鬼武者3

登録日 :2012/10/01(月) 00:31:24
更新日 : 2016/12/22 Thu 21:03:49
所要時間 :約 5 分で読めます





『鬼武者3(おにむしゃスリー)』は、2004年2月26日にカプコンより発売されたプレイステーション2用ソフト。
後にPC版も発売された。

肖像権等の問題で左馬介のビジュアル等が異なるが、本作をモチーフにしたパチスロも発売された。


[ゲーム概要]
鬼武者シリーズ第三作目。
『新鬼武者』の製作が決定するまでは、本作は鬼武者シリーズの完結編という位置付けだった。

主人公は前作の柳生十兵衛から再び明智左馬介になったが、本作では更にもう一人の主人公として「ジャック・ブラン」が登場。
ジャックのCGモデルとフランス語パートの声の担当はフランスの俳優であるジャン・レノ氏。

左馬介は引き続き金城武氏が担当しているが、一作目に比べ演技が上達しており、棒読みと呼ばれる事は少ない。

今作では天正10年(1582年)と2004年のフランス・パリが舞台であり、左馬介は現代で、ジャックは戦国時代でそれぞれ幻魔の野望を打ち砕く為に戦う。


[ゲームシステム]
大まかなシステムはこれまでと同様だが、今作からアナログスティックでも操作可能になった。
また、前作までは一定量の紫魂を吸収したら強制的に「鬼武者変身」が発動したが、今作では魂が溜まっても自動発動はせずに任意で発動タイミングを選べるようになった。

ゲームエンジンの強化により、同じフィールドに今まで以上に大量の幻魔が出現するようになった。
特に、ジャック編のとあるステージでは無双シリーズさながらに大量に現れる刀足軽を一刀両断出来る。


[登場キャラクター]
カッコ内は担当声優。

  • 主人公側
明智左馬介秀満(金城武)
シリーズではお馴染みの鬼武者。47歳。
ガルガントとの勝負後(OPムービーでの戦い)、本能寺の変で信長を追い詰めるが近習頭の森蘭丸を倒した直後に「時のねじれ」により2004年のパリに飛ばされてしまう。
本作での左馬介は40代後半だが、鬼の力のお陰で若々しさを保っているようだ。

プレイヤーが操作する左馬介は現代に飛ばされた左馬介だが、ジャック編には「時のねじれ」に巻き込まれる前(更に言うとガルガントとの決戦以前)の左馬介が登場する。
こちらの容姿は一作目に近い。


ジャック・ブラン(ジャン・レノ、日本語声:菅生隆之)
フランス対外安全保障総管理局(DGSE)第29SA所属。36歳。
パリに突然現れた幻魔を征伐中に「時のねじれ」で同僚のフィリップと共に戦国時代の日本に飛ばされる。
ここで鬼の一族に出会い、鬼の力を手に入れ幻魔征伐をする事に。
サポーターとして就いたカラス天狗の阿児のお陰で日本語が分かるようになる。



阿児(南央美)
カラス天狗。_後の阿倫
大きさは人の肩に乗れる位小さい。
役割は主にタイムスリップと通訳。


ミシェル・オベール(浅川悠)
フランス陸軍中尉。28歳。
現代に飛ばされた左馬介を初めは怪しむが、後に協力者になる。
ジャックの婚約者。


アンリ・ブラン(矢島晶子)
ジャックの一人息子。10歳。
彼の母親(ジャックの前妻)は交通事故で亡くなっており、この事故の責任を感じている。
コンピューターが得意。


フィリップ
ジャックの同僚で親友。
幻魔の征伐中に重傷、そのままジャックと共に戦国時代の比叡山に飛ばされる。
最期はジャックに見届けられ、「死ぬときは妻と娘の前と決めていたのに…」という言葉を遺し息を引き取った。


明智光秀(若本規夫)
左馬介の叔父。
織田家家臣であるが、左馬介と密かに連絡をとり信長討伐を狙う。
…が、史実とは違い本作では光秀の謀反は信長達には既に知られていた。
中の人は後に別世界の信長になった。



  • 織田家、幻魔側
織田信長(大塚明夫)
幻魔王。49歳。
前作で十兵衛に敗れたが復活。
因縁の相手である左馬介と再び対峙する。


森蘭丸(鈴木正和)
織田家近習頭。16歳。
本能寺の変で左馬介と対峙するが、あっさり敗北。
直後に時のねじれにより左馬介と共に2004年のパリへ飛ばされる。
先にこちらへ来ていたギルデンスタンにより幻魔へ改造され復活し左馬介を付け狙う。
ジャック編にも本能寺の変以前の蘭丸が登場。


本多平八郎忠勝(玄田哲章)
織田家と同盟関係にある徳川家の家臣。24歳。
主君の同盟には逆らえず渋々織田家側についているようだが…


ギルデンスタン(大木民夫)
幻魔の科学者。
相変わらずくっだらねぇ化け物を作って遊んでいる。
時のねじれの研究中に2004年のパリに飛ばされるが、その事について気に病む事はなく、現地の指揮官として動いている。
「時のねじれ装置」を完成させて信長を現代に呼ぼうとしている。



ベガドンナ(幸田直子)
高等幻魔。
本作の紅一点にして信長の自称妻。
立場的にはこれまでの藤吉郎(秀吉)のポジションに近く、現地で指揮をとったりしている。


ガルガント(遠藤憲一)
OPムービーに登場した高等幻魔。
彼の台詞から、左馬介とはゲーム本編以前に面識があったようだ。
幻魔界最高の剣士とはライバル関係だったらしい。
OPムービーで左馬介に敗れ死亡したが、ジャックがタイムスリップした時は左馬介との決戦以前であり、左馬介との決戦は「無かったこと」になり死亡もしていない。
因みに、戦闘した日は本能寺の変の当日で、左馬介がボロボロで本能寺に着いたのはこの為。


羽柴秀吉→豊臣秀吉(大川透)
前作までは木下藤吉郎を名乗っていた。
本作では中国へ出向いておりラストにのみ登場。



  • その他
みのおやじ(浜田賢二)
相変わらずみの虫のようにぶら下がっているオヤジ。
今作では国や過去未来問わず至る所に現れ、魔空空間へ勧誘してくる。
一作目に比べ気の抜けたような喋り方になった。


[その他]
ゲーム内で登場する架空の動物園『ブローニュ動物園』の研究室手前の部屋に、2までのシリーズに登場した幻魔の絵と像がある。

  • 『1』の幻魔
フォーティンブラス、オズリック、ヘキュバ、ボルチマンド、手長、レナルード、マーセラス(これのみ像)

  • 『2』の幻魔
ギンガム・ファッツ、ゴザレス


これ以外にも鬼玄武の模型等、これまでのシリーズを思い出させる小ネタがいくつかある。



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