ドラゴンボール改

登録日 :2011/04/19(火) 16:15:20
更新日 : 2017/08/09 Wed 13:36:57
所要時間 :約 8 分で読めます




ドラゴンボール改とは2009年4月~2011年3月にサイヤ人編からセル編まで、2014年4月よりブウ編が放送されるドラゴンボールZの再編集アニメである。

◆主な変更点
画質、画面サイズ、音声などを最新技術でリメイク
全ての台詞を再度アフレコ
現在の放送規制に合わせての一部台詞やシーンの修正
BGM及び主題歌の一新
一部キャストの変更
アニメオリジナルストーリーなどの大幅カット


特に大幅カットはドラゴンボールZ及びジャンプアニメお得意の引き伸ばしがない(終盤は少しあったが気にならないレベル)。
次回予告も本放送時は悟空の話に悟飯の一言だったのに対し改はその回の重要キャラが声をあてている。
セル役の若本規夫氏の悪乗りや無駄に熱い17号役の中原茂の演技がポイント。

以上の変更を施し毎週日曜日朝9時から放送していた。
9時半からはONE PIECEの放送があり、その間に声優が同じであるクリリンとルフィの掛け合いなんかもあった。


◆ストーリーについて
第一期放送時、元が『ドラゴンボールZ』であるため開始はサイヤ人編から多くの視聴者が魔人ブウ編まで放送することを期待したが、人造人間編までの放送となった。
(仮に魔人ブウまでやると番組改編期ではない時期に放送終了する恐れがあった)

当初の予定では原作35巻ラストのトランクス(青年期)が未来に帰りセルを倒す話で終了するはずだったが、
2011年3月11日に発生した東日本大震災により番組が1話休止となり新番組トリコを予定通りの放送開始日にしたため、
ドラゴンボールの願いを叶えトランクスが未来に帰ったところで物語は終了した。未公開エピソードもDVDには収録されている。
しかし実は海外での放送において、人造人間編終了後もそのまま放送が続行されており、ブウ編が続けて放送された。
そして海外版DVDに日本語音声を収録する都合上、キャストによる音声収録もやや期間をあけたものの2012年の秋から再開されていた。
その後、トリコ終了後の後番組としてブウ編の放送が開始されている。
かつてのアニメデジモンシリーズに似ている気がするが気にしてはいけない。

前述の通りオリジナルストーリーはカットされたため、あの世での悟空の修行や悟飯とピッコロの修行が大幅カットされた。
ファンの間で神回と言われる悟空とピッコロの免許取得の回やガーリックJr戦、パイクーハン戦もなかった。
但し、構成の都合上カットが困難な場面はそのままとなっており、特にブウ編ではそれが顕著となっている。


◆キャストについて
悟空やベジータらメインキャラは本放送時と同じキャスト。
天津飯やデンデ(少年期)など既に演じた声優が他界している場合は代役を起用する方針だった。

天津飯の代役はグリリバこと緑川光氏。
デンデの代役はまさかの平野綾となった。

しかし、ナメック星編までは一部のキャラを除きナッパ役の飯塚昭三氏やザーボン役の速水奨氏等、現在も活動をされているのにも関わらずキャスティングが変更されている。
(これはファンの間で多くの批判や議論に及んだ)

主な例
ナッパがユニバァァァァスと叫ぶ人
バータがマサヤング
ギニューが世界三大兄貴の1人と同じ
などなど。

真面目に酷い演技なのがリクーム。他の声優に関しては肯定的でもこれだけは許せないというファンも一部……。

人造人間編以降は、このような大胆なキャスト変更はなく、概ね本放送時と同じ声優が起用された。

近年のゲームや劇場版では基本的に本作に準拠したキャストとなっている。
(データカードダス『ドラゴンボールヒーローズ』に関しては『Z』以前のライブラリ音声を使用しているキャラクターも存在する)

そして、セル(第1形態)の若本の演技は多くの視聴者の腹筋を崩壊させた。
お前らがギャグ役ばかり期待させるから…

また、人造人間編開始前後にサタン・牛魔王役の郷里大輔氏が急逝、神様役の青野武氏の病気降板(後に逝去)等、
高齢の方が多い為やむをえないとはいえ、キャスト関連の不幸なアクシデントがやや目立ってしまった。

また2014年放送のブウ編では主要キャラのビーデルの声優が皆口裕子女史から柿沼紫乃女史に変更されており、多くのファンを驚かせたが、
これは上述の通り、ブウ編の収録が2012年の秋ごろから始まった事により、皆口の海外留学に伴う一時休業と収録期間が重なってしまったことによるものである。
皆口本人もこの件についてはブログにてコメントされている。
なお、皆口のもう一つの持ち役であるパンの声も、柿沼が代役として起用されていた。

一方でブウ編の収録時期が早かった事によるサプライズ的なキャスティングもあり、2014年1月に惜しくも逝去した永井一郎氏(カリン役)や、声優業から実質的に引退状態である辻村真人氏(大界王神役)の出演も話題となった。


◆BGMの変更そして、盗作騒動
BGMも全て山本健司氏作曲の新しいものに取り直したのだがこれは放送開始直後からファンの間では否の意見が多かった。

しかし、放送2年目を迎えた頃から各種掲示板においてアバターなどのBGMのキーを変えただけと言われるBGM盗作疑惑が発生。

関係者も最初は否定しこの件は流れたかのように見えたが放送終了直前に疑惑が再浮上し関係者が公式ホームページにて盗作を認めた。

これにより、震災による放送が再開された後のエピソード及び再放送版のBGMは本放送と同じとなった(ファンからはこっちで良かったという声多数)。

さらに、放送開始が遅れていた海外ではBGMの再編集により放送が一時休止になる一大騒動となった。
今後発売されるDVDなども同様の処置がとられている。

ブウ編では住友紀人氏が担当されている。


◆主題歌

OP(サイヤ人編~セル編)「Dragon Soul」
歌…谷本貴義

OP(ブウ編)「空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go」
歌…谷本貴義

ED(サイヤ人編~フリーザ編)「Yeah! Break! Care! Break!(ヤブレカブレ)」
歌…谷本貴義

ED(人造人間編)
「心の羽根」
歌…チームドラゴン from AKB48

ED(魔人ブウ編)
「拝啓ツラツストラ」
歌…グッドモーニングアメリカ

OPはこれまでDBソングを多く歌ってきた影山ヒロノブ氏によるものではないが、いずれも良曲であり、
放送を重ねるに連れて慣れて行くファンも多かったドッカン!ドッカン!だった



◆ゲーム版に関して
ドラゴンボール改と銘打ったゲームソフトはいくつかあるが何故かストーリーがピッコロとの戦いを描いた第23回天下一武道回編からだったり、
魔人ブウ編まで収録されていたものまである。ブロリーが隠しキャラとして登場する作品まであるほど。

ぶっちゃけ、ドラゴンボールと銘打っておけば良いとは口にしてはいけない。
まぁ、ドラゴンボールZと言いつつ無印やGTの内容まで入ってるゲームなんていくらでもあったしな!




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