赤龍王

登録日:2011/06/10(金) 01:55:46
更新日:2021/03/30 Tue 18:32:23
所要時間:約 2 分で読めます




赤龍王は、かつて週刊少年ジャンプにて連載されていた歴史スペクタクル漫画。作者は本宮ひろ志。単行本は全九巻。
サン電子の手によりゲーム化もされた。
天地を喰らうと同じく古代中国が舞台だが、此方はほぼ史実に近い内容となっている。
因みに天地を喰らうが三国時代が舞台なのに対し、此方は泰末期~楚漢戦争終結が舞台となっている。

◇あらすじ

時は、泰末期の中国。百姓の家系に生まれた青年・劉邦はロクに家の手伝いもせず、遊びほうけていた。
しかし、やる時はやる為、人望が全く無いワケでは無い。小さいながらも劉邦党を結成し、項羽軍に対抗するのであった…。

◇物語の展開

劉邦がひょんな事から党を結成。
そしてメキメキと腕をあげ、項羽軍に立ち向かう。やがて楚漢戦争に突入する。
劉邦と項羽は互いに良い闘いを見せつけるが…。

◇登場キャラ

劉邦
主人公。
百姓の家系に生まれ、家の手伝いよりも遊ぶ事の方が大好きな楽天家。
しかし、やる時はやる漢。
後に劉邦党を結成し、項羽軍に立ち向かう。
股に72もの黒子を持つ。
オリジナル要素として、一時期は虞美人を妻に迎えていた。
しかし最終回では良い所を項羽に取られてしまう。
というか後半では明らかに項羽が主人公になってる上に、顔がどんどん小悪党顔になっていくという酷い扱いをされている。

▽虞美人
その名の通り、かなりの美人。
始皇帝の居る宮殿に向かう途中、劉邦と出会い、一時期は彼の妻となる。

▽韓信
漢軍のメンバーの一人で、ちょっぴり陰の有る男。

始皇帝
中国で初めて皇帝を名乗った男。
虞美人を妻に迎える。

項羽
劉邦の永遠のライバル。もう一人の主人公と言っても過言では無い。というか後半は完全に主人公。
楚の出身で将軍・項燕の孫。かなりの長身の剣豪。
劉邦とはライバル関係を築いて行くが、最期は刀で自腹をかっ捌いて死亡。
その死に顔は笑っている様だった。
なお、彼の切腹シーンには、漢建国後の漢軍崩壊を示す文が書かれていた。
この様に最終回ではおいしい所を持って行った為、真の主人公は彼なのかも知れない。
後半からは顔がどんどん美形になっていく。劉邦と比較するとやっぱり主人公。

▽宋義
泰に対抗する楚に所属していたが、項羽に斬り殺されてしまった。
尚、週刊少年ジャンプでは彼が項羽に斬り殺されてしまった所で終了。
後にスーパージャンプに移籍し、続編が書かれた。


「我は項羽。追記・修正するのだ…!」

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最終更新:2021年03月30日 18:32