とは反してずば抜けた身体能力の持ち主であり、ひめやカンナが追い付けない瞬脚と、シュトルム愛用のハリセンを一振りで再起不能にする豪腕、飛んでいる多数のを素手で捕まえ、一瞬で大きな袋につめる瞬発力の持ち主。

ひめの事を芸人と勘違いしており、シュトルムの事を『シュトルムにいやん』と呼び彼のツッコミを目標にしている。

わりと間違えやすいが名前は『うさ』ではなく『うさ』。


○大和撫子
黒髪のロングと両目の下の泣き黒子が特徴の少女。
ひめの思い描いていた大和撫子を具現化したような少女であり、彼女からは大和撫子の師匠と一方的に慕われている。
普段はひめの事をウザがっているが、いなければそれはそれで寂しいツンデレ

名前が『なでしこ』ではなく『なでこ』であることにコンプレックスを抱いていたが、ひめの一言で緩和。
それ以来彼女の事を認めるようになる。

ひめはじめ隊の中では唯一の常識人であり、度々暴走したひめやカンナに突っ込みをいれている。シュトルム曰く「真っ直ぐなツッコミをする子」。
基本的にひめやカンナには厳しく、うさきには甘い。


○水橋カンナ
KANさん。
ひめの住むマンションの管理会社の社長令嬢。どや顔が基本。
ひめとは性格的に相性が良く(特に暴走時)、よく彼女と悪ふざけをしては撫子に怒られている。

その相性の良さからひめからも「相棒(バディ)」と呼ばれている。

ちなみに初登場時はスーパーのスイカ(売り物)でスイカ割りをしようとするというとんでもないものだった(当然後で店長にこっぴどく怒られた)。


○クロマ=クマ
ひめの住むマンションの地下666階に住む、『世界の「真の黒幕」』『地球(ほし)の王子』を自称する少年。通称「歩くご都合主義」。
熊の着ぐるみを着込んだダンディな五歳児。

ひめのまろ気味な眉を気に入り彼女に求婚するようになる。

何かと謎の多い人物だが、実はひめが通っている小学校の学園長でもある(「学校なら校長だろ」とツッコんではいけない)。



追記・修正は戯れの衝動(ウヒャッホイ)に打ち勝ってからお願いします。

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最終更新:2024年01月25日 05:47