登録日:2011/03/13 Sun 23:22:56
更新日:2023/12/31 Sun 23:09:38
所要時間:約 4 分で読めます
友達100人できるかなは月刊アフタヌーンにて2011年4月号まで連載されていた
漫画。作者はとよ田みのる。
単行本は全五巻が発売されている。
●あらすじ
2009年、直行は病院へ出産を間近に控えた妻の下へ行くが、
病室で謎の
宇宙人と遭遇し、
地球が宇宙人に侵攻される直前であることを告げられる。
宇宙人は侵攻を止めるには愛の存在を立証すること、そしてそれを証明する査定調査の個体(サンプル)として直行が選ばれたという。
直行は世界を救うために宇宙人に着いて行くが着いた先は1980年だった……。
1980年で再び小学生となった直行は
小学校卒業までに愛の存在を立証するテスト、すなわち友達を100人作ることに成功して世界を救うことが出来るのか。
●用語
2009年の一月に突然地球に侵攻しに来た。
擬態をする能力や並外れた力を持つ。
全身に薄い膜が張られており自分が許可するものだけが膜を通って触れることが出来る。
宇宙人に地球に愛の存在を立証するサンプルに選ばれて1980年に来た人物のこと。
全員
パラレルワールドの2009年から来ており各々の世界とは無関係である。
再来者のテストを監視する宇宙人のこと。
宇宙人だが基本的には敵でも味方でもない中立な立場である。
●登場人物
「ちょっと地球を救ってくるね」
主人公で36歳の小学校教師。
さくらに精神を操作され、軽いノリで地球を救うために1980年にやって来た。
小学生の姿でも大人の発言をするため人に引かれたり「お前も小学生(子供)だろ」とツッコミを入れられたりすることもしばしば。
少々気付くポイントがおかしいところがある。
職業柄、クラスで問題を抱える人間がいると放っておけないタイプ。
「出来ナかったラ人類滅亡」
宇宙人で直行の監視役。
大抵は小学生の女の子に擬態し、直行のクラスメートとして監視しているが直行が一度2009年に戻った時はナースに擬態していた。
またうっかりして擬態をし忘れたこともある。
監視者という中立的立場であるが直行のピンチを多々救っている。
さくら餅と駄菓子屋の玩具と少女漫画が好き。
名前は直行の家で食べた道明寺さくら餅から取っており本名は不明。
人の精神や記憶を操作する色々とヤバい電波を発してそうなリモコンを常時所持している。
「愛とは計算の外にあるものだと私は思います」
直行とは別の2009年から来た再来者。
2009年では37歳の小学校教師であり一人の娘がいるシングルマザーである。
自分でも認めるかたくななタイプで人付き合いが下手。
ドライかつ個人主義的だが娘のカホを溺愛している。
作者曰く女王の教室の阿久津真矢のイメージが入っているらしい。
「ヒカルちゃんって呼んでね」
宇宙人でユカリの監視役。
普段は成人女性に擬態し、ユカリのクラスの担任としてユカリを監視している。
地球でのフルネームは笹山ヒカルだが本人はヒカルちゃんと呼んで欲しいらしく、
ヒカルちゃんと呼ぶと言うことを聞いてくれる他、単行本の友達ファイルでもフルネームの方が隅に載っている。
非常に飄々としており何を考えているか分からない節がある。
甘い物や地球の自然が好き。
ユカリは彼女と友達になるのに長い時間をかけたが実は一番簡単に友達になれる人物。
「この世界じゃ俺はお客様だったのさ」
直行やユカリとは違う2009年から来た再来者。
2009年では無職の36歳。
江戸っ子な性格をしており非常に短期間で99人の友達を作ったが、現在に戻っても何も無いため1980年に残ろうとしていた。
最後に直行と友達になりテストを終了させ2009年に帰っていった。
●テストのルール
- 友達成立後一ヶ月以内に次のセットをしないと試験続行の意思無しと見なし試験は強制終了される
- 自分もしくは相手の信愛度がゼロになった場合テストは早期終了となり人類滅亡が決定する
追記・修正は友達を100人作って人類を救ってからお願いします。
- アニヲタ時代にこの記事で興味出て読んだら面白かった -- 名無しさん (2013-10-21 13:32:22)
- 友達100人。何て恐ろしいタイトル。 -- 名無しさん (2014-08-30 10:09:52)
- 面白かっただけに急な終わり方は残念だったな。あれも一種の打ち切りなんだろうけど -- 名無しさん (2020-03-18 21:59:55)
最終更新:2023年12月31日 23:09